エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NYシーズン5

3/8(金)13:00スタート!
【二カ国語版】毎週月曜~金曜13:00(2話連続)
【字幕版】毎週月曜~金曜20:00(2話連続)

ニュース

イントロダクション

今シーズンの鍵を握るのはワトソンの過去!? 結成5周年を迎える探偵コンビに6周年はやってこない……?
現代版シャーロック・ホームズ、シーズン5をチャンネル初放送!!

作品解説

シャーロック・ホームズが現代のニューヨークに現れたら……。そんな大胆な設定で展開するドラマが、現在全米で大ヒット中の犯罪捜査ミステリー「エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」である。本作は、全米CBSネットワークで2012年9月27日より放送開始。第1話は1,340万人という高い視聴者数を獲得。その後も、シーズン1を通して1,100万人前後の安定した視聴者数をキープ。第3話の放送後にシーズン1 フルシーズンの放送が決定し、2013年1月には早くもシーズン2の製作決定が発表されるなど、全米で多くの話題を集めた。

名コンビ、ホームズとワトソンを演じるのはジョニー・リー・ミラーとルーシー・リュー。表情豊かなルックスのミラーは、変な事にこだわったりするあたりがオタクっぽい現代版ホームズにピッタリ。一方、リューは、姉のようにホームズのことを心配したり世話を焼いたりするが、時として探偵業の“師匠”であるホームズを驚かせるような頭脳力を見せるという、凛とした知性と優しさとを併せ持つワトソンを好演。息の合った演技を見せるミラーとリューの完璧なる相性と、単なる謎解きミステリーに終わらない良質な脚本、エイダン・クインら脇を固める実力派の出演陣などが、視聴者に大きくアピールし、「エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY」は「2012-2013年TVシーズン最大のヒット新番組※」と評された。

タイトルとなっている「エレメンタリー(ELEMENTARY)」は、コナン・ドイルの創造したシャーロック・ホームズを最初に舞台で演じた俳優ウィリアム・ジレットの名台詞「Elementary, my dear Watson. (初歩的なことだよ、ワトソン君)」から来ている。鋭い観察眼を駆使して皆が見落としてしまうような「初歩的な」手がかりで難事件を解決してしまうホームズの推理力はニューヨークでも健在だ。

注)初回放送当時の情報となります
※米ニールセン調査: 2012-2013年 新作視聴率ランキング第1位

シーズン5 見どころ

ルーシー・リューとエイダン・クイン、キャスト2人が監督も担当

今シーズンでは、ジョーン・ワトソン役のルーシー・リューと、トーマス・グレッグソン警部を演じるエイダン・クインの2人が、エピソードの監督を務める。ルーシーは第22話、エイダンは第9話を担当した。エイダンは本作が初めて監督を務めた作品であり、渾身の1作となる。エイダンはParade.comのインタビューの中で、「私は決してジョニーやルーシーに指図をしたりはしなかった。でも、ショットのことを考慮して、彼らがどこに立つべきか、座るべきか、どう動くべきかアドバイスはしたけどね。ジョニーもルーシーも、監督としての私に本当に優しくしてくれたことは言っとかなきゃね!」と話しており、現場の雰囲気の和やかさも伝わってくる。

ワトソンのおしゃれなフォーマルファッションに注目!

本作では、ジョーン・ワトソンの、カジュアルで、かつ細部までこだわったニューヨーカーらしいおしゃれなファッションに注目が集まっている。今シーズンでは、そんないつもラフでカジュアルな洋服を着こなすワトソンに変化が…!シャーロックも第1話の中で、「現場にやけにシックな同じ服を3度も着てきた。そして数週間後に…また着てた。ワトソン、君らしくない。」と言っているように、ワトソンがフォーマルやシャツを頻繁に着て登場する。あるときは小さなネクタイ、またあるときはリボンを付けて、色とりどりのシャツを着こなしている。NYらしい洗練されたワトソンのオフィススタイルを、ぜひ日々の洋服選びに参考にしたい!

