LA発!海外ドラマ最新情報

ロサンゼルス在住ライターが現地から最新ニュースをレポート

Vol.316 ヴィンセント・ドノフリオ、西部劇を監督することに

LOCI_yr10_TV_xolumn250_0831.jpgLAW & ORDER: 犯罪心理捜査班」のロバート・ゴーレン刑事として知られるヴィンセント・ドノフリオが、ビリー・ザ・キッドを主人公にした西部劇『The Kid』を監督することになり、現在、製作準備が進められている。

ビリー・ザ・キッドは、1859年生まれ。10代はじめの頃に初めて人を殺し、21歳で死ぬ短い生涯の間に21人の人を殺したと言われているが、後年、小説や映画で弱きを助け強きをくじく義賊として描かれたため、英雄視されているアウトローである。ドノフリオが監督する『The Kid』は、自分の家族を助けてくれるよう頼むためビリー・ザ・キッドを訪ねる少年の視点からストーリーが語られているとのこと。ビリー・ザ・キッド役には、『クロニクル』や『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーンがキャストされ、『ビフォア・ミッドナイト』や『マグニフィセント・セブン』のイーサン・ホークが共演。ドノフリオ自身も出演することになっている。

ドノフリオは、2005年、『エド・ウッド』で演じたオーソン・ウェルズを再び演じた短編映画『Five Minutes, Mr. Wells』で監督デビュー。2010年には低予算ホラー映画『Don't Go in the Woods』で長編劇映画監督デビューを果たしている。


 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2017/08/31】

Vol.315 ジョニー・ガレッキ、「Roseanne」の復活番組への出演交渉中

BigBangTheory_yr9_column250_0816.jpg人気シットコム「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のレナードことジョニー・ガレッキが、出世作「Roseanne(原題)」の復活番組への出演の交渉に入っている。

「Roseanne」は1988年から1997年にかけてネットワーク局のABCで放映された番組で、ロザンヌ・バー演じるロザンヌとジョン・グッドマン演じるダンのコナー夫妻の一家を中心として話が展開するシットコム。ジョニーは、コナー夫妻の次女ダーリーン(「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」で実験物理学者のレスリー・ウィンクルを演じたサラ・ギルバート)のボーイフレンド、デヴィッドとして、1992年から番組が終了する1997年までレギュラー出演した。

復活版「Roseanne」は8話構成になっており、今年の10月に番組参加視聴者の前でライブ収録される予定。バーとグッドマン、ギルバート、ローリー・メトカフ(「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のシェルドンの母親メアリー)ら主要キャストは既に出演が決定しており、ガレッキも何話かへの出演が予想されているが、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」にも変わらずレギュラー出演しているため、他の出演者よりも出番は少なくなるだろうとみられている。


 

 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2017/08/16】

Vol.314 ルーシー・リュー、スーパーヒーロー・ドラマの監督を務めることに

Elementary_yr3_column250_0725.jpgエレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のジョーン・ワトソンことルーシー・リューが、ネットフリックスのスーパーヒーロー・ドラマ「Marvel ルーク・ケイジ」シーズン2の第1話の監督を務めることになった。

ルーシーは、「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のシーズン2以降、各シーズン1話ずつ、計4話のエピソードを監督した経験があるが、このニュースを報じるサイト、インディワイヤーは、「Marvel ルーク・ケイジ」の監督を任されたことはいくつかの点で重要な意義があると指摘している。

まず、女性であるルーシーがスーパーヒーロー・ドラマの監督に起用された点。近年、アメリカのテレビドラマでは女性監督の起用が増えてはいるが、男っぽさが売りの「Marvel ルーク・ケイジ」のシーズン1のエピソードはすべて男性監督が担当。それゆえ、シーズン2の最初のエピソードを女性が監督する意義は大きい。ルーシーは有名な女優であるゆえ、視聴者の関心を惹くことが期待できる点もプラスである。

