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宇宙大作戦/スタートレック HD版シーズン3

イントロダクション

スタートレックシリーズの原点にしてSFTVシリーズの金字塔である第1作「宇宙大作戦」シーズン3を、特撮シーンをCGに置き換えたHD版で放送!

作品解説

米NBCネットワークで1966年9月8日より放送され、そのSFマインドと魅力的なキャラクターで人気を博し、現在まで続くスタートレック・シリーズの原点となった名作ドラマ。スタートレック世界の創造者にして製作総指揮のジーン・ロッデンベリーによるアイディアに満ちたストーリー、深みのある人物描写、そして希望的な未来観は今までのSFもののイメージを一新させ、劇場版や続編TVシリーズなどその作品世界を大きく広げたのみならず、その後のTVドラマ全体に計り知れない影響を与えた。レギュラーに東洋人・黒人を配したことは当時のアメリカとしては画期的なことであり、独創的な宇宙船のデザインやそれを支えた特撮技術も見逃せない魅力の1つだ。また「ワープ」や「転送」といった用語もこの番組で広く定着した。

本作は1969年に全3シーズンで終了した後もその熱狂的な人気はとどまるところを知らず、1979年の第1作目から現在までに13作製作された劇場版をはじめ、TVシリーズでも次々と続編が作られた。アニメ作品である「まんが宇宙大作戦(1973年~1974年)」をはさんで、本作から実に18年の時を経て放送開始された「新スタートレック」が全世界で大ヒットを記録、スタートレック世界の人気を決定的なものとした。その後「スタートレック/ディープスペース・ナイン(1993年~1999年)」「スタートレック/ヴォイジャー(1995年~2001年)」「スタートレック エンタープライズ(2001年~2005年)」「スタートレック: ディスカバリー(2017年~)」といったシリーズが現在も製作され続けている。

注)初回放送当時の情報となります

クリエーター:ジーン・ロッデンベリーについて

1921年8月19日米テキサス州エルパソ生まれ。「スタートレック」シリーズの生みの親であるクリエーター。第二次世界大戦中は爆撃機のパイロットを務め、戦後、民間航空会社に就職。その後文筆業を志すかたわら警官に転職する。TVドラマの脚本家として成功したため警察の仕事を辞し、さらにその後プロデューサーに転身。1963年、TVシリーズ「The Lieutenant(原題)」にて初のプロデュースを行った。ロッデンベリーは、「アンタッチャブル」(1959~1963年)や「スパイ大作戦」(1966~1973年)など名作シリーズを次々に生み出し、60年代のアメリカや日本のTV界を席巻していたデジル・プロ(TV「アイ・ラブ・ルーシー」の女優ルシル・ボールが設立したプロダクション)に「宇宙大作戦/スタートレック」の企画を持ち込み、1966年9月8日、ついに放送が開始された。

「宇宙大作戦/スタートレック」終了後、同作にてクリスチン・チャペル役を、そして「新スタートレック」ではディアナ・トロイの母ラクサナ役を演じたメイジェル・バレットと、日本で神前結婚式を挙げる。1974年、「人造人間クエスター」を製作するが、残念ながらパイロット版のみでシリーズ化にはこぎつけられなかった(この作品は「新スタートレック」のキャラクター、データのモデルになったとも言われる)。1979年、「宇宙大作戦」を映画化。劇場版『スター・トレック』はその後もシリーズ化される。そして1987年、「新スタートレック」をスタート。オリジナルである「宇宙大作戦」を超える7シーズンものロングランヒット作として結実させた。「新スタートレック」シーズン5放送中の1991年10月24日に惜しまれつつ逝去。1997年、遺灰が「宇宙葬」として宇宙に打ち上げられた。

スタートレックシリーズの年代設定

2063年(21世紀) 人類初のワープ飛行。バルカン人とのファースト・コンタクト
2151年(22世紀) 「エンタープライズ」アーチャー船長 (米制作年:2001~2005年)
2250年代(23世紀)「ディスカバリー」(米制作年:2017年~)
2266年(23世紀) 「宇宙大作戦」(本作)カーク船長 (米制作年:1966~1969年)
2364年(24世紀) 「新スタートレック」ピカード艦長 (米制作年:1987~1994年)
2369年(24世紀) 「ディープスペース・ナイン」シスコ司令官・艦長 (米制作年:1993~1999年)
2371年(24世紀) 「ヴォイジャー」ジェインウェイ艦長 (米制作年:1995~2001年)

