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クリミナル・マインドシーズン12

イントロダクション

FBIの最強プロファイラー・ユニット“BAU(行動分析課)”のメンバーが様々な凶悪犯罪に挑む。
ロングラン大ヒットの犯罪捜査ミステリー! エミリー・プレンティス率いる新生BAUに期待大のシーズン12、チャンネル初放送!!

作品解説

「クリミナル・マインド」とは、米CBSネットワークにて2005年秋より放送を開始し、本国ではシーズン15を放送中のロングラン犯罪捜査サスペンス。FBI(アメリカ連邦捜査局)に実在する機関“BAU”。そこに所属し、犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラーたちが本作の登場人物。彼らは全米各地でシリアル・キラー(連続殺人鬼)が事件を起こすと現地に飛び、犯行現場の様子から犯人像をプロファイリングし、一刻も早い犯人逮捕をめざす。

犯罪を繰り返すことで己の欲望を満たそうとするのがシリアル・キラー。膨大なデータに基づき、彼らを“秩序型”“無秩序型”などに分類し、それぞれの特徴を新たな犯罪者たちの足跡に照らし合わせることで次なる犯行を予測する、地上最強のプロフェッショナル・ユニットが“BAU”だ。しかし、時に現実の犯罪者は彼らの予想を上回る欲望の強さと残虐さをもって捜査を混乱に招く。一方、事件を調べる“BAU”のメンバーの側にも深い心の闇が……。罪なる心(クリミナル・マインド)を抱えた人々がおりなす、空前絶後かつ予測不可能な犯罪ドラマの最終進化形、それが「クリミナル・マインド」だ。

出演は映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞したジョー・マンテーニャ、2018年公開の 『68キル』で主演を務めたマシュー・グレイ・ギュブラーほか、製作総指揮は映画『スピード』『プライベート・ライアン』などのハリウッドの大物製作者マーク・ゴ-ドン、脚本家としても活躍しているエリカ・メッサーらが手がけている。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン12 見どころ

“科学捜査”の次は犯罪者の心理を探る“プロファイリング”が熱い!

米TV界では「CSI」シリーズ、「BONES」など、最新の科学捜査テクニックを題材にした犯罪ミステリー・ドラマが流行したが、犯行の手口を調べる展開だけでは推理ドラマとしても人間ドラマとしても、どうしても限界がある。そんな声に応えるかのように現れたのが、犯罪者の心を分析してその闇を暴くというまったく異なる捜査方法、“プロファイリング”を取り上げた「クリミナル・マインド」だ。プロファイリング自体は小説や映画で注目された「羊たちの沈黙」や、元FBI行動科学課のロバート・K・レスラーが著者に名を連ねる実録ベストセラー「FBI心理分析官~異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記~」によって日本でもおなじみだが、ここまでリアルかつ詳細にプロファイリングを取り上げたTV・映画としては「クリミナル・マインド」が筆頭に挙げられるだろう。

モーガンが1話だけ帰ってくる! さらにプレンティスの復活や新メンバーが2名加入とキャストに期待大の今シーズン!!

前シーズンでシェマー・ムーア演じるデレク・モーガンがBAUを去り、“モーガン・ロス”で切ない思いをしている本作のファンも多いはず。でも落ち込むのはまだ早い! なんと今シーズン最終話の後半シーンにモーガンが帰ってくる! レギュラーキャストとして復帰というわけではないが、特別ゲストとして最終話のみに登場し、シーズンフィナーレを盛り上げる。前シーズンでモーガンが去り、今シーズンではこれまでリーダーを務めてきたアーロン・ホッチナーが特別任務のためチームから緊急離脱する急展開となり、新生BAUのリーダーに選ばれるのはエミリー・プレンティス。プレンティスを演じるパジェット・ブリュースターはシーズン7でレギュラーを降板したが、今シーズンにて完全復帰する。さらに、海外ドラマファンなら知る人の多い新キャストが加わる。その1人はこちらもロングラン大ヒット作品「CSI:マイアミ」のエリック・デルコ役でお馴染みのアダム・ロドリゲス。アダムはFBI逃亡者特捜班所属の捜査官ルーク・アルヴェスを演じる。アルヴェスは13人の脱獄した殺人犯を捕えるためにBAUに出向し、その捜査の過程でロッシに手腕を買われ、BAUの一員となる。「CSI:マイアミ」のみならず、「アグリー・ベティ」や最近では「ジェーン・ザ・ヴァージン」などにも出演する実力派俳優であるアダム・ロドリゲスの本作での活躍にも期待できる。また、シーズン中盤ではデイモン・ガプトン演じるベテランFBI特別捜査官スティーヴン・ウォーカーも登場。ガプトンは『セッション』や『ラ・ラ・ランド』、「ブラックライトニング」などの人気作に出演している。実力派俳優2人が加入し、懐かしのメンバーが帰ってくる今シーズンは、これまでとガラッと変わるBAUのメンバー達に注目!

