LA発!海外ドラマ最新情報

ロサンゼルス在住ライターが現地から最新ニュースをレポート

Vol.236 「GRIMM/グリム」のレギュラー・キャストたちの忘れられない変貌シーン

アメリカで大人気のダークファンタジー刑事ものドラマ「GRIMM/グリム」の見どころの1つに、人間のふりをしている魔物たちが時として恐ろしい素顔を見せるシーンがあるが、そのような魔物を演じている3人の俳優たちが、アメリカのTV情報サイトとのインタビューで変貌シーンを演じた時のことを回想するコメントを残しているので、ここに御紹介しよう。

grimm_yr1_#7(1-7)_column250_0325.JPGサイラス・ウェイア・ミッチェル=ブルットバッドのモンロー
「初めて変貌シーンを演じた時、僕は『そうか、こういう人間たちの中に潜んでいるキャラクターを描くパイロット・エピソードを撮っているけど、ここでそれが明らかになるってわけ?でも、僕はどうしたらいいのか全然わかっていないぞ…』って感じだったから、すごく恐かったんだけど、何とかかわしていくしかないな、と思ったんだ。その後(視聴者たちからのフィードバックを読んで)、僕の変貌シーンは、推移するみたいに変わるよう演じることに決めた。そういうのって、『こうなんじゃないかな』って思ってやってみて、上手くいったりするものなんだよね』

クレア・コフィー=ヘクセンビーストのアダリンド・シェイド
「森の中でニックと戦う大規模なファイト・シーンがあったんだけど、その時にアダリンドを演じていたのは私のスタントダブルで、彼女は魔物のフルメイクをほどこされたうえ、マスクもかぶっていたわ。彼女がすごく動き回ったので、結局、そのテイクが使われることになったんだけど、私の出番になったら全部、CGで処理されたから、私はちょっと唸ってみせただけ。でも、シーズン3を撮影するころには、私たち、皆、変貌シーンがとても上手くなっていたわよ。特にサイラスは、頭を振って魔物に変わったり人間の姿に変わったりするのが、すごく上手になっていたわ」



*ブリー・ターナー=フクスバウのロザリー・カルヴァート役
「初めてフクスバウに変身するシーンを撮影した時はサイラスと一緒だったんだけど、私は彼の腕をつかんで、互いににらみ合うという素晴らしい箇所があったのよ。私たちは、お互いをクンクン嗅ぎ合うことになっていたんだけど、正直言って、最初は自分たちがすごく間抜けに思えたわ。だって、特殊メイクを施されているわけでなくて、蛍光色のCG用マーカーを顔に貼り付けていただけだったものだから。でも、変貌シーンもだんだんラクになっていったわ。っていうか、上手くなってくると楽しくなっていったわね。今では、ロザリーが変貌するたびに、私はパンテーンのコマーシャルのことを考えるの。ロザリーの変貌シーンを出来るだけ女性らしく官能的にしようとしているから。他のキャラたちは皆、攻撃的だけど、ロザリーは感情豊かで愛らしいキツネだから、優雅で流れるような動き方にしたいと努めているの」

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2014/03/25】

Vol.235 「One Tree Hill」のマーク・シュワーン製作の新ドラマ

CW局でロングラン・ヒットした青春ドラマ「One Tree Hill」のクリエイターとして知られるマーク・シュワーンが、エンターテイメント・ニュース専門チャンネル、E!初のオリジナル・シリーズ・ドラマ「The Royals」の脚本、監督、製作総指揮を務めることになった。

「The Royals」の主人公は、現代の英国王室。権力、美貌、知性を兼ね備えた女王へレナは、常に一般大衆の目にさらされている自分の家族たちのイメージをコントロールすることに気を配っている。夫の国王サイモンは強い倫理観を持つ人物ではあるが、自国の国民よりも自分の家族を優先することをいとわない。夫妻の息子リアムは将来、王座に就く身分だが、独身王子に対する世間の注目を楽しみつつ、王室のモラルとは相容れない考えを持つアメリカ人女性と交際するし、娘のエレノアはタブロイド紙のネタになることばかりをしでかし、女王と国王をやきもきさせる。

ヒロインの女王へレナを演じるのは、「オースティン・パワーズ」や「悪いことしましョ!」などの作品で知られるエリザベス・ハーレイ。最近では「ゴシップガール」のシーズン5で新聞の女性編集長役でゲスト出演しているが、アメリカのTVドラマ・シリーズにレギュラー出演するのは「The Royals 」が初めて。国王サイモンには、「300<スリーハンドレッド>」や「タイタンの戦い」などの出演作があるヴィンセント・リーガン。プレイボーイなプリンス、リアムには「ナルニア国物語」シリーズでピーター役を演じていたウィリアム・モーズリー、タブロイド紙の常連になるプリンセス、エレノアにはオーストラリア出身のアレキサンドラ・パークが、それぞれキャストされている。

E!のオリジナル・プログラム製作部長のジェフ・オールドは「E!初のオリジナル・シリーズ・ドラマ『The Royals』は、大きな関心を集めつつも決してTVカメラが踏み入ることのできなかった世界を披露することになるでしょう。このドラマは、この地球上で最も注目を集めるセレブリティ一家を主役として、宮殿の金色の門扉の奥に隠された非常に豪華で愉しみにあふれてセクシーな世界を架空のドラマにしてお届けするものです」と、「The Royals」製作の抱負を発表している。

「The Royals 」は、2015年にアメリカで放映が開始される予定。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2014/03/11】

Vol.234 「ヴァンパイア・ダイアリーズ」にゲスト出演したナサニエル・ブゾリックが「スーパーナチュラル」スピンオフ・ドラマに主演することに

vdiary_yr3_cplumn250_0224.2.jpgヴァンパイア・ダイアリーズ」のシーズン3で、クラウス(ジョセフ・モーガン)の弟、コールを演じたナサニエル・ブゾリックが、「スーパーナチュラル」のスピンオフ・ドラマ「Supernatural: Tribes」に主演することになった。

「Supernatural: Tribes」の舞台はシカゴ。モンスターたちは、人間に知られることなく、マフィア一家のような組織を作って暗黒街を牛耳っていた。プゾリック演じるデヴィッド・ヘイデンは、有力なモンスター・マフィア一家の出身で変身術をこなすモンスターだったが、何年も前にモンスターの暮らしから足を洗って、人間として暮らしてきた。ところが、或る悲劇的事件が起きたことをきっかけに、デヴィッドは再びモンスターの世界に舞い戻って来る。一方、フィアンセがマフィア組織同士の抗争に巻き込まれて殺される不幸に見舞われた青年エニス・ロス(イギリス出身のルシアン・ラヴィスカウント)は、シカゴを超常現象の無い街にするため“モンスター・ハンター”になることを決心する…。

