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| タイトル | まんが宇宙大作戦 |
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| 原題 | STAR TREK ANIMATED |
| データ | 1973年/アメリカ/COL/二カ国語/30分/全22本/アニメーション |
| 声の出演 | ウィリアム・シャトナー(カーク船長役/日本語版:佐々木功)、レナード・ニモイ(スポック役/日本語版:阪 脩)、デフォレスト・ケリー(マッコイ役/日本語版:村越伊知郎)、ニシェル・ニコルズ(ウーラ役/日本語版:高島雅羅)、ジェームズ・ドゥーアン(スコット役/日本語版:石丸博也)、ジョージ・タケイ(カトー役/日本語版:村山明)、メイジェル・バレット(クリス・チャペル役/日本語版:吉田理保子) |
©1973-1974 CBS Paramount International Television
「紀元3000年。幾多の苦難と危険を次々と克服した人類は、ついに銀河系を征服し、ここに巨大な銀河連盟を結成したのだった。この銀河連盟の宇宙パトロール船エンタープライズ号は、宇宙の平和と安全を守るために、今日もはてしない宇宙を進んで行くのである。」
−オープニング・ナレーションより
未知の惑星の調査、知的生命体との友好的接触を目的として、全長289メートル、コンスティシューション級の最新鋭宇宙船U.S.S.エンタープライズNCC-1701は430名の乗組員を乗せ、人類未踏の地−宇宙へ旅立った。エンタープライズ号を率いるのは、30歳の若さで船長に抜擢された不屈の精神力を持つ男ジェイムズ・T・カーク。地球人と異星人バルカン人の間に生まれ理性を重んじる副長のスポックや人間味溢れる医療主任のドクター・マッコイといった優秀なクルーの力も得て、エンタープライズ号は広大な宇宙空間で起こる想像もできないような神秘現象、高度な文明を持つ生命体との遭遇などさまざまな冒険を繰り広げるのだ。
「スタートレック」シリーズ中、唯一アニメで描かれた作品。オリジナルのTVシリーズ「宇宙大作戦/スタートレック('66-'69)」と劇場版1作目('79)の間に作られたが、「スタートレック」劇中世界の歴史の中では、正式な出来事とは認められていない幻のエピソード群となっている。しかしそのことはこの作品自体の魅力とはまったく関係がない!カーク、スポック、マッコイはもちろん、ウーラ、スコット、マッコイからクリス・チャペルといったオリジナル版「宇宙大作戦」の準レギュラーたちまでが登場し、しかも原語版ではウィリアム・シャトナーらオリジナルキャストが声優を務めている(日本語吹替え版はオリジナルと違うキャスティング)。さらにはスポックの父サレックや母アマンダ、クリンゴン人コーロスや宇宙のペテン師ハリー・マッド、そしてなんとオリジナル版「宇宙大作戦」にも登場しなかったエンタープライズ号初代船長エイプリルまでもが顔を見せる。また、第1話「謎の新兵器パラライズ光線」は「宇宙大作戦」第43話「新種クアドロトリティケール」の、第15話「不思議の星のアリス」は「宇宙大作戦」第27話「おかしなおかしな遊園惑星」の続編的エピソードとなっており、キャラクター的にもストーリー的にも古参のスタートレックファンにはたまらないものとなっている。オリジナルシリーズのレギュラーキャストがほぼ全員登場する中でチェコフだけ登場しないのが特色だが、そのチェコフ役を演じた俳優ウォルター・ケーニッグが第2話「惑星ファイロスの巨人」で脚本を担当しているのも面白い。他にもスタートレックに縁の深いD.C.フォンタナや、「リングワールド」で有名なSF作家の巨匠ラリー・ニーヴンも脚本を担当している。
そしてなんといってもこの作品の魅力はアニメ版独自の新キャラクター。エンタープライズ号のクルーとして、オリジナル版「宇宙大作戦」では見られなかったアレックス中尉とレス中尉が本作の準レギュラーとして登場する。この2人のキャラクターはオリジナル版のレギュラー陣にはいなかった人間型でないタイプの宇宙人で、その自由度の高さはまさにアニメーションシリーズならではの魅力!。以上のような見所満載の本作は、スタートレックファンなら絶対おさえておかなければならない必見作といえるだろう。なお日本語版ナレーションは「スタートレック/ディープスペース・ナイン」のシスコ役・玄田哲章が担当。