本作お馴染みのキャストが監督・脚本を務めるエピソードに注目!

シーズン12でも、お馴染みキャスト陣が監督や脚本を務めるエピソードがいくつかある。リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーが第6話の監督、ロッシ役のジョー・マンテーニャが第7・19話で監督、ガルシア役のカーステン・ヴァングスネスが第13話の共同脚本を務める。前シーズンでモーガンがBAUを去るエピソードの監督を務めたギュブラーは、今シーズンではホッチナーが辞任し、プレンティスがその代わりとしてリーダーに指名される、これまた重要なエピソードを監督した。そして同じくモーガンが去るエピソードの脚本を手がけたガルシア役カーステン・ヴァングスネスは、今回はリードがメキシコで逮捕されるという衝撃的な展開の脚本をエリカ・メッサーと共同で書いた。3人とも本作ではシーズン当初からレギュラー出演している要となる人物だが、俳優業以外でも才能を開花させている。

スピンオフ作品「クリミナル・マインド 国際捜査班」とのクロスオーバー・エピソードが見どころ

シーズン12は、スピンオフ作品である「クリミナル・マインド 国際捜査班」シリーズとのクロスオーバー・エピソードも大きな見どころ。第13話では、FBI特別チームのIRT(International Response Team)からダニエル・へニー演じるイケメン捜査官マシュー・シモンズとアラナ・デ・ラ・ガーザ演じる、13か国の言語を操るクララ・シーガーが登場。IRTとはFBIの特別チームで、アメリカ国外で凶悪犯罪に巻き込まれたアメリカ人を現地まで出動し助け出すために作られた組織である。第13話では、ヒューストンに向かったはずのリードがメキシコで不可解な容疑で逮捕され、事件に巻き込まれる。そこでロッシはIRTのシモンズとクララに助けを求める。「クリミナル・マインド 国際捜査班」とのクロスオーバーは、シーズン10第19話が「クリミナル・マインド 国際捜査班」のバックドア・パイロット・エピソードとして放送されて以来のことである。シモンズを演じるダニエル・ヘニーは、「HAWAII FIVE-0」でコノの恋人アダム・ノシムリの弟マイケル・ノシムリ役を演じた他、『ベイマックス』タダシの声や『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のエージェント・ゼロ役等で知られるイケメン俳優。一方クララを演じるアラナ・デ・ラ・ガーザは、ロングランドラマ「LAW&ORDER」コニー検事補役や「CSI:マイアミ」エリック・デルコの姉マリソル・デルコ役、「クリミナル・マインド 国際捜査班」とのクロスオーバーは数々の大ヒットドラマに出演するキリっとした目が印象的な女優。アメリカを飛び出して展開するストーリーも、2人の有名キャストにも大注目のクロスオーバー・エピソードとなっている。

ストーリー

3つの刑務所から13人のシリアルキラーが脱獄するという大事件が起こった。そのうちの1人は、かつてホッチナーに薬物を吹き付けたシリアルキラー、“ひっかき男”ことピーター・ルイスだった。 彼らの追跡を必死に続けるFBIと、逃亡者特捜班からBAUに出向してきたルーク・アルヴェス捜査官の活躍により、そのうち8人が無事逮捕される。残りは5人。アルヴェスの手腕を見込んだロッシは、彼に正式にBAUに異動するよう招き入れるが、アルヴェス本人は自分はプロファイリングに不向きなのではと考えている。モーガンがいなくなったショックから抜け出せていないガルシアは、そんなアルヴェスに意味もなく厳しくあたってしまう。一方で、モーガンに続きホッチナーが特別任務でチームから緊急離脱することとなり、かつてメンバーだったエミリー・プレンティスが完全復帰、新生BAUを率いるリーダーになる。さらに、悩んだ末にアルヴェスがチームに加わることになり、その後ベテランFBI特別捜査官であるスティーヴン・ウォーカーも新メンバーとして迎え入れられ、一変するBAU。新体制のチームで難事件に挑むBAUだったが、ある日スペンサー・リードが謎の事件に巻き込まれ、逮捕されてしまうという、絶体絶命の大ピンチに!! リードはどうなってしまうのか、新生BAUはリードを救えるのか……?!

