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クリミナル・マインドシーズン5

イントロダクション

FBIの最強プロファイラー・ユニット“BAU(行動分析課)”の メンバーが様々な凶悪犯罪に挑む犯罪捜査ミステリー!
スピンオフシリーズ「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」とのクロスオーバー・エピソードが話題のシーズン5をチャンネル初放送!

作品解説

「クリミナル・マインド」とは、米CBSネットワークにて05年秋より放送を開始し、今年9月にはついにシーズン9に突入するというロングラン・犯罪サスペンス・ミステリーである。FBI(アメリカ連邦捜査局)に実在する機関“BAU”。そこに所属し、犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラーたちが本作の登場人物。彼らは全米各地でシリアル・キラー(連続殺人鬼)が事件を起こすと現地に飛び、犯行現場の様子から犯人像をプロファイリングし、一刻も早い犯人逮捕をめざす。

犯罪を繰り返すことで己の欲望をみたそうとするのがシリアル・キラー。膨大なデータに基づき、彼らを“秩序型”“無秩序型”などに分類し、それぞれの特徴を新たな犯罪者たちの足跡に照らし合わせることで次なる犯行を予測する、地上最強のプロフェッショナル・ユニットが“BAU”だ。しかし、時に現実の犯罪者は彼らの予想を上回る欲望の強さと残虐さをもって捜査を混乱に招く。一方、事件を調べる“BAU”のメンバーの側にも深い心の闇が……。罪なる心(クリミナル・マインド)を抱えた人々がおりなす、空前絶後かつ予測不可能な犯罪ドラマの最終進化形、それが「クリミナル・マインド」だ。
出演はTV「ダーマ&グレッグ」でグレッグを演じたトーマス・ギブソン、映画「週末はマフィアと!」でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞したジョー・マンテーニャほか。製作総指揮は映画『スピード』『プライベート・ライアン』などのハリウッドの大物製作者マーク・ゴ-ドン、警察からTV界に転じた鬼才エドワード・アレン・バーネロらが手がけている。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン5 見どころ

“科学捜査”の次は犯罪者の心理を探る“プロファイリング”が熱い!

米TV界では「CSI」シリーズ、「BONES」など、最新の科学捜査テクニックを題材にした犯罪ミステリー・ドラマが流行したが、犯行の手口を調べる展開だけでは推理ドラマとしても人間ドラマとしても、どうしても限界がある。そんな声に応えるかのように現れたのが、犯罪者の心を分析してその闇を暴くというまったく異なる捜査方法、“プロファイリング”を取り上げた「クリミナル・マインド」だ。プロファイリング自体は小説や映画で注目された「羊たちの沈黙」や、元FBI行動科学課のロバート・K.・レスラーが著者に名を連ねる実録ベストセラー「FBI心理分析官~異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記~」によって日本でもおなじみだが、ここまでリアルかつ詳細にプロファイリングを取り上げたTV・映画としては「クリミナル・マインド」が筆頭に挙げられるだろう。

製作総指揮をつとめるのは、なんと元警察官やハリウッドの大物プロデューサー!

「クリミナル・マインド」を製作総指揮するプロデューサーの1人で、監督や脚本も手がけるエドワード・アレン・バーネロは、シカゴ市警で警察官として10年も働いた後にTV界へと転じ、「サード・ウォッチ」に多大なリアリティをもたらした異才。犯罪ドラマ「クリミナル・マインド」にも経験に基づいたリアリズムを盛り込んでいる。またやはり製作総指揮の1人マーク・ゴードンは、映画界で『スピード』『プライベート・ライアン』『デイ・アフター・トゥモロー』を大ヒットさせ、近年はTV界でも当番組や「グレイズ・アナトミー」を当てているハリウッドの大物プロデューサーだ。

シーズン5ではスピンオフ「クリミナル・マインド 特命捜査班

今回お届けするシーズン5の第18話「2つのBAU」は、スピンオフ・シリーズ「クリミナル・マインド 特命捜査班 レッドセル」とのクロスオーバー・エピソード。このエピソードは、2011年2月16日放送開始の「レッドセル」より1年近く前にオンエアされた、「レッドセル」のパイロット版ともいえる作品。フォレスト・ウィテカー演じるサム・クーパーをはじめ、プロフェット、ミック・ローソン、ジーナ・ラサールといった「レッドセル」レギュラー陣が初めてTVに登場した記念すべきエピソードであり、ファン必見!

