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LAW & ORDER: 性犯罪特捜班シーズン8

イントロダクション

ステイブラー刑事に新パートナー登場!
性犯罪に対するそれぞれの想いがぶつかり合う、大人気シリーズのシーズン8!!



注)初回放送当時の情報となります

シーズン8 見どころ

LAW & ORDER: 性犯罪特捜班 – 8年目

「グレーな世界へようこそ」 エリオット・ステイブラーは新しいパートナー、ダニー・ベックを迎えるときにこのように言っている。「“グレーな世界”とは、家族と生きながらえるために麻薬に手を出すという、いわば道徳的に曖昧な犯罪ばかりではない。犯罪はどれも凶悪であり、被害者たちは、誰かにとって特別な人だったことがわかる」そして、見ていくうちに本当のグレーな世界を目の当たりにしているのは視聴者だと気づかされる。特別今シリーズを通して視聴者は物語の本筋は中盤になってやっとわかるような構成になっている。そしてディック・ウルフの名前がクレジットに出てきたとき、つまり終盤になってやっと物語の核となる部分が見えるのだ。

シーズン8はベンソンの退場という、視聴者を落胆させる出だしになっている。物語上、オリビア・ベンソン捜査官はFBIの環境活動家たちによる犯罪行為の捜査に加わり、そのせいでおとり捜査に協力するという名目のもとワシントンに向かってしまったのだ。ただこの展開には裏話がある。ベンソンがシーズン開始早々に物語から退場しなければいけなかったのはベンソンを演じるハージティの産休が理由だった。そして復帰できるとなると物語は急に動き出し、瞬く間に彼女のミッションは完了し、さらにワシントンで性犯罪捜査を行うようになったのだ。替えのきかないキャスティングゆえの苦し紛れの対応ではあったが、このことにより物語に拍車がかかったともいえる。

それ以外の部分に着目してみると、今シリーズはベンソンとステイブラーそれぞれが抱えるパーソナルな悩みを描いている。ベンソンは自分の父親には別の家庭があることを知る。メロドラマ的な流れではあるが、ベンソンは半分しか血がつながっていない兄弟とレイプ犯罪の捜査の最中という場面で再会を果たす。そしてステイブラーは妻とヨリを戻す希望をどうにか見出そうとしていたが、その想いに反して離婚協議を進めるよう妻からプレッシャーをかけられる。そうこうしているうちに、ステイブラーの妻の妊娠が発覚。これがきっかけで彼の中での家族の優先順位に変化が起きる。

どちらの物語もメロドラマ的ではあるが、オリジナルの「LAW & ORDER」には見られない捜査官たちの内面を露呈するような内容に仕上がっている。そしてこれこそが「性犯罪特捜班」シリーズがオリジナルと一線を画すところである。

ストーリー

ある日若い女性が病院に緊急搬送された。体中痛めつけられ、髪の毛も剃られていた様子から明らかに性的暴行だと断定できる。しかし被害女性は緊急避妊薬を求めるだけで、レイプキットすら拒否した。その後道端でベンソンに声をかけられた被害女性はアパートに戻るや否や、バスルームに鍵をかけて閉じこもった。ただ一つ、ベンソンがそっと盗めるように証拠となる自分の下着を残して。ベンソンとステイブラーは彼女の友人達をあたり、犯人を突き止めようと捜査に乗り出した。しかし被害女性の行方がわからなくなった時、FBI捜査官のダナ・ルイスがあらわれ、エコテロリスト集団の捜査を行っていると伝えてきた。そこでベンソンは爆弾テロを阻止するため、過激派のふりをしておとり捜査に加わったのだが……。

各話あらすじ

第1話「新たな幕開け」/Informed

レイプの被害者ヘイリーが治療を拒むため、FBI捜査官のスター・モリソンがその対処に呼ばれ、ヘイリーは実はFBIに情報を提供していたことをベンソンは知る。ヘイリーのボーイフレンドが環境テロリスト支持者なのだ。テロ活動を妨げるためにベンソンが内偵で捜査に取りかかる。

