LA発!海外ドラマ最新情報

ロサンゼルス在住ライターが現地から最新ニュースをレポート

Vol.48 「シックス・フィート・アンダー」の“第二の人生”

本国アメリカでは去年の8月に放映が終了している「シックス・フィート・アンダー」だが、ケーブルTV会社ブラボーが、同シリーズの製作・放映ケーブルTV会社HBOから、全63話の再放映権を購入。今年の秋から再放映を始める予定だ。再放映権料の額については明かされていないが、芸能業界紙デイリー・バラエティのレポートでは、1エピソード25万ドル(約2900万円)ぐらいではないかと報道されている。ブラボーの編成・製作部の副部長は、“「シックス・フィート・アンダー」は、思考力を大いに刺激させられる、私たちの局にはピッタリのドラマ。非常に高い評価を得ていたし、非常にたくさんのTV賞を受賞し、知名度も充分。最初の放映では見逃していた視聴者が何百万と居るはずです”と、コメントしている。「シックス・フィート・アンダー」も、今後は、初放映を観てファンになった“一代目”、DVDで観てハマった“二代目”、そして再放映でフィッシャー家の人々に魅了される“三代目”と、“世代”の違うファンが出てくるという、何回となく再放映されて年齢層が異なるファンを持つ名作ドラマの1つになりそう。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2006/03/20】

Vol.47 ジョージ・クルーニー、オスカー受賞!

「ER緊急救命室」のロス先生こと、ジョージ・クルーニーが、3月5日に発表されたアカデミー賞で、「シリアナ」にて助演男優賞を受賞した。プレゼンターのニコール・キッドマンも、候補者の名前を呼び上げる際“ERのドクターを演じた”とクルーニーを紹介したように、クルーニーにとって「ER」はブレイクのきっかけを作った重要な作品だったわけだが、「ER」時代からクルーニーを応援してきたファンの人たちにとっても感激のオスカー受賞だったのではないだろうか。そのクルーニーのオスカー・スピーチは、今回のオスカー受賞スピーチの中でも最も素晴らしいものだったので、ここで全文を紹介しよう。 『ワォ。そうか、これで僕の監督賞は無しってことになったな。(笑)アカデミー賞を受賞することについて可笑しなことは、それがこれからずっと自分の名前と同義語みたいになるということだ。これからは、“オスカー受賞者のジョージ・クルーニー”になるから、“1997年度の地上で最もセクシーな男”も、“バットマン”も、今日、風変わりな事故で死んだということになる。(笑)いいかい、僕は、どうやって芸術というものを比較すればいいのか、よくわからない。今年、候補になった俳優たちの演技を観れば、同じ役を演じているのではない限り、どうやってその演技を比較したらよいのか、わからないじゃないか。彼らの演技は、実に優れた素晴らしいものだった。僕は、この壇上に立てて本当に名誉なことだと思う。それから最後に、僕たち、ハリウッドの人間たちは、現実がわかっていないと言われることがある。僕は、それは良いことなのかもしれないと思う。まだエイズというものが噂されているに過ぎない時に僕たちはエイズについての映画を作った。公民権という考え方が広がる前に公民権についての映画を作った。僕たちはそういったテーマを提起してきた。アカデミー協会は、黒人たちがまだ劇場の最後列に座っていた1939年、ハッティ・マクダニエルにオスカーを授与した。僕は、そんなアカデミー協会に属していることを誇りに思う。この映画人のコミュニティに属していること、そして、現実がわかっていないことを誇りに思っている。この賞を受賞させてくれて本当にありがとう。』

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2006/03/10】

Vol.46 アメリカで今、一番人気の番組は?