自社の人気番組にゲスト出演させることによって視聴者に顔を憶えてもらった俳優を新番組の主役に抜擢する、というキャスティングは、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」や「スーパーナチュラル」の放映局CWの主要ターゲットである若い女性の視聴者たちが強力なファンベースを持っていることに着目した賢い戦略として定着しつつあるようだ。CWは、以前にも「ヴァンパイア・ダイアリーズ」にゲスト出演したスティーヴン・アメルを「ARROW/アロー」の主役にキャスティングして成功している。


プゾリック演じるヘイデンとラヴィスカウント演じるロスとは、本国アメリカで4月29日に放映されることになっている「スーパーナチュラル」シーズン9の第20話に登場し、同エピソードは「Supermatural: Tribes」のイントロダクション・エピソードになる予定。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2014/02/24】

Vol.233 ランス・レディック、「ブラックリスト」にゲスト出演

fringe_yr4_column250_0213.jpgFRINGE/フリンジ」で国土安全保障省の特別捜査官フィリップ・ブロイズを演じているランス・レディックが、アメリカの人気No.1ドラマ、「ブラックリスト」にゲスト出演することになった。レディックの役どころは、レッド・レディントンジェームズ・スペイダー)が抱える数多くの有能な人材の1人で「ザ・カウボーイ」という名のキャラクター。ウェブ版TVガイドのニュースでは、「レッドは彼に新たな任務を課するが、その結果はレッドにショックを与えることになる」と思わせぶりに報じているので、どのような展開になるのか、非常に楽しみ。

OZ/オズ」のジョン・ベイジル役で注目され、「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のセドリック・ダニエルズ役で大ブレイクしたレディックは、その後、前述の「FRINGE/フリンジ」をはじめ、数多くのTVドラマや映画に出演。最近では「アメリカン・ホラー・ストーリー」第3シリーズ「Coven」にゲスト出演したほか、2014年1月に放映開始されたSFサスペンス・アクション・ドラマ「Intelligence」に準レギュラー出演中である。

blacklist_yr1_column250_0213.jpgちなみに、レディックが「ザ・カウボーイ」として出演する「ブラックリスト」のエピソードには、アカデミー賞助演女優賞を2度受賞したダイアン・ウィーストも、死刑に反対するアムネスティ・ユナイテッドという団体のチーフとして出演。「ブラックリスト」の豪華なゲスト出演スターたちの仲間入りをすることになっている。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2014/02/13】

Vol.232 「ヴァンパイア・ダイアリーズ」100話目のエピソード放映を達成

ヴァンパイア・ダイアリーズ」が、1月23日、アメリカで100話目のエピソードを放映したことに際して、主役の3人組、ニーナ・ドブレフポール・ウェズレイイアン・サマーハルダーが、100話放映達成についての感想と、一番気に入っている自分の出演シーンについて次のように語った。


cast_elena_vd_column250_0124.jpgニーナ・ドブレフ(エレナ・ギルバート/キャサリン役)

100話目放映を達成したことについて

 「『オーマイゴッド!100話も作ったのね。それって、要は50本映画を作ったようなものじゃない』って感じだったわ。これは大きな節目よね。こんな偉業を達成したと言える番組はそう多くはないもの。すごくワクワクするし、物事を広い視野で見られるようになると思う。自分たちがどれほどラッキーなのかということを実感させられるわ。実際に皆が観て楽しんでくれている素晴らしい番組に出演することができて、それがこれほど多くのエピソードを放映して、まだ続いているというのは、すごく素敵よね。できれば、少なくとも、もう1シーズン作ることなれば良いなと思っているんだけど、このドラマを作り始めたのは昨日のような気がしているのよ。でも、本当は5年も経っているのよね、恐ろしいことに。こうやって話していると、人生や時間がいかに速く過ぎて行くかということに気づかされるわ。歳取ると時間が速く過ぎるって本当ね。私の母は正しかったんだわ(笑)」

一番のお気に入りシーンについて
 「(シーズン1第22話『復讐のとき』の)キャサリンがジョン・ギルバートの指を切り落とすところが一番好き。『えっ!彼女、何するんですって?!なんてヒドイの!オーマイゴッド!演じるのが待ちきれないわ!』脚本を読んだ時、そう思ったわ」


cast_stefan_vd_column250_0124.4.jpgポール・ウェズレイ(ステファン・サルバトーレ役)

100話目放映を達成したことについて

 「100話撮り終わっても気絶してない自分に感心しているよ。期待外れの事を言うようで悪いけれど、もし100話目だと言われなかったら気がつかなかったと思う。僕たちは、ただ仕事しているだけだったから。でも、かなりすごい事なんだと思うよ。番組が100話目を達成するということは珍しいことだからね。でも、僕にとっては、うーん...どうなんだろう… 僕たちはまだ出演を続けているからね。『ああ、100話めなんだな』なんてくつろいだ気分になるのは難しいんだよ」

一番のお気に入りシーンについて
 「(シーズン3第3話「ことの終わり」の)1920年代のリッパーのフラッシュバック・シーンで、リアムってヤツに自分の妻の血を飲ませるところだね」







cast_damon_VD_column250_0124.2.jpgイアン・サマーハルダー(デイモン・サルバトーレ役)

100話目放映を達成したことについて

 「こんなに長い間、1つの番組に出演を続けたことは無いから、ワォ、って感じだよ。僕たちが、この番組に出演を始めた時、ザック・ローリグがこの話題を持ち出したことを憶えている。僕はその時、『またと無いような経験をする心の準備をしておけよ』と言ったんだけど、まったくその通りになったんだ」

一番のお気に入りシーンについて
 「僕が一番好きなシーンは、シーズン1の第6話(「せつない告白』)で、ビッキーとデイモンがサルバトーレの屋敷で踊り狂ったりお互いの血を吸い合ったりするところだ。(ビッキー役の)ケイラ・ユーウェルが1週間ずっと下着姿で居たのも良かったな。彼女はすごく美しいし才能があって寛大な人なんだよ。僕たちはあのシーンを撮影するのに労をいとわなかった。すごく楽しかったからね。あのシーンのデイモンは最高だったと思う。彼はとにかく楽しんでいたからね。あれはすごく楽しくて印象に残っているシーンとして、いつまでも忘れないと思うよ」

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2014/01/24】

Vol.231 「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のコミック化作品、雑誌版発売開始

v Diaries 3_column250_0110.jpg去年の10月31日に、DCコミックスからデジタル出版された「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のコミック誌版が1月8日に出版された。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」デジタル版は、2週間に1章ずつ出版されているもので、コミック誌版はそれを1ヶ月分まとめて毎月発行されていく予定。