次に、ルーシーはアジア系でもあるという事。ここ数年、白人男性優先のハリウッドを批判する動きが強くなっており、アカデミー賞を授与する映画芸術科学協会では非白人や女性会員を増やそうとする努力が進められているが、その一方で、先日、「HAWAII FIVE-0」で主要登場人物を演じていたアジア系俳優のダニエル・デイ・キムとグレイス・パークが、共演者の白人スターとの給与格差を不満として役を降板するニュースが報道されて話題になった。そのような状況で、アジア系のルーシーがアメリカン・コミックのスーパーヒーローを描くドラマで監督を務めることは、マイノリティの業界人たちにとって大きな励みになるはず。

もちろん、アジア系の女優だからというだけでルーシーが「Marvel ルーク・ケイジ」のシーズン2をスタートさせる監督に選ばれたわけではない。ルーシーは、コラージュや絵画、写真で個展を開いた経験もあるヴィジュアル・アーティストで、コミックブックの世界をドラマ化した「Marvel ルーク・ケイジ」の演出でもアーティストとしての目が活かされることは間違いなしだろう。アクション・シーン演出についても、20代からフィリピン武術を習い、「キル・ビル」出演の際には立ち回りの特訓を受けた経験が役に立つはず。

ヴィクトリア朝時代の英国人男性として創造されたジョン・ワトソンを現代のニューヨーカー女性、ジョーン・ワトソンに変身させて大成功を収めたルーシーだけに、白人男性優勢の監督の仕事でも成功を収めていくことが大いに期待されている。

 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2017/07/25】

Vol.313 ブライアン・クランストン、ベルリン国際映画祭で生涯業績賞を授与される

AMC-Breaking Bad-5_column250_0711.jpgブレイキング・バッド」のウォルター・ホワイト役で知られるブライアン・クランストンが、6月23日、ミュンヘン国際映画祭にて、生涯業績賞に当たるシネメリット・アワードを授与された。

クランストンにシネメリット・アワードを手渡したのは、クラシック音楽の重鎮でバイエルン国立歌劇場の音楽総監督を務めたこともあるピーター・ジョナス。クランストンに賞を渡す際のスピーチでは、自分が「ブレイキング・バッド」の大ファンであることを熱心に語り、最後には身につけていたジャケットの前を開けて下に着ていた「ブレイキング・バッド」のハイゼンベルグ姿のウォルターをあしらったTシャツまで披露した。

授賞式の後には、今年の5月にアメリカで公開されたクランストンの出演作「Wakefield」が上映されたが、同作の監督ロビン・スウィコードも「もしドイツの視聴者が『ブレイキング・バッド』を受け容れてくれなかったら、『Wakesfield』も『トランボ ハリウッドにもっとも嫌われた男』も製作されたかどうか怪しいものです。皆さんがブライアン・クランストンを国際的に有名にしてくれたし、国際的な映画市場がアメリカの独立プロ作品の機動力になってくれるのです」とスピーチして、「ブレイキング・バッド」の国際的ヒットが果たした役割の重要さを強調した。

クランストン本人は、授賞式前のハリウッド・レポーターとのインタビューで、俳優という仕事をして生活していけるのはとても幸運だと感じ、こんなに成功して有名になるなどとは夢にも思わなかったと語ったが、同時にA級スターの仲間入りをしたという実感もあるようで「自分の顔が他人の尻に刺青されているのを見たら、スターになった実感も湧くというものだよね」とジョークを飛ばしたそうである。


 

 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2017/07/11】

Vol.312 ルーシー・リュー、映画出演最新作

Elementary_yr3_column250_0630.jpgエレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」でジョーン・ワトソンを演じているルーシー・リューが、『Set It Up(原題)』というコメディ映画に出演することになった。

『Set It Up』の主人公は、薄給で過労な仕事と自分たちをこき使うボスたちにウンザリしているアシスタントのハーパー(「SCORPION/スコーピオン」でペイジの母親役に扮しているリー・トンプソンの実娘ゾーイ・ドイッチ)とチャーリー(「スクリーム・クィーンズ」のグレン・パウエル)。お互いの境遇に同情し合った2人は、自分たちのボスに恋人でも出来れば少しは仕事が減るのではないかと思い、自分たちのボスが恋に落ちるよう画策する。2人の企みは成功を収めるが、ボスたちが恋に落ちた結果、予期しない事態になって……。

