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ブラックリストシーズン5

イントロダクション

レディントンはエリザベスの実父だった!!
エミー賞受賞のジェームズ・スペイダー主演! 話題のアクション・サスペンス超大作の最新シーズン、独占日本初放送!!

作品解説

2013年秋、全米ネットワークNBCにて放送スタートし、新作ドラマ“ナンバーワン※”の視聴率を獲得、NBCから久々に生み出された会心のヒット作として人気を博している最新ドラマ「ブラックリスト」。シーズン1でエミー賞スタントコーディネート部門を受賞したハードなアクションと緊迫した心理戦を織り込み、若者だけでなく大人の心をもつかむ本格派の超大型アクション・サスペンスである。

“ブラックリスト”とは、主人公の“犯罪コンシェルジュ”ことレイモンド・“レッド”・レディントンが、これまで関わってきた世界中の凶悪犯罪者たちのリストのこと。レディントン自身も最重要指名手配犯の1人でありながら、大胆不敵にもFBI本部に出頭し、その犯罪者たちの逮捕に協力すると持ちかける。
凶悪な犯罪者としての凄みとインテリジェンスを兼ね備えたレディントンを演じるのは、今や稀代の超個性派俳優と絶賛されるジェームズ・スペイダー。映画『セックスと嘘とビデオテープ』、TV「ボストン・リーガル」などで知られる彼は、シリアスからコメディまで演じ分け、これまでエミー賞を3度受賞。また本作レディントン役では、ゴールデングローブ賞において、ドラマ・シリーズ部門の主演男優賞に2年連続でノミネートされている。

全米ではシーズン5が2017年9月27日よりスタートし、本国アメリカをはじめ世界各国で人気を獲得している最新ヒットシリーズ「ブラックリスト」。今回独占日本初放送となるシーズン5では、自分を裏切ったミスター・キャプランの策略によって、レディントンが長年かけて築き上げた犯罪ネットワークは崩壊。“犯罪コンシェルジュ”として暗躍して稼いだ財産も全て失って無一文になったレディントンは、自分の“帝国”を一から建て直していかねばならなくなる。一方、レディントンが実の父親であることを知ったエリザベスは、戸惑いつつも彼との新しい関係を築こうとする。そんな中、エリザベスの夫トムはキャプランから託された人骨の謎を解こうとするのだが……。レディントンとエリザベスをめぐる状況が大きな転換点を迎え、登場人物たちの人間関係をめぐる劇的なドラマ展開も見逃せない。

注)初回放送当時の情報となります
※米ニールセン調査:2013/9/23~12/1 2013年秋放送 新作ドラマ全個人視聴率 第1位

シーズン5 見どころ

“帝国”再建に尽力するレッド

世界中に広がる犯罪者ネットワークを持ち、各界で重要な役割を果たす人物たちとの強力なコネを武器に富を築いて“犯罪コンシェルジュ”の異名を取っていたレイモンド・“レッド”・レディントンだったが、忠実な配下だったミスター・キャプランを敵に回したことで、コネも金も失ってしまう。常に一流ホテル住まいで豪華な車を乗り回していた身分から、安モーテルに住んで車を盗んで宿代にする日々をおくるレディントン。今回のシーズン5は、そんなレディントンが自分の“帝国”を再建しようとするところから始まる。新たなクルーを招集して資金繰りするといっても、普通に求人募集をしたり投資家を集められるわけもなく、レディントンは素人にはとても思いつかない奇抜な方法でクルーを集め、資金を調達する。その過程で、警察や犯罪者たちを飄々と出し抜いていく様は、相変わらず見ていて小気味良い。

新たな局面を迎えるレッドとリズの関係

シーズン4の最終話で、DNAテストによって、レディントンこそエリザベスの実の父親である事が判明。レディントンが自分の父親であるという疑念が真実であることが証明されたことで、レディントンとエリザベスとの関係は微妙な変化を見せる。それまではFBIエージェントとしての矜持を持ち、犯罪者のレディントンとの関係には一線を画していたところがあったエリザベスだが、レディントンが自分の父親だということが判ると彼に対する心境も変わってくるようで、エリザベス役を演じているメーガン・ブーンは以下のように語っている。
「エリザベスは厄介なパパの面倒をみる羽目になるわけだけど、何かをやり遂げようとしたら規則に従ってばかりもいられないということを渋々認めるようになるの。それに、何と言ってもエリザベスはレディントンと一緒に行動することが楽しくなってくるのよ。この父にしてこの娘ありといったところかしら。」