シーズン5にはその他にも、豪華ゲストが続々登場!映画『アウトサイダー』のC・トーマス・ハウエル、映画『処刑人』TV「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」のショーン・パトリック・フラナリー、TV「THE EVENT/イベント」のイアン・アンソニー・デイル、TV「新スタートレック」のジョナサン・フレイクス、映画『ロッキー・ホラー・ショー』のティム・カリー、TV「WITHOUT A TRACE」のエリック・クローズといった俳優たちが作品を彩る。

ストーリー

10年前にボストンで悪事を繰り返し、その当時ホッチも捜査にあたっていた「リーパー」と呼ばれる連続殺人犯が、活動を再開した。そしてホッチのもとにリーパーから、「追うのをやめれば襲うのをやめる」という取り引きの電話がある。ホッチがきっぱりと断ると、その夜のうちにリーパーは市バスを襲い、運転手と乗客6人を一挙に惨殺する。自分が取り引きを断ったせいだと落ち込むホッチ。それでもBAUは、ナルシストであるリーパーの性格を逆手にとりなんとか彼の逮捕に成功した。

しかし、クワンティコに戻ったBAUに衝撃の連絡が入る。リーパーが脱獄したというのだ。彼のアパートからは刑務所や裁判所の見取り図が大量に発見される。リーパーはなりを潜めていた10年間、復活後の準備を着々と進めていたのだった。そしてある夜、帰宅したホッチをリーパーが待ち構えていた。「取り引きすればよかったんだ」という言葉の直後、銃声が鳴り響く……。果たしてホッチの運命は?リーパーを再度捕えることはできるのか?

各話あらすじ

第1話「死神の再来」/Nameless, Faceless

カナダでの事件を解決したBAUチームは、翌朝早々ヴァージニア州マクリーンに呼ばれる。ヒスパニックの中年男性が相次いで殺害され、トム・バートンという救命医が「息子を殺す。息子を隠せば身代わりに毎日1人殺す」という脅迫状を受け取ったのだ。手紙の最後には「LC」と書かれていたが、そのイニシャルの人物には覚えがないという。ホッチだけがJJの招集に応答せず、連絡が取れないままだった。

ゲスト:C・トーマス・ハウエル『アウトサイダー』、メレディス・モンロー「ドーソンズ・クリーク」
脚本:クリス・マンディ
監督:チャールズ・S・キャロル

第2話「閉ざされた記憶」/Haunted

リーパーとの衝撃の再会からわずか1ヵ月あまりで、ホッチが現場に復帰。過酷な状況下で、ホッチが精神的に蝕まれていくのではないかと心配するモーガン。ロッシはホッチを信じ、味方してやるしかないと諭す。

ゲスト:ショーン・パトリック・フラナリー『処刑人』
脚本:エリカ・メッサー
監督:ジョン・カサー

第3話「仕置き人」/Reckoner

ロッシの故郷であるロングアイランドのコマックという町で、ベン・ヴァンダーウォールという男が残虐な方法で殺される。現場には妻ヘザーの血と毛髪が残され、ヘザー自身の姿は消えていた。同じ殺害手口の事件が他に2件見つかり、連続殺人事件としてBAUが捜査に乗り出す。30年前捨てた故郷にまだ戻りたくないロッシだが、脚を負傷したリードにドクターストップがかかったため、渋々ロングアイランドへ。

ゲスト:ウィリアム・サドラー「ロズウェル 星の恋人たち」、シンシア・ワトロス「LOST」
脚本:ダン・ドウォーキン、ジェイ・ビーティ
監督:カレン・ガヴィオラ

第4話「破壊者の群れ」/Hopeless

ワシントンDCのサウスイーストで、裕福な二組の夫妻がホームパーティー中、突然押し入ってきた何者かに惨殺されるという事件が発生。サウスイーストは本来労働者が多く住むエリアだったが、再開発で高級住宅街に生まれ変わりつつある。その変化が軋轢を生んだのか、最近破壊行為が相次いでいた。

ゲスト:ウェイド・ウィリアムズ「プリズン・ブレイク」、ブレイク・シールズ「HEROES/ヒーローズ」
脚本:クリス・マンディ
監督:フェリックス・アルカラ

第5話「墓場のゆりかご」/Cradle to Grave

5年間に3人の家出女性が拉致・殺害されたためBAUはニューメキシコ州へ。共通点は十代後半、金髪、そして出産直後に殺されていたということだ。遺体の状態から見て犯人は性的サディストだと推理されるが……。