今回お送りするHD版について

今回お送りする「HD版」は、60年代当時最高級の技術であったものの、現在のものと比較するとやはり時代を感じさせずにはいられない特撮シーンのミニチュアやマット画、光線などの合成を最新のCGに置き換えたバージョンである。さらに日本初放送時にカットされた部分を、当時のキャストを可能な限り集めて追加の吹き替えを行い復活させた完全版での放送となる(一部オリジナルとは違う声優も)。
なお今回は、本国で60年代当時に放送された米国オリジナル版のエピソード順でのオンエアとなる。

ストーリー

「宇宙――それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは、人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った宇宙船U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である」――オープニング・ナレーションより

地球を含む複数の惑星で構成される惑星連邦が設立されて約1世紀。西暦2264年、未知の惑星の調査や知的生命体との友好的接触を目的として、惑星連邦の宇宙艦隊が誇る全長289メートル、コンスティテューション級の宇宙船U.S.S.エンタープライズNCC-1701が430名の乗組員を乗せ、“人類未踏の地”である宇宙へ旅立った。エンタープライズ号を率いるのは、30歳の若さで船長に抜擢された不屈の精神力を持つ男ジェームズ・T・カーク。地球人と異星人バルカン人の間に生まれ理性を重んじる副長のスポックや、人間味溢れる医療主任のドクター・マッコイといった優秀なクルーの力も得て、エンタープライズ号は広大な宇宙空間で起こる想像もできないような神秘現象、高度な文明を持つ生命体との遭遇などさまざまな冒険を繰り広げるのだ。

各話あらすじ

第1話「盗まれたスポックの頭脳」/Spock's Brain

変わった形の宇宙船から一人の女がエンタープライズに乗り移り、スポックの頭脳を盗んで去る。24時間以内に元に戻さないとスポックは死ぬことになるため、カーク船長らはスポックの体を連れて頭脳探しに出かける。

ゲスト:マージ・デュセイ『マッカーサー』
脚本:ジーン・L・クーン
監督:マーク・ダニエルズ

第2話「透明宇宙船」/The Enterprise Incident

エンタープライズはロミュラ帝国との間に設けられた中立ゾーンを通過し、ロミュラ領域を侵犯してしまった。これより数週間前からカーク船長が正確な判断を欠くようになっており、このロミュラ領域侵犯行為は、過労によるカーク船長のまれな過ちと思われた。そんな時、突如としてロミュラ宇宙艦隊が出現、エンタープライズを包囲する。

ゲスト:ジョアンヌ・リンヴィル『面影』、ジャック・ドナー『ホラー・シネマ・パラダイス』
脚本:D・C・フォンタナ
監督:ジョン・メレディス・ルーカス

第3話「小惑星衝突コース接近」/The Paradise Syndrome

小惑星が衝突コースを接近、何らかの処置を講じなければ衝突によって破壊されるある惑星上に降り立ったカークたちは、そこにいた者たちの姿を見て驚く。その後カークは突如行方不明となるが、接近中の小惑星のコースを変えないと、衝突してこの惑星もろともカーク船長も飛び散るため、スポックは船長の捜索を一旦中止して小惑星に向けて飛び立つ。

ゲスト:サブリナ・シャーフ『イージー・ライダー』
脚本:マーガレット・アーメン
監督:ジャド・テイラー

第4話「悪魔の弟子達」/And the Children Shall Lead

惑星トリアカスから緊急連絡を受けたエンタープライズ。トリアカスに降り立ったカークたちが見たのは驚くべき光景、集団自殺だった。生き残っているのは子供たちだけ。しかも子供たちは親の悲劇を何も知らぬかの如く、楽しそうに遊びまわっているのだ。

ゲスト:パメリン・フェルディン『スヌーピーとチャーリー』、ブライアン・トッチ『ミュータント・タートルズ』
脚本:エドワード・J・ラクソー
監督:マーヴィン・チョムスキー

第5話「美と真実」/Is There in Truth No Beauty?