スーツケースの人骨の謎

エリザベスを守ろうとして果たさずに自殺したミスター・キャプランは、トム宛に古びた人骨が収められたスーツケースを遺す。レディントンは、スーツケースがトムの手に渡った事を知らずに必死でそのスーツケースの行方を探す。一方トムは、エリザベスにはその存在さえ知らせずに、独自に人骨の謎を解こうとする。自分の命を危険に晒してまでエリザベスを守ろうとしたキャプランが遺したカタリーナの人骨は何を語ることになるのか? エリザベスとレディントンの関係に大きな影響を与えることになりそうな人骨を手にしているトムは、人骨の謎が解けた時にどのような行動に出るのか? スーツケースの中の人骨をめぐる謎は、シーズン5の大きな見どころの1つだ。

FBIの面々をめぐるドラマも

シーズン4の最終話では、レスラーがヒッチンを誤って殺してしまった際、その後始末を“問題解決の達人”、ヘンリー・プレスコットに依頼するが、シーズン5では、レスラーがプレスコットに借りを作ったことを再認識。今後、何らかの状況でレスラーがトラブルに巻き込まれる事態になる可能性を示唆する。FBIの他のメンバーでは、アラムとナヴァービが恋路を邁進中。有能かつ仕事熱心である2人なだけに、恋人関係が仕事の場にどのような影響を与えていくのかという“職場恋愛ウォッチング”を楽しむこともできるだろう。

クセのある俳優たちがゲストスター出演

ミスター・キャプランのせいで犯罪者ネットワークを失ってしまったレッドは、新たなチームメンバーをリクルートしていくことになるが、最初に目をつけたのは、資金源を調達するのに役立ちそうな横領犯のスモーキー・パットナム。演じるのは、トニー賞を受賞した実績もある舞台出身の俳優マイケル・アロノフ。「LAW & ORDER」や「エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」などにもゲスト出演してテレビ界でも活躍している演技派俳優である。パットナムとコンビを組むことになるマネーローンダリングのプロ、ヘディ・ホーキンスには、「ザ・ソプラノズ」でトニー・ソプラノの妹ジャニスを好演していたアイダ・タートゥーロがキャストされており、クセのある俳優2人の競演に要注目。他にも、レスラーを煩わせることになりそうな“クリーナー(問題解決屋)”ヘンリー・プレスコットを演じるジェームズ・カルピネロ(TV「GOTHAM/ゴッサム」)や、「メンタリスト」のリグスビーことオーウェン・イオマンらも登場する。

ストーリー

世界中の犯罪者たちと裏取引をし、犯罪コンシェルジュと呼ばれる最重要指名手配犯レイモンド・“レッド”・レディントン。彼はFBI捜査官エリザベス・“リズ”・キーンを指名し、自分の持つ“ブラックリスト”からの情報提供を申し出る。エリザベスは面識の無いレディントンから指名されたことに戸惑うが、紆余曲折を経て、レディントンはエリザベスの実父だったことがわかる。

エリザベスを守るがためにレディントンと決裂して自殺したミスター・キャプランの策略によって、レディントンはこれまで築き上げた犯罪者ネットワークと財産を全て喪失。盗んだ車を売った金で安モーテルの滞在費に充てるまでになっていた。エリザベスは、クーパーからの命を受けて次なるブラックリスターの名前を聞き出すためにレディントンを訪ねるが、保釈金立替業者、モーリスのところに連れて行くよう頼まれる。保釈中に逃亡したお尋ね者を捕まえて賞金稼ぎをすると言うレディントンに呆れるエリザベス。モーリスから聞き出したのは、カーニバル業者から200万ドル以上の金を横領したジョー・“スモーキー”・パットナムという男だった。パットナムを首尾よく捕まえたレディントンとエリザベスだったが、スキンヘッドの集団に襲われる。その集団は麻薬カルテルのマネーロンダリングにカーニバル業者を利用していたが、その金をパットナムに横領されたためにパットナムを追っていたのだった。