ゲスト:ヘイリー・ハーシュ「ER 緊急救命室」
脚本:ブリーン・フレイジャー
監督:ロブ・スペラ

第6話「その眼は見ていた」/The Eyes Have It

オクラホマシティにて、まず老人が撲殺され、次に少女2人が頸動脈を切られて死亡。殺害手口は違うが、どちらも両目をえぐり取られていた。眼球をえぐるという行為に及ぶ犯人はたいてい精神が破綻しており、犯行が無秩序で次第に粗雑になっていくのが常識だが、この犯人は回を重ねるごとに手口が洗練されていく。明らかに矛盾する状況に、犯人像を絞り込めずBAUは困惑する。

脚本:オンア・ライ
監督:グレン・カーショウ

第7話「都会のヴァンパイア」/The Performer

LAで、被害者が首にあけられた穴から失血死させられ捨てられるという連続殺人事件が発生。3人目の被害者タラの遺体には「The Liar(ウソつき)」と書かれていた。また首の傷は噛み跡ではなく道具を使ったものであること、傷口には人間の唾液が付着していたこともわかる。

ゲスト:イアン・アンソニー・デイル「THE EVENT/イベント」
脚本:ホリー・ハロルド
監督:ジョン・バダム『サタデー・ナイト・フィーバー』

第8話「蘇ったキツネ」/Outfoxed

ヴァージニア州のハンプトンで、イラク出兵中の陸軍大尉の家族が惨殺され、庭に埋められた状態で発見される。ちょうど1年前に同じヴァージニア州のニューポートニューズで、同じく出征軍人の留守宅で家族が惨殺されるという事件があり、連続殺人としてBAUが捜査に乗り出す。

脚本:サイモン・ミレン
監督:ジョン・E・ギャラガー

第9話「死神との決着」/100

セクション・ディレクターのストラウスが、BAUのメンバーを1人1人呼んで面談。リーパー事件に関するホッチの行動について問いただしていく。

ゲスト:C・トーマス・ハウエル『アウトサイダー』、メレディス・モンロー「ドーソンズ・クリーク」
脚本:ボー・クレス
監督:エドワード・アレン・バーネロ

第10話「恋愛シミュレーター」/The Slave of Duty

BAUが向かった先はテネシー州ナッシュヴィル。黒髪のエリートキャリアウーマンが週末に自宅で殺されるという事件が、2週連続で起こったのだ。現場の床にはバラの花びらがまかれ、被害者は2人とも同じメニューの料理を食べた形跡があったが、食器はきれいに片づけてあった。さらに犯人のものと思われる指紋が多数見つかったが、該当者が見つからない。

ゲスト:レナ・ソファー「24」、メレディス・モンロー「ドーソンズ・クリーク」
脚本:リック・ダンクル
監督:チャールズ・ヘイド

第11話「復讐の逃避行」/Retaliation

ニューヨーク州ロックポート。銀行強盗で十一年服役したデイル・シュレーダーが行きずりの女を殺害し、自分の娘を妻の元から誘拐して逃走したがBAUの活躍で逮捕される。しかし、プレンティスを乗せたパトカーが、シュレーダーの護送途中に何者かに追突されて崖から転落、シュレーダーは何者かの助けを借りて逃走する。

ゲスト:リー・ターゲセン「OZ/オズ」
脚本:エリカ・メッサー
監督:フェリックス・アルカラ

第12話「人形の館」/The Uncanny Valley

アトランティックシティで女性ばかり狙った連続殺人が発生。暴力を振るわれた形跡はなく、死因は脳内出血。2人とも薬によって意識だけ覚醒したまま体の自由を奪われ、2ヵ月生かされていたことがわかる。遺体はきわめてきれいな状態で、点滴によって栄養も行き届き、また体にフィットした服を着せられていたところから、犯人は女性だろうと推理される。

ゲスト:ジョナサン・フレイクス「新スタートレック」
脚本:ブリーン・フレイジャー
監督:アンナ・フォースター

第13話「リスキーゲーム」/Risky Business

ワイオミング州のウインタという小さな郡のサミュエル保安官からJJの元へ相談の電話が入る。2週連続で金曜の夜に、高校生が2人ずつ首吊り自殺をしたというのだ。何か思うことのある様子のJJは古い箱から出したネックレスを首にかけ、ホッチにBAU出動を訴える。