各話あらすじ

第1話「クリムゾン・キング」/The Crimson King

逃亡者特捜班からBAUに出向したルーク・アルヴェスの活躍で、脱獄したシリアルキラー13名のうち、8名が逮捕された。ロッシはルークの腕を見込み、正式にBAUに異動するよう勧めるが、ルークは自分が不向きだと考えている。一方で未だ「モーガンロス」のガルシアは、彼への態度が意味もなく厳しい。

ゲスト:エリック・ストックリン「ヘイターはお断り!」
脚本:ブリーン・フレイジャー
監督:グレン・カーショウ

第2話「深夜の語らい」/Sick Day

カリフォルニア州で放火事件が発生。14歳の少女と11歳の少年が相次いでさらわれ、ベッドに鎖で縛り付けられ焼き殺されたのだ。2年前にサンディエゴで起きた放火殺人と手口が同じで、同一犯と判断された。だが手がかりがまったくなく、犯人は再び休眠期間に入るかと思われたが、新たに16歳の少女がさらわれてしまう。

ゲスト:ジョシュ・スチュワート「サード・ウォッチ」
脚本:ヴァージル・ウィリアムズ
監督:ラリー・テン

第3話「タブー」/Taboo

ホッチが特別な任務でしばらくBAUを離れることになり、プレンティスがロンドンから助っ人に来る。すると早速事件発生、フロリダ州でドラム缶にコンクリート詰めされた女性の遺体が相次いで発見された。被害者はいずれも息子を持つ30代のシングルマザーで、遺体はいずれも不法投棄場に捨てられていた。

ゲスト:シェリリン・フェン「ツイン・ピークス」
脚本:カレン・メイザー
監督:アレック・スマイト

第4話「森の守り人」/Keeper

アルツハイマー病を患う母親が画期的な治験を受けられることになり、リードは大喜び。そんな折、地元のヴァージニア州のアパラチア山道で事件が発生。バラバラに切断された人体が相次いで見つかった。確認された遺体は5人分。死後1年半から1週間までと幅があったが、犯行の間隔は徐々に狭まってきていた。

ゲスト:コートニー・ゲインズ『チルドレン・オブ・ザ・コーン』
脚本:ブルース・ジマーマン
監督:シャラット・ラジュ

第5話「テロ対策部隊」/The Anti-Terror Squad

ある夜、女子高生アマンダがパーティーから帰宅すると父母と弟が撃ち殺されていた。治安のいい住宅街で、リスクの低い生活を送っていた家族が犠牲となったことで一時捜査は難航するかと思われたが、幸せそうな家族の陰の部分が明らかになっていく――。アマンダの父親は薬物依存、母親は不倫中だったのだ。

ゲスト:カイリー・ブライアント「サンタクラリータ・ダイエット」
脚本:ステファニー・セングプタ
監督:ターニャ・マキアナン

第6話「エリオットの池」/Elliott's Pond

ある朝、BAUに悲しい知らせが届き、ホッチ不在の真の理由が明らかに。衝撃さめやらぬ中、少年3人の失踪事件が発生する。その町では33年前にも同世代の双子が失踪していた。BAUは、この2つの事件に何らかの関連性があるものとして捜査を始める。

脚本:エリカ・メッサー
監督:マシュー・グレイ・ギュブラー(リード役)

第7話「弟と名乗る男」/Mirror Image

ルイスとガブリエルの疎遠な姉弟関係を心配した父アルバートは、家族関係を修復すべく姉弟を再会させようと動く。そしてついにDCのカフェで待ち合わせすることになったものの、なんとそこに現れたのは見知らぬ男だった……。

ゲスト:スタン・ショウ『デイライト』、アリミ・バラード「ダーク・エンジェル」
脚本:ブリーン・フレイジャー
監督:ジョー・マンテーニャ(ロッシ役)

第8話「案山子」/Scarecrow

ワシントン州ヤキマで娼婦の拉致事件が発生。その捜索中に川岸で二人の女性の遺体が発見された。うち一人は娼婦。遺体はどちらも麻布に包まれ、有刺鉄線が巻かれていた。古い方の遺体は3年前に埋められたものだったが、鉄砲水で流し出されたのだった。