そんな中、キャプランはエリザベスの夫トムに古びた人骨が収められたスーツケースを遺していた。レディントンは、スーツケースがトムの手に渡った事を知らずに必死でそのスーツケースの行方を探す。トムは、エリザベスにはその存在さえ知らせずに、キャプランから託された人骨の謎を独自に解こうとする……。

各話あらすじ

第1話「スモーキー・パットナム」/Smokey Putnum (No. 30)

FBIの局長が交代し、クーパーのレディントン特別チームも成果が求められる。リズが「大物犯罪者の情報を」とレッドの元へ行くが、レッドはその足で保釈保証人の事務所へ行き、逃亡犯を捕まえる賞金稼ぎを申し出る。その逃亡犯がスモーキー・パットナム。移動遊園地の支配人だが横領で起訴されていた。

ゲスト:マイケル・アロノフ、アイダ・タートゥーロ、ジェームズ・カルピネロ
脚本:ジョン・ボーケンキャンプ、ジョン・アイゼンドレイス
監督:ビル・ロー

第2話「グレイソン・ブレイズ」/Greyson Blaise (No. 37)

犯罪帝国再建をめざすレッドは、アート泥棒のグレイソン・ブレイズと会うため、ザグレブの競売会場まで自分を運ぶようクーパーらのチームに依頼。そこでブレイズと接触したレッドは、イタリアのコモ湖湖畔にある家でパーティーを開き、盗まれて30年近いレンブラントの絵を見せる、とブレイズに約束するのだが……。

ゲスト:オーウェン・イオマン「メンタリスト」、ピーター・マレック「ザ・グリッド」
脚本:ルーカス・ライター、ジョン・ボーケンキャンプ
監督:ドナルド・E・ソーリン・Jr

第3話「ミス・レベッカ・スロール」/Miss Rebecca Thrall (No. 76)

レッドはリズに「警官が容疑者射殺」という新聞記事を見せる。犯罪者を射殺した警官は、暗殺者として雇われていたというのだ。リズとレスラーは殺されたスコットの両親に会い、ウォーターデイ・フィナンシャル社が、スコットが勝ち取ったある集団訴訟の構造的和解金を、半額だが一括で支払う条件で買い取っていたことが分かる。

ゲスト:サラ・ウィンター、マイケル・アロノフ、アイダ・タートゥーロ、クラーク・ミドルトン
脚本:ジョナサン・シャピロ、テイラー・マーティン
監督:アダム・ウェイシンガー

第4話「エンドリング」/The Endling (No. 44)

レッドはリズを呼びつけ、最近アイルランドで起きた、引退した優秀な競走馬とその調教師の死は「エンドリング」と呼ばれる犯罪者のものだと伝える。リズたちはまず、競走馬の死で恩恵を受けた会社CEOに事情聴取。通称「エンドリング」である犯人の女性に情報を提供したことを聞き出す。

ゲスト:プールナ・ジャガナサン、ピーター・マレック
脚本:ノア・シェクター
監督:マイケル・W・ワトキンス

第5話「イリヤス・サーコフ」/Ilyas Surkov (No. 54)

レッドはブラックリストの人物としてテロリスト、イリヤス・サーコフの模倣犯の存在をほのめかす。サーコフはもう死んでいるはずで、最近も続く彼の破壊行為は、彼の名をかたる何者かの犯行だと言う。リズたちはMI6に話を聞くことに。彼らはCIAのサーコフ追跡班と手を組み、サーコフにC4爆薬を横流ししていた建設会社の人物を特定していた。

ゲスト:フレドリック・レーン「スーパーナチュラル」、アイダ・タートゥーロ「ザ・ソプラノズ」
脚本:ブランドン・マーゴリス、ブランドン・ソニエ
監督:カート・ケニー

第6話「旅行代理店」/The Travel Agency (No. 90)

リズはレッドに呼び出され、ミッチェル・ダニングが「旅行代理店」という殺し屋組織に狙われていると聞かされる。リズたちはダニングを保護しに行くが、目の前で射殺される。妻に話を聞くと、ダニングはヨーク郡での斧を使った殺人事件の新聞記事を見て、慌てて逃げる準備をしていたという。妻は斧で殺された男を知らなかった。