脚本:ジム・クレメンテ(元FBI捜査官で児童虐待捜査のプロ)
監督:ロブ・スペラ

第14話「仮面の男」/Parasite

サンディエゴ支局ホワイトカラー犯罪課のゴールドマン捜査官がBAUに協力を依頼に来る。彼が長年追いかけていた投資詐欺師が、フロリダで詐欺のターゲットを殺したというのだ。

ゲスト:デヴィッド・アイゲンバーグ「SEX AND THE CITY」
脚本:オンア・ライ
監督:チャールズ・S・キャロル

第15話「民衆の敵」/Public Enemy

ロードアイランド州プロヴィデンスで、イラクから帰還したばかりの軍人コリンズが、家族で参加したミサの最中にナイフで喉を切られて死亡。プロヴィデンスでは公共の場所で喉を切られて殺害される事件が既に2件起きていたため、BAUはシリアルキラーによる犯行と断定し捜査協力に乗り出す。

脚本:ジェス・プレンター・ブロッサー
監督:ネルソン・マコーミック

第16話「母の祈り」/Mosley Lane

ヴァージニア州アッシュバーンの冬祭りで、家族一緒にポニー乗り場の列に並んでいた8歳の少女エイミーは、母親がほんの一瞬目を離した隙に何者かにさらわれる。さっそく捜査に取りかかるBAUだが、JJのもとに「同じ犯人に息子をさらわれた」という女サラが訪れる。

ゲスト:エヴァン・ピーターズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」
脚本:エリカ・メッサー、サイモン・ミレン
監督:マシュー・グレイ・ギュブラー(リード役)

第17話「寂しい王様」/Solitary Man

ニューメキシコ州のハイウェイのそばで、半年にわたり5人の女性の絞殺体が発見される。いずれの被害者からも同じ人物のDNAが発見され、犯人の移動ルートから同州エッジウッドが何らかのカギになっていると見たBAUは、エッジウッド警察のサンダース保安官と共に捜査に乗り出す。

脚本:キンバリー・アン・ハリソン、ライアン・ギブソン
監督:ロブ・ハーディ

第18話「2つのBAU」/The Fight

サンフランシスコに向かう直前のホッチは旧友のクーパーに呼び出される。別のBAUチームのリーダーであるクーパーはFBIの官僚主義を嫌い、オフィスの外で活動していた……。スピンオフ・シリーズ「クリミナル・マインド FBI特命捜査班レッドセル」とのクロスオーバー・エピソード。

ゲスト:フォレスト・ウィテカー『ラストキング・オブ・スコットランド』、ボー・ギャレット『トロン:レガシー』
脚本:ジェフ・デイヴィス(原案)、クリス・マンディ(脚本)
監督:リチャード・シェパード

第19話「死を呼ぶ砂漠」/Rite of Passage

テキサス州の国境町テルリングアで、保安官事務所の前に切断された頭部が3つ置かれるという事件が発生。ルイス保安官の要請を受けてBAUが現地へ向かう。保安官事務所の前でホッチを出迎えたのは、ルーゴ・カルテルのメンバーたち。麻薬密輸や数々の殺人で悪名高いこの組織だ。

脚本:ヴィクトル・デ・ヘスース
監督:ジョン・E・ギャラガー

第20話「呪われたタトゥー」/...A Thousand Words

フロリダ州タラハシーの緊急コールセンターに「もうすぐ死体が出る」という通報があり、電話口で銃声が轟く。駆けつけた警官が見たのは体中に女性の顔のタトゥーを施した男の遺体と、壁一面に貼られた写真や新聞記事。壁の写真は十年前から現在に至るまでの殺人被害者ばかりで、男のタトゥーと悉く呼応していた。だが唯一3週間前に姿を消したレベッカのタトゥーだけは見当たらない。BAUはレベッカに生存の可能性があるとして、捜査に乗り出す。

ゲスト:ディーン・ノリス「ブレイキング・バッド」
脚本:エドワード・アレン・バーネロ
監督:ローズマリー・ロドリゲス

第21話「アラスカのハンター」/Exit Wounds

人口わずか千4百人あまりのアラスカ州フランクリンで、立て続けに3人の住民が殺される。BAUはガルシアを連れて早速現地へ向かう。その夜、徹夜作業を行っていたガルシアは、ネットの回線が切れたのでボードを見に行き、殺人を目撃する。

