仕事中のカロリーナに近づくグレゴリオは、ビクトリア母娘が自分に向ける敵意を疑問に思うが、カロリーナはアレハンドロを自由にさせないからだと答える。一方、フロレンシアの家に滞在するルクレシアは、マルティンたちの仲のよさに嫉妬し、フロレンシアにはマルティンに言えない秘密があることを匂わせてしまう・・・。

ディエゴの屋敷に突然現れたレナートは、牧場を売ってくれと交渉を始めるが、ビクトリアに見つかり正体をばらされてしまう。「モンテロの財産は俺のものだ！」と宣言して出て行ったレナートだったが、ビクトリアが金目当てでゴンサロと寝ていると勘違いをしたディエゴは、ビクトリアに幻滅し、彼女を否定する。

急にテキパキと牧場の経営を進めるヘラルドに、グレゴリオは疑問を持つ。正直なヘラルドはビアンカに手伝ってもらっていることを白状する。女が経営に口出しすることを嫌うルベンは、ビアンカを見つけて殴りつけようとするが、ヘラルドは「母や妹を殴るならモンテロの跡継ぎにはならない」とルベンに告げる。

ビクトリアはグラディスに協力しゴンサロと一夜を共にする手伝いをするが、二人の姿を見たクレスタはグラディスがレナートを裏切ったと疑い始める。一方、ルクレシアが告訴を取り下げることをグレゴリオに伝えに、フロレンシアがモンテロ家の屋敷にやってくる。また彼女はディエゴの想い人を突き止めなければならなかった。

いよいよ運命の夜がやってきた。ゴンサロの愛の巣にて首尾よくビクトリアと入れ替わることに成功したグラディスは、念願が適いついにゴンサロに抱かれる。一方、カロリーナの希望によりモンテロの敷地にやってきたディエゴは、ゴンサロの待つ小屋に入っていったビクトリアを目撃してしまい、衝撃を受ける。

ビクトリアがゴンサロと寝ていないと知ったディエゴは、ビクトリアにすべてを話すよう詰め寄る。運命の夜が明けた翌日、モンテロ家に戻ってきたルクレシアはビクトリアと対峙。コンスタンサとフロレンシアは、ディエゴを手に入れるためにルクレシアが何をするか不安になる…。

オフィスに弁護士を呼んだグレゴリオは、遺言状の相続人をルベンからパトリシオに変更。喜ぶパトリシオはマカリオたちにその報告をするが、お互いに信用しきれない。一方、ビクトリアをかばうフロレンシアの態度にルクレシアは逆上。ついにマルティンにモンテロ三姉妹の秘密を打ち明けてしまう。

ディエゴの愛に心を打たれたビクトリアは、モンテロへの復讐について語りだす。衝撃の事実を知ったディエゴは、ビクトリアの復讐に協力をするといい、さらに全てを知った上で結婚を申し込む。一方、お互いに気になって仕方がないビアンカとクラウディオは、徐々に周りの障害を排除していく。

フロレンシアの重大な秘密を知って激怒したマルティンに、離婚を言い渡されたフロレンシア。幸せな生活が一瞬で崩壊し、泣き崩れる母親をパトリシオが慰める。カロリーナにプロポーズをするアレハンドロだったが、イサベラの存在が立ちふさがる。一方、グレゴリオは孫の恋人としてカロリーナを認め始める。

ビクトリアがルイサであることを一目で見破ったチェマ。ビクトリアはモンテロ家への復讐の計画をチェマに話す。そのころ、ゴンサロはビクトリアとの愛の巣を作ろうとマカリオに小屋の改造を依頼。そしてマカリオはカロリーナと結婚したいと胸のうちを明らかにする。

グレゴリオは亡き妻の面影を残すカロリーナと接触し、アレハンドロとカロリーナの結婚を考えはじめるが、カロリーナは祖母レンチャを小屋ごと焼き払ったグレゴリオを信用できない。その後、アレハンドロはグレゴリオに「イサベラたちを追い出してくれ」と頼むが、クレスタの存在がグレゴリオにそれを思いとどませる。

レナートの手先マルティナがやってきて、ビクトリアが資産家だということが発覚するが、肝心のイサベラはパトリシオとの情事に…。一方、ビクトリアは、カロリーナがフロレンシアの娘であることをマリアに打ち明ける。復讐をやめるよう再度説得を試みるマリアに、ビクトリアの気持ちも揺らぎ始める。

フロレンシアの秘密を知って気落ちしたマルティンは、ディエゴの屋敷で今後について考え「フロレンシアのいない人生など考えられない」と気付く。娘を一緒に探すというマルティンの一言に感激するフロレンシア。一方、クラウディオはビアンカをディスコに誘うが、そこにビアンカの父、ルベンが現れる…。