エンタープライズは宇宙会議に出席したメデューサ大使を母星へ送り届ける任務を受ける。しかしメデューサ人は異形の種族で、人間が肉眼で見ると精神が錯乱する。そのために特別の容器に入っており、付き添いとして心理学者ミランダが同行していた。

ゲスト:ダイアナ・マルドア「新スター・トレック」、デヴィッド・フランカム『空飛ぶ戦闘艦』
脚本:ジーン・リセット・アロエステ
監督:ラルフ・セネンスキー

第6話「危機一発!OK牧場の決斗」/Spectre of the Gun

エンタープライズはメルコト星の調査に向かった。いまだかつてメルコト星の生物と接触を持ったことのない地球連邦は、平和の使者としてエンタープライズを派遣したのだ。ところがエンタープライズの行く手にメルコト星人の宇宙ブイが立ちふさがり、直ちに引き返せと警告を与えてきた。

ゲスト:サム・ギルマン『ミズーリ・ブレイク』、チャールズ・シール『激突!』、ビル・ザッカート
脚本:ジーン・L・クーン
監督:ヴィンセント・マケヴィティ

第7話「宇宙の怪!怒りを喰う!!?」/Day of the Dove

救難信号を受け、ある惑星に調査に赴いたカークは、住民の所在も襲撃の形跡も発見できなかった。そこに旧敵のクリンゴン船が現れるが、船は何者かに破壊され、エンタープライズの仕業と思い込んだ隊長のヤングはカークたちを捕虜にし、強制的に船に乗り込む。

ゲスト:マイケル・アンサラ『ザ・メッセージ』、スーザン・ハワード「ダラス」
脚本:ジェローム・ビクスビー
監督:マーヴィン・チョムスキー

第8話「宇宙に漂う惑星型宇宙船」/For the World Is Hollow and I Have Touched the Sky

マッコイが多血球血症であと1年の命だと知ったカーク船長がそれを司令部に報告しようとした矢先、小惑星そっくりの宇宙船にミサイル攻撃をかけられる。それが無人である有名惑星と衝突するコースを飛んでいると知ったカークはスポックと調査に赴くが、マッコイもたっての希望で同行する。

ゲスト:キャサリン・ウッドヴィル『明日なき追撃』、バイロン・モロー『愛のメダリスト』
脚本:リック・ヴォラーツ
監督:トニー・リーダー

第9話「異次元空間に入ったカーク船長の危機!」/The Tholian Web

消息を絶ったパトロール船デファイアント号の救助に赴いたエンタープライズは、未知の空間でそれを発見する。スポック、マッコイ、チェコフの3人を率いたカーク船長は、デファイアントに乗り移るが、船内の乗組員はお互いに殺し合い、全員死亡していた。

ゲスト:バーバラ・バブコック『遥かなる大地へ』(声のみ)
脚本:ジュディ・バーンズ、チェット・リチャーズ
監督:ハーブ・ウォーラーシュタイン

第10話「キロナイドの魔力」/Plato's Stepchildren

救難信号を受け、ある惑星に赴いたカークとスポック、マッコイは、古代ギリシャ人そっくりの住民を見出して驚く。その王ペルマンは足の傷が化膿し苦しんでいたが、彼は強力な精神操作力を持っているため、錯乱状態でも周回軌道にいるエンタープライズをゆるがす力を発揮する。マッコイの治療でペルマンの傷は速やかに回復したが、彼はマッコイに惑星に残るよう命じる。

ゲスト:リーアム・サリヴァン「ミステリーゾーン」、バーバラ・バブコック『遥かなる大地へ』
脚本:メイヤー・ドリンスキー
監督:デヴィッド・アレクサンダー

第11話「惑星スカロスの高速人間」/Wink of an Eye

カークたち一行は救難信号を受け惑星スカロスに赴くが、住民は1人も発見できなかった。調査の最中、乗組員の1人が忽然と消えてしまい、一行は捜索空しく船へ引き上げる。ところがその直後から船の各機能に異常をきたし、生命維持装置に未知の機械が連結されているのが発見される。

ゲスト:キャシー・ブラウン「アパッチ大平原」、ジェイソン・エヴァース「新・猿の惑星」
脚本:アーサー・ハインマン(脚本)、ジーン・L・クーン(原案)
監督:ジャド・テイラー

第12話「恒星ミナラの生体実験」/The Empath

新星に変わりかけているミナラの観測ステーションを撤収するため、カークとスポック、マッコイの3人はその第三惑星に赴く。ところがステーションには調査員の姿はなく、記録装置には彼らが怪光線と共に消え失せた場面が写っていた。そしてカークたちも同じ怪光線で惑星の地下に運ばれる。

ゲスト:キャスリン・ヘイズ『烙印の狼』
脚本:ジョイス・マスカット
監督:ジョン・アーマン

第13話「トロイアスの王女エラン」/Elaan of Troyius

宇宙艦隊司令部の極秘任務についたエンタープライズは、宇宙の彼方の恒星系におもむき、トロイアス星でペトリ大使を収容し、更にエラス星で王女エラン一行を収容した。この時初めて任務の内容が大使の口から明らかにされる。