脚本:リック・ダンクル
監督:チャールズ・S・キャロル

第22話「インターネットは永遠に」/The Internet Is Forever

アイダホ州のボイジーで、一人暮らしの独身女性が2ヵ月間隔で失踪するという事件が発生。現場には犯人のDNAも押し入った形跡も何もなく、警察は捜査の糸口をつかめずにいたが、ガルシアの調べで被害者がいずれもソーシャル・ネットワーク・サイトのヘビーユーザーだったことがわかる。

脚本:ブリーン・フレイジャー
監督:グレン・カーショウ

第23話「暗闇の殺人鬼」/Our Darkest Hour

真夏のロサンゼルスでレイプ殺人が連続して発生し、ストラウス直々の指示で現地へ飛ぶBAU。最初の犯行が起きたニュートン地区の担当刑事カーツバードとスパイサーが共同で捜査に当たる。

ゲスト:ティム・カリー『ロッキー・ホラー・ショー』、エリック・クローズ「WITHOUT A TRACE」
脚本:エリカ・メッサー
監督:エドワード・アレン・バーネロ

放送時間

    キャスト

    アーロン・“ホッチ”ホッチナー/Aaron Hotchner (声:森田順平)

    BAUを指揮するリーダーで通称「ホッチ」。常にスーツを着た正統派のFBI捜査官であると共に、自身も優れたプロファイラーである。正義感が強く、部下たちに厳しい一面がある一方、上層部などの圧力から彼らを守ろうと苦労することも多い。真面目すぎる性格のせいで仲間たちのジョークに気づかず、とぼけた反応をすることも。妻ヘイリー、長男ジャックがいるが、仕事に打ち込むあまり家庭を顧みなかったため愛想を尽かされ、現在は別居中。

    トーマス・ギブソン Thomas Gibson

    1962年7月3日、サウスカロライナ州チャールストン生まれ。10歳の頃、舞台に立ったのが初めての演技体験で、ジュリアード学院などで演技を学ぶ。舞台で活動した後、『遥かなる大地へ』で映画デビュー。映画は他にも『スリープ・ウィズ・ミー』『アイズ ワイド シャット』『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』などに出演。TV「シカゴ・ホープ」では「クリミナル・マインド」の共演者マンディ・パティンキンと共演し、医師ダニエル・ナイランド役で出演。5シーズン続いた人気シットコム「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」ではグレッグ役に扮し、世界中で知られる顔に。妻との間に3人の子供がいる。身長1m88cmの長身で、特技はゴルフ。

    デヴィッド“デイヴ”・ロッシ/David Rossi (声:小川真司)

    BAU創立メンバーであり、過去数々の難事件を解決した伝説のプロファイラー。10年前に引退した後は著作や講演会、コンサルタント業で活躍している成功者だったが、自ら志願し、ホッチの部下として現場に復帰する。3回の離婚歴あり。

    ジョー・マンテーニャ Joe Mantegna

    1947年11月13日、イリノイ州シカゴ生まれ。映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。その他『ゴッドファーザー PART III』『バグジー』など多数の映画に出演、大人気CGアニメ『カーズ2』では声優としても活躍。娘のジーア・マンテーニャも女優。

    デレク・モーガン/Derek Morgan (声:咲野俊介)

    BAUきっての行動派捜査官。重要参考人が隠れていると思われる場所には、拳銃を構えながら先頭を切って突入し、時に銃撃戦が発生してもひるまない度胸の持ち主。しかしプロファイラーとしての見識も豊かで、同僚たちに劣らない。行動も言動も体育会風で、豪快にふるまうことも多い。10歳のころ目の前で父が強盗を捕まえようとして殺され、一時期荒れていたことがあった。同僚のガルシアとは性別を越えた友情を育み、年中お互いにからかい合う名コンビぶり。母フランと姉サラがいる。

    シェマー・ムーア Shemar Moore

    1970年4月20日、カリフォルニア州オークランド生まれ。幼い頃はオランダほかに住み、英語より先にオランダ語を覚えた。学生時代からモデルをし、マルコム・ウィンタース役に扮したTVのソープオペラ“The Young and the Restless”ではデイタイム・エミー賞を受賞。有色人種を対象にしたイメージ・アワードも7回受賞。TVの音楽番組「ソウル・トレイン」の司会をしたこともある。TV「ゴッサム・シティ・エンジェル」にはジェシー・リース刑事役でレギュラー出演。TVムービー『スーパー・リッチと結婚する方法』にも出演。かつて女優のハル・ベリーや歌手のトニ・ブラクストンとの交際を報じられた。

