第23話「波紋」

TRAILS AND TRIBULATIONS　（第2シーズン開始！）

監督：グレゴリー・ホブリット／脚本：テッド・マン

リカルシの裁判が始まる。ケリーは証人として連日法廷に呼び出され、検事側から彼女との関係、証拠のノートについて厳しく追及される。ケリーへの追求に耐えられなくなったリカルシは、検事側に取引を申し出る。シポウィッツは断酒を貫く決意をし、ついにシルビアにデートを申し込む。そんな中、麻薬の売人を狙った二人組みの押しこみ強盗事件が頻発し、担当となったシポウィッツとケリーはある罠を仕掛けることに。

第24話「評決」

FROM WHOM THE SKELL ROLLS

監督：マイケル・M・ロビン／脚本：ガードナー・スターン

アパートの一室で男女二人がナイフで刺されて殺された。犯人も傷を負ったらしく血痕が路上にまで続いている。ケリーはバーナードという男を連行するが体にナイフの傷痕は無く、その夜アパートでは大勢の男女が麻薬を吸っていた事がわかる。一方リカルシの裁判は大詰めに…。エミー賞客演女優賞ノミネート作（リカルシ役エイミー・ブレナマン）

第25話「恋愛」

COP SUEY

監督：マーク・ティンカー／脚本：チャールズ・H・イーグル＆カニング・ギブソン

メダボイの離婚はようやく成立のメドが立つ。ドナとメダボイは互いの気持ちを抑えるのに精一杯。そんななか、シポウィッツがなにかと世話してやっていたカリーン夫人が死体で発見される。一方ケリーは非番の警官がチャイナタウンで射殺された事件を担当する。

第26話（2-4）「異動」

DEAD AND GONE

監督：ダニエル・サックハイム／脚本：レオナルド・ガードナー／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

走行中の車の中にいた一才半の女児が車外から撃たれて死ぬ。ケリーは赤ん坊の乗っていた車を運転していた若い男デュエインを署に連行する。デュエインは、死んだ赤ちゃんは女友達の子供で、銃を撃った相手に心当たりはないという。一方シポウィッツは旧知の売春婦ロイスから、同僚のハウイが彼女の家で死んだと言う知らせを受け…。

第27話（2-5）「赴任」

SIMONE SAYS

監督：グレゴリー・ホブリット／脚本：スティーブン・ボチコ、デビッド・ミルチ、ワロン・グリーン／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

最近憂鬱なシポウィッツ。老眼鏡が必要になった上にレズニアクを負いかけて銃を振り回すアブルーゾを止めようとして腰を痛めてしまった。さらに新しい相棒シモーン刑事のソフトなやり方が気に入らず、どうも肌が合いそうにない…。そんな中、マフィアのボスの息子が殺されるという事件が起きる。エミー賞キャスティング賞受賞、脚本賞ノミネート作

第28話（2-6）「依頼」

THE FINAL ADJUSTMENT

監督：デニス・デューガン／脚本：クリストファー・マクアリー／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

カイロプラクティック医シェノンの妻がアパートの一室で殺された。見つけたのは内装工事に来ていた職人2人。もう一人鍵を持って出入りしていた雑用係がいた。シポウィッツとシモーンがこの男ユーゴーを調べると、実母殺しで14年服役して出所したばかりだということが判るが…。マルチネスは、ロバーツが始めた警備会社でバイトする。

第29話（2-7）「誘惑」

DOUBLE ABANDANDO

監督：アンディ・ウォルク／脚本：ワロン・グリーン／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

15分署前の学校の校庭で、生徒が一人射殺され、シモーンの友人クリスティの11歳の息子ニックが捕まり犯行を認める。しかしシモーンはニックが非行グループの誰かをかばっているとにらむ。マルチネスとレズニアクは街頭での銃撃事件を担当。撃たれた若い男性エディは幸い軽傷であった。メタボイはドナの姉、デイナに振り回されるはめに。

