ブラックリストシーズン8

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エリザベスとレディントンの関係性は壊れていってしまうのか――複雑に絡み合う人間関係に急展開が起こる。
そして、ついに暴かれるブラックリスター No.1の正体とは。
大人気シリーズのシーズン8を独占日本初放送!

シーズン8 見どころ

レディントン、エリザベス、カタリーナの攻防戦がさらに加速!大きな局面を迎える今シーズン

カタリーナと手を組み、レディントンとの闘いに挑む決意をしたエリザベス。一方で、レディントンもカタリーナを追い詰めるため動きを見せる。この激しい攻防戦がさらに加速する今シーズン。製作総指揮の1人、ジョン・ボーケンキャンプは前シーズンの終わりに「サコースキー・アーカイブはとても重要で、このドラマの始まりにさかのぼるストーリーの一部だ。」さらに、「“N13”とその人物を取り巻くストーリーについて知ることになるだろう。その全てが重要で、関連性があり、今シーズンで混ざり合っていく。」と語り、今後新たな展開が起こることを示唆した。同じく製作総指揮のジョン・アイゼンドレイスも TV Insiderのインタビューに対し、「大きな転換、裏切り、そして暴露。全てを揺るがすようなレディントンに関する新事実をカタリーナは知っている。」と話している。また、第4話“ブラックリスター No.1”に登場する新たなブラックリスターは果たして誰なのか。レディントンがイリヤではないことや、エリザベスがカタリーナと協力しレディントンを裏切ったことは既に前シーズンで明らかになっているが、今シーズンはさらなる大きな局面を迎えることになりそうだ。

第6話の登場人物に注目

今シーズン第6話は、2020年に惜しくも亡くなった、クラーク・ミドルトンに捧げるエピソードとなっている。クラークは、「ツイン・ピークス」や「FRINGE/フリンジ」、「エージェント・オブ・シールド」などのヒット作に出演しており、更に映画や舞台向けの脚本や監督を務めた経歴も持つ。また、演技指導も行っており、幅広く活躍する実力派俳優として、今後の活躍も期待されていたが、63歳という若さでこの世を去った。クラーク自身、ウエストナイル熱が原因で亡くなったが、作中でも同じ病を発症し、亡くなった設定になっている。本作においてDMV(車両管理局)で地域担当マネージャーを務めるグレン役を演じたクラークは、初期シーズンから登場し、シーズン7でも活躍していた。レディントンとグレンの絶妙な掛け合いがもう見られなくなると思うと残念だ。製作総指揮を務めるジョン・アイゼンドレイスは、TVLINEのインタビューに対し、「私たちはクラークを愛していた。作品の中で彼がこの世を去ったことを描くことで、彼が演じたキャラクターだけでなく、クラークへの多大なる感謝を伝えることができた。」と語っている。また、本エピソードには、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主題歌で有名なHuey Lewis & The News(ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース )のボーカルを務めるヒューイ・ルイスも本人役として、ゲスト出演する。本エピソードがクラークに捧げられた特別なエピソードであることを説明し、出演をオファーしたところ、快く引き受けたそうだ。

ストーリー

エリザベス・“リズ”・キーンは母親であるカタリーナ・ロストヴァと組んで、レイモンド・“レッド”・レディントンが隠す謎を解き明かす決心を固めていた。昏睡状態だったカタリーナの父ドムは、レディントンが護衛する倉庫の中で治療を受けており、目を覚ます。エリザベスはレディントンだけではなくドムにも嘘をつかれていたことを知り、素直に喜べずにいた。レディントンは、「マディ・トリバー」つまりカタリーナを“消す”仕事を請け負っている「ロアノーク」を捜すようチームに伝える。ロアノークは以前、カタリーナの金庫番が大金を振り込んだ口座の持ち主で、最近ではフィラデルフィアでロシアン・マフィアを脱出させたと言う。エリザベスたちは脱出に使った防弾仕様の救急車からロアノークの作業場を発見。エリザベスはそこにドムがいる倉庫の写真を発見する。写真のことをカタリーナに問い詰めると、カタリーナは過去に自分がドムにされたことを話す。ドムはカタリーナを凶悪スパイ「N13」に仕立て上げ、殺すことで捜索を終わらせようとしたと言うのだ。エリザベスはカタリーナに協力し、真実を知るためにドムの誘拐を決行。チームはエリザベスを追うことになる。レディントンも独自のルートで「ロアノーク」を捜していたが、カタリーナとエリザベスにだまされたことに気付き落胆するのだった。これをきっかけにレディントンとエリザベス、カタリーナさらにはチームメンバーとの関係はどうなっていくのか。