ゲスト:クリス・オーウェン『遠い空の向こうに』
脚本:カレン・メイザー
監督:クリストフ・スクルーイ

第9話「プロファイラー専科」/Profiling 202

かつてロッシが逮捕したシリアルキラーのトミー・イエーツは、未発見の被害者の遺体の場所を毎年一人、ロッシの誕生日に教えることを条件に、死刑を免れ終身刑で服役していた。ピーター・ルイスの仕組んだ脱獄事件で外に出たイエーツは、ロッシの誕生日に電話をかけてきて……。

ゲスト:プーチ・ホール「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」
脚本:ヴァージル・ウィリアムズ
監督:ロブ・ベイリー

第10話「やつらを破壊せよ」/Seek & Destroy

ウォーカーは友人からサンディエゴの高級住宅街で起きている連続強盗事件についての相談を受け、テロ組織の犯行である可能性も視野に入れ、捜査協力することをプレンティスに進言。その事件とは、裕福な家庭が強盗に押し入られ、部屋を荒らされたうえ射殺されるというものだった。

脚本:エリック・スティラー
監督:ダイアナ・C・ヴァレンタイン

第11話「陥没」/Surface Tension

ある日フロリダ州タンパで、解剖実習の指導に訪れた検視官のグレイソンは遺体の腕についた印に目を留める。それは以前、不審死として調査を行ったが、他殺とは断定できなかった遺体のものに酷似していた。グレイソンは早速警察に連絡し、BAUが捜査協力を依頼されることに。

ゲスト:ジェーン・リンチ「Glee」
脚本:ブルース・ジマーマン
監督:オズ・スコット

第12話「よき夫」/A Good Husband

カリフォルニアのパームスプリングスで、手足首を切断された胴体だけの遺体が連続して発見される。運よく被害者の身元は判明したものの、接点はない。だが聞き込みを続けるうちに、2人とも離婚や離別の悲しみから酒浸りだったことがわかり……。

脚本:ジム・クレメンテ
監督:ローラ・ベルシー

第13話「スペンサー」/Spencer

ヒューストンに行ったはずのリードがメキシコで逮捕され、BAUに衝撃が走る。容疑は麻薬の不法所持。乗っていた車からはコカイン、ヘロイン、現金が発見され、逮捕された時のリードは明らかに薬物の影響下にあり、自分の名前すら思い出せずにいた。プレンティス、ロッシ、アルヴェスはリードの潔白を信じ、急いで現地へと向かう。

ゲスト:アラナ・デ・ラ・ガーザ「LAW & ORDER」、ダニエル・ヘニー「クリミナル・マインド 国際捜査班」
脚本:カーステン・ヴァングスネス(ガルシア役)、エリカ・メッサー
監督:グレン・カーショウ

第14話「制御不能」/Collision Course

フロリダで不審な交通事故が相次ぐ。同じ道路で同じモデルの車が通行人をはね、その後通行人とドライバーの1人が死亡した。もう1人のドライバーの話によれば突然車が制御不能になったとのことで、犯人が車のシステムをハッキングした疑いが持たれ、ガルシアもBAU機で同行することに。

ゲスト:ジーナン・グーセン「ナイトシフト 真夜中の救命医」
脚本:ステファニー・セングプタ
監督:アレック・スマイト

第15話「獄中の洗礼」/Alpha Male

拘置所の定員オーバーで刑務所に移送されたリードは、保護拘置のはずが看守の一存で、黒人が大多数で白人が少数派の一般棟に入れられてしまう。勝手のわからないリードはさっそく新人いじめを受けるが、白人グループに従属することを拒否。その報いとしてリンチを受けそうになるが、元FBI捜査官で黒人の、カルヴィン・ショーに救われる。

ゲスト:ハロルド・ペリノー「LOST」、リチャード・T・ジョーンズ「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」
脚本:カレン・メイザー
監督:ロブ・ベイリー

第16話「ボーン・クラッシャー」/Assistance is Futile

刑務所での日常を忘れたいというリードのため、面会したJJは事件について話し始める。舞台はニューヨーク。指や手足の骨を砕いて大量出血死させるという手口から、犯人には既に「ボーン・クラッシャー」というニックネームがついていた。被害者はいずれも20代の知的な女性たちだが、体内からはアルコールとMDMAが検出。テッド・バンディのように一見魅力的なサイコパスの仕業らしい。