第30話（2-8）「賞金」

YOU BET YOUR LIFE

監督：エロディ・キーン／脚本：エリック・ニューマン、トム・タオルズ／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

マンハッタン橋の下で焼死体が見つかりシポウィッツとシモーンが担当する。遺体の状況はひどく、お腹の胎児から女性だとわかる。一方質店の強盗事件を担当するマルチネスの所にスティーブという男がやってきて強盗事件は自分のアイデアで、仲間に横取りされたと言う。シポウィッツは断酒の後見人ブリーンから病院の出入りを繰り返している息子ダニーが人に暴力をふるい、家を飛び出したと相談を受ける。エミー賞撮影賞ノミネート作

第31話（2-9）「生死」

DON WE NOW OUR GET APPAREL

監督：ミッチェル・M・ロビン／脚本：スティーブン・ボチコ、デビット・ミルチ／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

ゲイバーで経営者のピーターが殺された、その手口にシモーンは15年前初めて手がけた殺人事件の犯人レオンを思い出す。店の用心棒チャズは安い給料ににあわず金回りがよさそう。防犯カメラのスイッチもピーターか彼が操作していたという。シモーンとシポウィッツはチャズを追求するが、彼はあくまで否認し証拠もない。

第32話（2-10）「陰謀」

IN THE BUTT,BOB

監督：ミッチェル・M・ロビン／脚本：スティーブン・ボチコ、デビット・ミルチ、ワロン・グリーン／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

銀行員ホリスが殺された。死体にそえられた手紙には、辞書から切り取った文字で、警察への挑戦がつづられていた。5年前郊外の住宅地で連続して起きた“辞書殺人”の犯人が再び動き出したらしい。しかし手口が違う。当時捜査を担当した特捜班のソロモンは模倣犯の犯行説を主張するが、シモーンは辞書キラーの犯行とにらむ。

第33話（2-11）「逆襲」

VISHY VASHY VINNIE

監督：ミッチェル・M・ロビン／脚本：スティーブン・ボチコ、デビット・ミルチ／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

ソロモン刑事が家宅捜索に出ている間にシモーンは容疑者ジョージを取り調べ、自供を引き出す核心をつかむ。帰ってきたソロモンは激怒、シモーンは追い出されるが、メダボイと共にジョージのアパートへ。推理したとおりエアコンの中に隠された手製の拳銃を発見。ジョージの取調べをまかされることになったシモーンは…。

第34話（2-12）「詐欺」

LARGE MOUTH BASS

監督：チャールズ・レベック／脚本：チャーレズ・ハイド／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

リディアという若い女性が中年の男に残忍な手口で殺された。リディアの母は、犯人は別れた自分の二人目の夫コッブだという。シモーンとシポウィッツは、彼の勤め先の市交通局に行くが、主任はコッブのアリバイを主張。コッブの自宅に張り込んだ二人は、しかし、新任バース警部の命令で夜勤の刑事と交替させられる。無駄な超過勤務をする必要はないという言葉に頭に来たシモーンとシポウィッツだったが…。

第35話（2-13）「容疑」

TRAVELS WITH ANDY

脚本：ローズマリー・ブレスリン／監督：マーク・ティンカー／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

マルチネスとレズアニクは64歳の女性が襲われたレイプ未遂事件を追う。彼女が担ぎこまれた病院の担当医はなんとレズアニクの高校の級友ポールだった。エミー賞助演女優賞ノミネート（コスタス役シャロン・ローレンス、第38話と共同ノミネート）

第36話（2-14）「訣別」

A MURDER WITH TEETH IN IT

脚本：フランクリン・アジー、バリー・ダグラス／監督：ドナ・ディック／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

ドナの昔の恋人ハロルドが妻と離婚してNYに戻ってきた。落ち着かないメダボイ。尾行までされたと知ってドナは傷つき、二人の間には埋めがたい溝がひろがる。

第37話（2-15）「憎悪」

BOMBS AWAY

脚本：テッド・マン、ガードナー・ステーン／監督：ジョージ・モンテシー／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