ついにパトリシオたちの計画が実行された。ミゲルがディエゴの屋敷を訪問し、気をひいている隙にディエゴの寝室に忍び込んだマカリオとパトリシオ。ディエゴの銃を盗みだしたその時、ある人物に現場を目撃されてしまう…。一方、ベッドの上で激しく踊るクレスタを見て、グレゴリオの様子がおかしくなってしまう。

心筋梗塞を起こして、病院に運ばれたグレゴリオ。かろうじて命を取り留めたグレゴリオは、この機会に誰が遺言の相続人、執行人に相応しいのか見極めるという。一方、アマリアはマカリオのベッド脇に血塗られたシャツを発見してしまう。

グレゴリオが倒れたことで大騒ぎのモンテロ家。ゴンサロをはじめ、ルベンたち、ミゲルたち、レナートたちが浮き足立つ。一方、カロリーナの身を案じて動揺するビクトリアは、あらためて求婚するディエゴに抱いて欲しいと発言するが…。

ビクトリアとディエゴの思いは最高潮に達し、それぞれの思いを抱いて夜を待つことに…。一方、マルティナという新戦力を得たレナートは、ついにビクトリアの昔の名前が「ルイサ」であることを突き止める。

病院のベッドに横たわるグレゴリオはゴンサロに向かって「これからは誰もお前をかばってやれない」と語りだす。ゴンサロが起こした致命的な事件は2つ。ひとつはディエゴの兄の死について、もうひとつはアマリアに関することだった。

モンテロ家からも、ディエゴからも拒絶されたルクレシア。そんな中、レナートとビクトリアの会話を立ち聞きしていたルクレシアは、ついにビクトリアの正体を知る。

新しい恋にすっかり熱をあげていたビアンカだったが、クラウディオが服役囚だったという過去を知り落ち込む。一方、アマリアのアイデアで教会に呼び出されたディエゴは、ウェディングドレス姿のビクトリアを見る。

ついにディエゴと結ばれたビクトリアは、カロリーナが自分の娘でないことを告白する。またディエゴも以前服役していたことを語りだす。

エンシノ牧場の人々にビクトリアとの結婚を発表したディエゴに、みんなが祝福の言葉をかける。ビクトリアはディエゴとの結婚のためにモンテロ牧場をやめるというが、夫との関係のためビクトリアが必要なグラディスがそれを許さない。

グラディスに結婚を邪魔されないように、レナートと取引をしようとするビクトリア。レナートは改めてビクトリアの資産に目を付け、根こそぎ手に入れようとする。一方、アレハンドロのオフィスで裸のイサベラを見たルベンは、早速グレゴリオに報告しようとする。

全てをバラせばビクトリアは刑務所行きだとディエゴを脅すルクレシア。ディエゴはビクトリアのために結婚を取りやめる決心をする。一方、パトリシオにモンテロの女と結婚して子供を作れというグレゴリオ。グレゴリオは遺産を巡る争いを楽しんでいる。

一方的に結婚を取りやめにされたビクトリアはディエゴに食い下がるが、ディエゴの決心は変わらない。そして、ディエゴの牧場に乗り込んできたゴンサロは、ディエゴに向かって「ビクトリアは俺の女だ」と主張する。

ビクトリアの目の前でルクレシアとキスをするディエゴ。絶望したビクトリアは復讐だけを生きがいに生きてゆくことを誓う。一方、秘密の小屋で情事を楽しむゴンサロは、ついに隣にいるのがビクトリアではなくグラディスだったと気付いてしまう。

ディエゴに捨てられたビクトリアは、レナートと手を組んでモンテロに復讐をすることに。そして、騙されていたことに怒り狂ったゴンサロは、ビクトリアの小屋に押し入り、襲い掛かる。

間一髪のところにカロリーナ、アマリア、マカリオが駆けつけゴンサロの暴力から守られたビクトリア。だが凶暴なゴンサロを見て、アマリアが怯えだす。そして、イサベラたちの策略によりマカリオにキスされたカロリーナは、その姿をアレハンドロに見られてしまう。

牧場の外でレナートと食事するビクトリア。レナートはグレゴリオと取引をする考えを語るが、ビクトリアは銃を所持する考えを示してレナートをけん制する。カロリーナに裏切られ悲しむアレハンドロは、周りの意見や忠告など耳に入らない…。

怒り心頭のカロリーナはマカリオの小屋に乗り込み、ものすごい剣幕でマカリオを怒鳴りつけるが、マカリオは動じない。一方、ルクレシアは娘を探そうとするフロレンシアに「ルイサと娘は死んだ」と嘘の報告をする。

ルクレシアはディエゴと結婚することになったいきさつをゴンサロに語り、同様の手口で脅迫すればビクトリアと結婚できると吹聴する。グラディスと離婚するために手段を選ばないゴンサロの計画が動き出す。

カロリーナに裏切られたと思い込んだアレハンドロは、カロリーナにイサベラとの仲を見せ付けようと試みる。一方、モンテロ姓を名乗れると喜ぶミゲル。マカリオとパトリシオはグレゴリオの出した条件を心配するが…。 （シーズン2 最終回）