ゲスト:ケヴィン・J・オコナー「シカゴ P.D.」
脚本:カーラ・ケトナー
監督:テレンス・オハラ

第7話「キルギャノン社」/The Kilgannon Corporation (No. 48)

レッドは人を不法入国させる商売をしていたが、キャプランに潰されて以降誰かに乗っ取られており、その商売がずさんで何十人もの死人が出ていた。リズに協力を要請し、商売を乗っ取ったのがアイルランド人キルギャノン親子だとつきとめたレッドは、親子の父アーサーに取引を持ちかける。

ゲスト:ニック・テイト「スペース1999」
脚本:ルーカス・ライター
監督:ジーン・デ・セゴンザック

第8話「イアン・ガーヴェイ」/Ian Garvey (No. 13)

リズは何度もトムの携帯にかけるが留守電は一杯。レッドはトムがニックの死を追っていると告げ、ピンチでも自分で切り抜けられる、とリズを安心させるが、トムの動きを追って、レッドバーチ・モーテルの血だらけの部屋でトムの携帯を発見し、パニックに陥る。

ゲスト:ランス・ヘンリクセン『エイリアン2』
脚本:ジョン・アイゼンドレイス、ジョン・ボーケンキャンプ
監督:ビル・ロー

第9話「崩壊」/Ruin

リズは娘アグネスの安全を確保した上で、レッドに2つのことを約束させる。1つは自分の行方を追わないこと。もう1つは自分がいなくなってもチームへの協力を続け、ブラックリストの悪党たちを捕まえることだ。そしてリズはワシントンをDCを去り、心の整理をつけるため、アラスカの森の中での生活を始める。しかし……。

ゲスト:ファムケ・ヤンセン「ブラックリスト リデンプション」、ウィリアム・メイポーザー「LOST」
脚本:ショーン・ヘネン
監督:マイケル・カラッチョロ

第10話「情報屋」/The Informant (No. 118)

テロリストに資金を送っている口座を政府が割りだして資産を凍結しようとしていたが、その口座リストが盗まれた。盗んだのは「情報屋」だと言うレッド。容疑者は議員秘書のビショップで、ナヴァービが後をつけるとレストランから逃亡。その足で警察に駆け込み、ちょうどリストが盗まれた時間に別の場所でひき逃げ事件を目撃したと言う。

ゲスト:ジェームズ・カルピネロ「パーソン・オブ・インタレスト」
脚本:ノア・シェクター
監督:ポール・ホラハン

第11話「エイブラハム・スターン」/Abraham Stern (No. 100)

銀行の貸付係、エイブラハム・スターンがレッドの車を襲撃し、レッドから貴重な「リンカーン・セント」を奪っていく。伝説によると、そのコインには1930年代に隠されたお宝の場所が暗号として刻まれているという。そのコインはお宝の地図を示す4枚のコインのうちの1枚だとして、レッドはクーパーに協力を求める。

ゲスト:ネイサン・レイン、クラーク・ミドルトン、アイダ・タートゥーロ
脚本:ジョン・ボーケンキャンプ、ジョン・アイゼンドレイス
監督:アンドリュー・マッカーシー

第12話「コック」/The Cook (No. 56)

手の込んだ細工による放火で、ある女性が自宅で死亡する。連続殺人者の犯行を疑ったレッドは、捜査への協力を求めるため収監中の放火犯 アール・フェイゲンの元へ特別作戦チームを送る。フェイゲンには仮釈放の審査が迫っていたため、彼に有利な証言をすることを条件に捜査に協力させることになった。

ゲスト:C・トーマス・ハウエル『アウトサイダー』
脚本:ピーター・ノア
監督:ソルヴァン・ナイム

第13話「見えざる手」/The Invisible Hand (No. 63)

森の中から複数の死体が発見される。レッドは特別作戦チームに、「見えざる手」というグループの犯行だと告げる。そのグループは、合法ながら道徳的に非難されるようなことをしている者たちを標的にしていた。一方、レッドは窮地に陥った手下を助けようと力を貸す。トムに関して調べていたリズは、重要な手掛かりを見つける。