ルーシーが演じるのは、単刀直入で威嚇的なところのある花形スポーツ・レポーターで、タイ・ディグス(「プライベート・プラクティス」)と恋に落ちるよう仕向けられる女性ボス役。「エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」では、対人関係能力ゼロのホームズを補う人情派のワトソンを演じているルーシーだが、女優としてブレイクを果たした「アリー my Love」のリン役はキツい性格のキャリア・ウーマンだったので、久しぶりに“どう猛キャラ”を演じるルーシーが見られそうで楽しみである。

ルーシーには他に、ジェームズ・フランコ主演・監督の新作『Future World(原題)』の公開が控えている。



 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2017/06/30】

Vol.311 ロケハン係が語る「MACGYVER/マクガイバー」ロケ撮影裏話

MacGyver_yr1_column250_0531.jpg本国アメリカでは去年の9月に放映開始された人気アクション・ドラマ「MACGYVER/マクガイバー」は、ロサンゼルスが物語の舞台になっているのだが、実は第1話を除いて全てジョージア州で撮影収録されている。

例えば、マクガイバーの自宅は州都アトランタの高級住宅街バックヘッドの実際の家が使われているし、アトランタに在るポルシェ・エクスペリエンス・センターのモダンなビルが、マクガイバーの勤務するアメリカ合衆国政府の秘密組織フェニックス財団本部として登場する。ただし、このビルは空港の飛行経路上にあって、台詞を録音するには騒音があり過ぎるので外観のショットに使うのみで、内部のショットは、アトランタの中心部から3kmほど離れた所に在る撮影スタジオ、メイリング・アヴェニュー・ステージワークス内で撮影されているとのこと。

マクガイバーや相棒のジャック・ダルトンが活躍する行動範囲は、ロサンゼルス内にとどまらず、全米各地や海外にまで及ぶが、アトランタ内でそのような場所を探し出すロケハンを担当するのは、その道25年以上の経験を持つベテラン・ロケーション・スカウトのマック・ゴードン。ゴードン曰く、ロケハンで苦労するのは撮影で壊しても構わない建物を探すことだと言う。「すぐ前で爆発が起きたり、マシンガンで撃たれたり、割れても安全なガラス窓を取り付けたりする事が自由にできる物件を探さなくではいけない事が多いからね。」そのような例では、テキサスの刑務所に生まれ変わった廃屋の郡刑務所や、ラトヴィアのアメリカ大使館として使われた米軍の元管理事務所棟などがある。上海で監視の対象になるという設定の場所には、アトランタに在るジョージア州立大学のロビーが、カザフスタンでのヘリコプターでの救出作戦の場にはアトランタの駐車施設が、それぞれ選ばれた。探すのが最も難しかったのは、ワゴン車に積まれた爆弾が爆発するシーンの舞台になったアムステルダムに代わる場所だったそうで、前述のゴードンは「アトランタにはアムステルダムに見える場所はあまり無いんだよ。アトランタの郊外のマリエッタという街で見つけた広場だったら何とかなると思って、美術係にヨーロッパっぽく見える看板やキオスクで飾り付けしてもらったうえ、特殊効果係がポストプロダクションで運河を描き込んで完成させた。でも、あれは皆にとってなかなか大変な仕事だった」と振り返る。

ジョージア州で撮影する映画やテレビドラマが多くなっている背景には、何といっても映画・テレビのプロダクションに対する税制上の優遇措置の魅力が大きいようだが、50km圏内で山もビーチもあるロサンゼルスのような多様性あるロケーションには恵まれていないのが悩み。ゴードンによると「美しい森や街の風景などはあるけれど、アフガニスタンの”ふり”をする場所を見つけるのは難しい。そういう事情を脚本家たちもよく承知していて、アトランタで撮影可能な内容のエピソードを考えてくれるんだ。ビーチや高い山が登場する設定は避けるとかね。魔術のようにそういうシーンを創り出すことも可能だが、魔術は高くつくんだよ!」とのこと。

