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特別狙撃隊S.W.A.T.シーズン2

イントロダクション

危険な任務を行う高度に訓練された精鋭部隊、その名も“SWAT”。
彼らの活躍を鮮やかに描く1970年代の大ヒット傑作ドラマ、未ソフト化の貴重なシーズン2!

作品解説

1975~1976年にABCで放送された「特別狙撃隊S.W.A.T.」。特殊部隊である“SWAT”は、高度に訓練された 5人の精鋭メンバーで編成され、通常の警官が扱うには危険すぎるテロや凶悪犯罪などに次々と対処していく。チームメンバーは、司令塔ダニエル・“ホンドー”・ハレルソン、若く正義感溢れるジム・ストリート、ホンドーの片腕ディーク・ケイ、射手ドミニク・ルカ、そして彼らを援護するTJ・マッケイブ。様々な能力のエキスパートたちが、街の平和を守るため奮闘する。

本作は「命がけの青春/ザ・ルーキーズ」のスピンオフ作品である。 レナード・ゴールドバーグ、 アーロン・スペリングが製作総指揮を務めた「命がけの青春/ザ・ルーキーズ」は1972~1976年にABCにて放送され、南カリフォルニアで新人警官3人“ザ・ルーキーズ”が犯罪に満ちた街で奮闘する姿を描いた人気の警察ドラマ。
レナード・ゴールドバーグとアーロン・スペリングは、新人がスティーヴ・フォレスト演じる強い警官にトレーニングを受けるために警察学校に戻る、というストーリーの2時間ドラマを企画、それが「命がけの青春/ザ・ルーキーズ」のシーズン3、第20話・第21話に前後編として制作された「S.W.A.T.」と名付けられたエピソードだった。1975年2月17日に放送されたこのエピソードをABCがとても気に入り、スティーヴ・フォレストとSWATチームを軸にしたシリーズドラマを発注した。そして、「特別狙撃隊S.W.A.T.」としてシリーズ化され1975年よりABCにて放映がスタートした。
当時映画・テレビでは警官アクションものが非常に流行していたが、1960年第後半に多発した民間暴動後アメリカで注目された実在する犯罪対策組織に触発され制作された「特別狙撃隊S.W.A.T.」のように、注目を浴びまたは論争の的にもなった番組は少なく、激しい銃撃戦や残忍な描写を含んでいたにも関わらず、2年という短い放映期間のうちに成功を収め、今日に至っても根強い人気を誇っている。テーマ曲である「反逆のテーマ」(RHYTHM HERITAGE)はあまりにも有名だ。

シーズン2は、1975年2月から5月まで放送されたシーズン1からそう時間もたたずに、同年9月に放送を開始、1976年4月まで放送された。全13話だったシーズン1に比べ全22話と長い。シーズン2でもSWATの活躍を追うという点では基本的には変わらないものの、ホンドーの恋愛事情が描かれたり、最終話では黒沢明監督『羅生門』をほうふつとさせるような構成のエピソードが披露されたりと、新鮮な気持ちで楽しむことのできるシーズンとなっている。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン2 見どころ

シーズン1に引き続き、ゲストスターは豪華な顔ぶれ。
第1話:『トパーズ』、『ダーティハリー』、『ブラニガン』などで悪役や憎まれ役などを演じて強い印象を残したジョン・ヴァーノンが、またもや悪役のシャノン役で登場。
第2話:『俺たちは天使じゃない』、『裸者と死者』などのアルド・レイがコスタ役。
第3話:『逃亡地帯』 、『荒野のスモーキー』のダイアナ・ハイランドがジョアンナ役。『明日なき追撃』、『シャーク・トレジャー』に出演、最近は「ラリーのミッドライフ★クライシス」シーズン8第7話に登場しているデヴィッド・カナリーがフィリップス役。
第4話:『左きゝの拳銃』や『イルカの日』のジョン・デナーがウッドワード役。
第5話:『スカーフェイス』や『ラッシュアワー2』など多くの作品に出演し名バイプレーヤーとして知られ、最近も「ブラックリスト」シーズン3第6話のクリスピン・クランドル卿を演じたハリス・ユーリンが、ジュリアン役を演じる。
第6話:『めぐり逢い』、『誇り高き戦場』のネヴァ・パターソンがエレン役。
第7話:『十二人の怒れる男』、『ガルシアの首』、『特高大作戦』などのロバート・ウェッバーが一味のボス・サイモン役、そしてその子分ウォード役を『荒野の七人』、『脱走特急』、『勇者のみ』などで知られるブラッド・デクスターが演じる。
第8話:『12モンキーズ』や「怪鳥人間バットマン」などに出演、「ハワイ5-0」、「ワンダーウーマン」にもゲスト出演し1966年のプライムタイム・エミー賞における助演男優部門にもノミネートされたコメディアン、フランク・ゴーシンが、リジー役で登場。
第9話:「LAW & ORDER ロー&オーダー」シーズン1、3にゲスト出演のスティーヴン・キーツがストーン役。
第11話:「新スタートレック」のキャサリン・ポラスキー役で知られるダイアナ・マルドアが、ホンドーと親しくなる女流生物学者ケイト役。
第12話:『バニシング・ポイント』や『夜の大捜査線』などに出演し、『ブルーサンダー』にもグランデリウス役で出演のアンソニー・ジェームズが放火魔のロンゾを演じる。
第13話:『日本人の勲章』、『暴力教室』などで知られ、「ミステリーゾーン」にもゲスト出演したアン・フランシスが金持ちの女性ドリス役。「セント・エルスウェア」、「TVキャスター マーフィー・ブラウン」、「タイムマシーンにお願い」など多くのテレビシリーズにゲスト出演するアラン・オッペンハイマーが医師役。そして『キャット・バルー』、『暗黒街の顔役』のマイケル・カランがフランク役。
第14話:『地球最後の日』、『殺人会社』などに出演し第34回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたスチュアート・ホイットマンが潜入捜査官ニール役。
第15話:主演したコメディ映画『裸の銃を持つ男』のヒットで知られるレスリー・ニールセンが、ビンセントの子分リッチー役。
第16話:「コンバット」や「FBI」など多くのテレビドラマに出演し、『エイリアン』や『リバー・ランズ・スルー・イット』で脇役ながらも存在感を残したトム・スケリットがメイナード役。
第17話:「パパは何でも知っている」のロバート・ヤングの長女役で知られるエリノア・ドナヒューがマージョリー役。
第19話:『クリムゾン・キモノ』、『太陽にかける橋』、『ダイハード』などに出演、第8回・第9回の紅白歌合戦にも参加し、2000年には北野武監督の『BROTHER』にも出演した日系俳優、ジェームズ繁田がチュウ警部役。
第20話:「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」のフィーチ役や『スカーフェイス』の麻薬王フランク・ロペス役などで知られる名優ロバート・ロジアがジョンソン警部役。『ダーティハリー』で強烈な殺人鬼を演じたアンドリュー・ロビンソンが、犯人一味のリーダー、スティルマンを演じた。

