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Dr. HOUSEシーズン1

イントロダクション

2008年に全世界で8,180万人以上の視聴者を獲得し、世界で最も視聴されたテレビ番組となった大人気医療ミステリー、
エミー賞脚本賞を受賞したシーズン1を、二カ国語版と字幕版でチャンネル初放送!!


注)初回放送当時の情報となります

シーズン1 見どころ

ミステリー要素を取り込んだ全く新しいタイプの医療ドラマ!

2004年から2012年まで、8シーズンにわたって米FOXネットワークで放送された人気医療ミステリー・シリーズの「Dr. HOUSE」。主人公は、ヒュー・ローリー扮する人間嫌いの型破りな天才医師グレゴリー・ハウス。鎮痛剤に依存しながらも、ニュージャージー州にあるプリンストン・プレインズボロ教育病院で優秀な診断チームの責任者として原因不明の病状を突き止めるために日々闘っている。世界66ヵ国で放送された本ドラマは、シーズン2からシーズン4までの間、アメリカで最も試聴された番組のトップ10圏内をキープした。さらに、2008年に至っては、全世界で8,180万人以上の視聴者を獲得し、過去2年間の主要テレビドラマ(CSI、CSI: マイアミ)の視聴者数を大きく上回り、世界で最も視聴されたテレビ番組となった。本作はこれまでに、プライムタイム・エミー賞5回、ゴールデン・グローブ賞2回など、数々の賞に輝いている。主演のヒュー・ローリーは、2回のゴールデン・グローブ賞受賞と4回のノミネート、6回のエミー賞ノミネートを受けた。ローリーはさらに、映画俳優組合賞を2回、サテライト賞2回、テレビ批評家協会賞も2回受賞しているが、ノミネート数を挙げればキリがないほどの数を誇る。また、この番組は、扱うテーマ内容や深刻な問題への取り組みが評価され、プリズム賞においても数回のノミネートと1回の受賞を獲得している。また、ピープルズ・チョイス・アワードやティーン・チョイス・アワードなど無数の受賞・ノミネート歴がある。

2004年、当時はまだタイトルも付いていなかった「Dr. HOUSE」の企画を、現在は「グッド・ドクター 名医の条件」や「スニーキー・ピート」のクリエーターでもあるデイヴィッド・ショアと、「BULL/ブル」や「ホミサイド/殺人捜査課」のクリエーターのポール・アタナシオが、ビジネスパートナーのケイティ・ジェイコブスとともに米FOX局に売り込んだのがスタート。“謎の病気”を“犯人”に仕立て上げ、医師たちが犯人(病気)を突き止めようとする医療ミステリー番組として売り込んだ。アタナシオは、イェール・ニューヘブン病院(YNHH)の主治医である医師のリサ・サンダースが書いたニューヨークタイムズ誌のコラム「Diagnosis(診断)」に触発されてこの医療ドラマを思いついたそうだ。FOXはこの企画を購入したが、当時のプレジデントだったゲイル・バーマン氏は、「医療番組は欲しいが、白衣を着たキャラクターばかりが廊下を歩く姿は見たくない」とクリエイティブチームに伝えたそうだ。製作総指揮のケイティ・ジェイコブスは、この時に言われたことは、番組の最終形にたどり着くための影響の1つになっていると語っている。当初は、「診断不可能なものを診断することを試みる医師のチームを描く」という設定だったそうだが、デイヴィッド・ショアは、医師チームの中心に、患者の個人的な特徴に気づいたり、患者が抱える(病状の原因となるような)秘密に気づくことができる興味深い人物を据えることが重要だと考えていたそうだ。その後、制作チームがキャラクターの可能性を探るにつれて、番組のコンセプトが、一人の主人公に焦点を当てるスタイルになったそうだ。そして、今では「The Gifted ザ・ギフテッド」や「レギオン」の製作総指揮を務め、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の監督も務めたブライアン・シンガーが監督を務めたパイロット版のタイトル、「Everybody Lies」は番組全体のテーマとなった。全22話のシーズン1のうち、5話分の脚本を担当したデイヴィッド・ショアは、これらエピソードの中心的な話は、1944年から1994年にかけて「ニューヨーカー」のスタッフライターで、珍しい医療ケースについての特集を専門としていた、ベルトン・ルエシェの記事に基づいていることを明かしている。デイヴィッド・ショアは、主人公「グレゴリー・ハウス」のキャラクターコンセプトとして、歯に衣着せることなく、患者に対して思ったことを率直に伝えてしまうようなキャラクターにしたら面白いだろうと思ったそう。さらにその主人公は何らかの障害を持っていることが重要だと感じて、杖を使わなければならなくなったという設定にし、痛み止めを常用するという最終形のグレゴリー・ハウス像ができたのだそう。そして本作品は「探偵シャーロック・ホームズ」へのオマージュが端々に表れており、主人公のハウスとウィルソンの組み合わせは、シャーロック・ホームズシリーズの「ホームズ」と「ワトソン」の関係にあたるものだそう。