ゲスト:フランス・ニュイエン『最後の猿の惑星』、ジェイ・ロビンソン『ドラキュラ』
脚本:ジョン・メレディス・ルーカス
監督:ジョン・メレディス・ルーカス

第14話「神が破壊せし者」/Whom Gods Destroy

惑星エルバ2に新薬を持って訪れたカークとスポックは、院長に化けたガースの人質となる。ガースは元宇宙艦隊の船長で、天才的な男だったが負傷し、その治療を受けた際、細胞再生の技術を学んで自由に変身する法も身につけたのだった。

ゲスト:スティーヴ・イーナット『宇宙大征服』、イヴォンヌ・クレイグ「バットマン」
脚本:リー・アーウィン (脚本&原案)、ジェリー・ソール(原案)
監督:ハーブ・ウォーラーシュタイン

第15話「惑星セロンの対立」/Let That Be Your Last Battlefield

病原菌に汚染された惑星アリアナスへ減菌の任務を受けて向かったエンタープライズは、基地から盗まれたシャトルクラフトを発見、収容する。中にはただ1人、顔が半白半黒の異星人が乗っていたが、セロン惑星のロカイとしか名乗らない。

ゲスト:フランク・ゴーシン『バットマン&ロビン ザ・リターン 』、ルー・アントニオ『暴力脱獄』
脚本:オリヴァー・クロフォード(脚本)、ジーン・L・クーン(原案)
監督:ジャド・テイラー

第16話「長寿惑星ギデオンの苦悩」/The Mark of Gideon

同盟に参加するよう交渉中の惑星ギデオンは、代表としてカーク1人だけ受け入れると通告してくる。ところが、ギデオン側の示した座標に従って転送されたカークは行方不明になり、ギデオンの代表オディン大使は彼が惑星には来ていないと主張する。疑惑を覚えたスポックだったが……。

ゲスト:シャロン・アッカー『殺しの分け前/ポイント・ブランク 』、リチャード・デア『地球最後の日』
脚本:ジョージ・F・スレヴィン、スタンリー・アダムス
監督:ジャド・テイラー

第17話「無人惑星の謎」/That Which Survives

わずか数千年前に形成されながら大気圏を持つ不思議な惑星を発見したエンタープライズは、そこに調査班を派遣する。惑星に到着したカーク、マッコイ、カトーそれに地質学者ダマートの4人はひどい地震に見舞われるが、その衝撃が鎮まった時、エンタープライズは消え失せていた。エンタープライズは何かの力によって、約一千光年の彼方に飛ばされていたのだった。

ゲスト:リー・メリウェザー『バットマン&ロビン ザ・リターン 』、アーサー・バタニデス『ブラニガン』
脚本:ジョン・メレディス・ルーカス(脚本)、マイケル・リチャーズ(原案)
監督:ハーブ・ウォーラーシュタイン

第18話「消滅惑星ゼータの攻撃」/The Lights of Zetar

惑星連盟の記録保存所である小惑星メモリー・アルファに向かったエンタープライズは、そこに到着する前に異常なストーム状の現象に襲われる。メモリー・アルファに送る装置の整備係として同行していたミラ・ロメイン中尉は衝撃を受けて倒れ、彼女に夢中になっていたチャーリーを心配させる。

ゲスト:ジャン・シュータン『ドラキュラ・ゾルタン』、バーバラ・バブコック『遥かなる大地へ』(声のみ)
脚本:ジェレミー・ターチャー、シャーリー・ルイス
監督:ハーブ・ケンウィズ

第19話「6200才の恋」/Requiem for Methuselah

エンタープライズに伝染病が発生し、乗組員が全員倒れるのは時間の問題となった。カークとスポック、それにマッコイはその病気の特効薬ライタリンのある最寄りの惑星に赴くが、無人と思われたその星には、フリントと名乗る男が住んでいた。しかもその住まいには、地球の歴史上貴重な書物や、美術骨董品のたぐいが飾られていた。

ゲスト:ジェームズ・デイリー『猿の惑星』、ルイーズ・ソレル『おかしなホテル』
脚本:ジェローム・ビクスビー
監督:マレー・ゴールデン

第20話「自由の惑星エデンを求めて」/The Way to Eden

盗まれたクルーザー・オーロラ号の拿捕を命じられたエンタープライズは船を発見するが、オーロラ号は逃走しオーバーヒートで爆発する。乗っていた者はかろうじて収容したが、彼らは科学者セブリンに率いられ原始生活に帰る運動をしているグループだった。

