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クリミナル・マインドシーズン11

イントロダクション

FBIの最強プロファイラー・ユニット“BAU(行動分析課)”のメンバーが様々な凶悪犯罪に挑む、ロングラン大ヒット犯罪捜査ミステリー。モーガン最後の登場となるシーズン11をチャンネル初放送!

作品解説

「クリミナル・マインド」とは、米CBSネットワークにて2005年秋より放送を開始し、本国ではシーズン15を放送中のロングラン犯罪捜査サスペンス。FBI(アメリカ連邦捜査局)に実在する機関“BAU”。そこに所属し、犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラーたちが本作の登場人物。彼らは全米各地でシリアル・キラー(連続殺人鬼)が事件を起こすと現地に飛び、犯行現場の様子から犯人像をプロファイリングし、一刻も早い犯人逮捕をめざす。

犯罪を繰り返すことで己の欲望を満たそうとするのがシリアル・キラー。膨大なデータに基づき、彼らを“秩序型”“無秩序型”などに分類し、それぞれの特徴を新たな犯罪者たちの足跡に照らし合わせることで次なる犯行を予測する、地上最強のプロフェッショナル・ユニットが“BAU”だ。しかし、時に現実の犯罪者は彼らの予想を上回る欲望の強さと残虐さをもって捜査を混乱に招く。一方、事件を調べる“BAU”のメンバーの側にも深い心の闇が……。罪なる心(クリミナル・マインド)を抱えた人々がおりなす、空前絶後かつ予測不可能な犯罪ドラマの最終進化形、それが「クリミナル・マインド」だ。

出演はTV「ふたりは最高! ダーマ & グレッグ」でグレッグを演じたトーマス・ギブソン、映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞したジョー・マンテーニャほか、製作総指揮は映画『スピード』『プライベート・ライアン』などのハリウッドの大物製作者マーク・ゴ-ドン、脚本家としても活躍しているエリカ・メッサーらが手がけている。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン11 見どころ

“科学捜査”の次は犯罪者の心理を探る“プロファイリング”が熱い!

米TV界では「CSI」シリーズ、「BONES」など、最新の科学捜査テクニックを題材にした犯罪ミステリー・ドラマが流行したが、犯行の手口を調べる展開だけでは推理ドラマとしても人間ドラマとしても、どうしても限界がある。そんな声に応えるかのように現れたのが、犯罪者の心を分析してその闇を暴くというまったく異なる捜査方法、“プロファイリング”を取り上げた「クリミナル・マインド」だ。プロファイリング自体は小説や映画で注目された「羊たちの沈黙」や、元FBI行動科学課のロバート・K・レスラーが著者に名を連ねる実録ベストセラー「FBI心理分析官 異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記」によって日本でもおなじみだが、ここまでリアルかつ詳細にプロファイリングを取り上げたTV・映画としては「クリミナル・マインド」が筆頭に挙げられるだろう。

出会いと別れのシーズン11

シーズン10ではJJが産休に入り、さらに新メンバー、ケイト・キャラハンも職場を離れることとなったBAU。人手不足を補うため行った新メンバーの面接に現れたのはアイシャ・タイラー演じるタラ・ルイス。シーズン11では、彼女が準レギュラーという形で登場する。女優だけでなく、コメディアン、TVショーの司会といった顔を持つ彼女だが、今回演じるルイスはどちらかというとクールな切れ者のようだ。JJは第7話で職場復帰を果たすが、ルイスもそのまま継続して登場する。犯罪者の精神医学者というこれまでにないキャラクターが加わったことで、BAUにどのような変化が起こるのか注目したい。
一方、JJのように戻ってくるメンバーもいれば、去るメンバーもいる。第16話からの「さよならモーガン3部作」を最後に、デレク・モーガンが「クリミナル・マインド」を去ることとなる。モーガンは新しく誕生する家族を守るため、BAUを離れることを決意。本国では事前発表もないままに放送されたため、放送直後は大きな反響があったという。シーズン1第1話からの人気オリジナルキャストが降板した今シーズンは、「クリミナル・マインド」の中でも大きなターニング・ポイントとなった。長きにわたり同番組を支えてきたモーガン演じるシェマー・ムーアの突然の降板はファンにとっては衝撃ではあるものの、降板はキャストやスタッフとの不和によるものではなく、「俳優として新たな可能性に挑戦したい」という理由によるものだという。現在、シェマー・ムーアはTVドラマ「S.W.A.T.」の主演として新しい舞台で活躍している。