メディア・リサーチで有名なアメリカのニールセン社が、視聴率調査の対象となる2月放映分のテレビ番組から、視聴率トップ20を発表。結果は以下の通り。 1.「スーパーボウル」(アメリカ一のチームを決める決勝戦で圧倒的な視聴者数でダントツ1位) 2.「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」 3.&4.「アメリカン・アイドル」 5.「CSI:科学捜査班」 6.「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」 7.「CSI:マイアミ」 8.「SURVIVOR:PANAMA」 9.「DANCING WITH THE STARS」(セレブたちがダンスの腕前を競うコンテスト番組) 10.「CSI:ニューヨーク」 11.「DANCING WITH THE STARS」 12.「TWO AND A HALF MEN」(チャーリー・シーン主演のシットコム) 13.「24」 14.「ER 緊急救命室」 15.「NUMB3RS」(FBI捜査官の兄と天才数学者の弟とコンビを組んで難事件を解決するドラマ) 16.「COURTING ALEX」(「ふたりは最高!ダーマ&グレッグ」のジェナ・エルフマン主演の新シットコム) 17.「CRIMINAL MINDS」(FBIのプロファイラーたちの活躍を描くサスペンス・ドラマ) 18.「BONES」(法医学を駆使して何年も経った殺人事件を解決するドクターとFBIの活躍を描くドラマ) 19.「CLOSE TO HOME」(一般家庭に身近な所で起きる事件の犯人たちを追及する女性検事が主人公の 法廷ドラマ) 20.「NCIS」(「犯罪捜査官ネイビーファイル」のスピンオフドラマ。海軍版「CSI」)

こうして観ると、アメリカでは、相変わらず、リアリティTVと刑事物、特に科学捜査を駆使して事件を解決していく“CSI系”ドラマやその亜流の番組の人気が根強いことがよくわかる。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2006/02/22】

Vol.45 ミーシャ・バートン、アメリカ市民になる

近くスーパーチャンネルで放映が開始される人気ドラマ「The OC」に出演しているミーシャ・バートンは、幼い頃にニューヨークに引越して以来アメリカで育ったものの、生まれたのはイギリスのロンドン。これまでずっとイギリス国籍を保持し続けてきたが、2月にアメリカの市民権を取ることになった。アメリカの市民権を取るには、一定の資格が必要であると共にアメリカに関する知識を問うテストを受けて合格しなければならないが、バートンはそのテストのことで心配していたとか。バートンいわく“すごく難しいように聞いていたから、とてもびくびくしていたの。そうしたら、質問は皆、‘アメリカの国旗は何色ですか?’とかそんなようなものばかりで拍子抜けしちゃった”とのこと。バートンは、約4000名の他の新アメリカ市民と共に宣誓式に出席する予定。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2006/02/10】

Vol.44 2005年度ゴールデングローブ賞、発表!

映画・テレビ界の外国人記者たちから成るハリウッド外国人記者協会が毎年選ぶゴールデン・グローブ賞の授賞式が、1月16日、ビバリーヒルズのホテルで行なわれた。今年は、映画部門では、アン・リー監督の「ブロークバック・マウンテン」が圧倒的な強さを見せたが、TV部門では、ニューイングランドの打ち捨てられた町を舞台に様々な人間たちの生き様を綴るリチャード・ルッソ著のピューリッツァー賞受賞小説を同名TV映画化した「Empire Falls」が、最優秀ミニシリーズ/TV映画賞と助演男優賞(ポール・ニューマン)の2部門で受賞した他は、皆、1部門のみの受賞と、仲良く賞を分け合う結果となった。 ドラマ部門の作品賞には、去年ノミネートされながら惜しくも受賞を逃した「LOST」が受賞。男優賞には、天才的な洞察力で不可解な病気の謎を解いていく、いわば“医療探偵”的ドクターの活躍を描く「House M.D.」で、タイトル・ロールのDr.ハウスを演じているヒュー・ローリーが、女優賞には、「Commander in Chief 」で、現実でもフィクションの世界でも初の女性合衆国大統領を演じているジーナ・デイヴィスが、それぞれ受賞している。ミュージカル・コメディ部門の作品賞は、去年に引き続き「デスパレートな妻たち」が受賞。しかし、女優賞では「デスパレート」な妻たちを演じている4人の主演女優たちを抑えて、夫が急逝して2人の子供達を自力で育てていくことを余儀なくされた専業主婦が郊外住宅地で密かにマリワナを育てるビジネスを始めることで引き起こされる騒動をコメディ・タッチで描いた「Weeds」で、主役の未亡人を好演しているメアリー=ルイーズ・パーカーが受賞に輝いた。男優賞では、「The 40 Year Old Virgin」で映画界でも大ブレイクを果たしたスティーヴ・カレルが、イギリスの人気コメディ番組をリメイクした「The Office」での間抜けだが憎めない管理職を演じて、受賞を果たしている。他に、ミニシリーズ/TV映画部門では、「Lackawanna Blues」で1960年代の東部の下宿屋を運営する肝っ玉母さん的女性を演じたS・エパサ・マーカーソンが女優賞を、エルヴィス・プレスリーの伝記ミニシリーズ「Elvis」でタイトル・ロールを熱演したジョナサン・リス=マイヤーズが男優賞を、そして、作品賞にもノミネートされた評判の高い医療ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」でインターンを演じているサンドラ・オーが助演女優賞を、それぞれ受賞している。こうやって観てみると、受賞に輝いたのは、ポール・ニューマン、ヒュー・ローリー(英国のTV界出身だが、1990年代から英米両国の映画に多く出演)ジーナ・デイヴィス、メアリー=ルイーズ・パーカー等、映画界で長いキャリアを積んできたベテラン俳優たちが目立つ。少し前あたりから、映画界とTV界のキャスティングの境界線が曖昧になってきつつあったが、その傾向は相変わらず続いているようである。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2006/01/20】

