NUMBERS 天才数学者の事件ファイルシーズン2

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天才数学者チャーリー・エプスを演じるデビッド・クラムホルツは実は数学が苦手?!
兄のドン・エプスを演じるロブ・モローは監督としても大活躍!
「NUMBERS 天才数学者の事件ファイル」シーズン2から引き続き目が離せない!

シーズン2 見どころ

天才数学者チャーリー・エプスを演じるデビッド・クラムホルツ、実は数学が苦手だった?!

天才数学者チャーリー・エプスを演じるデビッド・クラムホルツ。子役の頃から活躍してきた彼のキャリアは長く、家族があまり裕福でなかった彼は、子役として稼いだお金のおかげで大学や私立学校に通うことができたそうだ。そんなデビッド・クラムホルツの学校での数学の成績はどうだったのかと言うと、本作とは裏腹に酷い成績だったそう。数学は悪戦苦闘で、代数学を理解するのにとても苦労したとのこと。基礎数学までは順調に理解できていたようなのだが、8年生(=日本の中学2年生)で代数学が登場した途端、まったく歯が立たなかったそうだ。しかも、落第点どころではなく、0点だったと言うから本当に悪戦苦闘だったのだろう。いつも教室の隅で、数学なんて人生で使う日が来ることはないし、代数学なんて実世界では何の役にも立たない、なんで数学がランチやジムのように任意科目じゃないのか? とブツブツ考えていたそうだ。
そんなデビッド・クラムホルツの元に飛び込んできた、天才数学者チャーリー・エプスの役。彼の頭の中に入り込むのは至難の技だったのでは? と聞かれると、意外にもそうではなかったという答えが返ってきた。なぜなら、チャーリー・エプスの根底にある情熱、緻密さ、完璧主義はとてもよく理解できたからだと言う。数学的な部分は俳優デビッド・クラムホルツにとって学習の過程に過ぎず、むしろ啓蒙的で素晴らしく感じたと言う。シーズン1の段階ですでに多くを学んだようだ。言ってみれば、チャーリー・エプス役は演劇学校のようなものだとのこと。これまでに演じたことのない新しいタイプの役で、天才じゃないのに天才を演じることは大変な任務だが、俳優として新しい法則を学ぶことを意味し、すぐにチャーリー・エプス役のとりこになったそうだ。そして、苦手な数学に対してセカンドチャンスを与えられたこと、本作の中では数学の神のように扱われていることは快感だとも語っている。
盲目レイ・チャールズの波乱の生涯を綴ったアカデミー賞受賞映画『Ray/レイ』や、アンソニー・ホプキンスとデミ・ムーア主演のロバート・F・ケネディ暗殺を振り返った映画『ボビー』、また、批評家たちから演技の称賛を多く受けたテレビ映画「ビッグ・ショット」などに出演してきたデビッド・クラムホルツ。天才数学者チャーリー・エプスの役も、ベテラン俳優とも言える彼にとってはお手の物なのかもしれない。

第18話はドン・エプス役のロブ・モローが監督を務めたエピソード!

1990年代のヒットテレビシリーズ「たどりつけばアラスカ」で、アラスカにやってきたNY出身の青年医師ジョエル・フライシュマンを好演し、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞に3度、エミー賞主演男優賞に2度ノミネートされた、ドン・エプス役のロブ・モロー。俳優としてのキャリアも輝かしいが、実は監督としても活躍している。テレビシリーズでは、「OZ/オズ」、「ダニーのサクセス・セラピー」、「フォスター家の事情」、「NCIS:ニューオーリンズ」などで監督を務めてきた。また、インディー映画『Maze(原題)』では監督だけでなく製作・脚本・主演も務め、アメリカのニューポート・ビーチ映画祭で監督賞と脚本賞を受賞する快挙を成し遂げている。
本作ではシーズン2第18話で初めて監督を務めるロブ・モロー。ムスリム女性の権利促進のためのドキュメンタリーを製作しているイラク人女性活動家が殺害され、ドンがロサンゼルスに住む被害者のいとこに助けを求めたところ、被害者とサダム・フセインの不穏な繋がりが明らかになるという、壮大なエピソードだ。シーズン5、6でも各1話ずつ監督を務めているロブ・モローだが、スクリーンの中と外で活躍する彼の姿を堪能したい。
本作への出演を決める前、ロブ・モローは企画・製作総指揮のニコラス・ファラッチとシェリル・ヒュートン、そして製作総指揮のリドリー・スコットと会い、ユニークで奇想天外なコンセプトに心を掴まれたと言う。特に、リドリー・スコットとトニー・スコットが手がけることで、ビジュアル的に格好良くて面白い作品になると感じたそうだ。そんな本作で主演だけでなく監督も務めたことは、ロブ・モローにとってかけがえのない経験になったことだろう。