ゲスト:マーシャ・ゲイ・ハーデン、エボン・モス=バクラック、アビゲイル・ホーク
脚本:ドーン・デヌーン
監督:ピーター・レトー

第2話「幼すぎる少女」/Clock

二人の高校生、コナーとジャネイが博物館から姿を消し、その捜査にあたるステイブラー刑事とフィン刑事。しかし実際には、コナーは偽装誘拐を企てており、ジャネイは家族の運転手と逃げていたことがわかる。

ゲスト:コニー・ニールセン、ジェイソン・バトラー・ハーナー、ロバート・ヴォーン
脚本:アリソン・イントリーリ
監督:ジェームズ・ヘイマン

第3話「封印された記憶」/Recall

ステイブラー刑事とベック刑事が採集したレイプ事件の証拠から、予期せぬ容疑者の名があがる。それは名高い弁護士のマーティン・トレンウェイだ。しかし証拠不足で棄却となる。そこに年配のフランス人女性、ロレーヌ・デルマが現れ、感情的なミーティングの末、案件は続開される。

ゲスト:コニー・ニールセン、ロビン・ワイガート、チャールズ・ショーネシー、リリー・レーブ
脚本:ジョナサン・グリーン
監督:フアン・ホセ・カンパネラ

第4話「辿り着けなかった真実」/Uncle

母娘がレイプされ殺害された。これはダニ・ベック刑事にとってかなりショッキングな事件となり動揺するダニ。そして容疑者として名があがったアンドリューがマンチの叔父だとわかり、事態は予期せぬ方向へ進行する。

ゲスト:コニー・ニールセン
脚本:ドーン・デヌーン
監督:デヴィッド・プラット

第5話「過去との決着」/Confrontation

ステイブラー刑事とベック刑事はレイプ犯を追うが、多数のレイプ被害者が犯人と関連していることが判明する。犯行の時間帯を探るにつれ、犯人は異様な動機をもとに行動しているとジョージ・ホワン医師は推測する。犯人追跡に関わる問題に、刑事たちの間でテンションが高まる。

ゲスト:コニー・ニールセン、マリン・アイルランド、マリエット・ハートレイ
脚本:ジュディス・マクレアリー
監督:デヴィッド・プラット

第6話「性犯罪捜査官の威信」/Infiltrated

FBIに協力し、オレゴン州で内偵の捜査を続けるオリビア・ベンソン刑事が、ノバック検事補にレイプ犯の裁判の参考人として召喚される。参考人を務めることは、オレゴンでの仕事に支障をもたらすことになる。しかし裁判で証言することで、彼女はSVUに戻ることになる。

ゲスト:デブラ・ジョー・ラップ、マリア・セイヤー
脚本:ドーン・デヌーン
監督:デヴィッド・プラット

第7話「入れ墨の少女」/Underbelly

3人のティーンエイジャーがレイプされ殺害される。3人とも同じ入れ墨が彫られていたことから、児童売春組織が問われ、ステイブラー刑事とベック刑事が捜査にあたる。ポン引きのヴィクター・ドディーンが容疑者としてあがり、ヴィクターの有罪を証明するには、売春婦の少女の証言が必要となる。

ゲスト:コニー・ニールセン、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、コンスタンス・ウー
脚本:アマンダ・グリーン
監督:ジョナサン・カプラン

第8話「檻の中の子供」/Cage

2人の里子を乗せた車が事故にあい、捜査に当たるステイブラー刑事とベック刑事。里親を訪ねるベックとステイブラーは、そこで“愛着セラピー”を含む怪しい治療が行われていることを発見。捜査を進めていくと、2人の孤児に関する恐ろしい秘密が明らかになる。

ゲスト:コニー・ニールセン、エル・ファニング、マーゴ・マーティンデイル、マーリン・バーレット、ヴィオラ・デイヴィス
脚本:パトリック・ハービンソン
監督:デヴィッド・プラット