Vol.43 ラリーの“「ブロークバック・マウンテン」クライシス”

ちょっと自虐的でシニカルな笑いが満載のコメディ番組「ラリーのミッドライフ★クライシス」のクリエイターで主演を務めるラリー・デイヴィッドが、1月1日付けニューヨーク・タイムズ紙社説欄の向かいに、「カウボーイは僕の大好物」と称したコラムを執筆。以下、一部を抜粋すると:
僕がゲイというものに夢中にならないなんて保証は無い。率直に言うと、ゲイにはちょっと魅力がある。僕は、いつだって男たちとうまくやってきたし、ゲイの人たちはいつだって楽しい時を過ごしているように見えるし。僕の行ったクリスマス・パーティでも、歌を唄っていたのは彼らだけだった。ああ、あれは楽しそうだったなあ。僕だって唄いたいんだけど、自意識過剰な異性愛者という重荷を背負っているので出来ないんだ。だから、もし「ブロークバック・マウンテン」を観ようものなら、僕を苦しめるのが大好きな頭の中の声が大はしゃぎでこう言うだろう。‘おまえはあのカウボーイたちが好きなんだろう?ちょっとキュートだもんな。さあ、彼らはキュートだってことを認めろよ。俺の目はごまかせないぜ、ゲイ男。さあ、無駄な抵抗は止めて自分がゲイだってことを認めろよ!おまえはゲイだ!’ってね。もっとも、ゲイであることがいけないってわけじゃないんだけどね。
このコラム、一見、デイヴィッドがゲイ嫌いのように見えるが、実は、「ブロークバック・マウンテン」を観ることに抵抗を感じているストレートの男性たちを揶揄したもの。にもかかわらず、デイヴィッドの独特な皮肉に満ちたユーモアのセンスを解せない人たちが、このコラムについて某ブログでちょっと的外れな議論を展開しており、それこそ、「ラリーのミッドライフ★クライシス」の一エピソードにでも出てきそうで可笑しい。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2006/01/10】

Vol.42 レオ・マクギャリー首席補佐官役のジョン・スペンサー、急逝

「ザ・ホワイトハウス」放映開始以来のキャスト・メンバーで、レオ・マクギャリー首席補佐官を好演していたジョン・スペンサーが、12月16日の朝、心臓発作のため、ロサンゼルスの病院で亡くなった。12月20日には59歳になる予定だった。「ザ・ホワイトハウス」での共演者でジョシュ・ライマン役のブラッドリー・ウィットフォードは、スペンサーの急な死に対し、“彼が亡くなったなんて信じられない。僕たち皆、とてもとても大切な兄貴分を失ってしまった”という声明を発表。C・J・クレッグ役でスペンサーと共演していたアリソン・ジャニーも、“プロ意識が完璧な俳優だった”と回想し、同番組のクリエイターであるアーロン・ソーキンとプロデューサーのトーマス・シュラムは、スペンサーのことを“極めて善良な人だった”と彼の死を悼んでいる。私も、2003年の春、「ザ・ホワイトハウス」のプレス・インタビューでスペンサー御本人に御会いしたことがあるが、質問に真面目に答えながらも、決してユーモアを忘れない紳士的な俳優という印象が残っている。御冥福をお祈りいたします。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/12/20】

