スタートレック:ピカード

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「新スタートレック」終了から四半世紀! 遂にジャン=リュック・ピカードが帰ってきた!!
「スタートレック ディスカバリー」の最強製作陣が作り上げる“NEOスタートレック・プロジェクト第2弾”! ファン待望のSFアクションを日本初放送!!

作品解説

「新スタートレック」終了から約25年、ジャン=リュック・ピカードの偉大な名を冠したシリーズが遂に誕生!

2018年8月、ラスベガスで行われたスタートレック・コンベンションに突然登場したパトリック・スチュワート。驚くファンを目の前に、パトリック・スチュワートはジャン=リュック・ピカード役を再び演じることを発表し、それがなんとジャン=リュック・ピカードの名を冠したスピンオフシリーズであることを告げたのだ。これには、会場に居合わせたジェームズ・T・カーク船長役のウィリアム・シャトナーも驚いたと言う。「スタートレック:ピカード」は、スタートレック・フランチャイズとしては7作目のテレビシリーズとなり、人物の名を冠した記念すべき初のシリーズとなった。そのタイトルが示す通り、ピカードの人生の次章を描いたストーリーラインとなる。
1987年から1994年まで計7シーズン続いた「新スタートレック」で、ジャン=リュック・ピカード艦長を好演してSFファンに親しまれるようになったパトリック・スチュワート。「新スタートレック」が終了してから約25年が経ち、なぜこのタイミングでもう一度ピカードを演じることに決めたのか、パトリック・スチュワートはこう語っている。当初、パトリック・スチュワート自身はピカードを再び演じることに対し、あまり乗り気ではなかったようだ。しかし、「新スタートレック」を再び見始めて、特に今まで見たことのなかったエピソードも見る機会に恵まれ、考え直すようになったと言う。「何かが変わったんだ。ここ半年ほど話し合いを重ねてきた人々からの影響だけではなく、最近になって“新スタートレック”鑑賞にたくさんの時間を費やすようになって、今まで見たことのなかったエピソードを見たりしてね。だんだんと、このシリーズの持つパワーや成功、人に与える恩恵が自分の中で明確になっていったんだ。街中で知らない人に呼び止められて、『あなたのシリーズが自分の人生を変えました。もし“新スタートレック”がなかったら、私は今ここにいないかもしれません』と言われることに、今まで一度も嫌気が差したことはなかったんだ」
こうしてジャン=リュック・ピカードを再び演じることになったパトリック・スチュワートは、今回のピカードは経験を重ねたことで別人になっているだろうと前置きしつつ、昔と変わらない情熱と決意、シリーズへの愛、ファンへの愛を持ってピカードを蘇らせることを誓った。


「スタートレック ディスカバリー」の最強製作陣が作り上げる“NEOスタートレック・プロジェクト第2弾”!「新スタートレック」のOB・OGも続々登場!

本作の製作総指揮・企画・脚本を務めるのはアレックス・カーツマンとアキヴァ・ゴールズマン。2人とも、“NEOスタートレック・プロジェクト第1弾”となる「スタートレック ディスカバリー」を成功へと導いたクリエーターだ。アレックス・カーツマンは、映画『M:i:III』や『トランスフォーマー』の脚本を手掛け、映画『スタートレック』の製作総指揮・脚本を務めてからスター・トレック・ユニバースの仲間入りをしたクリエーター。一方のアキヴァ・ゴールズマンは、映画『バットマン フォーエヴァー』や『ビューティフル・マインド』の脚本を手掛け、「スタートレック ディスカバリー」で製作総指揮・監督・脚本を務めてスタートレック・ユニバースの仲間入りをしたクリエーターだ。どちらも、数々のヒットを手掛けてきた凄腕クリエーター。この2人に加え、新たに製作総指揮として加わるのがジャン=リュック・ピカードことパトリック・スチュワート。ピカードが身体の一部になっているパトリック・スチュワートが製作総指揮を務めるのだから、期待はますます高まる。
アレックス・カーツマンは本作についてこう語っている。「重要なことは“新スタートレック”を繰り返すようなことはしないこと。ストリーミングの黄金時代にいる我々は、テレビで映画級のコンテンツを流すことができる。“スタートレック:ピカード”は、“スタートレック ディスカバリー”とはまた違ったものになる。第1章はスタートレックには珍しく地球に根付いたストーリになっており、見た目、トーン、雰囲気もわざと異なる仕上がりになっているんだ」
本作は「新スタートレック」の繰り返しにはならないが、「新スタートレック」のOB・OGが続々登場するのは嬉しい点だ。パトリック・スチュワートによると、「新スタートレック」の全キャストは今でもとても仲が良いそうで、シーズン1だけでもデータ少佐役のブレント・スパイナーほか複数のキャストが登場する。パトリック・スチュワートの望みは、「スタートレック:ピカード」がフィナーレを迎える頃には、ファンが「新スタートレック」の主要キャスト全員と再会できていることなのだそうだ。