ゲスト:ブライアン・デネヒー『ランボー』
脚本:ジョナサン・シャピロ、ルーカス・ライター
監督:アンドリュー・マッカーシー

第14話「ローリー・シンクレア3世」/Mr. Raleigh Sinclair III (No. 51)

妻の浮気を目撃したブライアン・バレットは、復讐のためローリー・シンクレアに会う。シンクレアはバレットにマンハッタンでアパートを借りさせ、彼に似た男を捜し、さらにプロテーゼとメイクで依頼者そっくりの代役を仕立て上げる。一方リズは、FBIに復帰するため医師の精神鑑定を受けていた。

ゲスト:マーサ・プリンプトン「シングルパパの育児奮闘記」、ジョン・ノーブル「FRINGE/フリンジ」
脚本:ケリー・ジョンソン
監督:クリスティン・ジー

第15話「パティ・スー・エドワーズ」/Pattie Sue Edwards (No. 68)

リズは新たな方向から、トムを殺した犯人を追う。一方、レッドは資金洗浄絡みで問題を抱えており、独創的な打開策を模索していた。謎の女性がウイルスを拡散させる事件が起き、特別作戦チームが捜査に当たる。そしてアラムも現場に出るのだった。

ゲスト:C・トーマス・ハウエル、マイケル・アロノフ、ライザ・J・ベネット
脚本:カーラ・ケトナー
監督:ドナルド・E・ソーリン・Jr

第16話「カプリコーン・キラー」/The Capricorn Killer (No. 19)

リズは、新人プロファイラーの頃に手がけて未解決になっていた事件を、新たな手がかりをもとに再び捜査する。一方、ドクター・フルトンとのセラピーでは、リズは暗い衝動を抱く。特別作戦チームは、法の下にトムを殺した犯人を捕まえようとする。しかし、レッドは全く別のアプローチでイアン・ガーヴェイを追い詰めていく。

ゲスト:マーサ・プリンプトン「シングルパパの育児奮闘記」
脚本:テイラー・マーティン
監督:ビル・ロー

第17話「アナ・グラシア・ドゥエルテ」/Anna-Gracia Duerte (No. 25)

レッドが電話していた相手のジェリー・ジュワルが殺される。彼は港湾管理者で、ナッシュ・シンジケートの密輸入に荷担しており、レッドはそれが記録された台帳を買おうとしていたのだ。だがFBIの見立てではジェリーを殺したのは白人至上主義者のクーガン。レッドはクーガンをさらってブリムリーに拷問させるが……。

脚本:ルーカス・ライター、ジョナサン・シャピロ
監督:マイケル・カラッチョロ

第18話「ザラク・モサデック」/Zarak Mosadek (No. 23)

レッドと特別作戦チームは、イアン・ガーヴェイに圧力をかけるため、ナッシュ・シンジケートに大量のヘロインを供給している人物をおさえるべく、パリへと向かう。一方、レッドの思惑を信用できないリズは、独自にガーヴェイを追う。

ゲスト:フィオナ・ドゥーリフ、ディアドレ・ラヴジョイ
脚本:ショーン・ヘネン
監督:テレンス・オハラ

第19話「イアン・ガーヴェイ(続編)」/Ian Garvey (No. 13): Conclusion

モサデックに恩を売ったレッドは、その恩と、さらに彼が国を裏切っている写真を使い、ガーヴェイにバッグの骨を持ってくるよう取引する。だがモサデックとガーヴェイは裏で通じており、レッドを殺すつもりだった。その意図を知ったリズはレッドに取引に行かないよう言うが、レッドは取引を強行する。

ゲスト:ジョン・ノーブル「FRINGE/フリンジ」、フィオナ・ドゥーリフ「私立探偵ダーク・ジェントリー」
脚本:カーラ・ケトナー、ケイティ・ボックス
監督:コート・ヘスラー

第20話「ニコラス・T・ムーア」/Nicholas T. Moore (No. 110)

ニューハンプシャー州で、突然道路に飛び出してきた白血病の少女。彼女は現代社会に存在したデータがなく、独自の常識のもとに生きていた。レッドはガーヴェイを追った時の脳しんとうから脳出血の恐れがあり、ローメイ医師に安静を言い渡されていたが、リズにこの少女を追わせる間にバッグを追う。