シーズン1は各話平均1,330万人の視聴者を獲得し、ニールセン発表の「2004年〜2005年高視聴率番組ランキング30」において、「ボストン・リーガル」や「LAW & ORDER 犯罪心理捜査班」を抑えて23位にランクイン。脚本のデイヴィッド・ショアが第21話「3つの寓話」でエミー賞最優秀脚本賞を受賞している。

ストーリー

ある日、幼稚園の教師レベッカが、生徒たちの前で突然言葉が話せなくなり、痙攣を起こして病院に運ばれる。腫瘍学専門のウィルソンは、レベッカが自分のいとこであると主張してハウスを説得し、彼女の診断を引き受けてもらうことになった。優秀な部下3人と共に、レベッカの原因不明の病状に立ち向かうことになったハウスだが、日に日に彼女の病状は悪化し、ハウスも正しい診断を下すための試行錯誤を繰り返す。そしていよいよ原因が特定できたと思った矢先、モルモットのように検査が続く状況に耐えられなくなったレベッカは、これ以上の検査を受けることを拒否し、自宅で静かな死を迎えたいと言い出すのだった……。果たして彼女の病状の原因とは?

各話あらすじ

第1話「診断嫌い」/Everybody Lies (Pilot)

患者への思いやりゼロの天才診断医グレゴリー・ハウス医師と優秀な若い医療の専門家チームが、子供たちの目の前で発声障害を起こして倒れた幼稚園教師の命を救おうと奔走する。

ゲスト:ロビン・タネイ
脚本:デイヴィッド・ショア
監督:ブライアン・シンガー

第2話「血縁関係」/Paternity

ラクロス選手である少年が正体不明の脳の病に冒され、ハウスとチームは少年の両親に答えを教えようと奮闘するが、チェイスが悪い知らせをもたらす。少年は多発性硬化症だと言うのだ。

脚本:ローレンス・カプロウ
監督:ピーター・オファロン

第3話「多すぎた病名」/Occam's Razor

恋人との騒がしいセックスの後で倒れた大学生。ハウス医師とチームは原因を究明しようと急ぐ。1つの病にしては症状が多すぎ、間もなく免疫系が機能低下して、風邪をひいただけでも死に至りかねない状態にまで悪化する。

ゲスト:ケヴィン・ゼガーズ
脚本:デイヴィッド・ショア
監督:ブライアン・シンガー

第4話「院内感染」/Maternity

産科で2人の赤ん坊が病気になり、院内感染を疑うハウスにカディは苛立つが、恐ろしいことにハウスの言葉が現実になる。産科が閉鎖される中、カディは病院の洗浄にかかりハウスはある提案をするが、1人の赤ん坊の命を犠牲にして他の赤ん坊を救うつもりかとキャメロンとチームの反発を受けてしまう。

ゲスト:エヴァー・キャラダイン、ケネス・チョイ
脚本:ピーター・ブレイク
監督:ニュートン・トーマス・サイジェル

第5話「疑惑」/Damned If You Do

腕のむくみ、手のひらの発疹と出血で来院した修道女に対し、ハウスの診断は聖痕ではなく悪質なアレルギー反応。ところが注射すると患者は心停止になっていまい、ハウスが薬品の量を間違えたのではないかと疑われる。

ゲスト:エリザベス・ミッチェル、アン・ダウド
脚本:サラ・B・クーパー
監督:グレッグ・ヤイタネス

第6話「ソクラテスの問答」/The Socratic Method

症状を見る限り、統合失調症でアルコール摂取量を偽る血栓症の患者を、ハウス医師だけが冷静に見抜く。母親から目を離さない若い息子の監視の下、ハウスは投薬を一切停止し、フォアマンとチェイスを患者のアパートに忍び込ませて手がかりを探る。