第9話「もつれた愛」/Choreographed

セントラルパークで女性の死体が発見される。ワーナー監察医が検視するが、死因は不明。ステイブラー刑事が被害者の夫でダンス劇団を運営するウェスリーを聴取し、ダンス劇団に関連する麻薬や浮気が絡んだ陰謀を探り当てる。

ゲスト:バーナデット・ピータース、キャサリン・ベル、クリス・サランドン、アリス・クレメルバーグ
脚本:ポール・グレロング
監督:ピーター・レトー

第10話「ティアニーの贖罪」/Scheherezade

末期の肺がん患者で余命僅かのジャッドソン・ティアニー。彼の最後の告白を聞くため、ステイブラーが訪れる。ティアニーの疎遠の娘シーラが面会を拒むため、ベンソンが代役となって、ティアニーの1971年以前の犯罪歴についての告白を聞く。

ゲスト:ブライアン・デネヒー、パジェット・ブリュースター、ジュディス・ライト
脚本:アマンダ・グリーン
監督:デヴィッド・プラット

第11話「泥沼の離婚調停」/Burned

娘テッサの親権をめぐり醜い争いを続けるセネット夫妻。ステイブラー刑事とベンソン刑事は偽りと欺きが飛び交うこの夫婦の対処にあたる。

ゲスト:ライザ・ラピラ、マイケル・ミシェル
脚本:ジュディス・マクレアリー
監督:エリク・ラ・サル

第12話「アウトサイダー」/Outsider

フィン刑事が息子に頼まれ、同じ大学の学生を襲ったレイピストの捜査にあたる。しかしその女子大生と両親は警察沙汰にしたくないと捜査を拒否する。フィンはブルックリンのSVU刑事、チェスター・レイクと組み、犯人逮捕に挑む。

ゲスト:カル・ペン、ケリー・ギディッシュ
脚本:ポール・グレロング
監督:アーサー・W・フォーニー

第13話「社会の闇」/Loophole

SVU宛に匿名で届いた小児ポルノの写真を手がかりに、フィン刑事とマンチ刑事が犯行現場を探り出す。そのアパートの管理人が写真の少年と親しいことがわかり、彼が容疑者とされる。

ゲスト:レイ・ワイズ
脚本:ジョナサン・グリーン
監督:デヴィッド・プラット

第14話「ゆるぎない信頼」/Dependent

マフィア専門の弁護士シドニー・トゥルエクスと彼の妻が襲われる。彼らの息子は、その犯行を目撃したことから精神的な傷害を受ける。ベンソン刑事とステイブラー刑事は、弁護士の娘シャーロットに事態を知らせるため、ボーイフレンドのライアンのアパートにいるシャーロットを訪ねる。

ゲスト:エミリー・ヴァンキャンプ、ライザ・ラピラ、ケイリー・エルウィズ
脚本:ケン・ストアラー
監督:ピーター・レトー

第15話「子供を取り戻せ!」/Haystack

行方不明になった赤ん坊の母親がマスコミに激しく批判される。過剰すぎるレポーターのシンディ・マリーノが、ローラ・コズロフスキーを、自分の赤ん坊を誘拐して殺害しようとしたとテレビで大々的に激しく批判し、バッシングに耐えられなくなったローラは自殺してしまう。

ゲスト:アシュレイ・ウィリアムズ、パブロ・シュレイバー、ジュディス・ライト
脚本:アマンダ・グリーン
監督:ピーター・レトー

第16話「オリビアの葛藤」/Philadelphia

自分の所轄外のレイプ事件の捜査に関わるベンソン刑事は、主任警部ジュリア・マンスフィールドに聴取を受けることになる。ベンソンはステイブラー刑事とのギクシャクした関係や、自分自身の問題がレイプ事件の捜査解決に支障を与えたことなどについて、警察の心理学者、ヘンドリックス医師に相談する。