Vol.41 メル・ギブソン、ホロコーストを題材にしたTV映画をプロデュース

メル・ギブソン率いるプロダクション会社、アイコン改めコン・アースティツ・プロダクションが、ABC局と組んでホロコーストをテーマにしたTV映画をプロデュースすることになった。このTV映画は、第二次世界大戦中、ナチスドイツに占領されていたオランダで隣人にかくまわれていたユダヤ系オランダ人女性フローリー・ヴァン・ビークが書いた回想録「フローリー:サバイバル・イン・ザ・ヴァレー・オブ・デス:ホロコースト1940-1945」を基にしているとのこと。ギブソンがこのTV映画制作にどの程度、関与することになるのかはまだ不明のようだが、2004年に監督した「パッション」で“反ユダヤ主義”のレッテルを貼られた上、実の父親が“ホロコーストの大部分はでっちあげ”などと爆弾発言したため、ユダヤ系の多いハリウッドの映画人の一部からは良く思われていないふしがあるギブソン。ホロコーストを描くTV映画をプロデュースすることによって、ハリウッドでの人気挽回を図っていると観るのはちょっと意地悪過ぎるかな...?

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/12/10】

Vol.40 アラン・ボールの新プロジェクト

「シックス・フィート・アンダー」のクリエイター、アラン・ボールが、同番組を共同製作した有料ケーブル局HBOと2年間の番組制作専属契約を結んだ。ボールがHBOと組んで制作する番組の第1弾は、シャーレイン・ハリス著の「サザン・ヴァンパイア」シリーズ。日本では、シリーズ第1作「満月と血とキスと」しか翻訳・出版されていないようだが、血液の合成が可能になり、ヴァンパイアたちも市民権を持てるようになった時代が舞台で、心が読めることで恋人が出来なかったヒロイン、スーキーがヴァンパイアのビルに恋すると同時に、彼らの周りに奇妙な連続殺人事件が起きるという、ロマンティック・スリラーだとのこと。「サザン・ヴァンパイア」シリーズについて、ボールは、“このシリーズは怖くもあり可笑しくもあり、セクシーで、豊かで深い世界を構築している。ハリス女史が私を信頼して彼女のヴィジョンをテレビドラマ化させてくれたことを、ありがたく思っている”とコメントしている。「シックス・フィート・アンダー」で生と死が交錯する人生を描いたボールが、生と死の狭間に漂うヴァンパイアの世界をどう描いてくれるのか、今からとても楽しみである。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/11/20】

Vol.39 曲がり角に来ているアメリカの犯罪ドラマ

アメリカのテレビドラマで最も人気のある犯罪ドラマ・ジャンルに、最近、翳りが見え始めているようだ。犯罪ドラマは、“プロシーデュアル(procedural=手続き)”と呼ばれる方式を取っているものがほとんどで、基本的には:番組の冒頭で犯罪が起こる、または犯罪現場が紹介される→刑事たちが捜査を進めて容疑者を絞っていく→容疑者逮捕、という“手続き”の過程を描いていく。犯罪はたいていが殺人事件であり、死という人生で最もドラマチックなトピックが視聴者の興味を惹き続けてきた。ところが、ここ数年、そのような犯罪ドラマが急増し、視聴者もいささか食傷気味。“プロシーデュアルを作っておけば大丈夫だとは言えなくなってきている。平凡で特色の無い犯罪ドラマを作っても今ではもう生き残れないだろう”と指摘するのは某ネットワーク局の社長。映画界よりもさらに決まりきったパターンの作品が受け入れやすいテレビ界ではあるが、人気の高いジャンルである犯罪ドラマでも、生き残っていくためには、「CSI:科学捜査班」や「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」等のように設定や展開に工夫を凝らさなければ成功できなくなってきているのである。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/11/10】

Vol.38 ドクター・カーター、2児の父に

「ER」のドクター・カーターことノア・ワイリーと、メイクアップ・アーティストのトレイシー夫人の間に、10月15日、ロサンゼルスで、長女オーデン・ワイリーちゃんが誕生した。 “オーデン”という一風変わった名前は、英国出身の詩人、W・H・オーデンにちなんでつけたとか。体重3,350g、母子共に健康だそうである。2000年に結婚したワイリーとトレイシー夫人の間には、11月に3歳になる息子のオーウェン君が居る。おめでとうございます。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/10/20】