ゲスト:ボブ・ガントン、プルイット・タイラー・ヴィンス、フィオナ・ドゥーリフ、オースティン・ジョンソン
脚本:ジョン・ボーケンキャンプ、ルーカス・ライター
監督:ソルヴァン・ナイム

第21話「ローレンス・デイン・デヴリン」/Lawrence Dane Devlin (No. 26)

連れ去られたナヴァービの行方を追うため、逮捕したムーアたちに事情を聞くクーパーたち。クーパーは無罪にしろというムーアの条件をはねつけるが、アラムはクーパーに隠れて「私物の聖書を持ってきてくれ」というムーアの申し出を叶えて、情報を得る。それはスティーヴンを雇う際に連絡する仲介屋の名前だった。

ゲスト:ボブ・ガントン「24」、プルイット・タイラー・ヴィンス「メンタリスト」
脚本:カーラ・ケトナー、ショーン・ヘネン
監督:ベサニー・ルーニー

第22話「サットン・ロス」/Sutton Ross (No. 17)

サットン・ロスは80年代にアメリカのステルス戦闘機の設計図を盗んで中国に売りつけた犯罪者だったが、当時ロスの動きに気づいたアメリカは欠陥設計図を盗ませていた。そのロスが、高名なロボット学者デサイの新案が入ったハードディスクを盗むが、デサイ本人がいないと意味をなさないものだったため、デサイ本人と、一緒にいた子供たちも誘拐する。

ゲスト:ブライアン・デネヒー、ジュリアン・サンズ、ジョン・ウォーターズ、フィオナ・ドゥーリフ
脚本:ジョン・アイゼンドレイス、ジョン・ボーケンキャンプ、ルーカス・ライター
監督:ビル・ロー

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    特集

    キャスト

    レイモンド・“レッド”・レディントン/Raymond "Red" Reddington (声:大塚芳忠)

    将来を嘱望される優秀な米軍士官候補だったが、家族を残したまま失踪。間もなく国際犯罪の舞台で国家機密情報の売買を開始、犯罪者たちの仲介を務めるブローカーとして暗躍。“犯罪コンシェルジュ”として20年もの間、FBIの最重要指名手配犯の1人であったが、突然FBIに出頭し、新米捜査官エリザベス・キーンとのみ話すという条件で凶悪犯やテロリストの捜査に協力すると持ちかける。ずば抜けた才能の持ち主で、過去は謎に包まれている。エリザベスが危機に陥ると、自らの命を危険にさらしてまで彼女を守ろうとするゆえ、エリザベス本人を含め、周囲はレディントンこそエリザベスの父親ではないかと推測。それに対し、レディントンは長い間、否定を続けるが、DNA検査の結果、実際にレディントンとエリザベスは父娘の間柄であることが判明する。信頼できる側近だったミスター・キャプランに裏切られ、犯罪者ネットワークと共に長年築き上げてきた財産を全て失ってしまい、自分の”帝国”を再建することを余儀無くされるが……。

    ジェームズ・スペイダー James Spader

    1960年2月7日、米マサチューセッツ州ボストン生まれ。代表作は、カンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞した『セックスと嘘とビデオテープ』、『クラッシュ』、『セクレタリー』など。その他の出演作に『ぼくの美しい人だから』、『2 days トゥー・デイズ』、『ウルフ』、『レス・ザン・ゼロ』など。TV「ザ・プラクティス」と「ボストン・リーガル」の演技でエミー賞を3回受賞。これにより、彼は同じキャラクターを違うドラマ・シリーズで演じ、両方でエミー賞を受賞した唯一の俳優となった。2015年公開『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ではウルトロン役で出演。

    エリザベス・“リズ”・キーン/Elizabeth “Liz” Keen (声:甲斐田裕子)