最初の章のタイトルは「Vevain」。vervain、すなわちバーベナの伝承についての話だそうだが、それについて、この章を担当したライター、コリーン・ドランは、「バーベナってアメリカの南部ではよく見られる植物なのに、ミスティック・フォールズでは全然見かけられないのはどうしてなのか、といつも思っていたの。これまで、ドラマ版ではそれについての説明は全く無かったので、私が解き明かしてみせたというわけ」と語る。ドランと、彼女の脚本執筆パートナーのB・クレイ・ムーアはドラマ版「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のファンだとのことなので、ドラマ版のプロットを尊重し、ドラマ版で描かれてこなかった部分を埋めていくようなかたちになるのではないかとみられている。実際、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」コミック版の別のライターであるジョン・レッピオンは、「ドラマ版『ヴァンパイア・ダイアリー』のエピソードを1度も観たことの無い人や、原作書を全く読んだことの無い人だったら、このコミックを読んでもわけがわからないだろうね。逆にファンだったら、コミックの1コマ1コマの裏に隠されているストーリーにワクワクすること間違い無しだと思うよ」と語っている。


何世紀も生きてきたヴァンパイアたちなのだから、確かにTVドラマ版でカバーできなかった裏話はいくらでも生まれそうではある。

©Warner Bros. Entertainment Inc.

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2014/01/10】

Vol.230 スティーヴン・キングもお気に入りの「ブラックリスト」

BLACKL_column250_1224.jpgアメリカの芸能誌エンターテイメント・ウィークリーは、その年の最終号で映画、TV、音楽、本、舞台それぞれのベスト10を選ぶのが恒例となっているが、同誌にコラムを執筆している作家のスティーヴン・キングも、映画、TV、本のジャンルでマイ・ベスト10をセレクト。その中でキングは、TV番組について「TVの黄金時代であり、番組制作のかたちも多岐にわたる」と、従来のネットワーク局+ケーブル局という選択だけにとどまらず、サテライトTV配信会社が契約者だけが観られる番組を製作したり(例えばFX局で放映されていた「ダメージ」は現在、ディレクTV専属のAudience Network局で放映)、DVDレンタル・サービス会社がインターネットを通したストリーミングのみで放映したり(ネットフリックスの製作による「House of Cards」など)と様々なかたちで放映されている現状を指摘している。

そのキングが、ネットワーク局の製作によるドラマとして唯一ベスト10入りさせたのは「ブラックリスト」で、同ドラマについて以下のような寸評を書いている:「もし1年前に、ネットワーク局のエピソード型ドラマを2013年の自分のベスト10リスト入りさせるだろうと言われたら、僕はきっと笑い飛ばしていただろう。でも、ほら、この通り。もちろん、その理由のほとんどはジェームズ・スペイダーにある。彼は、ペンタゴンのことを『五角形のたこつぼ』と呼んだりする最高の台詞を言ったりするからね。でも、FBIプロファイラー役のエリザベス・キーンも彼の相手役をしっかり務めている。それに、彼女、すごく綺麗じゃないか!話も超高速で進んで、懐かしのドラマ『0011ナポレオン・ソロ』と比べるぐらいの価値があるドラマだ」

スペイダーは、この号のエンターテイメント・ウィークリーのベストTVセクションでも「Great Performances(素晴らしい演技)」を披露した俳優の1人に選ばれており、「ブラックリスト」についてのスペイダーによるコメントが次のように紹介されている:「この番組は素晴らしい“ごっこ遊び”のようなものなんだ。どうなるかわからないような事をいちかばちかやってみるみたいなところがあるからね。俳優としては、子供時代に自分の家の庭で遊んでいた事を再現していると言えば一番近いんじゃないかな。なりゆき任せで、どんな方向にも進んでしまうような遊びをしていたからね。僕が演じているレッドはすごく危険なヤツなんだ。他の人間たちが居心地悪く感じるような世界で、完全にゆったりとくつろげてしまうという謎めいた人柄が僕は大いに気に入っている」

© 2013 Sony Pictures Television Inc. and Open 4 Business Productions LLC. All Rights Reserved.

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/12/24】

Vol.229 「ブラックリスト」、2013年秋にデビューした新ドラマのNo.1に

BLACKL_S01_column250_1205.jpgアメリカのエンターテイメント業界紙バラエティが、2013年秋に放映を開始した新ドラマのNo.1に「ブラックリスト」が選ばれたことを報じた。

「ブラックリスト」は、2013年9月23日に第1話が放映された際、1820万人の視聴者を獲得。その視聴者のうち、1/3近くはケーブルボックスに付いているデジタル録画装置で録画して観ていたという、異例の視聴パターンで業界人たちに注目された。「ブラックリスト」の放映局NBCは、なるべく多くの視聴者を獲得すべく、人気の歌唱力コンテスト番組「The Voice」に続く番組枠に同ドラマを組んだが、録画して観た視聴者たちが非常に多かったという事実は、彼らが必ずしも「The Voice」を観たついでに「ブラックリスト」を観たわけではなく、わざわざ選んで観たことを示唆するものである。

「ブラックリスト」の人気は回が進んでも衰えることはなく、2013年12月2日放送の第10話では、第1話に次ぐ高視聴率を記録。平均視聴率の点でも文句無く2013年秋にデビューした新しいドラマのNo.1になっただけでなく、NBC局で放映された「アース2」が高視聴率を記録した1994年以来、同局では最も高い視聴率を記録したドラマとなった。

「ブラックリスト」大成功の要因について、ウォールストリート・ジャーナル紙の芸能記者、ジョン・ジャーゲンセンは、「『ブラックリスト』のクリエイターたちは、主要登場人物のキャスティングから週ごとのアクションの幅の広さまで、自分たちがコントロールできる限りの事について綿密な戦略を練ったから」と分析する。

キャスティングについて、すべてのメディアが口を揃えて絶賛しているのはレッド・レディントン役のジェイムズ・スペイダーだが、「ブラックリスト」のクリエイター、ジョン・ボーケンキャンプは、スペイダーが脚本に書かれている台詞に素晴らしいユーモアのセンスを加えてくれることを明かした。例えば、パイロット・エピソードに出てくる台詞で「I call it the Blacklist.(私はそれをブラックリストと呼んでいる)」というレッドの台詞があったが、撮影時にスペイダーはこの台詞を「Let's call it the Blacklist. That sounds exciting! (それをブラックリストと呼ぼうじゃないか。ワクワクするような響きだろう!)」と変えたとか。ボーケンキャンプは、「そうやって変えたことで、カドのあった台詞をマイルドにすると同時にメロドラマっぽいクサさが入り込む余地を無くした。無造作な台詞にすることで、視聴者をぐっと惹き込むことができたと思う」とスペイダーの才能を賞賛する。


blacklist_yr1_#8(1-8)_column250_1205.jpgまた、「ブラックリスト」のエピソードについても、ジャーゲンセンは、レッドとFBIエージェントのヒロイン、エリザベス・キーンや彼女の同僚たちが追うターゲットのバラエティの豊かさを指摘。刑事ものや医療ものといったジャンルのドラマのようにカバーする領域が限定されることなく、或る週は大きな傷を負ったテロリストが登場し、別の週には中国のスパイ、また別の週には売春目的の人身売買商人が登場するといったように、悪役のプロフィールも幅広い。この点についてボーケンキャンプは以下のように語っている:「各エピソードが、それぞれ、映画の1ジャンルを成していると考えるようにしているんだ。この週は僕たちなりのホラー映画で、次の週は医療もの、といった具合にね。そうやって、いろいろな世界に触れていくことで、その週のエピソードの雰囲気がおのずと定まってくるんだ」