脚本:ジョン・マンキウィッツ
監督:ピーター・メダック

第7話「罪と罰」/Fidelity

若い人妻が感染するはずのない病を患った患者の容体が悪化する中、フォアマンは自分だけハウスに酷使されていると苛立ち、キャメロンは感情的に巻き込まれる。患者の命を救うため、チームはハウスが正しいと認めることになる。人は誰しも嘘をつくのだ。

ゲスト:ドミニク・パーセル
脚本:トーマス・L・モラン
監督:ブライアン・スパイサー

第8話「医療不信」/Poison

男子高校生が謎の中毒で担ぎこまれて死に向かい、ハウスとチームは原因の調査にかかる。心拍数の低さと薬物のスクリーニング検査の結果から、最近流行のドラッグを使用していると確信したハウスは、キャメロンとチェイスを少年の家に向かわせる。

脚本:マット・ウィッテン
監督:ガイ・ファーランド

第9話「生きる希望」/DNR

伝説的なジャズ・ミュージシャン、ジョン・ヘンリー・ジャイルズは筋萎縮側索硬化症で自分が死ぬと確信して入院し、苦しみながら死にたくないと蘇生処置を拒否する書類DNRに署名する。ハウスはこの診断に反対し、ジャイルズの命を救おうと決断する。

ゲスト:ハリー・レニックス、クロエ・ウェッブ、コートニー・ヘンゲラー
脚本:デヴィッド・フォスター
監督:フレデリック・キング・ケラー

第10話「身元不明の女」/Histories

非協力的なホームレスの女性患者に対し、教育病院で無料の食事にありつこうと仮病を使っているだけ、とフォアマンは考える。だがウィルソンは、患者が社会に見捨てられるのを防ごうと決意する。

ゲスト:レスリー・ホープ
脚本:ジョエル・トンプソン
監督:ダニエル・アティアス

第11話「依存症」/Detox

交通事故に遭った若い患者の出血が止まらない原因を調べるハウス。そんな中、鎮痛薬を使用せず1週間過ごせたら外来の診査を1ヶ月免除するというカディとの賭けにのり、ハウスはバイコディンを断つ。

ゲスト:アマンダ・セイフライド
脚本:ローレンス・カプロウ、トーマス・L・モラン
監督:ネルソン・マコーミック

第12話「ドーピング」/Sports Medicine

メジャーリーグのピッチャー、ハンク・ウィゲンは腕をひどく骨折し、不可解な骨減少症でカムバックの夢を断たれる。症状が悪化するに伴い、ドラッグ使用の過去があるハンクが、ステロイド使用を隠して嘘をついているのではないかとハウスは疑う。

ゲスト:スコット・フォーリー、サリー・リチャードソン=ホイットフィールド
脚本:ジョン・マンキウィッツ、デイヴィッド・ショア
監督:キース・ゴードン

第13話「父と息子」/Cursed

ウィジャ盤で死を予告された12歳の少年が自分は呪われたと信じ込む。少年の父親は病院に多額の寄付をしており、肺炎のような症状と謎の発疹を診断しようとするハウスとチームに無理難題をつきつけるが、そこへチェイスの父親が現れる。

ゲスト:ネスター・カーボネル、ダリル・サバラ
脚本:マット・ウィッテン、ピーター・ブレイク
監督:ダニエル・サックハイム

第14話「医師免許を賭けた嘘」/Control

プリンストン・プレインズボロ教育病院は大混乱。億万長者の起業家エドワード・フォグラーが巨額の寄付で病院の会長の座についたのだ。バイオ技術事業に病院を使おうと図るフォグラーは、多額の出費が必要な存在であるハウスは不必要と考える。

ゲスト:サラ・クラーク
脚本:ローレンス・カプロウ
監督:ランディ・ジスク

第15話「表と裏」/Mob Rules

マフィアのジョーイ・アーネロが連邦大陪審で証言して証人保護に入る直前に倒れてしまう。ただちに突き止めろという命令が裁判所からハウスに下る。ハウスとチームはジョーイの診断と治療に苦闘するが、ジョーイの弟ビルは治療を遅らせて証言させまいとする。

ゲスト:ダニー・ヌッチ
脚本:デヴィッド・フォスター、ジョン・マンキウィッツ
監督:ティム・ハンター

第16話「肥満の原因」/Heavy

10歳の肥満の少女が心筋梗塞をおこし、ハウスとチームが調査に乗り出す。最初はダイエット薬の副作用かと考えるチームだが、やがて死も招く恐るべき原因を発見する。

脚本:トーマス・L・モラン
監督:フレッド・ガーヴァー

第17話「大統領候補のエイズ疑惑」/Role Model

ハイレベルの選挙資金調達者であり将来有望なトム・ライト上院議員が急病に倒れる。フォグラーに強いられてハウスはライトの治療にあたる。フォグラーはまたハウスに、フォグラーの製薬会社を代表してスピーチを行えばチームの全員を救おうと取引を申し出る。