    困難な局面に遭遇しても冷静かつ勇敢に使命を果たす、強靭な意志と天性の勘を持ち合わせる有能な捜査官。訓練所を卒業してFBIに初出勤するという日にレディントンを尋問する大役に指命される。レディントンが自分を指名した本当の理由を探りつつ、“ブラックリスト”の犯罪者たちの逮捕に尽力。正体を偽っていた夫トムとは決別していたが、よりを戻し娘アグネスを出産。娘のためにレディントンの影響が及ばない平和な生活を望み、トムと共に逃亡を図るが、父親だと名乗るアレグザンダー・カークが現れ……。4歳で養父サムにひき取られるまでの記憶がほとんどないため、その出自は謎に包まれている。レディントン曰く、母親はロシア出身のカタリーナ・ロストヴァであり、マーシャ・ロストヴァとしてモスクワで生まれたという。父親はエリザベスが4歳の時に死んだとされていたが、DNA検査の結果、レディントンこそが父親であることが判る。これまでFBIのエージェントとして接してきたレディントンが実は自分の父親だった事に、戸惑いを覚えると同時に何となく嬉しくもあり……。

    メーガン・ブーン Megan Boone

    1983年4月29日、米ミシガン州生まれ。フロリダで演劇を学んだ後、「コールドケース」などのTVドラマへのゲスト出演を経て、『ブラッディ・バレンタイン』で映画デビュー。その他の出演作に『セックス・アンド・ザ・シティ2』などがある。TVシリーズでは、「LAW & ORDER: LA」で地方検事補ローレン・スタントン役を演じた。2016年4月、アーティストである婚約者との間に第一子となる女児を出産。

    トム・キーン/Tom Keen (声:荻野晴朗)

    エリザベスの夫。小学校教師でエリザベスの最大の理解者という“良き夫”を演じていたが、エリザベスを監視するために雇われていた有能な潜入工作員だった。しかし、エリザベスに対する愛情は本物であると主張、度々彼女が直面する窮地を救いに現れ、復縁。長女アグネスが誕生する。レディントンの手の届かないところでアグネスを育てるべく、エリザベスの死を偽装して密かにキューバに逃避行を計画したが、アレグザンダー・カークにエリザベスを誘拐されてしまい、最終的にレディントンに助けられる。レディントンがエリザベスの実父であることが判ってからも信用できず、常に距離を置いた関係を続ける。ミスター・キャプランが遺した人骨の謎を密かに究明していくが……。

    ライアン・エッゴールド Ryan Eggold

    1984年8月10日、米カリフォルニア州生まれ。TVシリーズ「新ビバリーヒルズ青春白書」のライアン役でおなじみ。主な出演作は『ラブストーリーズ エリナーの愛情』、『パパが遺した物語』、その他TVシリーズには、「Dirt」や「アントラージュ★オレたちのハリウッド」にも出演。音楽や演劇の愛好家で、ミュージシャン、歌手、監督、戯曲家としても活躍している。本作のスピンオフ・シリーズ「ブラックリスト リデンプション」では主演を務めた。2017年には、自ら脚本と音楽も担当した、ジャスティン・ロング主演のロマコメ『Literally, Right Before Aaron(原題)』で映画監督デビューを果たした。

    ドナルド・レスラー/Donald Ressler (声:宮内敦士)

    熱血漢かつ身体能力にも優れるFBI捜査官。以前よりレディントンが関係した事件を担当しており、新人ながら大役を任されたエリザベスを支える良き先輩として徐々に信頼関係を築いてきた。法を重んじ、犯罪者であるレディントンやトム・キーンとは距離を保ってきたところがあるが、大統領付きの国家保障アドバイザー、ヒッチンが“結社”のメンバーであることを知り、以来、仲間であるエリザベスたちへの協力は躊躇しない。警官だった父親は殉職している。恩義あるライト司法長官代理を殺したヒッチン国家安全保障担当補佐官を誤って死なせてしまった際に、問題解決人プレスコットの助けを得たことで、プレスコットに弱みを握られてしまい……。

    ディエゴ・クラテンホフ Diego Klattenhoff

    1979年、カナダ生まれ。映画『ミーン・ガールズ』のシェーン・オマーン役で注目を集める。TVシリーズでは「HOMELAND」にマイク・フェイバー役として出演したほか、「ER緊急救命室」、「24」、「ヤング・スーパーマン」、「スーパーナチュラル」、「フォーリング スカイズ」などにゲスト出演。その後、ギレルモ・デル・トロ監督の映画『パシフィック・リム』に出演。

    ハロルド・クーパー/Harold Cooper (声:山野井仁)