アメリカにおける「ブラックリスト」の新年明けての初放映日は1月13日。アメリカのファンはクリスマス休暇の間中、このエキサイティングなドラマの放映再開を心待ちにすることになりそう。
 

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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/12/05】

Vol.228 ジョニー・ガレッキ、ケイリー・クオコとの過去の交際について語る

BigBang_yr4_column250_1112.2.JPEGビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のレナードことジョニー・ガレッキが、同番組の放映局CBSが出版している雑誌「CBS Watch!」12月号のインタビューで、共演者のペニーことケイリー・クオコと過去に交際していた事について語った。

ガレッキとクオコとが密かに恋人同士だったことは、2010年9月にクオコが「Watch!」誌上のインタビューで明らかにしていたが、ガレッキが2人の関係について語るのはこれが初めて。「ケイリーとはいまだに親友同士の仲だよ。彼女は僕にとって、ただの元カノなんかじゃなくて大切な存在なんだ」と語るガレッキだが、なぜこれまでクオコとの交際について語らなかったかという理由については次のように説明している:「とにかく話したくなかったんだよね。別に謎めいたふりをしたいからというわけでもなかったんだけど。ただ、視聴者が持っているレナードとペニーのイメージを壊したりするようなことにでもなったらいけないと心配していただけなんだ。皆が好奇心を持つのも解るよ。でも、それがドラマのストーリーの邪魔にでもなったら嫌だと考えたんだ」

私生活での関係が番組に影響を及ぼすことを心配していたのはクオコも同じだったようで、前述のインタビューで「私たちは、『ビッグバン★セオリー』を守ることにすごく神経を使っていたわ。番組を駄目にするような事は絶対にしちゃいけない、って。でも、結局、そう感じていたことで私たちは付き合うべきではないんだと悟ったの。そういう運命にあることを受け容れて、別れるとしてもプロらしくしようと話し合ったのよね。そうやって両方の合意の上で終わりに出来たので御互い憎み合ったりすることも無かったのは、すごくラッキーだったと思う。他の番組でそういう状態になった関係を何組も観てきたから」と語っている。

© Warner Bros. Entertainment Inc.

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/11/12】

Vol.227 「録って観る」スタイルの視聴で立て続けに新記録を樹立した「ブラックリスト」

blacklist_yr1_column250_1024.jpg今どきのアメリカの視聴者たちはTV番組はライブで観ないことも珍しくなくなった。ケーブルTVあるいはサテライトTVの受信ボックスにはDVR(=デジタル・ヴィデオ・レコーディング)という録画システムが標準装備されており、同時間帯に放映されている番組を最低でも3本、ケーブル/サテライトTV会社によっては6本まで受信・録画できるようになっているからだ。

そんな最近の傾向を改めて証明したのが、ジェームズ・スペイダー主演の新ドラマ「ブラックリスト」である。「ブラックリスト」の第1話「リズとレッド」は9月23日に放映されたが、実際に放映された時間に観た視聴者は約1260万人。ところが、DVRの録画分を観た視聴者を加えると全視聴者数は1830万人で、570万人、パーセンテージで言えば30%以上の視聴者が「録って観る」スタイルで「ブラックリスト」を観たことになる。

この傾向は、第2話「The Freelancer」ではさらに顕著になる。イザベラ・ロッセリーニをゲストスターとして迎えた同エピソードが9月30日に放映された際の視聴者数は、1135万人。ところが、その3日後の時点では視聴者数は1643万人に増加。つまり放映後3日間にさらに508万人の視聴者が「The Freelancer」を観た計算になり、これは放映後3日間に増えた視聴者数の最多記録だとのこと。

ところが、記録更新はこれに留まらず、「The Freelancer」を観た視聴者はさらに増え続け、最終的に同エピソードを観た視聴者数は1790万人。「ブラックリスト」をDVRに録画して観た視聴者は実に655万人に達し、放映後7日の間にDVR録画によって視聴した人数の記録を塗り替えたそうである。

DVRに録画してから観る視聴者が多いのは、他のヒット番組にも共通している傾向だとのことで、「録って観る」という選択は「録ってでも観たい番組だから」なのかもしれない。

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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/10/23】

Vol.226 「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」にまつわるハッピーなニュース2題

BigBangTheory_yr5_column250_1010.2.JPEGアメリカで常に高視聴率をマークしている大人気コメディ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のスター2人についてハッピーなニュースが2つ入ってきたのでレポートしよう。

まずは、ペニーことケイリー・クオコが婚約したニュース。御相手はバハマ生まれのテニス選手、ライアン・スウィーティング。3ヶ月の交際を経て、2人でエミー賞授賞式のレッドカーペットを歩いた3日後の9月25日、スウィーティングがクオコにプロポーズしたそうである。プロポーズされた直後、クオコは「すっごく嬉しい!本当に天にも昇る気持ちだわ」とツィートしたとか。

もう1つは、シェルドンことジム・パーソンズが、彼の長年の恋人であるトッド・スピーワックと共に、Gay Lesbian and Straight Education Network (GLSEN)から2013年のリスペクト・アワードを授賞されることになったニュースである。GLSENは、キンダーガーテンから高校に至るまでの学校環境で、性的指向や性同一性、性表現に基づいた差別やハラスメントが無くなるようはたらきかけている団体で、リスペクト・アワードは、学校における多様性や許容性、安全性について、大きな影響を与えた人や団体に授与される。パーソンズは、2012年5月に、ニューヨークタイムズ紙のインタビューでゲイであることをカミングアウトしている。


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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/10/11】

Vol.225 ジョン・ノーブル、新番組「Sleepy Hollow」に出演

fringe_yr4_column250_0930.jpgFRINGE/フリンジ」のドクター・ウォルター・ビショップことジョン・ノーブルが、9月16日から米FOX局で始まった新番組の「Sleepy Hollow」に ゲスト出演することになった。