ゲスト:スキップ・ホメイヤー『拳銃王』、チャールズ・ネイピア『羊たちの沈黙』
脚本:アーサー・ハインマン(脚本&原案)、マイケル・リチャーズ(原案)
監督:デヴィッド・アレクサンダー

第21話「惑星アーダナのジーナイト作戦」/The Cloud Minders

ある惑星の植物が伝染病で絶滅に瀕し、エンタープライズはそれを防ぐジーナイトを運搬する任務を受ける。ジーナイトは惑星アーダナのみ産する物質で、カークとスポックはアーダナの民政官の許可を受けそれを取りに赴くが、約束の積荷はなく、2人はトログライトと呼ばれる鉱山労働者に襲われる。

ゲスト:ジェフ・コーリイ『小さな巨人』、ダイアナ・エウイング『80歩大行進』、フレッド・ウィリアムソン
脚本:マーガレット・アーメン (脚本)、デヴィッド・ジェロルド(原案) 、オリヴァー・クロフォード(原案)
監督:ジャド・テイラー

第22話「未確認惑星の岩石人間」/The Savage Curtain

無人惑星を観測中に突然、スクリーンにリンカーンの姿が現れ乗船許可を求める。疑惑を抱いたままカークは乗船に応じるが、乗り込んできたリンカーンは本物そっくりで、スポックと共に惑星に降りるよう要請されたカークは、それに応じる気持ちになり……。

ゲスト:リー・ベルジュ「ダイナスティー」、フィリップ・パイン「ミステリーゾーン」
脚本:ジーン・ロッデンベリー(脚本&原案) 、アーサー・ハインマン(脚本)
監督:ハーシェル・ドゥハティ

第23話「タイムマシンの危機」/All Our Yesterdays

新星に変わろうとしていた太陽を持つ有人惑星に住民が1人もいないことから、カーク、スポック、マッコイの3人は調査に出かける。ところがライブラリーに1人、エトスと名乗る男がいて、3人を住民と間違えて避難するようアドバイスする。

ゲスト:マリエット・ハートレイ『荒野の七人/真昼の決闘』、イアン・ウルフ『死の谷』、カーミット・マードック
脚本:ジーン・リセット・アロエステ
監督:マーヴィン・チョムスキー

第24話「変身!―カーク船長の危機―」/Turnabout Intruder

惑星ケイマスIIから遭難信号を受け取り、カークたちは救援に向かう。そこで遺跡の調査をしていた一行のうち、隊長ジャニス・レスターと医師コールマン以外は全員死んでいた。放射能を浴びて重体だというジャニスに付き添っていたカークは、他の者が座を外した隙に彼女からフェイザー攻撃を受け、不思議な装置にかけられてジャニスと人格を交換させられてしまう。

ゲスト:ハリー・ランダース「ベン・ケーシー」
脚本:アーサー・H・シンガー(脚本)、ジーン・ロッデンベリー(原案)
監督:ハーブ・ウォーラーシュタイン

放送時間

    キャスト

    ジェームズ・T・カーク/James T Kirk (声:矢島正明)

    U.S.S.エンタープライズ号船長。30歳の若さで船長に抜擢される。常に最前線に赴き、どんな苦境に陥っても独創的な発想で必ず道を見つけ出す熱血漢。クルーの信頼も厚い若きリーダーだ。

    ウィリアム・シャトナー William Shatner

    1931年3月22日カナダ・ケベック州生まれ。「宇宙大作戦」の成功で多くの支持を得た彼は、その後もTV「パトカー・アダム30」「ボストン・リーガル」などのヒット作に加え、『デンジャラス・ビューティー』、『ショウタイム』、『ドッジボール』など映画出演も多い。劇場版『スター・トレック5/新たなる未知へ』では監督も担当、小説「サイバードラッグ/テクウォー」を執筆などマルチな活動を繰り広げる。TV「ボストン・リーガル」ではエミー賞、ゴールデングローブ賞をダブル受賞している。

    スポック/Spock (声:久松保夫)

    U.S.S.エンタープライズ号副長兼科学主任。バルカン人の父サレックと地球人の母アマンダの間に生まれた。バルカン人の特長とも言うべき、論理を重んじる姿勢を貫いており、そのため地球人からは近寄りがたく見られるが、実は厚い友情も併せ持っており、内面では地球人の感情とバルカン人の理性とが葛藤し続けているのだ。