シポウィッツとシモーンの車が一通を逆送してきた車と接触。運転していたルーマニア人のイリエスクは不注意をわびるが、トランクから助けを求める声が。中には中国系のリー夫人がおしこまれていた。

第38話（2-16）「恐怖」

UNAMERICAN GRAFITTI

脚本：レオナルド・ガードナー／監督：ジョー・アン・フォーグル／撮影：ブライアン・J・レイノルズ

ハロルドが二台も車を傷つけられたと被害届を持ってくる。ドナはメダボイを疑い、頭に来たメダボイは徹夜ではりこみを続け、ついに犯人を逮捕。これでよりがもどると期待するが…。エミー賞助演女優賞ノミネート（ドナ役ゲイル・オグレイディ、第35話と共同ノミネート）

第39話（2-17）「証言」

DIRTY SOCKS

脚本：ラリー・コーエン　監督：エロディ・キーン　撮影：ブライアン・J・レイノルズ

シポウィッツが少年時代アルバイトをしていたキャンディ・ストアに強盗が入り、捜査にあたる。店のカウンターから昔の仲間ジミーの指紋がみつかる。シポウィッツのキャッチャーミットを失敬したこともある男だ。エミー賞アート・ディレクションノミネート

第40話（2-18）「歪曲」

INNUENDO

脚本：デイビッド・ミルス　監督：マーク・ティンカー　撮影：ブライアン・J・レイノルズ

判断ミスから市街での銃撃戦を引き起こしてしまった新人の巡査に、ファンシーは職業選択を考えるように忠告する。しかし、警官の弟レジーが上司とケンカしてクビになりそうになったとき、ファンシーは弟のために頭を下げる。エミー賞監督賞ノミネート（マーク・ティンカー）

第41話（2-19）「挑戦」

BOXER REBELLION

脚本：ワロン・グリーン　監督：ジョージ・モンテシー　撮影：ブライアン・J・レイノルズ

シモーン達は放火殺人犯を追っていた。情報屋ビニーから、バーテンのカーチスが放火男を知っているという情報がもたらされる。カーチスのコカイン密売を見逃すかわりに、隠しマイクをつけて容疑者に会うようもちかけるシモーンだが。

第42話（2-20）「詐術」

THE BOOKIE AND THE KOOKY COOKIE

脚本：マーク・パトナム　監督：マーク・ピズナルスキー　撮影：ブライアン・J・レイノルズ

賭け屋のワイリーが射殺された。シモーンはワイリーの運転手をしていたパジクに事情をきく。その日は運転しなかったというパジクだが、ワイリーの携帯電話が彼の死後も使われ、しかもパジクの母にかけられたことが分かる。エミー賞主演男優賞ノミネート（ジミー・スミッツ）

第43話（2-21）「悪夢」

THE BANK DICK

脚本：ビクター・バンバロ　監督：ミッチェル・M・ロビン　撮影：ブライアン・J・レイノルズ

メダボイの別れた妻マリーが、子供達のためにもう一度やり直したいという。ドナとの関係がもはや望みないことを確認したメダボイは、子供のことを考えマリーの申し出を受け入れる方向に傾く。一方シポウィッツとコスタスの結婚式が近づいたが、ケリーから出席不可能の手紙をもらったシポウィッツはシモーンに新郎のつきそい役をたのむ。

第44話（2-22）「結婚」（最終回）

A,D,A，SIPOWICZ

脚本：テッド・マン、ガードナー・スターン、ニコラス・ウートン　監督：マーク・ティンカー撮影：ブライアン・J・レイノルズ
エミー賞主演男優賞ノミネート（デニス・フランツ）。第2シーズン最終話

チャイナタウンで殺人事件が起こり、結婚式を目前に控えたシポウィッツはイライラ。一方ファンシーの弟レジーがまたしても黒人嫌いの上司マクナマラのために苦境に立たされ…。