    ドクター・スペンサー・リード/Dr. Spencer Reid (声:森久保祥太郎)

    IQ187の天才的頭脳を持つ若手捜査官。高校を12歳で卒業し、飛び級で入学した大学では数学、化学、工学、心理学、社会学、哲学という幅広い分野の学問を学んだ。文章を読むスピード、記憶力も常人離れしている。以前犯人に拉致・拷問された記憶から逃れるために麻薬中毒に陥りそうになったこともある。TVドラマ「スタートレック」に詳しい。

    マシュー・グレイ・ギュブラー Matthew Gray Gubler

    1980年3月9日、ネバダ州ラスベガス生まれ。少年時代から映画監督をめざすが、高校では映画の授業がなく、演技を学んだ。ニューヨーク大学の芸術学部で映画製作を学びながら、トミー・ヒルフィガー、マーク・ジェイコブス、ルイ・ヴィトン、バーバリーなどのモデルとしても活動。ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』でプロ俳優デビューし、映画『RV』にも出演。アニメ映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』の原語版では声優をつとめた。俳優活動のかたわら自主製作映画の監督・制作・脚本もしている。

    ジェニファー・“JJ”・ジャロウ/Jennifer 'JJ' Jareau (声:園崎未恵)

    ルックスはキュートで仕事もデキる女性捜査官。BAUでは主に各地の警察との連絡、FBI内部での調整、マスコミへの対応を担当する。いつもは“縁の下の力持ち”的な役割が多いが、時にみずから捜査官として現場に出て活躍することも。刑事ラモンテーンとの間に息子が生まれた。

    A・J・クック A.J. Cook

    1978年7月22日、カナダのオンタリオ生まれ。映画『ヴァージン・スーサイズ』『クールボーダー』『デッドコースター』などに出演。ヘイデン・クリステンセンと共演したTV「マウンテン・ウォーズ ホライズン高校物語」ではシェルビー役で、また、TV「トゥルー・コーリング」ではリンジー役で、それぞれレギュラー出演。シーズン4ではJJが臨月を迎えたという形で一時メタ・ゴールディング演じるジョーダン・トッドが広報担当を代行するが、それはクック本人が実際に出産を控えていたためで、シーズン4放送開始直前の08年9月、夫との間に初めての子供が生まれた。名前のA・Jはアンドレア・ジョイの略。

    ペネロープ・ガルシア/Penelope Garcia (声:斉藤貴美子)

    クワンティコにあるBAUの自室で多数のPCを操り、インターネット、FBI・各地警察など公的機関のデータベースから、捜査に必要な情報を天才的なスピードで収集し、BAUの捜査官たちを支える技術分析官。極めて陽気な性格。両親はヒッピーだったが彼女が18歳の時に交通事故で死亡。その後グレてカリフォルニア工科大を中退して引きこもっていた。暗号学は独自で続けていて、トップクラスのハッカーに。そのためFBIにリクルートされた。今は仕事以外でもボランティアで殺人被害者の遺族のカウンセリングをしている。分析官ケヴィンとご法度の職場恋愛中。

    カーステン・ヴァングスネス Kirsten Vangsness

    1972年7月7日生まれ。舞台での活動で幾つかの賞を受賞。また文才もあり、ロサンジェルス・タイムズ誌に寄稿したこともある。俳優として生活費を稼げるようになるまでには、代理教員や子供のカウンセラーなど多数の仕事をした。本作のスピンオフである「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」にも同役で出演。

    エミリー・プレンティス/Emily Prentiss (声:深見梨加)

    ホッチナーが新人時代に警護についた大使の令嬢で、イェール大を卒業後FBIに入局し、10年のキャリアを積んだ捜査官。BAUに異動になった直後は、親の七光りではないかとホッチナーが疑念を抱くが、たちまちその有能さを発揮しギデオンらにも認められることに。アラビア語、スペイン語、ロシア語など語学に堪能で、リード並みの博識を誇る才女である。実は筋金入りのSFオタク。

    パジェット・ブリュースター Paget Brewster

    1969年3月10日、マサチューセッツ州生まれ。TV「フレンズ」「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」などにゲスト出演後、「Huff~ドクターは中年症候群」にレギュラー出演。2006年、本作のプレンティス役を得た。

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