ストーリー

USSエンタープライズの艦長として名を馳せたジャン=リュック・ピカードは、ロミュラン人のジャバンとラリスに身の回りの世話をされながら、シャトー・ピカードで引退生活をしていた。今から10年以上前、ロミュラン人たちが超新星爆発で滅亡の危機に瀕した際、ピカードは救助艦隊を組織して助けに向かおうとした。しかし火星でシンス(人工生命)たちが反乱を起こしたため、救助計画は頓挫してしまう。しかも難民の数が膨大であることや、長年の敵であったロミュランへの反発を理由に、宇宙艦隊はロミュラン人たちの支援から手を引いてしまった。そのためピカードは抗議の意味を込めて宇宙艦隊を辞職したのだった。そして今、20年以上前に彼を救って死んだ人工生命であるデータ少佐の夢を見るようになる。
一方、ボストンに住むダージ・アーシャは、突然ロミュランの特殊工作員たちに襲われる。ところが自分の中で眠っていた何かが起動してロミュラン人たちを撃退する。そしてなぜか心に浮かんだピカードを訪ねてシャトーへやって来る。戸惑いながらもダージを迎え入れたピカードは、その夜データ少佐がダージの絵を描いている夢を見る。
ピカードの夢に何度となく現れるデータ少佐。一体、彼はピカードに何のメッセージを伝えようとしているのか?

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ジャン=リュック・ピカード/Jean-Luc Picard (声:麦人)

USSスターゲイザー勤務時代に死亡した艦長の代理を務め、宇宙艦隊史上最年少で艦長に就任した宇宙艦隊士官。その後、最新鋭艦であるUSSエンタープライズDの艦長に抜擢されて名を馳せたものの、ロミュラン人たちが超新星爆発で滅亡の危機に瀕した際、意見の不一致により抗議の意味を込めて宇宙艦隊を辞職。現在は、ロミュラン人のジャバンとラリスに身の回りの世話をされながら、生家シャトー・ピカードで引退生活をしている。しかし、突然データが何度も夢に現れるようになり…。

パトリック・スチュワート Patrick Stewart

1940年7月13日、英ヨークシャー生まれ。12歳ごろから複数の地元劇団のメンバーとなり、15歳の時に地元新聞の若手記者となるために退学を決める。しかし、編集長から演劇にうつつを抜かしすぎて仕事がおろそかになっていると注意され、辞職することに。その後、演劇学校に入る資金を貯めるために家具のセールスマンとして1年間働き、1957年、晴れてブリストル・オールド・ヴィク・シアター・スクールに入学。その2年後にはプロデビューを果たし、1966年からはロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属して数多くの舞台を経験。1980年代に国立劇場に所属したのち、ロサンゼルスへ移り、1987年スタートのテレビシリーズ「新スタートレック」でジャン=リュック・ピカード艦長を好演してSFファンに親しまれるようになる。シリーズ終了後もスタートレック映画に同役で出演し、2010年、演劇への貢献が称えられて大英帝国勲章の下級勲爵士を授与された。

アグネス・ジュラティ/Agnes Jurati (声:堀井千砂)

アンドロイドなど人工生命研究の専門家で、デイストローム研究所の博士。火星でシンス(人工生命)たちが反乱を起こして以来、銀河条約によってシンスの製造は禁止されていることもあり、ジュラティは高度なシンスの存在を信じていない。ところが、訪ねてきたピカードが持っていた物を見て、態度を一変させる。それは、恋人のマドックス博士に関係するものだった。

アリソン・ピル Alison Pill

1985年11月27日、カナダのオンタリオ州トロント生まれ。ヴォーン・ロード・アカデミーに通ったことがきっかけで、10歳の時に演技の道に進むことを決心する。スクリーンデビューはテレビシリーズ「新・燃えよ!カンフー」で、そこからエージェントが付き、11歳という若さで様々な役を得始める。その後、舞台の道に進むためにニューヨークへ移り住み、成功を収め、2006年には「The Lieutenant of Inishmore(原題)」でトニー賞演劇助演女優賞にノミネート。映画でも活躍しており、『ミルク』『ミッドナイト・イン・パリ』『バイス』とアカデミー賞作品賞ノミネート作品3本で重要な役を演じている。

ダージ・アーシャ、ソージ・アーシャ/Dahj/Soji (声:清水理沙)

優れた知能を持つ双子のアンドロイド。ボストンに住むダージ・アーシャは、突然ロミュランの特殊工作員たちに襲われるが、自分の中で眠っていた何かが起動してロミュラン人たちを撃退。そして、なぜか心に浮かんだピカードを訪ねてシャトー・ピカードへと赴くことにする。ソージ・アーシャは、ロミュラン再生施設に勤務する博士。

イサ・ブリオネス Isa Briones

英ロンドン生まれ。両親ともに俳優・歌手で、弟も俳優。3歳の時にニューヨークでモデルデビューし、2006年、家族でロサンゼルスに移り住んだことをきっかけに演技の道に入る。FXシリーズ「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」への出演を経て、本作が初のテレビシリーズレギュラー出演となる。