ストーリー

ワトソンが探偵をはじめて4年9か月16日が経ち、シャーロックとワトソンの探偵コンビもいよいよ結成5年目の記念日を迎える。しかし、外科医も辞め、依存症患者の付添も4年11か月23日で辞めてしまったワトソンの放浪癖をシャーロックは心配し、さりげなく尋ねる。案の定ワトソンは、“人を罰する仕事”に疑問を感じはじめ、“直接人を助ける仕事”を恋しいと思っていることを告白する。

そこにワトソンが以前手術を担当したことのある、前科者の元麻薬ディーラー、シンウェルが登場する。シンウェルは刑務所から出所し、ボクシングジムで働いているが、元囚人が暮らしていくのはやはり厳しい。そこでシャーロックは、ワトソンにシンウェルの社会復帰を手助けすることを提案し、ワトソンはシンウェルに探偵になる方法を伝授することになる。果たしてワトソンの気持ちに変化は訪れるのか…。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

シャーロック・ホームズ/Sherlock Holmes (声:三木眞一郎)

アイリーンを失くしたショックからロンドンでは麻薬に溺れたが、NYでワトソンの協力もあり立ち直っていた。しかし、アルフレードを取り戻すためオスカーの妹オリヴィアを捜している途中、再び麻薬に手を出しさらにはオスカーを何度も殴ってしまったため、加重暴行で起訴されそうになったことがある。失敗を反省し、サポートグループに毎日通っている。今シーズンでは、グレッグソン率いるチームが表彰されることになり、シャーロックもその一員として受賞することが決まる。しかしロンドン警視庁時代に、自分だけが脚光を浴びて周りから疎外された経験から、受賞を断固として拒む。

ジョニー・リー・ミラー Jonny Lee Miller

1972年11月15日、英ロンドン生まれ。両親は共に舞台俳優で、母方の祖父は007シリーズで初代の“M”を演じたバーナード・リーという俳優一家の出身。1982年に人気TVシリーズ「ドクター・フー」でデビューし、子役/ティーン俳優としてイギリスのTVドラマを中心に活躍。最初の妻アンジェリーナ・ジョリーと共演した『サイバーネット』で映画初出演を果たし、『トレインスポッティング』のシック・ボーイ役で注目される。以来、イギリスとアメリカの両国で、TV、映画、舞台と多面的に活躍。主な出演作は「弁護士イーライのふしぎな日常」、『ダーク・シャドウ』など。モデル/女優である妻のミシェル・ヒックスとの間に2008年生まれの息子がいる。21年ぶりに製作された『トレインスポッティング』の続編『T2 トレインスポッティング』で再びシック・ボーイを演じて話題を呼んだ。

ジョーン・ワトソン/Joan Watson (声:田中敦子)

ホームズと共にNY市警顧問を務めているが、ホームズが再び麻薬に手を出してしまったため解任の危機に陥ったとこも。元は優秀な医者であり、捜査ではその医学知識を発揮し事件解決につなげる場面も見られる。今シーズンでは、探偵をはじめて4年9か月16日が経ち、以前はずっと人を助ける仕事をしていたことから、探偵という人を罰する仕事に疑問を感じ始める。

ルーシー・リュー Lucy Liu

1968年12月2日、米ニューヨーク州ニューヨークで台湾からの移民だった両親の間に生まれる。1991年にプロの女優デビューを果たした「ビバリーヒルズ高校白書」を皮切りに、TVドラマのゲスト出演や映画の端役出演をこなしていくが、1998年、「アリー・myラブ」のリン役でブレイク。その後は、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『シカゴ』、『キル・ビル』など、映画でも印象的な役を演じ、ハリウッドで成功を収めた数少ないアジア系女優の1人となった。2011年に映画『Meena(原題)』を共同監督して監督デビュー。2014年には「エレメンタリー」シーズン2第22話「48時間」の監督を手がけ、以来、毎シーズン1話を監督している。アーティストとしても才能を発揮し、これまでアメリカやヨーロッパで展示会を開催。2015年8月、代理出産によって長男ロックウェル・ロイドが誕生したことを発表した。中国語に堪能。2018年には、ジェームズ・フランコやミラ・ジョヴォヴィッチ等と共に、『フューチャーワールド』にクイーン役として登場。さらに『セットアップ:ウソつきは恋のはじまり』にも出演。