豪華なゲスト陣、そしてキャストの監督・脚本作品も見逃せない

第2話には「メンタリスト」のキンブル・チョウ役で有名なティム・カンがチャーリー役、また、同じく第2話と15話には、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」でゾーイ・キーツを演じたマリソル・ニコルズがFBIロサンゼルス支局のトップエージェント役でゲスト出演している。第13話では、映画『エイリアン』のランバート二等航海士役で知られるヴェロニカ・カートライトがフローラを演じる。フローラの息子のランディ役は、「ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記」「NCIS ネイビー犯罪捜査班」に出演のウィルソン・ベゼル。
そして今シーズンも、おなじみレギュラー陣の監督作品が多数。トーマス・ギブソンは第5話と第16話、ジョー・マンテーニャは第3話と第17話と、それぞれ2話ずつ監督をつとめた。さらに、シェマー・ムーア演じるデレク・モーガンがBAUを去ることとなる第18話では、カーステン・ヴァングスネスが共同脚本を、マシュー・グレイ・ギュブラーが監督をつとめるという、ファン泣かせの監督・脚本構成となっている。

ストーリー

元FBIの潜入捜査官でBAUに加わったケイト・キャラハンは、姪のメグが事件に巻き込まれて危険な目にあったことがきっかけとなり、家族と過ごす時間を大切にし、子育てに専念するためBAUを退職する。また同時にJJの妊娠も発覚し、彼女までもが一時的にBAUを去ることに。そこでホッチらはJJの穴を埋めるため、新たなメンバーの面接を行うこととする。現れたのは犯罪精神医学者、タラ・ルイス。しかし、前職でも優秀で最高の捜査官と呼ばれた彼女との面接は、事件を報せる電話で中断されてしまう。

シアトルとニューヨークで2日間で2件の殺人が発生。死因は血管に栄養剤を注射されたことによる栓塞症で、遺体はアゴを黒く、顔を白く塗られており、リードはピエロの原型であるイタリアのキャラクター「プルチネッラ」に似ていることを指摘する。BAUは犯行手口や行動から、アゴを負傷しているプロの殺し屋なのではと推測するが、そうこうするうちに3人目の被害者が出てしまい……。

各話あらすじ

第1話「白い仮面」/The Job

シアトルとニューヨークで2日間で2人が殺される。死因は血管に栄養剤を注射されたことによる栓塞症で、遺体はアゴを黒く、顔を白く塗られており、リードはピエロの原型であるイタリアのキャラクター「プルチネッラ」に似ていることを指摘する。また犯行手口や行動から、プロの殺し屋らしいことがわかる。

脚本:ブリーン・フレイジャー
監督:グレン・カーショウ

第2話「目撃者」/The Witness

ロサンゼルスで通勤バスに毒ガスの時限発生装置が仕掛けられ、10名が死亡する。バスの発着所で不審な行動を取っていた会社員チャーリーに疑いがかかるが、毒ガスに関しての疑いは晴れる。だが何かを隠している様子が引っかかったロッシは、ガルシアに調査を命じる。

ゲスト:ティム・カン「メンタリスト」、マリソル・ニコルズ「24」
脚本:シャロン・リー・ワトソン
監督:ジョン・ターレスキー

第3話「死がふたりを分かつまで」/Til Death Do Us Part

南部で人気のウェディング・スポットとして有名なジョージア州サヴァンナで、結婚目前の女性がバチェラー・パーティーの夜に失踪し殺されるという事件が2件発生し、BAUが捜査に向かう。当初は婚約者に振られた男の犯行と思われたが、3人目の被害者が発生した時点でBAUはプロファイリングを女性に変更する。