「Sleepy Hollow」は、ティム・バートンが監督した映画『スリーピー・ホロウ』(1999)同様、ワシントン・アーヴィングの小説「スリーピー・ホロウの伝説」に基づいているが、18世紀末に暗躍したヘッドレス・ホースマンと彼を追うイカボッド・クレーン捜査官が現代のニューヨークに蘇ったという設定になっている。ノーブルが演じるのは、超自然能力を備えた心優しき世捨て人のヘンリー・パリッシュ。その能力でクレーンをサポートする可能性があると示唆されている役どころで、複数回の登場になるとのこと。「Sleepy Hollow」は、「FRINGE/フリンジ」の製作総指揮や脚本執筆を手がけたアレックス・カーツマンとロベルト・オーチーが再びエグゼクティヴ・プロデューサーと脚本家を務めており、ノーブルも気心が知れたスタッフと仕事ができることになりそう。

「Sleepy Hollow」は、9月16日に放映された際、110万人の視聴者を獲得。TVガイド・ドットコムの読者による「最も期待できそうな新ドラマ」に、「ブラックリスト」などと共に選ばれている期待の新番組である。


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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/09/30】

Vol.224 「CHUCK/チャック」のスタッフ・コンビが刑事ものドラマを制作

CHUCK/チャック」の製作総指揮および脚本執筆を手がけたマット・ミラーと、「CHUCK/チャック」の脚本を担当したゼヴ・ボロウが、刑事ものドラマを制作することになった。

ミラー監修のもと、ボロウが脚本を手がけた「Bad Guys」の主人公はリア・モリス。ティーンエージャーの息子を育てながらニューヨーク警察に刑事として勤めるシングルマザーだが、娘とは親子関係を修復して孫ともうまくやっていきたいと思っている仮保釈中で前科者の父親が居る。昔から言われている真理「家族は選べない」をもじって、「家族は選べない。でも運が良ければ家族を逮捕することはできる」というのが「Bad Guys」の宣伝文句だとのことで、単なる刑事ものドラマではなくて、家族ものドラマの要素も加味された番組になりそう。

ミラーとボロウは、「CHUCK/チャック」以外に、アクション・ドラマ「ヒューマン・ターゲット」でも、それぞれエグゼクティブ・プロデューサーと脚本家としてコンビを組んでおり、「Bad Guys」でも息の合った仕事が期待できそうである。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/09/10】

Vol.223 「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のパネル・ディスカッション

BBT_column250_0826.jpg2009年以来、毎年エミー賞にノミネートされてきた「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」は、今年もコメディ部門の最優秀作品賞を含む8部門でノミネートを果たし、さる8月15日には、同番組の収録が行われるロサンゼルス郊外のバーバンクに在るワーナーブラザースのスタジオで、エミー賞を選考する米国テレビ芸術科学アカデミーの会員たちを招いて、同番組のキャストとクリエーターによるパネル・ディスカッションが催された。

「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」は、現在、平均1860万人の視聴者が観るアメリカでのシットコム番組No.1の座に就いているが、その成功について、まず、クリエーターのチャック・ロリーは次のように語った。

「番組の放映を開始した当時は、ここまで成功するとは想像もつかなかった。ここ数年の人気などは夢にも思わなかったほどなんだ。自分たちの番組について、これほど深く関心を持ってくれる人たちがこんなにたくさん居るなんて想像できなかった。僕たちは、今ではチームとして最高の仕事をしていると思えるけれどね。僕たちは成長したし、番組も円熟期を迎えている。だからこそ、毎週、より優れた番組作りができるようになってきたのだと思う。こんにちでは、視聴者とTV番組との関係は脆いものになっている。何を観るかというチョイスがすごく多いからね。読書だってしようと思えばできるわけだし。(笑)だから、僕たちが視聴者の皆さんと長続きするような関係をキープしようとしたら、毎週、素晴らしいエピソードを作り続けなければいけないことになる。レストランで不味い食事を出されたら2度と行きたくなくなるだろう?「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」だって同じことだ。どのエピソードも自分たちが誇りに思えるようなものでなければいけない。僕たちはそのために全力を尽くしてきたけれど、6年目はその良い例だったと思っているんだ」

テレビ芸術科学アカデミーの会員たちから、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」が、今から50年経っても、伝説的なシットコムである「ニューハート」や「アイ・ラブ・ルーシー」のように人々の間で語り継がれる番組になることを実感しているか?という質問が出されると、ロリーは「実際にそんな風に考えたりしたら神経衰弱におちいってしまうだろう」と笑いながら答えた後、「そんな大それた事を考えたら呆然となったり圧倒されてしまったりするだろう。すごく信じられないほど嬉しいことだけど、そんな考えは捨てないと駄目なんだ」と語った。それについて、ペニーことケイリー・クオコも「この番組がどれほどスペシャルなもので、自分の人生の中で滅多に経験出来る事ではないことは、私たち皆、よく解っているわ。ここに居る私たち全員、そう感じているのよ。私たちは、この番組がとてつもなくスペシャルであるという事実を真剣に受け止め、それについてすごく感謝しているわ」と付け加えている。

アメリカのシットコムNo.1の「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のシーズン7は、本国アメリカでは9月26日に第1話が放映されることになっている。

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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/08/23】

Vol.222 ケヴィン・ゼガーズ、結婚

gossip_yr3_column250_0812.jpgゴシップガール」で、ベルギー大使の息子だが実はドラッグディーラーだという役どころのダミアン・ダルガードを演じていたケヴィン・ゼガーズが、8月3日、ニュージャージー州で、恋人でタレント・エージェントのジェイミー・フェルドと結婚した。

ゼガーズは、今年の4月、カナダのオンタリオ州にフェルドの家族を招待した休暇旅行中にフェルドにプロポーズ。ゼガーズはその時のことを振り返って「僕はペットの犬を連れてジェイミーと朝の散歩に出かけ、ビーチに着いた時にプロポーズしたんだ」と語っている。2人は、フェルドの親友のソフィア・ブッシュ(「One Tree Hill」のブルック・デーヴィス役)を通じて知り合って以来、6年間交際を続けていた。

結婚式は250人の招待客を呼ぶ大規模なものだったが、ゼガーズ曰く「95%はジェイミーが準備して、僕は自分のタキシードと花の用意を少し手伝ったぐらいだった」とのこと。ただ、結婚式はフェルドの家族の宗教に合わせたユダヤ式のものだったため、ゼガーズは式の言葉をヘブライ語で暗記しなければならなかったとか。式には、ソフィア・ブッシュの他、8月21日に全米公開されるゼガーズの出演作「The Mortal Instruments: City of Bones」で共演したリリー・コリンズ(「白雪姫と鏡の女王」の白雪姫)や歌手のジュリアン・ハフなども出席したそうである。