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

レイモンド・“レッド”・レディントン/Raymond “Red” Reddington (声:大塚芳忠)
元海軍のエリートで1990年のクリスマスに妻と娘を捨てて失踪、犯罪者の支援事業を立ち上げFBIの10大指名手配者となるが、突然FBIに出頭。新米捜査官エリザベス・キーンとのみ話すという条件で自身が関わってきた凶悪犯罪者たち「ブラックリスター」の逮捕に協力すると持ちかける。“結社”からエリザベスを守るため破産までしたが、驚くべきことに晴れやかな気分でシーズン5に戻ってきた。再び「犯罪コンシェルジュ」として活躍するため、体制の立て直しを図る。また、シーズン4ではエリザベスと親子関係であることが明らかになったが、本物のレディントンは既に亡くなっており、彼はなりすましだった。しかし、そのなりすまし説も真実ではないようで、現在、正体は不明。

ジェームズ・スペイダー James Spader

1960年2月7日、米マサチューセッツ州ボストン生まれ。代表作は、カンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞した『セックスと嘘とビデオテープ』、『クラッシュ』、『セクレタリー』など。その他の出演作に『ぼくの美しい人だから』、『2 days トゥー・デイズ』、『ウルフ』、『レス・ザン・ゼロ』など。TV「ザ・プラクティス」と「ボストン・リーガル」の演技でエミー賞を3回受賞。これにより、彼は同じキャラクターを違うドラマ・シリーズで演じ、両方でエミー賞を受賞した唯一の俳優となった。本作でもゴールデングローブ賞に2度ノミネートされている。

エリザベス・“リズ”・キーン/Elizabeth “Liz” Keen (声:甲斐田裕子)

困難な局面に遭遇しても冷静かつ勇敢に使命を果たす、強靭な意志と天性の勘を持ち合わせる有能な捜査官。訓練所を卒業してFBIに初出勤するという日にレディントンを尋問する大役に指命される。シーズン4の最後でレイモンド・レディントンが彼女の父親だということがDNA検査によって明るみになったが、夫トム・キーンの死をきっかけに、これまで一緒にいたレディントンは偽者であったと知ることになり、密かに彼の調査を始める。さらには、母カタリーナも現れ、何も知らないエリザベスの元へと近寄る。

メーガン・ブーン Megan Boone

1983年4月29日、米ミシガン州生まれ。フロリダで演劇を学んだ後、「コールドケース」などのTVドラマへのゲスト出演を経て、『ブラッディ・バレンタイン』で映画デビュー。その他の出演作に『セックス・アンド・ザ・シティ2』などがある。TVシリーズでは、「LAW & ORDER: LA」で地方検事補ローレン・スタントン役を演じた。2016年4月、アーティストである婚約者との間に第一子となる女児を出産。妊娠中の撮影では、それを隠すのではなく、敢えて脚本に取り入れることになり、エリザベスの娘アグネスはこうして誕生した。その後、環境問題への意識を高める活動に取り組んでいる。2017年1月に慈善団体「キャロラインアグネス」を設立。団体名は自身の娘とエリザベスの娘の名前から。

ドナルド・レスラー/Donald Ressler (声:宮内敦士)

熱血漢かつ身体能力にも優れるFBI捜査官。以前よりレディントンが関係した事件を担当しており、新人ながら大役を任されたエリザベスを支える良き先輩として徐々に信頼関係を築いてきた。NSAチーフのヒッチンを殺してしまい、事態を収束させるために「ブラックリスター」に片付けを依頼してからは不安定なポジションに。