ゲスト:テイタム・オニール『ペーパー・ムーン』、ハロルド・ペリノー「LOST」、リチャード・T・ジョーンズ
脚本:ヴァージル・ウィリアムズ
監督:レオン・イチャソ

第17話「昼と夜の狭間」/In the Dark

リードとの面会から戻ったガルシアが部屋で泣いている。見かねたアルヴェスが事情を聞くと、リードが刑務所で暴力を受けているという。アルヴェスはこの事態を何とかすべく動き出す。そんな折、ヴァージニア州の小さな街で2つの連続殺人事件が発生。日中、森の中で密猟者が狙われる銃撃事件と、夜の住宅街の家宅侵入殺人、一見何の接点もなさそうな2つの事件の捜査が始まり……。

ゲスト:ハロルド・ペリノー「LOST」、ジーナン・グーセン「ナイトシフト 真夜中の救命医」
脚本:ダニア・ベネット
監督:ダイアナ・C・ヴァレンタイン

第18話「ヘルズ・キッチン」/Hell's Kitchen

ロッシはリードに対して何もしてやれない無力さを歯痒く感じ面会にも行けずにいたが、プレンティスの説得でついに刑務所へ。だがある受刑者が麻薬を持ち込んだことから刑務所が突然封鎖になり、面会は中断される。刑務所内で唯一の友人だったデルガドをフレイジャーに殺されたリードは、麻薬の運び屋となることを拒もうとしていたが、カルヴィンはこの機に乗じるべきだと諭す。

ゲスト:ハロルド・ペリノー「LOST」、リチャード・T・ジョーンズ「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」
脚本:エリカ・メッサー
監督:サイモン・ミレン

第19話「砂漠の処刑場」/True North

アリゾナ州サワロ国立公園で3人の遺体が発見される。被害者はいずれも貧しい家庭から大学に進んだ苦学生で、磔のような形で杭に縛られ、首には犬用の電気ショック首輪。肩からは青い布がかけられていた。死亡時期には1~2週間のズレがある。遺体の前には岩が置かれ、そばには水のペットボトル。ボトルからは犯人のDNAが発見されたが、犯罪者データベースとは合致しない。

脚本:ブルース・ジマーマン
監督:ジョー・マンテーニャ(ロッシ役)

第20話「忘れじの人」/Unforgettable

ウォーカーのBAP時代の同僚サム・バウアーが心臓発作で倒れ、病院に運ばれる。サムはかつてモスクワでウォーカーと同時期に潜入任務に就いていた。フルマラソンを走るくらい健康なサムの心臓発作に違和感を覚えるウォーカー。倒れた時の状況を聞くうち、サムが毒物を注射されたことがわかる。

ゲスト:ジェーン・リンチ「Glee」、ジーナン・グーセン「ナイトシフト 真夜中の救命医」、ジーア・マンテーニャ
脚本:ステファニー・セングプタ
監督:カルロス・バーナード

第21話「グリーンライト」/Green Light

十年前の誘拐事件の被害者、リンジー・ヴォーンは、証人保護プログラムに入って足を洗った父親に代わり、殺し屋の道を歩んでいた。BAUは彼女を追い始めると共にダイアナの安否を確認するが、リードの部屋はもぬけの殻で……。やがて、リンジーがリードのアパートと同じ階に部屋を借りていたことがわかり、そこでキャシーの遺体が発見される。

ゲスト:ハロルド・ペリノー「LOST」、リチャード・T・ジョーンズ、ジーア・マンテーニャ、ジーナン・グーセン
脚本:エリック・スティラー
監督:アレック・スマイト

第22話「レッドライト」/Red Light

リードと再会したキャットはダイアナの安否をかけたゲームを提案する。キャットの知っているリードの秘密を当てるというものだ。4時間以内に正解を出さないとダイアナの命はない。かくして再びリード対キャットの頭脳戦が始まる。

ゲスト:シェマー・ムーア「S.W.A.T.」、リチャード・T・ジョーンズ、ジーア・マンテーニャベス・リースグラフ
脚本:ブリーン・フレイジャー
監督:グレン・カーショウ

放送時間

    キャスト

    デヴィッド・“デイヴ”・ロッシ/David Rossi (声:菅生隆之)