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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/08/12】

Vol.221 ザッカリー・リーヴァイ、「CHUCK/チャック」映画版について語る

chuck_column250_0725.JPEGCHUCK/チャック」のタイトル・ロール、チャック・バトウスキーを演じているザッカリー・リーヴァイが、「CHUCK/チャック」の映画版製作の可能性について語った。

リーヴァイは、オタク・カルチャーをサポートするために自ら創設した会社ザ・ナード・マシーンがサンディエゴ・コミコンで催したイベント、ナードHQ(ヘッドクォーター)に出席した際に取材されたインタビューと、主演したTV映画「Remember Sunday」のレッド・カーペットでのインタビューで、「CHUCK/チャック」映画版について聞かれた際、以下のように答えている:

「映画版は実現して欲しいと思っている。(TV版「CHUCK/チャック」を製作した)ワーナー・ブラザースとも話し合ったことがあるんだ。今では皆の頭の中にそういう考えが宿っていると思うし、皆で一緒に出来るプロジェクトだと思う。ただ、今すぐというわけではなく、多分、今から数年後のことになるだろうね。その理由は、アメリカ国外ではまだ『CHUCK/チャック』を放映中の国があるからなんだ。たとえば、日本ではまだシーズン4の放映が終わったばかりだったりするから、TV版『CHUCK/チャック』が終わった設定で映画を作って公開してしまったら、『僕たち、まだTV版のフィナーレすら観終わっていないんだよ!』なんて言われちゃうだろう?製作については、ファンなどからの出資を募るキックスターターを使うと限ったわけではないけれど、何らかの形でファンに参加してもらう製作方法を考えているんだ。たとえば、ビデオゲームが発売される前に先行購入してもらうとか、より高い値段で買ってもらう代わりに特別限定版のビデオゲームが買えるとか、そういうような事で製作資金を作っていくことを考えている。実は、僕は、そういう新しい形でのプロジェクトの企画開発、製作、配給、マーケティングを高く評価しているんだ。僕は、コンテンツ製作における力関係が変わって、アーティストたちが自分の作品をコントロールできる時代になりつつあると考えているんだよ。『CHUCK/チャック』にはすでに番組を愛するしっかりとしたファン層が出来ているから、そういう作り方をしていったらとても楽しく出来ると思うんだ」

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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/07/25】

Vol.220 ジム・パーソンズ、地元バスケット・チームのために一肌脱ぐ

BBT5_250_0711.jpgビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」のシェルドンことジム・パーソンズが、出身地テキサス州ヒューストンのバスケットボール・チーム、ヒューストン・ロケッツの選手誘致に一役かったようだ。

パーソンズが誘致に協力したのは、2012年8月にオーランド・マジックからロサンゼルス・レイカーズに移籍したドワイト・ハワード。レイカーズには満足していなかったと言われていたハワードをロケッツに移籍するよう説得していたロケッツの統括マネージャー、ダリル・モリーがアップロードした動画でパーソンズは、「ハーイ、ミスター・ハワード。ジム・パーソンズです。あなたは僕の番組「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」を観ていないかもしれないけど、僕はバスケットボールの試合をよく観るし、あなたのこともよく観ています」と前置きした上で、ハワードのポジションであるセンターはチームがチャンピオンになるためにいかに重要な役割を果たしており、ロケッツがハワードのような素晴らしいセンターを必要としていると強調。最後に「ヒューストン・ロケッツとそのファンほど、あなたのような素晴らしいセンターがチームを成功に導くために果たす重要な役割を理解し、それに対し尊敬の念を持っている人たちは居ないということを保証します」と締めくくっている。

パーソンズのアピールが功を奏したゆえかどうかはわからないが、ハワードはその直後に自身のツイッターで「ヒューストン・ロケッツに移籍することに決めた。僕にとってはベストなチームだと思ったからね。ロケッツに入団することになって嬉しいし、素晴らしいシーズンになることを楽しみにしている」と発表。モリーも「ロケッツはスペシャルなチームになりそう」と喜びのコメントをツイッターしている。

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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/07/11】

Vol.219 「ザ・ソプラノズ」のジェームズ・ギャンドルフィーニ、急逝

前回の本コラムで、全米脚本家組合が選んだ「脚本が優れているTV番組」ランキングの首位に有料ケーブル局HBOの「ザ・ソプラノズ」が選ばれたことをレポートしたが、その「ザ・ソプラノズ」 で主役のトニー・ソプラノを演じていたジェームズ・ギャンドルフィーニが、6月19日、13歳の息子マイケルと一緒に休暇を過ごしていたローマで心臓発作のため亡くなった。51歳だった。

ギャンドルフィーニは、1961年9月18日、ニュージャージー州のウエストウッドでイタリア系移民の両親の長男として誕生。両親からイタリア語を学ぶことは無かったが、イタリア系のアイデンティティを強く持って育ったという。レンガ職人から後に高校の用務員になった父親と、同じ高校のカフェテリアで働いていた母親から強く大学進学を薦められ、コミュニケーション学を専攻してニュージャージーの州立大学ラトガース大学を卒業したが、マーティン・スコセッシの「ミーン・ストリート」をはじめとする1970年代のアメリカ映画に強く影響されて俳優を志すようになる。最初は端役しか回って来なかったが、1990年代初めにブロードウェイの舞台で成功を収め、映画でも1993年に公開された「トゥルー・ロマンス」のギャング役で注目されてからは主要な役も増えていった。そして1999年、「ザ・ソプラノズ」のトニー・ソプラノ役で大ブレイク。2000年から3年連続でエミー賞主演男優賞を受賞する快挙を果たした。

自宅のプールから巣立っていく小ガモたちを見てパニック発作を起こして精神分析医の御世話になる繊細さを見せる一方で、それまで親しくしていた人物を容赦無く殺すことができる冷酷さも持ち合わせる。そんなトニーを演じたギャンドルフィーニは、薄くなりかけた髪に太り過ぎの体躯という、それまでのハリウッドの主演スターには珍しいルックスの俳優であったにもかかわらず、女性ファンの間ではセックスシンボル的なステイタスを獲得。そんなトニーの存在があってこそ、その後、「ザ・シールド」の非倫理的な刑事ヴィック・マッキー、「デクスター」のシリアル・キラーの警察鑑識官デクスター、「MAD MEN マッドメン」の女たらしで自己欺瞞に満ちたドン・ドレイパー、「ブレイキング・バッド」のドラッグ製造に勤しむ高校の化学教師ウォルター・ホワイトなどのアンチ・ヒーローたちが生まれたと言えよう。実際、「ブレイキング・バッド」でウォルター役を演じているブライアン・クランストンは、ギャンドルフィーニの訃報を知り、「まさに、トニー・ソプラノが居なかったら、ウォルター・ホワイトも生まれることは無かっただろう」とツイートしたそうである。