ディエゴ・クラテンホフ Diego Klattenhoff

1979年11月30日、カナダ生まれ。映画『ミーン・ガールズ』のシェーン・オマーン役で注目を集める。TVシリーズでは「HOMELAND」にマイク・フェーバー役として出演したほか、「ER緊急救命室」、「24 TWENTY FOUR」、「ヤング・スーパーマン」、「スーパーナチュラル」、「フォーリング スカイズ」などにゲスト出演。その後、ギレルモ・デル・トロ監督の映画『パシフィック・リム』に出演。

ハロルド・クーパー/Harold Cooper (声:山野井仁)

FBIテロリズム対策本部の本部長。部下からの信頼は厚く、エリザベスからも深く慕われており、エリザベスとレディントンとの関係性を新たに知り複雑な心境ではありながらも救いの手を差し伸べてきた。レディントンとも信頼関係を築いており、彼のために法廷で証言台に立った。

ハリー・レニックス Harry Lennix

1964年11月16日、米イリノイ州シカゴ生まれ。映画『Ray/レイ』や、『マトリックス リローデッド』、『マトリックス レボリューションズ』、『マン・オブ・スティール』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』などに出演。TVシリーズでは「ER 緊急救命室」、「ドールハウス」、「24 TWENTY FOUR」、「LAW & ORDER: LA」に出演。一方、舞台での活躍も盛んで全米の舞台に出演したり監督を務めたりしている。

アラム・モジタバイ/Aram Mojtabai (声:志賀麻登佳)

クーパーの捜査チームのITスペシャリスト。米国防総省の諜報機関である、国家安全保障局で14年間務め上げた経験をクーパーに認められ、チームに抜擢された。

アミール・アリソン Amir Arison

1978年3月24日、米ミズーリ州セントルイス生まれ。舞台、映画、テレビ、WEBシリーズなど多岐にわたって活動しており、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「ゴシップガール」、「HOMELAND」などゲスト出演作多数。「GIRLS/ガールズ」ケビン役(シーズン3)、そして本作のアラム役で注目を集めている。

デンベ・ズマ/Dembe (声:竹田雅則)

レディントンの忠実なボディーガード。レディントンが唯一心情を吐露できる相手でもある。普段は無口だが、4言語を流暢に操り、他にも6言語に精通。レディントンの腹心として、その命令には必ず従うが、レディントンに唯一意見する人物でもある。

ヒシャム・タウフィーク Hisham Tawfiq

1970年5月17日、米ニューヨーク州ハーレム生まれ。生粋のニューヨーカー。94年から96年までシンシン刑務所に刑務官として勤務する一方、ニューヨークの消防士として働いていたことも。舞台出演を経て、TVシリーズ「Kings(原題)」に出演。TV「30 ROCK」、コリン・ファレル主演『デッドマン・ダウン』などにも出演している。

カタリーナ・ロストヴァ/Katarina Rostova (声:一城みゆ希)

エリザベスの母親であり、元KGBの伝説的なエージェント。KGBと結社に追われ、恋人イリヤがレッドになりすますのを助けた過去がある。カタリーナは何やらある情報を突き止めようとしているようで、何も知らないエリザベスの元へと秘密裏に近寄り、エリザベスと娘アグネスの生活に巧妙に入り込んで行く。

ライラ・ロビンズ Laila Robins

1959年3月14日、米ミネソタ州生まれ。ラトビア系アメリカ人の両親の元に生まれる。『大災難P.T.A. 』、『トゥルー・クライム』、「MURDER IN THE FIRST/第1級殺人」、「トリック 難事件はオレにお任せ」、「HOMELAND」などに出演したことで知られる。私生活では、俳優で歌手のロバート・クッチオーリと結婚している。

作品基本情報

原題:THE BLACKLIST
データ:シーズン8・2020~2021年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン8全22話/HD作品
製作総指揮:ジョン・ボーケンキャンプ、ジョン・アイゼンドレイス、ジョン・デイヴィス、ジョン・フォックス
出演:ジェームズ・スペイダー、メーガン・ブーン、ディエゴ・クラテンホフ、ハリー・レニックス
日本語吹き替え:大塚芳忠、甲斐田裕子、宮内敦士、山野井仁、志賀麻登佳、竹田雅則、一城みゆ希