脚本:カレン・メイザー
監督:ジョー・マンテーニャ(ロッシ役)

第4話「無法者の町」/Outlaw

アウトローの町として知られるニューメキシコ州ラスベガス。深夜のダイナーで陰惨な強盗殺人事件が発生する。犯行後の店には火が放たれ、物証は残っていなかった。だがこの町では6年前にもよく似た事件が起きており、BAUは同一犯ないし模倣犯の両面を視野に入れて捜査を始める。

ゲスト:エミリー・リオス「ブレイキング・バッド」
脚本:ヴァージル・ウィリアムズ
監督:ラリー・テン

第5話「暗闇のアーティスト」/The Night Watch

再開発を巡って緊張状態にあったデトロイトで、反対派のリーダー、ピアソンが殺された。殺害現場はストリートアートのような演出が施され、モルフェウスという社会派アーティストのサインが残っていた。さらにデトロイトに向かう機中のBAUに、乳児の誘拐事件の発生が告げられる。

脚本:ブルース・ジマーマン
監督:トーマス・ギブソン(ホッチ役)

第6話「牧師の過ち」/Pariahville

フロリダ州のグレンポート・ヴィレッジは非暴力的な性犯罪者たちを集めたコミュニティだ。全米平均より低い犯罪発生率を維持しつつも、周辺の地域からは嫌悪されている。その町の住民がチアリーダーの衣装を着て殺害された。当然のように町の住民に疑いが向くが、次々と無実が判明し、そんな中で第2の殺人事件が起きる。

ゲスト:ジョエル・グレッチ「V」、テイラー・スプライトラー「メル&ジョー 好きなのはあなたでしょ?」
脚本:エリック・スティラー
監督:フェリックス・アルカラ

第7話「危険なキャンパス」/Target Rich

JJが産休明けで職場に復帰。サイダーでお祝いしているとロッシに娘のジョイから連絡が入る。取材中、女子大生の連続拉致事件に気づき、大学生たちにチャットルームで警告していたところ、ある女子大生バーニの失踪事件が浮上したのだ。バーニの友人の証言や防犯カメラの映像からサムというタクシー運転手が捜査線上にあがってくる。

ゲスト:アンバー・スティーヴンス「GREEK ~ときめき★キャンパスライフ」
脚本:ジム・クレメンテ
監督:グレン・カーショウ

第8話「覚醒」/Awake

アリゾナ州フェニックスで相次いで成人男性が誘拐され、1人が遺体で発見される。手首に縛られた跡があり、全身にヤケドと打撲。過剰な拷問を受けていたらしい。被害者同士の唯一の接点は高速10号線を利用したこと。やがて2人目の被害者も殺害され、さらに3人目の拉致事件が発生する。

ゲスト:トッド・ロウ「トゥルーブラッド」
脚本:キンバリー・アン・ハリソン
監督:クリストフ・スクルーイ

第9話「二重スパイ」/Internal Affairs

ホッチは国家安全保障局のアクセルロッドに呼び出され、麻薬取締局の内部捜査を依頼される。テキサス州エルパソで3人の潜入捜査官が相次いで失踪し、そのうち1人が殺されたが、その原因が局長補佐グラフから麻薬組織リベルタへの情報リークによるらしいというのだ。ホッチはチームをエルパソに送って事件そのものを捜査させ、自分はグラフが二重スパイであるかどうかを探ることにする。

脚本:シャロン・リー・ワトソン
監督:ダイアナ・C・ヴァレンタイン

第10話「完璧な未来」/Future Perfect

フロリダのセント・オーガスティンで男女の遺体が発見される。男は病気を抱えた高齢者、女は若く健康。男の体には女の血が輸血されており、さらにはカメとクラゲのDNAが検出される。犯人が何らかの医療行為を行おうとしていると睨んだBAUは医療関係者を洗うが……。

脚本:ブルース・ジマーマン
監督:ローラ・ベルシー

第11話「エントロピー」/Entropy

母の元から戻ったリードは、とあるレストランで若い女と待ち合わせ。相手はガルシアを狙う殺し屋ネットワークの1人キャットだった。リードは「妻殺しを依頼する男」を装っていたが、BAUであることは早々にバレてしまう。キャットは「30分間すべての質問に答える」というゲームを提案、最初の質問は「どうやって自分を見つけたか」だった。