    BAU創立メンバーであり、過去数々の難事件を解決した伝説のプロファイラー。一度引退した後は著作や講演会、コンサルタント業で活躍していた成功者だったが、自ら志願し、ホッチナーの部下として現場に復帰する。3度の離婚歴があり、現在は2番目の元妻ヘイデンと復縁している。

    ジョー・マンテーニャ Joe Mantegna

    1947年11月13日、米イリノイ州シカゴ生まれ。映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。その他『ゴッドファーザー PART III』『バグジー』など多数の映画に出演、大人気CGアニメ『カーズ2』では声優としても活躍。娘のジーア・マンテーニャも女優。「クリミナル・マインド」最新スピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」にも、ロッシ役でゲスト出演。本シーズンは第7話、第19話で監督を務めた。

    ドクター・スペンサー・リード/Dr. Spencer Reid (声:森久保祥太郎)

    IQ187の天才的頭脳を持つ若手捜査官。高校を12歳で卒業し、飛び級で入学した大学では数学、化学、工学、心理学、社会学、哲学という幅広い分野の学問を学んだ。文章を読むスピード、記憶力も常人離れしている。以前犯人に拉致・拷問された記憶から逃れるために麻薬中毒に陥りそうになったことがある。アルツハイマー病を患う母ダイアナを大切にしている一面も。

    マシュー・グレイ・ギュブラー Matthew Gray Gubler

    1980年3月9日、米ネバダ州ラスベガス生まれ。少年時代から映画監督をめざすが、高校では映画の授業がなく、演技を学んだ。ニューヨーク大学の芸術学部で映画製作を学びながら、トミー・ヒルフィガー、マーク・ジェイコブス、ルイ・ヴィトン、バーバリーなどのモデルとしても活動。ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』でプロ俳優デビューし、映画『RV』にも出演。アニメ映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』の原語版では声優をつとめた。俳優活動のかたわら自主製作映画の監督・制作・脚本もこなし、当シリーズでも複数のエピソードで監督を務めている。2018年公開の 『68キル』では主演を務めた。今シーズンは第6話で監督を務める。

    ペネロープ・ガルシア/Penelope Garcia (声:斉藤貴美子)

    クワンティコにあるBAUの自室で多数のPCを操り、インターネット、FBI・各地警察など公的機関のデータベースから、捜査に必要な情報を天才的なスピードで収集し、BAUの捜査官たちを支える技術分析官。極めて陽気な性格。両親はヒッピーだったが彼女が18歳の時に交通事故で死亡。その後グレてカリフォルニア工科大を中退して引きこもっていた。暗号学は独自で続けていて、トップクラスのハッカーに。そのためFBIにリクルートされた。今は仕事以外でもボランティアで殺人被害者の遺族のカウンセリングをしている。いまだ“モーガン・ロス”に苦しんでいる。

    カーステン・ヴァングスネス Kirsten Vangsness

    1972年7月7日、米カリフォルニア州生まれ。舞台での活動で幾つかの賞を受賞。また文才もあり、ロサンゼルス・タイムズ紙に寄稿したこともある。俳優として生活費を稼げるようになるまでには、代理教員や子供のカウンセラーなど多数の仕事をした。本作のスピンオフである「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」にも同役で出演。2015年11月、俳優・脚本家のキース・ハンソンと婚約。今シーズンは第13話で共同脚本をつとめる。

    ジェニファー・“JJ”・ジャロウ/Jennifer 'JJ' Jareau (声:園崎未恵)

    ルックスはキュートで仕事もデキる女性捜査官。BAUでは当初、連絡調整及び渉外担当として活躍しており、その手腕を買われて、アメリカ国防総省の強い要請を受けて転任。その数年後に、プロファイラーとしてBAUに復活。ラモンテーン刑事との間にもうけた息子の子育てで悩んでいる。シーズン10で2人目の妊娠が発覚、産休に入るが復帰。ワーキングマザーとしての顔も持ち、その抜群なスタイルをキープしている。

    A・J・クック A.J. Cook

    1978年7月22日、カナダ・オンタリオ州生まれ。映画『ヴァージン・スーサイズ』『クールボーダー』『デッドコースター』などに出演。ヘイデン・クリステンセンと共演したTV「マウンテン・ウォーズ ホライズン高校物語」ではシェルビー役で、また、TV「トゥルー・コーリング」ではリンジー役で、それぞれレギュラー出演。シーズン4ではJJが臨月を迎えたという形で一時メタ・ゴールディング演じるジョーダン・トッドが広報担当を代行するが、それはクック本人が実際に出産を控えていたためで、2008年9月、夫との間に初めての子供が生まれ、現在は2児の母で、本シリーズの中でその子供たちが実際に息子役として出演している。『Back Fork(原題)』にも出演が予定されている。