Vol.37 ジョージ・クルーニー監督の新作、封切られる

「ER」のドクター・カーターことノア・ワイリーと、メイクアップ・アーティストのトレイシー夫人の間に、10月15日、ロサンゼルスで、長女オーデン・ワイリーちゃんが誕生した。 “オーデン”という一風変わった名前は、英国出身の詩人、W・H・オーデンにちなんでつけたとか。体重3,350g、母子共に健康だそうである。2000年に結婚したワイリーとトレイシー夫人の間には、11月に3歳になる息子のオーウェン君が居る。おめでとうございます。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/10/10】

Vol.36 この秋から始まる注目したい新番組

今年も夏が終わり、アメリカでは新番組が勢揃いしているが、その中から、いくつか要注目番組を御紹介しよう。まず、現実には存在しない人物=アメリカ合衆国女性大統領(!)を主人公にした政治ドラマ「Commander in Chief」(ABC)。史上初の女性大統領に“就任”するのはジーナ・デイヴィス。身長183cmの彼女なら、「ザ・ホワイトハウス」のバートレット大統領にも堂々と張り合えるかも?張り合うと言えば、エピソードが連続していくシリアル・ドラマ形式で大成功を収めている「24」を意識して、同じ製作局FOXが放映開始したのは「Prison Break」。大統領の弟を殺した容疑で裁判にかけられ、無実の罪で死刑囚となった弟と、彼を救うために同じ刑務所に入った兄の兄弟が、政治的な陰謀によって早められた死刑執行の前に脱獄を試みるという手に汗握るサスペンス・ドラマだ。先日、発表されたエミー賞で、死者と意思疎通できるヒロイン役のパトリシア・アークェットが主演女優賞を獲得した「Medium」の成功に刺激されてか、ハリケーンが訪れた後のフロリダの町で奇妙な事が次々と起こる「Invasion」(ABC)や、ジェニファー・ラブ・ヒューイットが、行き場を失って地上を彷徨う霊魂があの世へ旅立てるよう手助けをする霊媒を演じる「Ghost Whisperer」(CBS)など、超常能力・超常現象を扱うドラマも流行の兆しを見せている。一方、シットコムでは、コメディアン、クリス・ロックのブルックリンでの少年時代を描く「Everybody Hates Chris」(UPN)と、ケヴィン・スミス監督作品の常連俳優として知られるジェイソン・リーが、宝くじで10万ドル当てた後で車にはねられたことをきっかけに、今までの罪を悔い改めて善行に務めるプア・ホワイトの青年に扮している「My Name Is Earl」(NBC)が、注目作。最近、低迷気味のシットコム・ジャンルに新風を吹き込むことを期待されている。最後に、ネットワーク局番組ではないが、「シックス・フィート・アンダー」などのオリジナル番組が高く評価されているHBOの新シリーズ「Rome」も注目作として付け加えておこう。ジュリアス・シーザーが権力を振るったローマ帝国時代を舞台に、富や権力への野望を抱く人間たちの愛憎関係を描く同番組は、推定予算1億ドルをかけて、数々の名作が撮影されたイタリアのチネチッタ・スタジオで製作中の大型ドラマ。英国人の舞台俳優を中心とした出演陣も手堅い演技を見せており、“It’s not TV. It’s HBO.”をキャッチフレーズにしているHBOに相応しい番組になっていて、さすがである。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/09/20】

Vol.35 バートレット大統領の反戦スピーチ

ザ・ホワイトハウス」のバートレット大統領ことマーティン・シーンが、8月末、イラクで戦死した兵士の母で、テキサスに在るジョージ・ブッシュ大統領の牧場のそばに泊まり込んで反戦運動を展開しているシンディ・シーハンさんを訪問し、反戦スピーチを披露すると共に、シーハンさんと彼女の支持者たちを励ましたとのこと。シーンのスピーチを聞いた人たちは、“現実でも彼がアメリカ合衆国大統領だったら良かったのに...”と口々に言い合ったに違いない。シーハンさんの反戦キャンプには、フォーク歌手のジョーン・バエズも訪れて、「花はどこへ行った」などの反戦歌を演奏し、応援していったそうである。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/09/10】