ストーリー

「数学、それは日常の中にある。天気予報。時間を決める。お金のやり取り。数学は単なる方程式ではない。ロジックであり理性的な思考。数学を使えばどんな謎も解決できる」――オープニング・ナレーションより

「NUMBERS 天才数学者の事件ファイル」は、FBI特別捜査官である兄が天才数学者の弟と共にロサンゼルスで起こる数々の厄介な犯罪を共に解決していく、新しい切り口のドラマ。実際に起きた出来事からインスパイアを受け、犯罪捜査と数学の交流が、犯罪がもたらす複雑な疑問にいかにして予想外の新事実と答えを提供することができるかを描いたシリーズだ。

捜査に行き詰まった連続レイプ殺人事件で、新たな被害者が出るのを防ぐため、天才数学者である弟チャーリー・エプスの助けを借りて見事に事件を解決した、FBI特別捜査官のドン・エプス。それ以来、ドンとチャーリーはお互いの異なる能力を出し合って、数々の事件を解決に導いている。今回、連邦地裁判事の妻が殺害され、強制捜査を行なった際、ドンと新人FBI捜査官デビッド・シンクレアらチームは怪しげな暗号を発見。早速チャーリーに解読を頼むと、ロサンゼルスに住むコロンビアからの亡命者を暗殺する秘密の計画の存在が明らかになる。チャーリーと、ドンのチームに新たに加わった行動分析スペシャリストのメーガン・リーブスは、共に力を出し合って暗殺の阻止へと動く。

お互いに協力し合うドンとチャーリーの姿を嬉しく思いながらも、彼らが持ち合わせるライバル心がいつかトラブルを引き起こすのではないかと心配する2人の父、アラン・エプス。また、チャーリーの大学の同僚である物理学者のラリー・フラインハートも、事件に執着するチャーリーに洞察を持ちながらも、FBIビジネスに現を抜かしていないで研究に専念するよう助言する。一方、チャーリーの教え子であるアミタ・ラマヌジャンは、今となってはチャーリーの捜査の立派な助手だ。

熱心なFBI特別捜査官のドンと、幼い頃から兄を感心させたいと必死の天才数学者の弟チャーリー。2人の兄弟は、難解な刑事事件に独特の視点で挑む。経験豊かな捜査官ドンが動かぬ事実と証拠にフォーカスするのに対し、南カリフォルニア工科大学の数学の教授チャーリーは数学的確率と方程式の世界で考える。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ドン・エプス/Don Eppes (声:内田直哉)

経験豊富で熱心なFBI特別捜査官。局が抱える難解な事件の解決を手助けしてもらうため、天才数学者の弟チャーリーをリクルートする。私生活を犠牲にするほど任務に完全に没頭している。