ゲスト:オーブリー・プラザ「レギオン」
脚本:ブリーン・フレイジャー
監督:ヘザー・カピエロ

第12話「あいのり」/Drive

マサチューセッツ州ボストンで相次いで首無し死体が発見される。金や貴金属は奪われず、レイプの痕跡もなし。ただ、両手の指の骨が折られていた。繰り返し叩かれた跡らしい。やがて、被害者の共通点が浮かび上がってくる。いずれもサウスボストンで消息を絶ったことと、後ろ暗い問題を抱えていたこと、失踪直前に相乗りサービスを利用していたことだ。

ゲスト:デヴィッド・リム「S.W.A.T.」
脚本:カレン・メイザー
監督:ターニャ・マキアナン

第13話「歪んだ絆」/The Bond

アトランタ近隣のトラック休憩所のトイレで、相次いで遺体が発見される。被害者は便器に両手を縛りつけられ、耳を切り落とされていた。当初は長距離トラックの運転手が犯人ではないかと考えられるが、犯行時間帯との辻褄がどうしても合わない。そんな中、3人目の被害者が見つかり、殺し方は進化していた。

ゲスト:ヴェロニカ・カートライト『エイリアン』、ウィルソン・ベセル
脚本:キンバリー・アン・ハリソン
監督:ハネル・カルペッパー

第14話「地下室の少女たち」/Hostage

セントルイスのとある民家の地下室に3人の若い娘たちが監禁されていた。8歳で誘拐され現在は18歳のジーナは、ある日監禁者の留守中に意を決して逃げ出す。一番年下のシーラが危篤状態に陥ったからだ。南京錠を糸ノコで切り、ガラス窓を割って外に出たジーナは警察に保護され、シーラも病院へ運ばれるが、最年長のヴァイオレットは……。

ゲスト:アメリア・ローズ・ブレア「トゥルーブラッド」「Detroit: Become Human」(ゲーム)
脚本:ヴァージル・ウィリアムズ
監督:ベサニー・ルーニー

第15話「バッジと拳銃」/A Badge and a Gun

ロサンゼルスでスプリーキラー事件が発生。2日で2人の独居女性が窒息して死亡、遺体は布に包まれていた。BAUが現場に向かう途中で新たな被害者が出る。3人目の被害者のアパートの防犯カメラに映った男は、FBI捜査官のように見えたが、ガルシアが密かに全捜査官を調べたところ該当者は出ない。そうこうするうちに4人目の被害者が発見される。

ゲスト:マリソル・ニコルズ[24」、カーマイン・ジョヴィナッツォ「CSI:ニューヨーク」
脚本:ジム・クレメンテ
監督:ロブ・ベイリー

第16話「デレク」/Derek

帰宅途中、何者かに拉致されたモーガンは、森の中の一軒家で目覚める。頑丈な十字架に磔にされた状態だったが、モーガンは拷問されることを予測し、痛みに耐えられるよう意識を隔離していた。その隔離世界で出会ったのは、モーガンが10歳の時に殉職した父ハンク。彼は息子に今までの人生を振り返らせ、犯人のプロファイリングを促す。

ゲスト:ダニー・グローヴァー『リーサル・ウェポン』、ジョナサン・ケイク「デスパレートな妻たち」
脚本:ブリーン・フレイジャー
監督:トーマス・ギブソン(ホッチ役)

第17話「砂時計」/The Sandman

拉致事件から半年、モーガンが職場に復帰する。復帰後初の事件はカンザス州ウィチタでの一家殺害事件。犯人は睡眠中の夫妻の目を接着剤で閉じ、夫は喉を切られ、妻は家の中をさまよった末に頭蓋骨骨折で死亡。夫妻の目には砂がかけられていた。そして1人息子は誘拐され、遺体となって路上で発見された。

脚本:ブルース・ジマーマン
監督:ジョー・マンテーニャ(ロッシ役)