ゲスト:キム・デラニー、マイケル・ウェストン、メアリー・スチュアート・マスターソン
脚本:パトリック・ハービンソン
監督:ピーター・レトー

第17話「家族の絆」/Sin

立派な牧師が殺人事件の容疑者となる。ベンソンとステイブラーが“新しい魂教会”を訪れると、そこではジェブ・カーティス牧師とその妻のハナと9人の子供たちが、アフガニスタンで戦死した息子を哀悼している。外見は平和な家族のようだが、現実は全く違うのだった……。

ゲスト:ティム・デイリー、キャシー・ベイカー
脚本:パトリック・ハービンソン
監督:ジョージ・パティソン

第18話「大人の責任」/Responsible

ティーンエイジャーがアルコールを飲みすぎ死亡し、パーティーを企画した4人の優等生が過失致死の容疑で逮捕される。しかし判事のドネリーは一言注意しただけで彼らを釈放する。ステイブラー刑事は娘のキャスリーンの助けを借り、ネットから次のティーンのパーティーの場所を嗅ぎ付ける。そこは一人の生徒の家だった。

ゲスト:サラ・ドリュー、レヴェン・ランビン、ピーター・ハーマン、ジュディス・ライト
脚本:アリソン・イントリーリ
監督:イリーナ・ランスカヤ、デヴィッド・プラット

第19話「見えない真実」/Florida

ベンソン刑事は、弟のサイモン・マースデンに関わる捜査を頼まれる。主任警部ジュリア・ミルフィールドと、FBI捜査官ポーターの間に置かれ苦しい思いをするベンソン。この捜査は自分のキャリアに及ぼすリスクが大きいとベンソンは感じるが、それを承知で捜査に取り組むと、自分の家族の隠された秘密を知ってしまう。

ゲスト:キム・デラニー、マイケル・ウェストン、フランキー・フェイソン
脚本:ジョナサン・グリーン
監督:デヴィッド・プラット

第20話「ナルシスト」/Annihilated

結婚を間近にひかえた若い女性がレイプされ殺害される。しかし実際に狙われていたのは彼女の婚約者だったのかもしれない。娘の死を悲しむ両親に話を聞くステイブラー刑事とベンソン刑事は、婚約者のCIA局員、スティーヴン・ダシールがテロ組織から殺害予告を受けていたことを知る。

脚本:アマンダ・グリーン
監督:ピーター・レトー

第21話「美少女の秘密」/Pretend

ティーンエイジャーの少年が死体となって見つかる。死んだ少年の親友、スコット・ヘストンが、友達の死を映像に撮ったと捜査本部を訪れた。少年のガールフレンドが法廷で証言したことから、ベンソン刑事とステイブラー刑事はこの事件にはさらに裏があると察する。

ゲスト:マイケル・ウェルチ、バリー・ボストウィック
脚本:ドーン・デヌーン
監督:デヴィッド・プラット

第22話「明かされる過去」/Screwed

ダリウスがニナ・スタンスフィールドの凶悪殺害の罪で裁判にかけられる。SVUは、マスコミの集中砲火を浴びる。

ゲスト:スティーヴン・ウェバー、マイケル・ウェストン、ジュディス・ライト
脚本:ジュディス・マクレアリー
監督:アーサー・W・フォーニー

放送時間

    キャスト

    エリオット・ステイブラー/Elliot Stabler

    ニューヨーク市警の性犯罪特捜班で、固い信念もって捜査にあたっている正義感の強い刑事。オリビア・ベンソンのパートナー。何よりも家族を大切にし、児童虐待など子供が被害者となる事件の犯人に対して強い嫌悪感や憎しみを覚えることが多い。カトリックを信仰しており、その信仰心が事件を複雑にすることも。