ロブ・モロー Rob Morrow

1962年9月21日、米ニューヨーク州生まれ。ロシア系ユダヤ人の祖先を持つ。1990年代のヒットテレビシリーズ「たどりつけばアラスカ」で、アラスカにやってきたNY出身の青年医師ジョエル・フライシュマンを好演し、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞に3度、エミー賞主演男優賞に2度ノミネートされる。その他のテレビ出演は、米ケーブル局TNTのテレビ映画「リンカーン暗殺の日」での主演や、CBS Hallmarkミニシリーズ「ERICH SEGAL'S ONLY LOVE エリック・シーガルズ・オンリー・ラブ」でのマリサ・トメイとの共演など多数。映画では、ロバート・レッドフォード監督のアカデミー賞ノミネート映画『クイズ・ショウ』での主演が有名。監督業もこなしており、「OZ/オズ」や「NCIS:ニューオーリンズ」などのテレビシリーズだけでなく、インディー映画『Maze(原題)』では監督・製作・脚本・主演を務め、各地の映画祭で受賞を果たした。

チャーリー・エプス/Charlie Eppes (声:咲野俊介)

若くして南カリフォルニア工科大学の数学の教授を務める、天才数学者。FBI特別捜査官の兄ドンが厄介な犯罪を解決するのを、数学の力を用いて手助けする。幼い頃から兄を感心させたいと必死。人間に対しては警戒しているが、物には夢中。

デビッド・クラムホルツ David Krumholtz

1978年5月15日、米ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ生まれ。ポーランド系ユダヤ人とハンガリー系ユダヤ人の祖先を持つ。映画の出演歴は、盲目レイ・チャールズの波乱の生涯を綴ったアカデミー賞受賞映画『Ray/レイ』や、アンソニー・ホプキンスとデミ・ムーア主演のロバート・F・ケネディ暗殺を振り返った映画『ボビー』など。テレビでは、「ER 緊急救命室」、「DEUCE/ポルノストリート in NY」、「プロット・アゲンスト・アメリカ」などへのゲスト出演多数。また、テレビ映画「ビッグ・ショット」での演技は批評家たちからの称賛を多く受けた。

アラン・エプス/Alan Eppes (声:長克巳)

息子ドンとチャーリーを誇りに思っている父。競い合ってきた2人の息子が協力しているのを見て、嬉しく思っている。アラン自身は引退しているが、息子たちの私生活やキャリアに口を出すのに忙しくしている。

ジャド・ハーシュ Judd Hirsch

1935年3月15日、米ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス生まれ。ドイツ系ユダヤ人、オランダ系ユダヤ人、ロシア系ユダヤ人の祖先を持つ。大学で工学と建築を学んだ後、アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツやHBスタジオで演技を学んだ。数々の出演歴の中で一番有名なのは、評価の高いクラシックテレビコメディーシリーズ「Taxi(原題)」でのAlex Rieger役だろう。エミー賞主演男優賞を2度受賞、3度ノミネート、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞に5度ノミネートされる快挙を成し遂げた。その他にも、ヒットコメディーシリーズ「Dear John(原題)」でゴールデン・グローブ賞主演男優賞を1度受賞、1度ノミネートされた。映画でも、ロバート・レッドフォード監督デビュー映画『普通の人々』でバーガー医師を演じ、アカデミー賞助演男優賞とゴールデン・グローブ賞助演男優賞にそれぞれノミネートされ、さらには、舞台でもトニー賞主演男優賞を複数回にわたって受賞、ノミネートされるなど、華々しい経歴の持ち主。

デビッド・シンクレア/David Sinclair (声:竹田雅則)

ドンの元にやってきた新人FBI捜査官。FBIが抱える手強くて危険な事件の数々に放り込まれ、現場で素早く学んでいる。ブロンクス育ちで、素晴らしい視点とサバイバルスキルの持ち主。

アリミ・バラード Alimi Ballard

1977年10月17日、米ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス生まれ。テレビシリーズデビューは、デイタイムドラマ「Loving(原題)」でのFrankie Hubbard役。その後、長寿コメディーシリーズ「サブリナ」でクイズマスターを、カルトヒットシリーズ「ダーク・エンジェル」でハーバル・ソートを演じ、ゲスト出演も「 NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署」、「CSI 科学捜査班」、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」など多数。映画では、『ディープ・インパクト』、『ザ・ダイバー』、『ワイルド・スピード MEGA MAX』などに出演している。