 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2017/05/31】

Vol.310 メーガン・ブーン、「ブラックリスト」シーズン4の今後と子育てについて語る

blacklist_yr4_column250_0517.jpg人気ドラマ「ブラックリスト」のシーズン4は、本国アメリカでは2月下旬から4月下旬にかけて約2ヶ月間の”春休み”があって、大いにファンをじらせていたが、エリザベス・キーン役のメーガン・ブーンが、残る7話がいかにエキサイティングな展開になっているかを語った。

アメリカでは、4月20日、シーズン4の第16話「デンべ・ズマ」で放映が再開された「ブラックリスト」だが、放映再開に際して3月にニューヨークで開かれたミッドシーズン・プレミアのレッドカーペットでインタビューされたメーガンは、その前の第15話「薬剤師」でレディントンが殺されかけた毒を盛ったのは全幅の信頼を寄せられていたボディガードのデンべだった可能性を示唆して終わったことを受けて「私たちがデンべを捕まえられるかどうか、そしてデンべがレッドに何をしたのかが明らかになるわよ」と予告。さらに、残る7話はファンにショックを与えるかも、と思わせぶりに発言。

「とにかく明らかになる事実がとても多いのよ。その中にはミスター・キャプランのオリジン・ストーリーも含まれているんだけど、これまで私が読んだ『ブラックリスト』の脚本の中でも最高だと思えるエピソードの1つになるぐらい素晴らしい話になっているわ。皆さんに見てもらえるのがすごく楽しみ。その話では私が演じるリズの過去の話も出てくるのよ。リズの過去は特に皆さんが関心を寄せている事だから、その真実が明らかになるという点にもワクワクするわね」と、ファンの期待をいよいよ煽るようなコメントを残している。

「ブラックリスト」は、エリザベスの夫トム・キーンを主役にしたスピンオフ「The Blacklist: Redemption」がスタートした事でも注目されているが、メーガンはシーズン1の8話のうち2話に登場している。メーガン曰く「リズはトムにとって大事な存在だから、トムを主役にしたシリーズができたからといって、彼とリズのつながりが全く無くなってしまうのはファンも納得できないと思う」とのこと。とはいえ、去年の4月に長女キャロラインちゃんを出産したメーガンは、母親業も忙しいはず。

「母親業ってどれだけ大変で疲れるかということを皆から言われるけれど、全くその通りよ!でも同時に子育てはとても楽しい。親になるってすごく楽しい事だと思う。もしかしたら、うちの子のおかげでそう思えるのかもしれないけれど。私の娘は可愛くて健康でいつも機嫌が良くて、毎日毎日、私は自分がいかに恵まれているかと考えるのよ。娘のおかげで世界が明るくなった気がするぐらい。もちろん、娘のために自分の生活を調整しなくてはならないけれど。ベビーシッターも豊富な交代要員を揃えておかないといけないし。ベビーシッターだけで電話番号簿が作れちゃうぐらいにね!でも、子育てしていると、心の底から感じるような深い愛情と全く新しい命を創り出していく機会を与えられたということに圧倒されるような気持ちになるの。母親になれたのは自分の人生の中で起きた最良の事だと思う」


 

 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2017/05/16】

Vol.309 「GRIMM/グリム」終了を惜しむポートランド

grimm_yr4_column250_0425.jpg本国アメリカでは去る3月31日に最終回が放映された「GRIMM/グリム」は、世界中のファンがシリーズ終了を惜しんでいるが、「GRIMM/グリム」の舞台となり、シリーズを通して撮影が行われたポートランドでは、当然のことながら「GRIMM/グリム」終了を惜しむ声が多い。

ポートランド市民たちは、自分たちが日ごろ慣れ親しんでいる街がテレビドラマに登場して地元民としてのプライドをくすぐられるという気持ちの上でのメリットだけでなく、年間22話を製作するネットワーク局のテレビドラマが地元の経済を潤すという恩恵にもあずかっていたからである。たとえば、6シーズンの間にゲスト出演した俳優のうち1000人近くは地元オレゴン州在住の俳優が起用され、うち200人は2話以上に出演。ニックモンローの良き友人でアイスビーバー・ヴェッセンのバドを演じているダニー・ブルーノもその1人である。「GRIMM/グリム」の撮影は、オレゴン州に毎年、約300の職をもたらし、6シーズンの間に3億ドル近い収入をもたらしたと言われている。そのような直接的恩恵以外でも、「GRIMM/グリム」が人気番組になったおかげで、ドラマの中に登場するロケーションと実際の場所を比べてみたいという「GRIMM/グリム」ファンが、全米にとどまらず海外からも訪れるという観光誘致の役割も果たしたとか。