ゲスト:ジョー・モートン
脚本:マット・ウィッテン
監督:ピーター・オファロン

第18話「自己犠牲」/Babies And Bathwater

ハウスとチームは、ある妊婦の脳と腎臓の機能不全の原因を突き止めようとする。ハウスは患者を診断するが、彼女の命を救うか、胎児の命を守るか、女性と夫は悲しい選択を強いられる。

ゲスト:マリン・ヒンクル、ケネス・チョイ
脚本:ピーター・ブレイク、デイヴィッド・ショア
監督:ビル・ジョンソン

第19話「隠れていた真実」/Kids

髄膜炎に感染した恐れのある人々が大量に搬送されてプリンストン・プレインズボロ教育病院が手一杯になったとき、ハウスは1人の患者に注目する。12歳の少女の兆候は髄膜炎に似ているが、少し変わった点があったのだった。

ゲスト:スカイ・マッコール・バートシアク
脚本:トーマス・L・モラン、ローレンス・カプロウ
監督:デラン・サラフィアン

第20話「マゾヒズム」/Love Hurts

病院内では目前に迫ったハウスのキャメロンとのデートの噂で持ちきりだが、気弱な来診患者がハウスを怖がるあまり発作を起こしてしまった。患者の特殊な性癖と、横柄な“友人”、治療を渋る両親などに困らされながらも、患者の命を救うためチームは発作を止めようと努力する。

ゲスト:ジョン・チョー、ジューン・スキッブ
脚本:サラ・B・クーパー
監督:ブライアン・スパイサー

第21話「3つの寓話」/Three Stories

ハウスのかつての恋人ステイシー・ワーナーが訪ねてくる。ハウスとよりを戻すためではなく、病にかかった夫を助けてほしいと言うのだ。治療を引き受けようか迷うハウスに、病気で休講した教授に代わって医学生に講義するようカディが指示する。

ゲスト:アンドリュー・キーガン、カーメン・エレクトラ
脚本:デイヴィッド・ショア
監督:パリス・バークレイ

第22話「医師の使命」/Honeymoon

ハウスはかつての恋人ステイシーの夫マークを診察し、マークに異常はないが脳が壊死しつつある事がわかる。さすがのハウスにも解けそうもない謎だ。ハウスは自分の気持ちを押しのけて病因を突き止めようとするが、カディがステイシーに病院に残る理由を与えて、ハウスはますます職務と感情の板ばさみになる。

脚本:ローレンス・カプロウ、ジョン・マンキウィッツ
監督:フレデリック・キング・ケラー

放送時間

    キャスト

    グレゴリー・ハウス医師/Dr. Gregory House (声:木下浩之)

    ニュージャージー州のプリンストン・プレインズボロ教育病院で診断医チームを率い、診断医学の責任者を務める診断医。「患者は皆ウソをつく」が信条で、思ったことをためらうことなく口に出すことが多い皮肉屋でもある。人嫌いのため患者と直接会いたがらないが、天才的な観察力で原因不明の病を診断する能力に長けている。数年前に大腿四頭筋の梗塞に起因する痛みを発症し、それ以来鎮痛剤を常用しながら杖を使って歩いている。よく病院の規律を破るため、上司のリサ・カディ院長とはしばしば対立する。唯一の親友は、腫瘍科部長のジェームス・ウィルソン医師。

    ヒュー・ローリー Hugh Laurie

    1959年6月11日、イギリスのオックスフォード生まれ。作家、コメディアン、ミュージシャンの顔も持っている。ケンブリッジ大学卒。大学1年の時にエマ・トンプソンと知り合い、コメディ・グループ「Cambridge Footlights」に参加。その時トンプソンにスティーヴン・フライを紹介され、1989年から1995年までBBCで放映された「A Bit of Fry and Laurie(原題)」に共演することになり一躍有名に。1980年代から映画やテレビに数多く出演し、ファミリー映画『スチュアート・リトル』シリーズや、ジョン・ムーア監督の『フライト・オブ・フェニックス』への出演のほか、『モンスターVSエイリアン』、『アーサー・クリスマスの大冒険』など、アニメーション映画でも声優として参加した。2007年に大英帝国勲章(OBE)を授与されている。本作(Dr. HOUSE)では2度のゴールデングローブ賞に輝いた。「Dr. HOUSE」終了後は俳優引退を語っていたが、活動停止期間を経た3年後に再び俳優業に復帰。2016年には、ハリウッドの殿堂入りを果たし、2017年にはアマゾン・プライムビデオシリーズ「ナイト・マネジャー」でゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した。最新出演映画は、チャールズ・ディケンズの半自伝的小説を映画化した『どん底作家の人生に幸あれ!』など。