第18話「美しき惨事」/A Beautiful Disaster

病院の前でモーガンと談笑中、何者かに狙撃されたサヴァンナは、すぐさま救急入口から搬送され手術室に運ばれる。弾の角度から見て、自分が狙われて然るべきと考えたモーガンは、サヴァンナと胎児を身代わりにしてしまったことを苦悩する。そんなモーガンにホッチは捜査から外れるよう命じる。

ゲスト:ランス・ヘンリクセン「ミレニアム」『エイリアン2』
脚本:カーステン・ヴァングスネス(ガルシア役)、エリカ・メッサー
監督:マシュー・グレイ・ギュブラー(リード役)

第19話「模倣犯」/Tribute

インターポールのプレンティスからホッチに連絡が入る。2年前から追っている連続模倣殺人犯がアメリカへ渡ったというのだ。この犯人はロシアとイギリスで有名シリアルキラーの手口、被害者のタイプ、犯行場所を真似た殺人を犯していた。ロンドンで切り裂きジャックの模倣が行われた時、プレンティスはあと一歩のところで犯人を取り逃がしていた。

ゲスト:パジェット・ブリュースター(プレンティス役)
脚本:ヴァージル・ウィリアムズ
監督:ターニャ・マキアナン

第20話「内なる輝き」/Inner Beauty

サクラメントの安アパートの貯水タンクで、2人の女性の遺体が見つかった。2人の共通点は顔の傷。1人は服を着替えさせられ、もう1人は髪を金色に染められていた。誰かの身代わりとして殺されたらしい。やがて3人目の遺体が発見されるが、この被害者の右頬には手製のインプラントが埋め込められ、糸で縫い合わされていた。

脚本:ハーベン・メルカー
監督:アレック・スマイト

第21話「悪魔の背骨」/Devil's Backbone

ヴァージニア州の刑務所で服役中の女囚アントニア宛てに血染めの衣類が送られる。アントニアは元ソーシャルワーカーで、恋人フィルと共謀して家出人向けのホットラインを開設、救いの手を差し伸べるフリをして少年少女を寝泊まりさせ殺害していた。届いた衣類は2年前に失踪したアダムとジミーのものだった。

ゲスト:フランシス・フィッシャー『タイタニック』
脚本:シャロン・リー・ワトソン
監督:フェリックス・アルカラ

第22話「嵐」/The Storm

ある日の朝、ホッチが逮捕された。「今日ですべてが変わる」という犯行予告めいた通報と、爆破計画に繋がるさまざま記録、そして「ひっかき男」ことピーター・ルイスの証言が理由だ。司法省の監査室に監禁されたホッチの無実を証明するためBAUが捜査を始めると、通報は記者会見の音声から切り貼りされたものであることが判明する。

ゲスト:フランシス・フィッシャー『タイタニック』、ジョシュ・スチュワート「サード・ウォッチ」
脚本:エリカ・メッサー、ブリーン・フレイジャー
監督:グレン・カーショウ

放送時間

    キャスト

    アーロン・“ホッチ”・ホッチナー/Aaron Hotchner (声:森田順平)

    BAUを指揮するリーダーで通称「ホッチ」。常にスーツを着た正統派のFBI捜査官であると共に、自身も優れたプロファイラーである。正義感が強く、部下たちに厳しい一面がある一方、上層部などの圧力から彼らを守ろうと苦労することも多い。真面目すぎる性格のせいで仲間たちのジョークに気づかず、とぼけた反応をすることも。連続殺人犯「リーパー」の恨みを買い妻ヘイリーを殺害されてしまったという過去を持つ。

    トーマス・ギブソン Thomas Gibson

    1962年7月3日、米サウスカロライナ州チャールストン生まれ。ジュリアード学院などで演技を学び、舞台で活動した後、『遥かなる大地へ』で映画デビュー。『スリープ・ウィズ・ミー』『アイズ ワイド シャット』『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』などの映画に出演し、TV「シカゴ・ホープ」では「クリミナル・マインド」の共演者マンディ・パティンキンと共演。その後、人気シットコム「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」のグレッグ役で世界中で知られる顔に。元妻との間に3人の子供がいる。身長1m88cmの長身で、特技はゴルフ。本シーズン第5話、第16話で監督を務めた。

