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■シーズン5 全22話
ゾーイの行方は依然としてわからず、誘拐犯からはその後何の連絡もないまま、時間だけが刻々と過ぎてゆく。ウォーケン大統領代行の記者会見で、シャリーフ暗殺の事実を知ったアビーは、それがゾーイの誘拐につながったのではないかと疑い、夫を激しく責める。
ゾーイが日付のわかる新聞を持たされた映像が流れ、誘拐犯はアラビア語で「二十四時間以内にアメリカ軍をクマーから撤退させなければ、人質を殺す」と公言している。その夜、バートレット大統領がふらりとトビーのオフィスを訪ねる。トビーはレオから「ゾーイが死んだ場合のスピーチは大統領に絶対見せるな」と言われていたが、大統領の方から見せてくれと求められ、ウィルが書いた原稿を渡す。
ゾーイはホワイトハウスで行われた記者会見で、事件後初めて公の場に顔を見せる。記者団に笑顔で手を振るなど、気丈に振る舞うゾーイだが、チャーリーは強がっているのではないかと心配する。アビーは、ゾーイの警護を増強することについてシークレットサービスの担当者と話し合うが、そのミーティングの時間を早め、レオが加わらないようにする。そして遅れてきたレオに、アビーは厳しい言葉を投げつける。
下院でただ一人、シールという議員がボブ・ラッセルを副大統領に承認することに反対しており、ジョシュは説得のためにホワイトハウスへ呼ぶ。自分の交渉術を見せて勉強させようと、アシスタントのライアンをミーティングに参加させるが、逆にシールからやり込められてしまう。
軍人の昇進をキャリック上院議員が保留したと知らされ、ジョシュはキャリックと話をつけることに。一方、共和党に減額された暴力防止対策部門の予算が、急に増額されることになった。アビーに仕事を任されたエイミーが画策して予算を取りつけたことがわかり、バートレットは「君はここにいる必要はない」と言い放つ。
キャリック議員を離党させてしまったことで落ち込むジョシュ。スタッフや友人から励まされたものの、党内からはキャピタルゲイン課税引き下げの交渉からジョシュを外せとの声が多数を占める。オクラホマ州で巨大な竜巻が発生。犠牲者や行方不明者が多数出て、大統領は国家非常事態を宣言する。被災地の訪問は副大統領が行くことで話がまとまりかけ、ウィルも準備を進めるが、CJの「大統領が行くべきです」のひと言でバートレットが行くことに。
予算交渉は連日早朝から深夜まで続けられていたが、難航していた。ジョシュの後任アンジェラは共和党側に株式利益の税率引き下げをあきらめさせる代わりに、こちらも大学授業料の控除を取り下げようと提案。トビーは強く反対するが、大統領はやむを得ないと判断する。ジョシュはアンジェラから予算関係の書類と、その内容を熟知しているドナを貸してほしいと頼まれるが、その後ドナも予算交渉に参加していると聞いて、内心複雑な思いに駆られる。
共和党執行部との予算交渉が決裂し、連邦政府は機能停止に追い込まれたため、ドナたち秘書を含む下級職員は自宅待機を余儀なくされる。共和党側とホワイトハウス側はお互いの出方を探り合いながら、それぞれ作戦本部にこもって対策を話し合う。しかし。マスコミや国民から責任を問われ、支持率も大幅に低下したバートレット政権側は不利な立場に追い込まれる。
ホワイトハウスもすっかりクリスマスムード一色。大統領の娘も3人集まることになっており、ジェドもアビーも楽しみにしていた。そんなとき、バートレットの長女リズの夫であるダグが、ニューハンプシャーから下院議員に立候補する決意を、ジョシュに語る。民主党としては別の候補を推す予定なので、立候補しないようジョシュが勧めるが、ダグはあくまでも立候補すると言い張る。
前大統領のラシターが亡くなり、時期を同じくして、サウジアラビアのリヤドで抗議デモが行われ緊迫した情勢になったため、前大統領の葬儀に向かうバートレットにはトビーが同行することに。中東情勢には歴代大統領の責任もあると考えていたトビーは、なかなか追悼の言葉が書けないでいた。
議会から犯罪に対する刑罰の強化を図る修正案が出された。不当な厳罰化の傾向に反対の姿勢をとっているバートレット大統領は、修正案の背景には厳罰化によって刑務所に囚人があふれかえっているという事情があることから、アビーの勧めもあって恩赦を考え始める。
トビーは、社会保障制度の維持に関しある方法を思いつき、朝一番でバートレットに自分の考えを話す。それは、共和党のゲインズが引退すると踏み、民主党の上院議員と話し合ってもらい、民営化するのではなく個人口座制度を導入しつつ社会保障制度を維持するという方法だった。ゲインズと議事堂の外で話したトビーは、何とか民主党の上院議員と話してもらう約束を取りつける。
インド洋上空で核爆発が確認され、シチュエーションルームでの会議が始まる。核兵器を持っている国々で実験の予定はなかったため、新たに核兵器を持った国が現れたことを意味していた。一方ラッセルは、相変わらず冷遇され、重要ではない政策を任されていたが、ウィルと視察旅行の話をするうち、ある重要なことを思い出す。