    ジェームス・ウィルソン医師/Dr. James Wilson (声:蓮池龍三)

    プリンストン・プレインズボロ教育病院の腫瘍学の専門医。型破りなハウスに呆れながらも、手を差しのべてくれる無二の親友で、ハウスの一番の理解者でもある。有能で繊細な医師ではあるが、女性好きで離婚歴もあり、問題を抱えている一面も?

    ロバート・ショーン・レナード Robert Sean Leonard

    1969年2月28日、米ニュージャージー州生まれ。15歳の時に舞台デビューを果たし、その後俳優としてのキャリアをスタートさせる。1989年のロビン・ウィリアムズ主演映画『いまを生きる』で、イーサン・ホークと共に圧倒的な存在感を放ち注目を浴びる。オフ・ブロードウェイを経て多くの舞台を経験しており、2001年のトム・ストッパードによる戯曲「愛の創造」ではトニー賞助演男優賞を受賞し、「カンディダ」と「夜への長い航路」ではノミネートを受けた。主な映画出演作に、2003年のライアン・フィリップ主演『Re:プレイ』のほか、リチャード・リンクレーター監督『テープ』、イーサン・ホークの初監督作『チェルシーホテル』などがある。私生活でも「Dr. HOUSE」の共演者ヒュー・ローリーと親交がある。映画『いまを生きる』『テープ』で共演したイーサン・ホークとは幼少期からの友人で共に劇団を設立している。

    エリック・フォアマン医師/Dr. Eric Foreman (声:勝沼紀義)

    プリンストン・プレインズボロ教育病院の神経内科専門医で、グレゴリー・ハウス医師が選抜した診断専門医チームの一人。アフリカ系アメリカ人の元不良少年で犯罪歴もあるが、ハウスは素行の悪い患者を見分けるのに有効だと思ってフォアマンを採用したと語っている。コロンビア大学を卒業後、ジョンズ・ホプキンス大学医学部に入学し優秀な成績で卒業した。

    オマー・エップス Omar Epps

    1973年、米ニューヨーク州生まれ。ニューヨークのラガーディア高校で演技を学ぶ。キャリアの初期はアスリート役や不良少年役が多かったが、1992年公開のアーネスト・ディッカーソン監督作『ジュース』で準主役に抜擢されるという転機が訪れ、この作品で一気に知名度が上がる。アフリカ人密航者を描いた実話を描いた1996年のテレビ映画『NO EXIT(ノーイグジット)海上の惨劇』では、主役のキングスレー・オフス役を演じ、モンテカルロ・テレビ祭で最優秀俳優賞を受賞。その他出演した映画作品に『メジャーリーグ2』があり、前作でウェズリー・スナイプスが演じた役柄を引き継いだ。北野武監督の『BROTHER』でも準主役を演じ、『ドラッキュリア』やジュード・ロウ主演の『アルフィー』などもあり、出演作は多岐に及んでいる。テレビ出演作には、ライアン・フィリップ主演の「ザ・シューター」、「よみがえり 〜レザレクション〜」などがある。NAACPイメージ賞、ティーン・チョイス・アワード、MTVムービー・アワード、ブラック・リール賞、映画俳優組合賞などで多数の受賞やノミネート歴がある。

    ロバート・チェイス医師/Dr. Robert Chase (声:興津和幸)

    プリンストン・プレインズボロ教育病院の集中治療専門医で、ハウス医師の診断専門医チームの一人。外科の集中治療の専門家として侵襲的な医療処置を行っている。しばしばハウス医師の意見を支持し、疑問を持たずに彼の命令を実行することも。カトリック教徒として育ち、医者になる前は神学校に通っていた。オーストラリア出身。