アミタ・ラマヌジャン/Amita Ramanjuan (声:大坂史子)

チャーリーの教え子である元大学院生。助手としてチャーリーの捜査をサポートし、事件を新しい観点から見る手助けをすることも多々。チャーリーとはお互いに好意を抱いているが、なかなか発展しない。

ナヴィ・ラワット Navi Rawat

1977年6月5日、米カリフォルニア州マリブ生まれ。ドイツ系と東インド系の祖先を持つ。著名人を多く輩出するニューヨーク大学芸術学部(Tisch School of the Arts)卒業。ジェニファー・コネリーとベン・キングズレー主演の批評家称賛のヒューマンドラマ映画『砂と霧の家』でベン・キングズレーの娘役を演じ、また、ベン・アフレックとマット・デイモン主催の新人発掘脚本コンテスト“プロジェクト・グリーンライト”から誕生したホラー映画『The FEAST/ザ・フィースト』でヒロインを演じた経歴を持つ。テレビでは、「The OC」のテレサ・ディアス役が有名。

ラリー・フラインハート/Larry Fleinhardt (声:石丸博也)

チャーリーの友人であり、大学の同僚でもある物理学者。FBIビジネスに現を抜かしていないで研究に専念するよう、チャーリーに助言している。物理学者としては優秀だが、人付き合いは苦手。

ピーター・マクニコル Peter MacNicol

1954年4月10日、米テキサス州ダラス生まれ。ミネソタ大学卒業。アクション・アドベンチャー・ファンタジー映画『ドラゴンスレイヤー』の主役でスクリーンデビューを果たす。その後、高評価を受けた『ソフィーの選択』でメリル・ストリープやケヴィン・クラインと共演し、『ゴーストバスターズ2』、『ハウスシッター/結婚願望』、『レスリー・ニールセンの ドラキュラ』、『ビーン』などで印象的な演技を披露してきた。テレビでは、ノーマン・リアのポリティカル・シットコム「The Powers That Be(原題)」や、メディカルドラマ「シカゴホープ」でのアラン・バーチ役を経て、スマッシュヒットシリーズ「アリー・myラブ」で変わり者の弁護士ジョン・ケイジを好演。エミー賞助演男優賞を1度受賞し、2度ノミネートされた。また、いくつかのエピソードで監督と脚本も務めた。最近では、「Veep/ヴィープ」に出演し、エミー賞ゲスト男優賞にノミネートされている。その他「オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケル」にも出演。

メーガン・リーブス/Megan Reeves (声:世戸さおり)

FBIアカデミーの新卒業生で、ドンのチームに新たにやってきた行動分析スペシャリスト。

ダイアン・ファール Diane Farr

1969年9月7日、米ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン生まれ。MTVのヒットトークショー「Loveline(原題)」で共同司会を務め、若者の間でその名をよく知られるようになる。その後、テレビシリーズ「ロズウェル/星の恋人たち」への出演を経て、高い評価を受けたドラマ「レスキュー・ミー ~NYの英雄たち」で女性消防士を演じた。その他にも、「カリフォルニケーション」、「グレイズ・アナトミー」、「メンタリスト」などゲスト出演多数。凶悪犯罪者用の男性刑務所で演技を教えた経験を持ち、女優以外にも作家やビジネスウーマンとして活躍している。

作品基本情報

原題:NUMB3RS Season 2
データ:今回シーズン2・2005~2006年/アメリカ/二カ国語/60分/今回シーズン2全24話/HD作品
製作総指揮:リドリー・スコット、トニー・スコット、ニコラス・ファラッチ、シェリル・ヒュートン
出演:ロブ・モロー、デヴィッド・クラムホルツ、ジャド・ハーシュ、アリミ・バラード、 ナヴィ・ラワット、ディラン・ブルーノ、ピーター・マクニコル、サブリナ・ロイド
日本語吹き替え:内田直哉、咲野俊介、長克己、竹田雅則、大坂史子、石丸博也、世戸さおり