    デヴィッド・“デイヴ”・ロッシ/David Rossi (声:菅生隆之)

    BAU創立メンバーであり、過去数々の難事件を解決した伝説のプロファイラー。一度引退し、著作や講演会、コンサルタント業で活躍している成功者だったが、自ら志願し、ホッチの部下として現場に復帰する。3回の離婚歴があるが、以前より、秘密裏にBAUユニット・チーフのエリン・ストラウスと付き合っていた。しかしそのストラウスは連続殺人犯「レプリケーター」によって殺されてしまう。

    ジョー・マンテーニャ Joe Mantegna

    1947年11月13日、米イリノイ州シカゴ生まれ。映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。その他『ゴッドファーザー PART III』『バグジー』など多数の映画に出演、大人気CGアニメ『カーズ2』では声優としても活躍。娘のジーア・マンテーニャも女優。「クリミナル・マインド」最新スピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」にも、ロッシ役でゲスト出演。本シーズン第3話、第17話で監督を務めた。

    デレク・モーガン/Derek Morgan (声:咲野俊介)

    BAUきっての行動派捜査官。重要参考人が隠れていると思われる場所には、拳銃を構えながら先頭を切って突入し、時に銃撃戦が発生してもひるまない度胸の持ち主。しかしプロファイラーとしての見識も豊かで、同僚たちに劣らない。行動も言動も体育会風で、豪快にふるまうことも多い。10歳の頃、目の前で強盗を捕まえようとして殉職した父親の相棒ジェイソンが、9・11における活躍によって栄誉を受けることになり、勲章の授与式でのスピーチを依頼を受けたものの、父への気持ちを未だ言葉にできずに葛藤する。同僚のガルシアとは性別を越えた友情を育み、年中お互いにからかい合う名コンビぶり。少年時代にフットボールのコーチから性的虐待を受けていた過去を持つ。

    シェマー・ムーア Shemar Moore

    1970年4月20日、米カリフォルニア州オークランド生まれ。モデル業を経て、俳優の道へ進み、マルコム・ウィンタース役に扮したソープオペラ「The Young and the Restless(原題)」ではデイタイム・エミー賞を受賞。TVムービー『スーパー・リッチと結婚する方法』に出演し、TV「ゴッサム・シティ・エンジェル」にはジェシー・リース刑事役でレギュラー出演。音楽番組「ソウル・トレイン」の司会をしたこともある。有色人種を対象にしたイメージ・アワードも7度受賞している。かつて女優のハル・ベリーや歌手のトニ・ブラクストンとの交際を報じられた。新作ドラマ「S.W.A.T.」で主演を務める。

    ドクター・スペンサー・リード/Dr. Spencer Reid (声:森久保祥太郎)

    IQ187の天才的頭脳を持つ若手捜査官。高校を12歳で卒業し、飛び級で入学した大学では数学、化学、工学、心理学、社会学、哲学という幅広い分野の学問を学んだ。文章を読むスピード、記憶力も常人離れしている。以前犯人に拉致・拷問された記憶から逃れるために麻薬中毒に陥りそうになったことがある。

    マシュー・グレイ・ギュブラー Matthew Gray Gubler

    1980年3月9日、米ネバダ州ラスベガス生まれ。少年時代から映画監督をめざすが、高校では映画の授業がなく、演技を学んだ。ニューヨーク大学の芸術学部で映画製作を学びながら、トミー・ヒルフィガー、マーク・ジェイコブス、ルイ・ヴィトン、バーバリーなどのモデルとしても活動。ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』でプロ俳優デビューし、映画『RV』にも出演。アニメ映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』の原語版では声優をつとめた。俳優活動のかたわら自主製作映画の監督・制作・脚本もこなし、当シリーズでも複数のエピソードで監督を務めている(今回のシーズン11では第18話)。2018年公開の 『68キル』では主演を務める。

    ジェニファー・“JJ”・ジャロウ/Jennifer 'JJ' Jareau (声:園崎未恵)