    ジェシー・スペンサー Jesse Spencer

    1979年2月12日、豪ビクトリア州メルボルン生まれ。父は開業医で2人の兄も医師であるが、ジェシー・スペンサーはヴァイオリン、ギター、ピアノも演奏できる芸術家気質。1994年から2000年まで演じたオーストラリアのドラマ「Neighbours(原題)」のビリー・ケネディー役で広く知られるようになる。その後、2000年の映画『ザ・タリスマン』で主演を務めた後、2003年の映画『アップタウン・ガールズ』でブリタニー・マーフィーやダコタ・ファニングと共演を果たす。「Dr. HOUSE」終了後は、NBCの「シカゴ・ファイア」でシーズン1から現在までメインのキャラクターであるマシュー・ケイシー役を演じている。「シカゴ」フランチャイズ作品の「シカゴ P.D.」や「シカゴ・メッド」にも同じ役柄として頻繁に登場している。「Dr. HOUSE」でアリソン・キャメロンを演じたジェニファー・モリソンと婚約をしていたことがあるが解消している。2021年にアメリカ国籍取得。

    アリソン・キャメロン医師/Dr. Allison Cameron (声:藤本教子)

    プリンストン・プレインズボロ教育病院の免疫学の専門医。ハウス医師の診断チームの最年少で唯一の女性メンバー。大学を卒業して間もなく、最初の夫が末期の甲状腺がんであることを知りながら、結婚した過去がある。正直で誠実、理想主義で倫理観が強い。

    ジェニファー・モリソン Jennifer Morrison

    1979年4月12日、米イリノイ州シカゴ生まれ。教師の両親のもとで育ち、高校時代はチアリーダーとしても活躍していた。高校卒業後はロヨラ大学シカゴ校に入学し、演劇と英語学を学んだ。シカゴの劇団ステッペンウルフ・シアター・カンパニーに所属していたこともある。幼小の頃からモデルとして活躍しており、15歳の時に映画『わかれ路』で、リチャード・ギアとシャロン・ストーンの娘役として銀幕デビューを果たす。その後、サスペンス・ホラー映画『ルール2』で主演の座を仕留め、『クール・ボーダーズ』や格闘技の世界を描いたドラマ『ウォーリアー』、J・J・エイブラムス監督『スター・トレック』、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でのウィノナ・カーク役、アダム・ドライヴァー主演『ザ・レポート』や『スキャンダル』など、幅広い映画作に出演する。テレビ出演作は、「ママと恋に落ちるまで」のほか、主演エマ・スワン役に抜擢された「ワンス・アポン・ア・タイム」など。

    リサ・カディ医師/Lisa Cuddy (声:仲村かおり)

    プリンストン・プレインズボロ教育病院の院長でハウス医師の上司。怠けがちなハウス医師を巧みに扱いながら病院全体を取り仕切る。12歳で医者になる夢を持ち始め、25歳で医学部をクラス2位の成績で卒業した。29歳の時に、年齢を32歳と偽って女性初の2番目に若い院長として就任した。ハウス医師とはミシガン大学時代からの知り合い。

    リサ・エデルスタイン Lisa Edelstein

    1966年5月21日、米マサチューセッツ州ボストン生まれ。ニュージャージー州で育ち、18歳でニューヨークに移り、ニューヨーク大学のTisch School of the Artsで演技を学ぶ。卒業後はオフ・ブロードウェイやブロードウェイの舞台で演技の経験を積む。1990年はじめから多くの作品に出演しており、オリバー・ストーン監督『ドアーズ』やジャック・ニコルソン主演『恋愛小説家』に端役で出演した。その他出演した映画作には、ジョン・ランディス監督の『スーザンズ・プラン 殺せないダーリン』や、ミカ・カウリスマキ監督の『GO!GO!L.A.』、エドワード・ノートン監督、ベン・スティラー主演の『僕たちのアナ・バナナ』などがある。テレビ出演作も豊富で「となりのサインフェルド」「ザ・ホワイトハウス」「アリー・myラブ」「フェリシティの青春」「WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!」「グッド・ワイフ」「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」「スキャンダル2 託された秘密」「キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き」「グッド・ドクター2 名医の条件」など、幅広くゲスト出演している。

    作品基本情報

    原題:HOUSE M.D. Season 1
    データ:今回シーズン1・2004~2005年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今シーズン1・全22話/HD作品
    製作総指揮:ケイティ・ジェイコブス、ポール・アタナシオ、デイヴィッド・ショア、ブライアン・シンガー
    出演:ヒュー・ローリー、リサ・エデルスタイン、ロバート・ショーン・レナード、 オマー・エップス、ジェシー・スペンサー、ジェニファー・モリソン
    日本語吹き替え:木下浩之、蓮池龍三、勝沼紀義、興津和幸、藤本教子、仲村かおり

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