マーカス・ベル/Marcus Bell (声:あべそういち)

グレッグソン警部の部下であるニューヨーク市警刑事。ホームズとは正反対の真面目な熱血漢刑事で、はじめはホームズに懐疑的だったものの現在は能力の高さを認めている。今シーズンでは、シャンタル・ミルナー検事補の離婚が成立し、ベルはシャンタルと付き合い始めるが…。

ジョン・マイケル・ヒル Jon Michael Hill

1985年7月28日、米イリノイ州生まれ。イリノイ大学在学中から、「リア王」や「六次の隔たり」などの舞台劇を演じる。2010年、「八月の家族たち」の脚本家トレイシー・レッツが戯曲を書いた舞台劇「Superior Donuts」でトニー賞助演男優賞にノミネートされた。同年、「デトロイト 1-8-7」の刑事役でTVデビューを果たす。TVドラマ出演作には他に「パーソン・オブ・インタレスト」や「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」などがある。2018年には、スパイク・リー監督『パス・オーバー』やスティーブ・マックイーン監督『妻たちの落とし前』に出演するなど、活躍が目覚ましい。

トーマス・グレッグソン/Thomas Gregson (声:堀内賢雄)

ニューヨーク市警の警部。ホームズとは衝突することもあるがプロとしてお互いの能力を認めあっている。娘の一人はニューヨーク市警の警官。妻がいたが別居生活を経て離婚しており、現在はペイジとデートしている。今シーズンでは、シャーロックにペイジとの結婚を提案されるが、ペイジは結婚に対してやや後ろ向きで…。

エイダン・クイン Aidan Quinn

1959年3月8日、米イリノイ州シカゴ生まれ。両親はアイルランドからの移民で、シカゴとアイルランドの間を行き来しながら育つ。兄は『リービング・ラスベガス』や『レイチェルの結婚』などを手がけた撮影監督のデクラン・クィン。1984年、青春映画『俺たちの明日』で主役の高校生を演じて俳優デビュー。舞台、映画を中心に活躍し、『マドンナのスーザンを探して』、『マイケル・コリンズ』、『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』などで広く知られる。1985年のTV映画「サイレント・ローズ/真実への序曲」と2007年のTV映画「Bury My Heart at Wounded Knee(原題)」ではエミー賞にノミネートされた。妻は女優のエリザベス・ブラッコ(ロレイン・ブラッコの妹)で、2女の父親である。

シンウェル・ジョンソン/Shinwell Johnson (声:伊藤健太郎)

ワトソンに銃弾除去手術をしてもらった経験のある元麻薬ディーラーで前科者。出所後はボクシングジムで働いている。シヴォーンという名前の娘がいる。連続爆弾事件の容疑者と同じ刑務所に入っていたことから、ワトソンに力を貸す。

ネルサン・エリス Nelsan Ellis

1977年11月30日、米イリノイ州生まれ。トゥルー・ブラッドのラファイエット・レイノルズ役で有名。TVシリーズのみならず、映画にも出演。2013年には『大統領の執事の涙』でマーティン・ルーサー・キング・ジュニア役を好演。。2017年7月8日逝去。

作品基本情報

原題:ELEMENTARY
データ:シーズン5・2016~2017年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/シーズン5・全24話/HD作品
製作総指揮:ジョン・ポルソン、カール・ベヴァリー、サラ・ティンバーマン、ロバート・ドハティ、ジェイソン・トレイシー、ボブ・グッドマン、ロバート・ヒューイット・ウルフ
出演:ジョニー・リー・ミラー、ルーシー・リュー、ジョン・マイケル・ヒル、エイダン・クイン、ネルサン・エリス
日本語吹き替え:三木眞一郎、田中敦子、あべそういち、堀内賢雄、伊藤健太郎