ラファエラ・“ラフィ”・ムジカー/Raffi Musiker (声:高乃麗)

宇宙艦隊の元士官で、ピカードが宇宙艦隊を辞職するまでピカードの部下だった。薬物依存症に苦しんでいる。引退したはずのピカードに助けを求められるも、最初は乗り気ではなかったが、ピカードからあることを明かされて再びピカードを助けることにする。リオスとは友人。

ミシェル・ハード Michelle Hurd

1966年12月21日、米ニューヨーク州ニューヨーク市生まれ。ボストン大学卒。「LAW & ORDER」「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」「BONES ―骨は語る―」「ゴシップガール」「ママさん刑事(デカ) ローラ・ダイヤモンド」など数多くのテレビシリーズにゲスト出演し、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」では、モニーク・ジェフリーズ役としてもレギュラー出演している。最近では「HAWAII FIVE-0」でのレニー・グローヴァー役、「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」と「Marvel デアデビル」でのサマンサ・レイエス役や、「ブラインドスポット タトゥーの女」でのシェパード役が記憶に新しい。映画の出演作は『ランダム・ハーツ』や、2020年にサンダンス映画祭でプレミア上映された『バッド・ヘアー』など。

クリストバル・リオス/Cristóbal Rios (声:花輪英司)

宇宙艦隊の元士官で、現在は小型宇宙船ラ・シレーナを所有するフリーランスの操縦士。チリ出身でスペイン語を流暢に話す。ラフィとは友人。

サンティアゴ・カブレラ Santiago Cabrera

1978年5月5日、ベネズエラ生まれ。チリ人の両親の元に生まれ、外交官という親の職業柄、ロンドン、ルーマニア、トロント、マドリードと世界各地で育つ。ロンドンにある一流の演劇センターで、ショーン・コネリーやアンソニー・ホプキンスなど偉大な俳優たちを教えてきた著名なインストラクターたちの下で学ぶ。イギリスでのテレビデビューとロンドンでの舞台デビューを経て、NBCシリーズ「HEROES/ヒーローズ」でのアイザック・メンデス役でブレイク。その後、BBCシリーズ「マスケティアーズ/三銃士」でアラミス役を好演。映画の出演作は『チェ 28歳の革命』『大いなる勝利のために メキシコ革命1926』など。故郷はチリのサンティアゴと考えているが、現在はロンドンとロサンゼルス半々で生活している。

エルノア/エヴァン・エヴァゴラ/Elnor (声:染谷俊之)

ピカードに救われた元孤児のロミュラン人。戦士修道女組織クワト・ミラットに預けられ、成長とともに優れた戦闘能力を身に付ける。そして、再会したピカードの護衛となる。

エヴァン・エヴァゴラ Evan Evagora

オーストラリアのメルボルン生まれ。7人兄弟の末っ子として生まれ、スポーツが得意で、若い時から元プロボクサーの父にボクシングを習ったり、オーストラリアン・フットボールをプレイしたりしてきた。家族からクリエイティブに対する興味を追求するべきだと言われ、小学校時代は学校の舞台で主演を務めたこともある。高校時代はスポーツに集中したものの、卒業後は1年間のギャップイヤーを取り、友人たちとヨーロッパを旅した。その後、映画学校へ進み、在学中にスカウトされてシドニーへ移り住んだ。

ナレク/ハリー・トレッダウェイ/Narek (声:鈴木達央)

ロミュラン人で、諜報機関タル・シアーの工作員。ロミュラン再生施設で、再生プロジェクトの技術士官を装ってソージに近づく。

ハリー・トレッダウェイ Harry Treadaway

1984年9月10日、英国生まれ。中等学校の演劇の先生のサポートもあり、双子の兄とともにナショナル・ユース・シアターに入る。体の一部が結合している一卵性双生児兄弟が結成するパンクロック・バンドについて描いた映画『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』で、兄弟揃ってスクリーンデビュー。実際にバンドを結成していたトレッダウェイ兄弟は、音楽シーンも自らが演じた。その後、イギリスのテレビシリーズや舞台への出演を経て、Showtimeシリーズ「ナイトメア ~血塗られた秘密~」でのヴィクター・フランケンシュタイン博士役や、「ミスター・メルセデス」でのブレイディ・ハーツフィールド役で頭角を現す。

作品基本情報

原題:STAR TREK PICARD Season 1
データ:今回シーズン1・2020年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン1全10話/HD作品
製作総指揮:アキヴァ・ゴールズマン、アレックス・カーツマン、パトリック・スチュワート、マイケル・シェイボン、ヘザー・ケイデン、ユージーン・ロッデンベリー、トレヴァー・ロス
出演:パトリック・スチュワート、アリソン・ピル、イサ・ブリオネス、エヴァン・エヴァゴラ、サンティアゴ・カブレラ
日本語吹き替え:麦人、堀井千砂、清水理沙、高乃麗、花輪英司、染谷俊之、鈴木達央