Vol.34 スカーレット・ヨハンソンの告白

世界中でいまだに根強いファンを持つ「ベイウォッチ」だが、日本でも(今夏)公開された映画「アイランド」に主演しているスカーレット・ヨハンソンも、実は、ティーンエージャー時代に主役のミッチ・ブキャナンことデヴィッド・ハッセルホフにオネツだったとか。ヨハンソンは、去年の暮れにアメリカで公開された「スポンジボブ・スクエアパンツ」劇場版で声の出演をしているが、同作にはハッセルホフが本人役で出演。思いがけない“共演”の機会についてヨハンソンは、“ティーンの時に彼のことをすごく好きだったものだから、映画のクレジットで自分の名前が彼の名前の隣に出ているのを見た時には、とても乙女チックな気分になっちゃった。当時は、彼ってすごくセクシーで魅力的な男として皆が夢中になったものだったのよ”と告白している。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/08/20】

Vol.33 「シックス・フィート・アンダー」トリビア(その3)プロダクション裏話編

架空の世界を構築する映画やドラマの製作現場を覗くと意外な事実があったりする。例えば、「シックス・フィート・アンダー」の実に出来の良いタイトル・シークエンス(番組のオープニング部分)。普通、タイトル・シークエンスの製作では、まず映像を作ってから音楽を加えるものだが、「シックス・フィート・アンダー」の場合は、トーマス・ニューマンの印象的なスコアに合わせて後から映像が作られた。スコアの流れと映像とが絶妙なタイミングになっているのはそのため。ドラマ本編についてのこぼれ話では、例えば、フィッシャー葬儀社はロサンゼルス東北部に位置するパサディナに在ることになっているが、実際は、建物外部はダウンタウンに程近いウエスト・アダムズに在るフィリピン歴史協会の建物を借りて撮影されている。(内部はロサンゼルス北部に位置するバーバンクに在るワーナー・ブラザース撮影所内のセットで撮影。)ちなみに、クリエイターのアラン・ボールがドラマの舞台をロサンゼルスに設定したのは、“LAは世界中で最も死を拒絶したがっている街だから”だそうである。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/08/10】

Vol.32 「シックス・フィート・アンダー」トリビア(その2)キャスティング編

「シックス・フィート・アンダー」がドラマとして大成功している理由の1つは、素晴らしいキャスティングにある。今回は、そのキャスティングにまつわるトリビアを紹介しよう。ネイト・フィッシャー役のピーター・クラウスは、当初、デイヴィッド役が持つ政治的・人権的メッセージに共感し、この役への支持を表明するためにデイヴィッド役のオーディションを受けた。しかし、ネイト役を演じられる俳優がなかなか見つからなくて困っていたクリエイターのアラン・ボールは、クラウスの演技力に感心すると共に、ブレンダ役のレイチェル・グリフィスとの抜群の相性の良さにも注目して、クラウスをネイト役に抜擢した次第。レイチェル・グリフィスは、脚本を読んで、ブレンダ役を強く希望していることをプロデューサーたちに伝えたが、プロデューサーたちは、オーストラリア人のグリフィスがアメリカ英語のアクセントを習得できるかということを心配していた。だが、プロデューサーたちに会うためにオーストラリアから飛んできたグリフィスは、その時点で既に完璧なアメリカ映画のアクセントをマスターしており、見事、ブレンダ役を獲得した。フィッシャー家の母親、ルース役を演じているフランセス・コンロイは、実際には、長男ネイト役を演じているピーター・クラウスより12歳年上に過ぎない。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/07/20】

Vol.31 レイチェル・グリフィス、2児の母になる

「シックス・フィート・アンダー」のブレンダこと、レイチェル・グリフィスが、6月23日、ロサンゼルスで女児を出産した。グリフィスは、2002年12月に同じオーストラリア出身のアーティスト、アンドリュー・テイラーと結婚。2003年11月には長男、バンジョー・パトリック君が誕生している。今回、生まれた女の子の名前は出生後、すぐには発表されず、長男を楽器と同じ名前にしたということで、長女にも音楽に因んだ名前でも付けられるのかと思い巡らせていた芸能ゴシップ記者も居たようだが、結局、アデレード・ローズと、オーストラリア南部の街に因んだと思われる名前が付けられている。「シックス・フィート・アンダー」では、ネイトと行きずりのセックスを楽しむような奔放な女性を演じているグリフィスだが、素顔の彼女はしっかりと家庭を築いている地に足の着いた女性と観た。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/07/10】