    ルックスはキュートで仕事もデキる女性捜査官。BAUでは当初、連絡調整及び渉外担当として活躍しており、その手腕を買われて、アメリカ国防総省の強い要請を受けて転任。その数年後に、プロファイラーとしてBAUに復活。幼い頃、姉が自殺したという辛い過去が糧となり、今は女性らしい心配りで犯人への説得や遺族らへの対応をこなす。2人目の妊娠が分かり産休に入っていたが、シーズン11第7話より復帰。

    A・J・クック A.J. Cook

    1978年7月22日、カナダ・オンタリオ州生まれ。映画『ヴァージン・スーサイズ』『クールボーダー』『デッドコースター』などに出演。ヘイデン・クリステンセンと共演したTV「マウンテン・ウォーズ ホライズン高校物語」ではシェルビー役で、また、TV「トゥルー・コーリング」ではリンジー役で、それぞれレギュラー出演。シーズン4ではJJが臨月を迎えたという形で一時メタ・ゴールディング演じるジョーダン・トッドが広報担当を代行するが、それはクック本人が実際に出産を控えていたためで、2008年9月、夫との間に初めての子供が生まれ、現在は2児の母で、本シリーズの中でその子供たちが実際に息子役として出演している。

    ペネロープ・ガルシア/Penelope Garcia (声:斉藤貴美子)

    クワンティコにあるBAUの自室で多数のPCを操り、インターネット、FBI・各地警察など公的機関のデータベースから、捜査に必要な情報を天才的なスピードで収集し、BAUの捜査官たちを支える技術分析官。極めて陽気な性格。両親はヒッピーだったが彼女が18歳の時に交通事故で死亡。その後グレてカリフォルニア工科大を中退して引きこもっていた。暗号学は独自で続けていて、トップクラスのハッカーに。そのためFBIにリクルートされた。今は仕事以外でもボランティアで殺人被害者の遺族のカウンセリングをしている。

    カーステン・ヴァングスネス Kirsten Vangsness

    1972年7月7日、米カリフォルニア州生まれ。舞台での活動で幾つかの賞を受賞。また文才もあり、ロサンゼルス・タイムズ紙に寄稿したこともある。俳優として生活費を稼げるようになるまでには、代理教員や子供のカウンセラーなど多数の仕事をした。本作のスピンオフである「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」にも同役で出演。2015年11月、俳優・脚本家のキース・ハンソンと婚約。

    タラ・ルイス/Tara Lewis (声:塩田朋子)

    シーズン11より登場する新キャラクター。犯罪精神医学者で、サンフランシスコの管理部長からは最高の捜査官というお墨付き。司法心理学を専門とするドクターで、刑務所に収監された連続殺人犯に自らインタビューして研究する。12年間逮捕された後ばかり見てきたため、捕まえる側にまわりたくてBAUの欠員募集に応募。その冷静沈着な分析力が認められて面接に合格し、BAUに参加することとなった。第3話で婚約中だと判明するが、タラが仕事に打ち込みすぎるあまり恋人とはうまくいっていないようで……。

    アイシャ・タイラー Aisha Tyler

    1970年9月18日、米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。トークショーのホスト、女優、コメディアン、プロデューサー、脚本家、監督等マルチに活躍する。「ゴースト~天国からのささやき」でアンドレア・モレノを演じたことで知られ、ミュージカルドラマ「Glee」のシーズン4ではジェイクの母親役で登場。大学在学中に出会い20年連れ添った夫とは2017年に離婚している。

    作品基本情報

    原題:CRIMINAL MINDS
    データ:シーズン11・2015~2016年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/シーズン11・全22話/HD作品
    製作総指揮:マーク・ゴ-ドン、エリカ・メッサー、ジャニーン・シャーマン・バロア
    出演:ジョー・マンテーニャ、トーマス・ギブソン、シェマー・ムーア、マシュー・グレイ・ギュブラー
    日本語吹き替え:森田順平、咲野俊介、森久保祥太郎、菅生隆之、園崎未恵、斉藤貴美子、塩田朋子

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