    タラ・ルイス/Tara Lewis (声:塩田朋子)

    犯罪精神医学者。司法心理学を専門とするドクターで、刑務所に収監された連続殺人犯を自らインタビューして研究する。その冷静沈着な分析力が認められBAUの面接に合格し、シーズン11からBAUに参加することとなった。婚約中の相手がいたが、仕事にひたむきであるがゆえに溝が生じ、婚約は解消に……。

    アイシャ・タイラー Aisha Tyler

    1970年9月18日、米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。トークショーのホスト、女優、コメディアン、プロデューサー、脚本家、監督等マルチに活躍する。「ゴースト~天国からのささやき」でアンドレア・モレノを演じたことで知られ、ミュージカルドラマ「Glee」のシーズン4ではジェイクの母親役で登場。大学在学中に出会い20年連れ添った夫とは2017年に離婚している。『Friendsgiving(原題)』『Judy Small(原題)』にも出演予定。

    エミリー・プレンティス/Emily Prentiss (声:深見梨加)

    ホッチが新人時代に警護についた大使の令嬢で、イェール大を卒業後FBIに入局し、キャリアを積んだ捜査官。BAUに異動になった直後は、親の七光りではないかとホッチが疑念を抱くが、たちまちその有能さを発揮し認められることに。アラビア語、スペイン語、ロシア語など語学に堪能で、リード並みの博識を誇る才女である。一度姿を消したが、ある事件をきっかけに再びBAUに復帰。その後インターポールに転職したが、ホッチ不在のBAUにリーダーとして再復帰。

    パジェット・ブリュースター Paget Brewster

    1969年3月10日、米マサチューセッツ州生まれ。TV「フレンズ」「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」などにゲスト出演後、「Huff~ドクターは中年症候群」にレギュラー出演。2006年、本作のプレンティス役を得た。「バットマン&ハーレイ・クイン」や「バットマン:ダークナイト リターンズ」で声優を務める。本作は一度降板したものの再登板、今シーズンより完全復帰となった。

    ルーク・アルヴェス/Luke Alvez (声:阪口周平)

    FBI逃亡者特捜班所属の捜査官。脱獄したシリアルキラー13人を捕らえるためにBAUに出向。その捜査中にロッシにその腕を買われ、悩んだ末BAUの正式メンバーとなる。

    アダム・ロドリゲス Adam Rodriguez

    1975年4月2日、米ニューヨーク州生まれ。「CSI:マイアミ」シリーズのエリック・デルコ役でお馴染み。『マジック・マイク』、『マジック・マイク XXL 』に出演していたことでも知られる。「Empire 成功の代償」シーズン2にゲスト出演。2018年『インクレディブル・ファミリー』では声優を務める。「SCOORPION/スコーピオン」シーズン2ではエピソードの監督を務めた。

    スティーヴン・ウォーカー/Stephen Walker (声:乃村健次)

    他部門からBAUに異動してきたFBI特別捜査官。インターポール時代のエミリーと合同捜査に当たった経験があり、その能力の高さはお墨付き。第8話から登場。

    デイモン・ガプトン Damon Gupton

    1973年1月4日、米ミシガン州生まれ。『セッション』や『ラ・ラ・ランド』、2015年には『ザ・プレイヤー 究極のゲーム』、2018年には「ブラックライトニング」シリーズ1・2に出演。交響楽団の指揮者として活躍する一面も。

    作品基本情報

    原題:CRIMINAL MINDS
    データ:シーズン12・2016~2017年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/シーズン12・全22話/HD作品
    製作総指揮:マーク・ゴ-ドン、エリカ・メッサー、ジャニーン・シャーマン・バロア
    出演:ジョー・マンテーニャ、マシュー・グレイ・ギュブラー、A・J・クック、カーステン・ヴァングスネス、アイシャ・タイラー、パジェット・ブリュースター、アダム・ロドリゲス、デイモン・ガプトン
    日本語吹き替え:菅生隆之、森久保祥太郎、斉藤貴美子、園崎未恵、塩田朋子、深見梨加、阪口周平、乃村健次

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