Vol.30 「シックス・フィート・アンダー」トリビア(その1)

7月1日(金)から、アメリカで最も質の高いテレビ番組を制作することでは定評のあるケーブル局HBOのオリジナル・シリーズである「シックス・フィート・アンダー」がスーパーチャンネルで放映開始されるのに併せ、“知っているとちょっと楽しい”同ドラマの“トリビア”を3回に分けて御紹介していこうと思う。(その1)番組紹介編・クリエイターのアラン・ボール(映画「アメリカン・ビューティ」で脚本賞オスカーを受賞)は、自分の姉の死に遭遇して、このドラマ・シリーズを書くことを思いついたとか。“葬式つながり”で、故伊丹十三監督が宮本信子夫人の父親の葬式に出て「お葬式」のアイディアを思いついたという話を思い出させる。・最初のエピソードが放映されてから1週間も経たないうちに、HBOは「シックス・フィート・アンダー」の2シーズン目を制作することを決定した。それだけ評判が良く、反響も大きかったのである。・パイロット・エピソード(第1話)では、葬儀社や葬儀用商品の架空のコマーシャルが、あたかも本物のコマーシャルのように、いくつか挿入されている。当初は、毎回のエピソードでこのようなコマーシャルを入れていく予定だったらしいが、“葬儀社や葬儀用商品のコマーシャルのアイディアなんてすぐに底をついてしまって、もたないから”(アラン・ボール談)という理由で、パイロット・エピソードのみの“仕掛け”に終わったそうだ。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/06/25】

Vol.29 「ストッカード・チャニング、デイタイム・エミーを受賞」

「ザ・ホワイトハウス」でファースト・レディを演じているストッカード・チャニングが、アメリカで昼間に放映されるテレビ番組に授与されるデイタイム・エミー賞を受賞した。受賞対象作はケーブル局ショータイムで放映されたテレビ映画「Jack」で、チャニングは主人公の少年の母親を演じて、青少年・家族向け特別番組部門の俳優賞を獲得した。チャニングは、2002年に「ザ・ホワイトハウス」での演技で、プライム・タイムと呼ばれる夜のテレビ番組を対象としたエミー賞の助演女優賞を受賞しており、今回の受賞で、夜・昼両方のエミー賞を制覇したことになる。なお、今年のデイタイム・エミー賞では、エレン・デジュネレスの「Ellen: The Ellen DeGeneres Show」が番組賞と司会賞とをダブル受賞して、デジュネレスの御茶の間での人気が定着したことを示している。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/06/10】

Vol.28 「新シーズンは女性主導のアメリカTV界」

9月から始まる2005年-2006年のアメリカのTV新シーズンでは、女性が活躍するドラマが飛躍的に増え、注目されている。「Desperate Housewives」で女性視聴者のパワーを実感しているABC局は、9月から始まる新番組として、ジーナ・デイヴィスが初の女性合衆国大統領を演じるドラマや、ヘザー・グラハムがヒロインを演じるロマコメ、マンハッタンを舞台に4人の不動産エージェントの日常を描くシットコムと、女性を主役とした番組をラインアップ。ライバルのCBS局も、女性検事が主役のドラマや、死者からのメッセージを遺族に伝えることを生業とするヒロインを描くドラマ、「ダーマ&グレッグ」のジェナ・エルフマンが恋人募集中の秘書を演じるコメディと、女性視聴者を強く意識した番組を揃えている。3大ネットワークの残りの局、NBCも、ケイト・キャプショーの娘、ジェシカ・キャプショーが元肥満体で現在はスリムになったヒロインを演じるドラマの他、刑務所からめでたく出所したマーサ・ステュアートがホストになるリアリティTV番組や、歌手のエイミー・グラントがアメリカの田舎町の住民の願いを叶えるという設定のリアリティTV番組をスタートさせる予定。新番組のラインアップが女性視聴者をターゲットにしている背景には、アメリカの視聴者の60%近くが女性であるという状況がある。また、前述の「Desperate Housewives」の例では、女性視聴者が男性視聴者と一緒に観ようと誘いかけた結果か、同番組には男性ファンも多いとか。“魚の居る所で釣りをせよ(何かを成就したければ成功しそうな所で努力せよ)ということね”と或る業界人がコメントしているように、今年の新シーズンでは、御茶の間エンターテインメントの主導権を握っている女性が興味を持てる題材の番組を作ろうと各局とも知恵を絞っているわけである。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/05/20】