    FBI テロリズム対策本部の本部長。レディントンが不利な状況に陥るたび、FBI上層部からかけられる圧力に不審を抱いていたが、司法長官となった旧友トム・コノリーに裏切られ、自らもその陰謀に巻き込まれてしまう。犯罪者ではあるものの、レディントンとはお互いに信頼をおける協力関係を築いている。“結社”の罠にはめられたエリザベスの逃走を手助けすることになり、現職から一時解任されたことも。部下からの信頼は厚く、エリザベスからも深く慕われている人物。エリザベスが誘拐されたことを知ると、躊躇わずに救いの手を差し伸べる。自分の“帝国”を再建することにばかり必死になり、ブラックリストに載っている犯罪者の名前を提供することがおざなりになっているレディントンに苛立ちを隠さない。

    ハリー・レニックス Harry Lennix

    1964年11月16日、米イリノイ州シカゴ生まれ。映画『Ray/レイ』や、『マトリックス リローデッド』、『マトリックス レボリューションズ』、『マン・オブ・スティール』、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』などに出演。TVシリーズでは「ER 緊急救命室」、「ドールハウス」、「24」、「LAW & ORDER: LA」に出演。

    アラム・モジタバイ/Aram Mojtabai (声:志賀麻登佳)

    クーパーの捜査チームのITスペシャリスト。米国防総省の諜報機関である、国家安全保障局で14年間務め上げた経験をクーパーに認められ、チームに抜擢された。その能力はレディントンも一目置くほどで、チームメンバーからの信頼も厚い。“結社”の陰謀で容疑をかけられた時もエリザベスの無実を疑わず、窮地に陥ったエリザベスとレディントンを頼もしくサポートしてきた。心優しく誠実な性格がゆえ、エリザベスが生きていたことを知ると喜び半面、やはり複雑な気持ちになる。長い間、密かに想いを寄せていたナヴァービとやっと恋人関係になるが、周囲には秘密にしている様子。

    アミール・アリソン Amir Arison

    1978年3月24日、米ミズーリ州セントルイス生まれ。舞台、映画、テレビ、WEBシリーズなど多岐にわたって活動しており、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「ゴシップガール」、「HOMELAND」などゲスト出演作多数。「GIRLS/ガールズ」ケビン役(シーズン3)、そして本作のアラム役で注目を集めている。

    デンベ/Dembe (声:竹田雅則)

    レディントンの忠実なボディーガード。レディントンが唯一心情を吐露できる相手でもある。普段は無口だが、4言語を流暢に操り、他にも6言語に精通。レディントンの腹心として、その命令には必ず従うが、レディントンに唯一意見する人物でもある。アフリカのシエラ・レオネ村の出身。カルテルに家族を殺害され、人身売買組織に売り飛ばされた過去あり。私生活は謎に包まれているが、娘と孫娘がいる。全てを失ってしまったレディントンに唯一残された側近として頼りにされている。

    ヒシャム・タウフィーク Hisham Tawfiq

    米ニューヨーク州ハーレム生まれ。生粋のニューヨーカー。95年からはシンシン刑務所に刑務官として勤務する一方、ニューヨークの消防士として働いていたことも。舞台出演を経て、TVシリーズ「The Kings(原題)」に出演。TV「30ROCK」、コリン・ファレル主演『デッドマン・ダウン』などにも出演している。

    サマル・ナヴァービ/Samar Navabi (声:浅野まゆみ)

    イラン出身のイスラエル諜報特務庁「モサド」の諜報員。ワルシャワで捜査中に襲われたエリザベスらを助け、その後クーパーの捜査チームに加入。尋問のプロで、身体能力はレスラー捜査官と互角という、辣腕エージェント。レディントンとは個人的な繋がりがあるらしい。死んだとされたエリザベスが生きていたことに、戸惑いよりも怒りを感じていたが、次第に態度を軟化させる。自分に想いを寄せていたアラムの気持ちをやっと受け止めることができるようになり……。

    モズハン・マーノ Mozhan Marnò

    米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。コロンビア大学、イェール大学を経て俳優として活動を開始。一人芝居で注目を集める一方、戯曲家としても作品を発表。実話に基づいた映画『ソラヤ・Mへの投石』の他、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」、「メンタリスト」、「BONES」など数多くのTVシリーズに出演している。

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