    クリストファー・メローニ Christopher Meloni

    1961年米ワシントンDC生まれ。高校卒業後、コロラド大学ボルダー校で歴史学を学ぶ。在学時から興味を持っていた演技の道を選んでニューヨークに移住し、ネイバーフッド・プレイハウス演劇学校の演出家サンフォード・マイズナーに師事する。1989年にHBO シットコム「1st & Ten(原題)」の最終シーズンでレギュラーの座を獲得。その後は「NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署」への出演に続き、「OZ/オズ」でクリス・ケラー役としてレギュラーを仕留める。「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」はシーズン12まで参加した後に同シリーズを去ったが、シーズン22で再び数エピソード復活している。2006年にプライムタイム・エミー賞にノミネートされた。テレビだけでなく映画作への出演も多く、代表作には『シン・シティ 復讐の女神』、『42 ~世界を変えた男~』、『マン・オブ・スティール』、『12モンキーズ』などがある。「LAW & ORDER」フランチャイズ最新作で、本作のスピンオフ「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」では、主演のエリオット・ステイブラー刑事役として復活している。

    オリビア・ベンソン/Olivia Benson

    ニューヨーク市警の性犯罪特捜班の刑事。性暴力の末に自分が生まれたという出自に影響され、性犯罪の被害者に深く共感するあまり、被害者側に寄り添いすぎて仇となってしまうこともある。エリオット・ステイブラーはパートナーであり、自分にとっての良き理解者でもある。過去に殺人被害者となってしまった人物と関係を持ったことがある。

    マリスカ・ハージティ Mariska Hargitay

    1964年米カリフォルニア州サンタモニカ出身。俳優のミッキー・ハジティとジェーン・マンスフィールドの間に生まれる。UCLAで演劇を専攻したのち、カルト的人気のホラー映画『グーリーズ』(1984年)でスクリーンデビュー。1995年のニコラス・ケイジ主演の『リービング・ラスベガス』では、バーの娼婦役としてクレジットされている。1998年に人気テレビ番組「ER 緊急救命室」にレギュラーとして抜擢されたことが転機となり本シリーズへの主演の座を掴む。2005年のゴールデングローブ賞受賞に続き、2006年のプライムタイム・エミー賞を受賞し、近年は監督・プロデューサー業もこなしている。また、性的虐待を経験したことのある番組のファンから手紙をもらうようになったことで、性的暴行、家庭内暴力、児童虐待の被害者を支援する非営利団体「ジョイフルハート財団」を設立し、活動家としての一面も見せている。「LAW & ORDER」フランチャイズの最新シリーズ「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」にも登場。

    ジョン・マンチ/John Munch

    ボルチモア警察の殺人課から異動してきたジョン・マンチ刑事は、辛辣でウィットの効いた切り返しとジョークがトレードマーク。陰謀論者でもあるが、現場で培ってきた豊富な経験と、鍛え抜かれた能力をフル活用しながらチームの捜査に貢献する。双極性障害だったという父親から身体的虐待を受けていたという不幸な子供時代を過ごした。

    リチャード・ベルザー Richard Belzer

    1944年米コネチカット州生まれ。ニューヨークに移住後、スタンダップ・コメディアンとして活動を始める。1975年から1980年に放送した「サタデー・ナイト・ライブ」で前座コメディアンを務め、同番組にも3度ゲスト出演を果たしている。その後、本格的に俳優業にも進出するようになり、『スカーフェイス』、『復讐のハイウェイ』、『マイアミ・ムーン』、『恋に落ちたら…』などの映画に脇役で起用される。テレビシリーズ「ホミサイド/殺人捜査課」でジョン・マンチ刑事を演じるようになり、それ以後は「ホミサイド」シリーズに続き、本シリーズでもマンチ刑事としてレギュラーの座を獲得。「X-ファイル」、「LAW & ORDER」、「ブル~ス一家は大暴走!」、「THE WIRE/ザ・ワイヤー」などのテレビシリーズでもジョン・マンチ刑事役としてゲスト出演を果たし、すっかり「マンチ刑事」として自身のキャラクターを定着させた。2016年に71歳で俳優業から引退している。

    ケイシー・ノバク/Casey Novak

    若き地方検事補。非常に優秀である一方、担当事件は刑事に任せきりにせず最初から加わりたい主義で、その強気で前のめりな姿勢から、検事補と刑事の境界線をあいまいにする傾向も。しかし、自分の弱点や失敗を素直に認めることができる人物でもある。