Vol.27 「“バリウッド”で人気のハッセルホフ」

ベイウォッチ」のミッチ・ブキャナンことデヴィッド・ハッセルホフが、今年のバリウッド・ムービー・アワーズのインターナショナル・スター・オブ・ジ・イヤーを受賞した。ハッセルホフの代表作である「ベイウォッチ」や「ナイトライダー」は、世界中にファンを持つ人気シリーズで、通称“バリウッド”(Bombay+Hollywood)と呼ばれるインド映画産業を擁するインドも例外ではない。4月30日にニュージャージー州のアトランティック・シティのタジマハール・カジノで開かれた授賞式に出席したハッセルホフは、“僕は、「ベイウォッチ」や「ナイトライダー」のような番組を誇りに思っている。これらの番組は人の命を救うことをテーマにしており、人の命を奪うことについての番組ではないからね。それに、こういう番組は、ちょっとおふざけが入っていることもあって、観ていて楽しい番組だ。世界平和にも大いに貢献していると思うよ”とスピーチしたそうである。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/05/10】

Vol.26 「大統領は太っ腹」

「ザ・ホワイト・ハウス」のジェド・バートレット大統領こと、マーティン・シーンは、とても気前が良いらしく、すぐに身の回りのものをチャリティに寄付してしまう癖があるようだ。“父にプレゼントをあげる時にはちょっと考えちゃうんだ”と言うのは、シーンの息子で、最近では「スピン・シティ」や「Two and a Half Men」など、テレビで活躍中のチャーリー・シーン。“父はいつも、すごくあたりさわりの無い格好をしていて、僕は、彼のファッション・スタイルを‘殺し屋ファッション’と呼んでいる。殺し屋というのは、群集の中に紛れ込んでしまってもわからないような目立たない格好をしているからね。でも、父にクリスマスとか誕生日のプレゼントをあげるときは、気をつけないといけない。たとえば、以前、3,000ドルぐらいするカシミアのオーバーコートをあげて、すごく喜ばれたんだけど、1年ぐらいそのコートを見かけなかった。そうしたら、その後、チャリティか何かでホームレスのシェルターを訪れた時に、ホームレスの男性がそのコートを着ているところに出くわしてビックリした。心が大きくて気前が良いことは誉められるべきことではあるんだけれど、何も息子からの高価なプレゼントをすぐに寄付しなくてもいいと思うんだけれどなあ”と、息子を嘆かせている父シーンなのでありました。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/04/25】

Vol.25 「“ドォッ!!”な訴訟」

ロシア人の父親が、アメリカのアニメ番組「ザ・シンプソンズ」が自分の息子の素行に悪影響を与えたとして、同番組を放映しているロシアのテレビ局REN-TVを相手に訴訟を起こしていたが、裁判所から“根拠無し”としてあえなく却下された。原告の父、イゴール・スミコフの訴状によると、6歳の息子が「ザ・シンプソンズ」を観るようになってから、ドラッグに興味を持ち、母親を侮辱するような言動をとるようになったと主張。自分の息子の道徳心にダメージを与えたとして、REN-TVに約126万円の損害賠償金を要求していた。「ザ・シンプソンズ」は、本国アメリカではPGが付けられており、ドラッグ使用の直接的描写があるはずは無いから、「ザ・シンプソンズ」を観た結果、ドラッグに興味を持つようになったとは考えられにくいと、裁判所でも判断したのだろう。“母親を侮辱するような言動をとるようになった”という糾弾にいたっては、6歳にもなれば親をバカにするような態度を取るのは全く珍しいことではないから、根拠無しと判断されても仕方が無い。自分たちの躾の不行き届きを棚に上げ、メディアに育児の責任を押し付けるスミコフのような親の起こす訴訟事件、シンプソン一家の家長ホーマーだったら、“ドォッ!!”とキメ台詞でコメントすることでしょう。

【ロサンゼルス(米) 荻原順子 2005/04/10】

荻原順子
在ロサンゼルス映画/TVライター。キネマ旬報とTVタロウにハリウッド情報コラムを連載中。

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