    レナード・ニモイ Leonard Nimoy

    1931年3月26日米マサチューセッツ州ボストン生まれ。「スパイ大作戦」レギュラーのパリス役でも知られる。劇場版『スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!』で監督デビューを果たし、『スリーメン&ベビー』など監督作でもヒットを飛ばした。近年はTV「FRINGE/フリンジ」やリブート版『スター・トレック』などJ・J・エイブラムス作品に出演。2015年2月27日逝去。

    レナード・マッコイ/Leonard McCoy (声:吉沢久嘉)

    U.S.S.エンタープライズ号医療主任。頑固で皮肉屋。論理的なスポックとの口論は絶えないが、医者としての腕は確かである。

    デフォレスト・ケリー DeForest Kelley

    1920年1月20日米ジョージア州アトランタ生まれ。TVの西部劇に多く出演した後、「宇宙大作戦」マッコイ役で人気を博した。1999年6月11日逝去。

    チャーリー/Montgomery Scott (声:内海賢二)

    U.S.S.エンタープライズ号機関主任。エンタープライズ号では船長のカーク、副長のスポックに次ぐ上級士官で、両者が不在の時には彼が船の指揮を取る。機関士として卓越した手腕でエンタープライズ号の危機を救ってきた。「チャーリー」は吹き替え上の日本独自の命名であり、本国での名称は「モンゴメリー・スコット」。

    ジェームズ・ドゥーアン James Doohan

    1920年3月3日、カナダ・バンクーバー生まれ。映画『帰郷』『課外授業』TV「新ナイトライダー2000」など。2005年7月20日逝去。

    ウラ/Uhura (声:松島みのり)

    U.S.S.エンタープライズ号通信士官。通信技術者としての腕前はもちろんのこと、音楽家としても才能豊かで、夜には船内のレクリエーション・ルームでクルーたちにその歌声を聞かせることもある。日本語吹き替え上では「ウラ」と呼ばれているが、本国での名称は「ウフーラ」。その「ウフーラ」とはスワヒリ語で「自由」を意味する。

    ニシェル・ニコルズ Nichelle Nichols

    1932年12月28日、米イリノイ州生まれ。音楽活動も行っており、CDアルバムも発売された。「宇宙大作戦」放送時の60年代において、黒人女性がTVレギュラーとして、他キャラクターと同等に活躍する役どころで出演するというのは画期的なことであり、アカデミー賞ほか各賞受賞のウーピー・ゴールドバーグが女優の道を目指したのは、ニシェル・ニコルズの「宇宙大作戦」での活躍に影響されたためであると言われている。

    加藤/Hikaru Sulu (声:田中亮一)

    U.S.S.エンタープライズ号操舵士官。趣味はフェンシングほか多様。「加藤」は吹き替え上の日本独自の命名であり、本国での名称は「ヒカル・スールー」。

    ジョージ・タケイ George Takei

    1937年4月20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれの日系三世。映画『戦場にかける橋2』『アンボンで何が裁かれたか』など。1987年、日系人として初めてハリウッドのウォーク・オブ・フェームに名前を残す。第二次大戦中、強制収用された彼自身の経験を基に描かれ、2015年よりブロードウェイで上演されたミュージカル「アリージャンス」に主演。

    チェコフ/Pavel Andreievich Chekov (声:井上弦太郎)

    シーズン2より加わったU.S.S.エンタープライズ号操舵士官。ロシア出身で血気盛んだが、若さゆえの失敗をしてしまうこともある。

    ウォルター・ケーニッグ Walter Koenig

    1936年9月14日、米イリノイ州シカゴ生まれ。ロシアなまりが演じられることもありチェコフ役に抜擢される。「宇宙大作戦」終了後は、「刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪」で再びウィリアム・シャトナーと共演。アニメ版スタートレック「まんが宇宙大作戦」では脚本も手がけた。大河SFドラマ「バビロン5」では、敵役の準レギュラー、アルフレッド・ベスター役を好演。

    NCC-1701エンタープライズ号/NCC-1701 ENTERPRISE

    2245年就航、コンスティテューション級の宇宙艦隊旗艦。全長約289m、乗員約430名。ロバート・エイプリル、クリストファー・パイクに続き、ジェームズ・T・カークが船長に就任する。

    作品基本情報

    原題:STAR TREK
    データ:シーズン3・1968~1969年/アメリカ/二カ国語/60分/シーズン3全24話/HD作品
    製作総指揮:ジーン・ロッデンベリー
    出演:ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー

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