    ダイアン・ニール Diane Neal

    米バージニア州アレクサンドリア生まれ。連邦弁護士の父と数学教師の母との間に3人娘の末っ子として誕生。元モデルで、18歳から世界各地でモデル活動を開始する。俳優として「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」に2003年から2008年まで出演した後、2009年にハーバード大学のエクステンションスクールに通い始め、2018年5月に準学士号を取得して卒業。2005年、モデルのマーカス・フィッツジェラルドと結婚したが、2014年に離婚。2018年には下院議員選挙に立候補している。「LAW & ORDER」フランチャイズ以外にも、アビゲイル・ボーリン役として「NCIS」フランチャイズにも出演。

    オダフィン“フィン”チュツオーラ/Odafin "Fin" Tutuola

    ハーレム出身でアメリカ陸軍に所属していた経歴を持つ。麻薬課での任務時に、自分に向けられた銃弾を相棒が受けて倒れたことがきっかけになり、性犯罪特捜班に移籍、ジョン・マンチ刑事のパートナーとなった。非番中に巻き込まれた強盗殺人事件現場で、10代の強盗犯を射殺してしまったことに悩まされていたことも。

    アイス-T Ice-T

    本名はトレイシー・ローレン・マロウ。米ニュージャージー州生まれ。12歳の時に両親を亡くした後、叔母に引き取られてロサンゼルスに移り住む。ラッパー、ソングライター、俳優、プロデューサーの顔を持っている。1980年代にアンダーグラウンドのラッパーとしてキャリアをスタートさせ、1987年にサイアー・レコードと契約、デビューアルバム「Rhyme Pays」をリリース。翌年にはレコード会社「Rhyme $yndicate Records」を設立し、アルバム「Power」をリリースして100万枚のセールス(プラチナ・ディスク)を記録した。84年の映画『ブレイクダンス』で俳優としてデビューし、以後ウェズリー・スナイプス主演のギャング映画『ニュー・ジャック・シティ』にも出演して俳優として頭角を表し始める。同映画に提供したサウンドトラックの楽曲は自身の最高セールスを記録し、グラミー賞にもノミネートされた。ディック・ウルフが製作総指揮を務めた1998年のテレビ映画「ロー・アンド・オーダー/切り裂かれた死体」ではポン引き役を務めている。

    ジョージ・ホアン/George Huang

    精神科医の犯罪プロファイラー。初めはチームのメンバーとギクシャクしていたが、次第に信頼されるようになる。法医学心理学と精神病理学に関する膨大な知識を持っている。犯人の弁護士や精神科医が下す診断に同意して、チームと連携する検事補の起訴を難しくすることも。神学、民族学などの分野にも造詣が深く、中国語も流暢に話す。

    BD・ウォン BD Wong

    1960年米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。ブロードウェイの「エム・バタフライ」で俳優デビュー。同作のソン・リリン役ではトニー賞に輝いたほか、ドラマデスク賞、アウター・クリティックス・サークル賞、クラレンス・ダーウェント賞、シアター・ワールド賞を総なめにした。同一キャラクターでこれだけの受賞を果たしたのは史上彼一人だけである。映画出演作は『ジュラシック・ワールド』シリーズでのヘンリー・ウー博士役、テレビドラマでは「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のホワイトローズ役で知られている。「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」のホワイトローズ役は、放送映画批評家協会賞やエミー賞ドラマシリーズ部門のゲスト男優賞にもノミネートされた。舞台俳優はもちろんのこと、声優としても活躍しており、ディズニーアニメ『ムーラン』や、2004年の続編『ムーラン2』でシャン隊長の声を担当。その他のテレビ出演作に「GOTHAM/ゴッサム」でのヒューゴ・ストレンジ役や「OZ/オズ」のレイ・ムカダ役などがある。

    メリンダ・ワーナー/Melinda Warner

    湾岸戦争で米空軍の医師として従軍した経歴のある検死官。性犯罪特捜班のメンバーにとって不可欠な存在であり、彼女の鋭い洞察力は多くの事件を解決へと導いている。結婚して娘がいる。シーズン7からレギュラーとなった。