「GRIMM/グリム」の製作者たちにとっても、ドイツのシュヴァルツヴァルトやグリム童話の舞台を想起させるような自然を擁するポートランドは無くてはならない存在だったようで、製作総指揮を務めた1人のデヴィッド・グリーンウォルトは「ポートランドでは、すべてがおとぎ話から出てきたように見えるんだ。ビクトリア朝様式の家々やクラフツマン様式の家々が並び、不気味で陰鬱な雰囲気が漂っている。すごく素敵だと思った。このドラマをポートランド以外の場所で撮影することなんて想像できない」とコメントしている。一方、「GRIMM/グリム」のシーズン1から最終シーズンまで撮影機材係を仕切る現場監督を務めたブルース・ラーソンは、「GRIMM/グリム」終了後も他の仕事が入ってはいるが、「GRIMM/グリム」のような仕事は二度と無いだろうと語る。「『GRIMM/グリム』は、キャストやスタッフ、製作現場、そして作品としての独創性などを含むすべての点でパーフェクトな仕事だった。すごく特別なドラマだったんだよ」

 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2017/04/25】

Vol.308 アンドリュー・マッカーシー、かつての共演仲間、ジェームズ・スペイダーを演出した経験について語る

blacklist_yr4_column250_0411.jpgアンドリュー・マッカーシーといえば、「プリティ・イン・ピンク」や「レス・ザン・ゼロ」など、1980年代の青春映画を代表するスターのひとりとして有名だが、2008年、レギュラー出演していたコメディ・ドラマ「リップスティック・ジャングル」の2話で監督を務めて以来、「ゴシップガール」や「ブラックリスト」など、テレビドラマの監督としても成功している。マッカーシーは、2010年ごろからトラベルライターとしても活躍しているが、2012年には自分探しの旅の経験を綴った「The Longest Way Home: One Man's Quest for the Courage to Settle Down」を上梓。さらに、今年の3月にはヤングアダルト小説「Just Flay Away」を出版したが、その際、Yahoo!TVがマッカーシーをインタビューして、「プリティ・イン・ピンク」をはじめとして80年代に3本の青春映画で共演したジェームズ・スペイダーを監督した経験について尋ねているので、その箇所のQ&Aを以下に紹介しよう。


Q: 「ブラックリスト」のエピソードをこれまで8話、監督していますが、私たちはブレーン(訳注:「プリティ・イン・ピンク」でのマッカーシーの役名)がステッフ(同作でのスペイダーの役名)を監督しているなどと思ってしまいました。「ブラックリスト」を撮影している間に「プリティ・イン・ピンク」の話題が出て、ステッフは本当はアンディのことが好きだったんじゃないかとか、ダッキーは実はカッコよかったんだなどといった話になったりしたと思いたかったのですが…

マッカーシー: 「ああ、もうそういう話ばかりしていて、なかなか撮影に入れなかったよ。役名を憶えていてもらって嬉しいね。僕自身は思い出せなかったから。でも本当に、ジェームズとまた一緒に仕事ができて最高だった。『ブラックリスト』の仕事で再会するまで何年も会っていなかったからね。でも、全然戸惑ったりはしなかった。撮影セットで何かの事で大笑いしている僕たちを見た人が、『あなたたち2人は、映画で一緒に共演していた時代と比べて変わりましたか?』と聞いてきたんだけど、ジェームズは彼を見て『いや、全く変わっていないね。これ以上同じにはできないぐらい変わっていない』と答えたんだけど、その通りだと思う」

Q: そのコメント、いかにもジェームズ・スペイダーらしいですね。

マッカーシー: 「すごくジェームズが言いそうなことだよね?彼は素晴らしい。大好きだよ。彼は実にユニークな人間だ」

 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2017/04/11】

荻原順子
在ロサンゼルス映画/TVライター。キネマ旬報とTVタロウにハリウッド情報コラムを連載中。

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