TV界にそれほどのインパクトを残したギャンドルフィーニだったが、労働者階級の移民の子という育ちもあって、ハリウッド・スターの座にはあまり居心地の良さを感じていなかったようで「他人の服を借り着して皆の前に立ち、自分ではない人間のふりをする。1人前の男にとっては変な生業だと思うね」とかつて語ったこともあったとか。それでも「ザ・ソプラノズ」で成功してからは俳優としての自覚も芽生えたようで、「ザ・メキシカン」で共演したブラッド・ピットとの会話については次のように話している。「俳優たちは皆『いや、スターになれたのはラッキーだったからなんだよ』って言うじゃないか。実を言うと、僕もそれをブラッド・ピットに言ったことがあるんだよ。そうしたら『何言ってんだ。君だって努力したんだろう』って言われた。確かにそうだ。僕はすごく努力した。この仕事ですごく成功した人には怠け者なんて居ないんじゃないかな。」

ギャンドルフィーニの謙虚なスタンスは、彼の死に際しての友人たちのコメントにも反映されている。「ザ・ソプラノズ」のクリエイター、デイヴィッド・チェイスは「彼は天才だった。どんなに小さな役でも彼の演技を見れば誰にでも判ったことだ。彼は最高の俳優だった。彼の素晴らしい才能はあの哀し気な眼に宿っていた。僕は何度となく『全くわかってないな。君はモーツァルトみたいな天才なんだよ』と彼に言ったものだ」とコメント。「ザ・ソプラノズ」でギャンドルフィーニと共演した俳優たちも一様に俳優としての彼のことだけではなく友人としての彼を失った悲しみを伝えている。「ジムが亡くなったことに大きなショックを受け悲しみに打ちひしがれています。彼は言葉では表せないほどの親切さと寛大さを備えたとても繊細で奥深い人でした。私は10年間、ジムと盟友でいられたことを非常にラッキーだと思っています。彼と一緒に過ごした強く印象に残る素晴らしい時は私の一生の思い出になるでしょう。トニーとカーメラの愛は私がこれまで出会った中で最も偉大な愛の1つでした」(カーメラ役を演じたイーディ・ファルコ)「ジミーは、寛大さと誠実さと思いやりを持って、僕たち皆と家族のようにつき合ってくれた。この業界ではそんな事って珍しいんだよ。彼と一緒に仕事できたことを嬉しく、そして名誉に思う。ジミーのような友達を持つことができた感謝の気持ちは一生忘れないだろう」(トニーの甥、クリス役を演じたマイケル・インペリオリ)、「僕は弟分と親友を亡くしてしまった。世界は最も偉大なる俳優の1人を失ってしまったのだ」(トニーの子分の1人、シルヴィオを演じたスティーヴン・ヴァン・ザント

「ザ・ソプラノズ」の最終回の最終シーンが撮影されたニュージャージー州ブルームフィールドのアイスクリーム・パーラー、ホルステンズでは、トニー・ソプラノと彼の家族たちが座った席に「予約席」という札が置かれ、ギャンドルフィーニの訃報を知ったファンたちがトニーに別れを告げるかのように続々と訪れているそうである。 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/06/24】

Vol.218 全米脚本家組合が選んだ「脚本が優れているTV番組」

全米脚本家組合(Writers Guild of America=WGA)が、6月2日、これまでに製作・放映されたTV番組の中で脚本が優れていると評価した番組101本のランキングを発表。名誉ある1位には、有料ケーブル局HBOが製作・放映した「ザ・ソプラノズ」(本国アメリカでの放映は1999〜2007年)が選ばれた。

「ザ・ソプラノズ」はHBOの看板番組的存在であり、同局は映画並みのクオリティを持つTVドラマを製作・放映するケーブル局だというステイタスを確立させたドラマだったと同時に、TV界全体に刺激を与えてTV番組の質を向上させる起爆剤にもなったと評価されているゆえ、納得の首位ランキングだと言えるだろう。

トップ10に選ばれた残りの9本は以下の通り(原題のままの番組は日本未公開。カッコ内の数字は全て本国アメリカでの放映年を指す):2.「となりのサインフェルド」(1989〜1998)、3.「ミステリー・ゾーン」(1959〜1964)、4.「All in the Family」(1971〜1979)、5.「M*A*S*H*」(1972〜1983)、6.「The Mary Tyler Moore Show」(1970〜1977)、7.「マッドメン」(2007〜)、8.「Cheers」(1982〜1993)、9.「THE WIRE/ザ・ワイヤー」(2002〜2008)、10.「ザ・ホワイトハウス」(1999〜2006) 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/06/10】

Vol.217 「ゴシップガール」のスペイン語版が製作されることに

アメリカで人気を博したティーン・ドラマ「ゴシップガール」のスペイン語版が製作されることになった。

「Gossip Girl Acapulco」と題されたこのスペイン語版は、アメリカのフロリダ州に本社が在るスペイン語のメディア会社、ユニビジョン・コミュニケーションズが有するスペイン語のネットワーク局で若い世代向けの番組の製作・放映を得意とするユニマスにて2014年から放映される予定。

「Gossip Girl Acapulco」は、そのタイトルが示すように、メキシコのリゾートタウン、アカプルコを舞台にリッチなエリートたちのスキャンダラスな日常を描くドラマだとのことで、オリジナル版「ゴシップガール」にかなり忠実な内容になりそう。

「Gossip Girl Acapulco」の製作・放映に関して注目されていることの1つは、このドラマが、アメリカでユニマスで放映されると同時にメキシコでも放映されるという、ドラマシリーズとしては初めて2カ国同時放映するという試みである。製作者側としては、アメリカとメキシコとの両方で同時に放映することによって、 インターネットを通じて統合化されたマーケティングを行うことが可能になると同時に、ソーシャル・メディアにおける口コミも国境を越えて大きく広がることが期待できるのが狙いではないかとみられている。

ゴシップガール」における陰の主役であるゴシップガールが、まさにそのソーシャル・メディアをベースにしていることを考えるとより興味深い戦略だと言えよう。 

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/05/31】

Vol.216 ジョン・ノーブルの娘のプロジェクトに「FRINGE」チームが協力

FRINGE-john_250.jpg TVガイドのウェブ版、tvguide.comが、「FRINGE/フリンジ」のドクター・ウォルター・ビショップことジョン・ノーブルの娘、ジェシー・ノーブルが製作した短編映画をサイト上で発表した。