    タマラ・チュニー Tamara Tunie

    1959年3月14日、米ペンシルバニア州生まれ。1981年に「Lena Horne: The Lady and Her Music(原題)」でブロードウェイデビューを果たす。1987年から1995年まで米CBSの昼メロドラマ「As the World Turns(原題)」で弁護士ジェシカ・グリフィン役を演じた。「LAW & ORDER: 陪審評決」と「シカゴ・ファイア」では本作と同じキャラクターのメリンダ・ワーナー役として登場している。その他のテレビ出演作に「グッド・ワイフ」「NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署」「ベター・コール・ソウル」などのゲスト出演がある。映画作品は、ロバート・ゼメキス監督の『フライト』、デンゼル・ワシントン監督、マイケル・B・ジョーダン主演の『きみに伝えたいこと』など。2022年12月公開予定の映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』では、ホイットニーの母親シシー・ヒューストン役を演じている。

    ドナルド・クレイゲン/Donald Cragen

    ニューヨーク市警の殺人課の警部を経て同市警の性犯罪特捜班の警部となった。時に部下に対して厳しく接する面も見られるが、部下からの信頼は厚く、彼らを常に支えようとする姿勢は理想の上司そのもの。タフなベテラン警部だが、アルコール依存症の経歴がある。

    ダン・フロレク Dann Florek

    米ミシガン州生まれ。イースタン・ミシガン大学で数学と物理学を専攻したが、演劇で演技のキャリアを積むためにニューヨークに移住。ジュリアード音楽院での研修を経て、70年代後半から80年代前半にかけて古典から現代作まで幅広い舞台作品に参加。80年代にロサンゼルスに移住し、1988年から1993年まで「L.A. LAW/7人の弁護士」に準レギュラーのデビッド・メイヤー役を演じる。その後、ミッキー・ロークとロバート・デ・ニーロ主演の『エンゼル・ハート』、『イントルーダー/怒りの翼』、『フラッド』といった映画作品で助演を果たす。ドナルド・クレイゲン警部としてLAW & ORDERフランチャイズの本家「LAW & ORDER」にシーズン1からレギュラー出演するが、シーズン3終了時に、NBCが女性俳優を採用する方針をとったため解雇されてしまう。しかしシーズン4と5で、同シリーズのエピソード監督として「LAW & ORDER」の現場に復帰。「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」にはシーズン1から15まで出演した。その後のシーズンにもゲスト出演をしている。

    ダニー・ベック/Dani Beck

    ベンソンがおとり捜査で不在の間、ステイブラーのパートナーに抜擢され性犯罪特捜班のメンバーになった。ニューヨーク市警だった夫を殺された過去を持つベックは犯人を許すことができずにいる。性犯罪についてはステイブラーとは異なる意見を持っているため、この配属が合っているのか疑問を抱いている。事件にのめり込む傾向があり、感情をあらわにしたり、トラウマを抱えてしまったりすることもある。

    コニー・ニールセン Connie Nielsen

    1965年デンマーク生まれ。18歳の時、パリで女優業やモデル業を始めたことがきっかけとなり、イタリア・ローマで本格的に演技を学ぶ。1984年にジェリー・ルイスの作品で長編デビューし、その後活躍の場をイタリアに広げた。アメリカに渡ったのち、リドリー・スコットの『グラディエーター』に出演。この作品を皮切りに『ミッション・トゥ・マーズ』『ハンテッド』などに出演している。

    作品基本情報

    原題:LAW & ORDER: SPECIAL VICTIMS UNIT Season 8
    データ:今回シーズン8・2006~2007年/アメリカ/字幕/60分/今シーズン8・全22話/HD作品
    製作総指揮:ディック・ウルフ
    出演:クリストファー・メローニ、マリスカ・ハージティ、ダン・フロレク、リチャード・ベルザー、アイス・T、ダイアン・ニール、BD・ウォン、タマラ・チュニー

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