「Friend」と題されたこの短編は、父ノーブル演じる初老の男性が、「友」を失った悲しみと新たな出逢いを経験していく過程を詩的に描いているが、興味深いのは、この男性のキャラにちょっとドクター・ビショップの影がチラリと見えるところだ。「Friend」は、父ノーブルがバンクーバーにて「FRINGE/フリンジ」最終エピソードを撮影していた際に週末の休みを利用して撮影されたとか。

「Friend」の製作について父ノーブルは次のように語っている:「娘のジェシーが見せてくれた脚本に惚れ込んだんだ。そこに含まれているメッセージも、主人公のキャラクターもすごく良いと思ったから、『FRINGE/フリンジ』の仲間たちに見せたんだよ。そうしたら、スタッフの皆が次から次へと撮影協力を申し出てくれたんだ。だから『Friend』は、『フリンジ・ファミリー』によるとてもパーソナルな映画になった。監督は、『FRINGE/フリンジ』の撮影監督デヴィッド・ゲッデスが引き受けてくれたし、編集は『FRINGE/フリンジ』の予告編の編集を手がけていたアリ・マーゴリスが、音楽は『FRINGE/フリンジ』シーズン3の第10話『運命』で『もしも知恵があったなら』を歌ったジェレミー・リトルがそれぞれ担当してくれた。その他にも、カメラマン、グリップ、照明係、サウンド係、ケータリング、ヘアメイク、衣装、小道具、すべて、『FRINGE/フリンジ』チームが参加してくれた。『FRINGE/フリンジ』のアストリッド役の)ジャシカ・ニコールなんか、この作品で使われるペーパーフラワーをデザインして手作りまでしてくれたんだよ」

FRINGE/フリンジ」チームの仲の良さがうかがえる話である。

*ノーブル父娘のコラボ作品「Friend」は、Vimeoのサイト(http://vimeo.com/60536361)で観ることができます。


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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/05/10】

Vol.215 スピンオフが流行するネットワーク局のドラマ作り

今年の1月24日付けの本コラムで、本国アメリカではCW局で放映されている「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のスピンオフ作品「The Originals」が製作されることになったニュースをお伝えしたが、他のネットワーク局でもスピンオフの製作が盛んになっているようで、ABC局では「白雪姫」や「ピーターパン」、「美女と野獣」といった古典的なおとぎ話を下敷きにしたストーリーが展開する「Once Upon A Time」の人気に触発されて「不思議の国のアリス」のアリスをヒロインとした「Once: Wonderland」の製作を発表。

一方、NBC局では、「LAW & ORDER」シリーズのクリエーター、ディック・ウルフが製作総指揮を務め、シカゴの消防署員の活躍を描く「Chicago Fire」のシーズン1が好評を博し、シーズン2の製作が決まると同時に、同ドラマのスピンオフ作品として今度はシカゴ警察にスポットライトを当てたシリーズの企画が進められているとのこと。

CBS局などは、人気シリーズ「犯罪捜査官ネイビーファイル」のスピンオフとして2003年に誕生した「NCIS〜ネイビー犯罪捜査班」から、2009年、さらに「NCIS:LA〜極秘潜入捜査班」がスピンオフ。そして、今度はその「NCIS:LA」から、アメリカ各地を車で移動して犯罪捜査するユニットの活躍を描く「NCIS:Red」なるスピンオフ・ドラマが誕生することになっている。

つまりは、スピンオフ(NCIS)のスピンオフ(NCIS: LA)のスピンオフ(NCIS: Red)ということになり、なんだかロシアの入れ子人形、マトリョーシカのようなドラマ製作スタイルだと言いたくなるが、スピンオフの強みは何といっても、シリーズに対する視聴者のなじみ深さだろう。スピンオフ作品の場合、登場人物の何人かは視聴者にとって既におなじみのキャラクターであることがほとんどだし、番組のトーンも視聴者のお気に入りとなっている基の作品に近かったりするので、新番組であるにもかかわらず視聴者がすんなり入り込めるドラマに仕立てることが容易なのである。

スピンオフ作品製作のもう1つのメリットは、製作コストを節約できること。新番組を製作する際は、そのドラマの設定や登場人物を紹介する“パイロット・エピソード”が必要となるが、スピンオフ作品の場合、その基になるドラマのエピソードの1つに新ドラマのパイロット・エピソードの役割を果たさせることが可能になる。

良い事づくめのようなスピンオフ作品だが、もちろん成功例もあれば失敗例もある。例えば、1982年から1993年にかけて放映された人気シットコム「チアーズ」の最初のスピンオフ作品「The Tortellis」(1987)は13話を放映しただけで打ち切りになってしまったが、同じ「チアーズ」からのスピンオフ作品「そりゃないぜ!?フレイジャー」(1993〜2004)は11シーズンも続き、コメディ部門のエミー賞も受賞する成功作だった。

ヴァンパイア・ダイアリーズ」の放映局CWの企画開発部のトム・シャーマン副部長は「The Originals」について、「『ヴァンパイア・ダイアリーズ』に登場する世界を全く違う軸からとらえて、新たな神話をつくっていきたい。『The Originals』は全く独立したドラマでなければならない」と語っているが、スピンオフした基の作品から離れても成り立つことができるというのがスピンオフ作品の成功の鍵なのだろう。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/04/23】

Vol.214 イアン・サマーハルダー、LED照明を応援

vdiary_yr2_Damon_200.jpgヴァンパイア・ダイアリーズ」のデイモン・サルバトーレこと、イアン・サマーハルダーが、LED(発光ダイオード)照明製品で知られるクリー(Cree)社のスポークス・パーソンを務めることになった。

サマーハルダーは、TVガイド誌のインタビューで「クリー社のLED電球は一番エネルギーを節約できる電球なんだ。普通の電球みたいに美しい光を出すけれど、れっきとしたLEDで、84%ものエネルギーを節約できるんだよ」とクリー社のLED技術を賞賛した後、「『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のおかげで、僕たちは自分が熱心に取り組んでいることについて話せるようになった。それが、LED電球であったり、環境保全問題であったり、動植物の生息地保護であったり、絶滅の危機に瀕している動物だったりするわけだけれど。『ヴァンパイア・ダイアリーズ』に出演しているからこそ、政治の世界でも自分の存在を認めてもらえるし、政府の行政機関の上層部にはたらきかけることもできるんだ」と語った。

サマーハルダーは、以前より環境保護運動や動物愛護運動に積極的な姿勢を取ってきており、2010年、自分の誕生日である12月8日に、イアン・サマーハルダー財団を設立。環境と動物たちを守ることの大切さを訴えている。

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【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2013/04/11】

荻原順子
在ロサンゼルス映画/TVライター。キネマ旬報とTVタロウにハリウッド情報コラムを連載中。

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