ストーリー

「激発する凶悪犯罪。しかもそれは、強力な武器弾薬によってエスカレートの一途をたどる。犯罪者の手によって、市民生活は恐怖のどん底に叩き込まれ、時には尊い人命を奪う流血の惨事が引き起こされる。この事態に即応し、凶悪犯罪抑止のために組織された特別狙撃隊SWAT。射撃をはじめ、特殊訓練で徹底的に鍛え抜かれた少数の精鋭たち。彼らは、防弾チョッキに身を固め、狙撃銃を片手に、今日も敢然と危険な任務に出動する!」――オープニング・ナレーションより

オリンピック署管内に本拠を置き、緊急事態や凶悪犯相手の銃撃戦など、通常の警官が扱うには危険すぎる任務に従事している特殊部隊“SWAT(Special Weapons And Tactics)”。ホンドー隊長以下、ホンドーの片腕ディーク・ケイ、若く正義感溢れるジム・ストリート、射手ドミニク・ルカ、そして彼らを援護するTJ・マッケイブの5人で編成されたSWATチームは、街の平和を守るため奮闘する。

各話あらすじ

第1話「傷ついた栄光」/DEALERS IN DEATH

近ごろ頻発したチャーター・バスを襲う強盗が外国製の新型銃を持っていたことから、SWATは武器の密輸をしている死の商人がいるとにらみ、捜査に乗り出した。入念な聞き込み捜査からボネリという男が7万5千ドルも資金を使って銀行強盗を計画していることがわかり、これは高性能な銃を仕入れるためだと目ぼしをつけ、SWATはボネリを尾行し、その連絡先をさぐる。

ゲスト:ジョン・ヴァーノン『トパーズ』、『ダーティハリー』、『ブラニガン』
脚本:ロバート・ハムナー(脚本)  L.T.ベントウッド(原案)
監督:ジョージ・マッコーワン

第2話「ライフル銃の罠」/THE VENDETTA

ジョニーとウィルの兄弟、それにジョニーの妻ルースの3人は、建設業者のリグビーの抵当権行使で、強制立退き命令を受けた。しかし、兄弟にとってこの家には愛着があり、手放したくない。そこで銃をもって立てこもり、強制執行の警官隊に抵抗した。そこへSWATがかけつけ、ホンドー隊長は3人の気持ちをおしはかり、誰も傷つけずに、みごと立退きを成功させた。しかしジョニーとウィルの兄弟はこれに恨みを持ち、リグビーに復讐すると叫んだ。

ゲスト:アルド・レイ『俺たちは天使じゃない』、『裸者と死者』
脚本:ロバート・I・ホルト
監督:ボブ・ケルジャン

第3話「ダイナマイトの地雷源」/KILL S.W.A.T.

撮影所のオープンセットで、SWATが訓練している最中、犯人に扮したクレインというSWAT隊員が何者かに射殺された。そしてその胸には「SWATを殺せ」というビラがはりつけてあった。ホンドー隊長以下SWAT隊員は、SWATに恨みを持つ者の犯行と思い、さらに同じような事件が続くものと考え緊張した。犯人はビショップ一家で、夫のデーブをSWATに射殺されたジョアンナが、夫の弟のサイモン、マイクと一緒にSWATに復讐を試みていたのだ。

ゲスト:ダイアナ・ハイランド『逃亡地帯』 、『荒野のスモーキー』、デヴィッド・カナリー『明日なき追撃』、『シャーク・トレジャー』
脚本:ロバート・ハムナー
監督:ジョージ・マッコーワン

第4話「制服の狙撃者」/STRIKE FORCE

第2次大戦の英雄だったウッドワード将軍が主宰する過激な愛国団体が、近頃ロサンゼルスで盛んに活動を始めたが、激しい恨みを買い、ウッドワードの命を狙う者もいた。そのウッドワードがラジオのインタビュー番組に出演し、翌日はTVスタジオで宴会を開き、そこで演説することになった。どちらも命を狙うには絶好の場所である。そこで2日間、SWATが護衛することになったが、特にディークは、黒人排斥の団体を守ることで、その心境は複雑だった。

ゲスト:ジョン・デナー『左きゝの拳銃』、『イルカの日』
脚本:チャールズ・ジョンソン
監督:サットン・ローリー

第5話「盗聴された警察無線」/VIGILANTE

SWATが、発砲する犯人を苦労の末説得し、降伏させた後、何者かがその犯人を狙撃して殺すという事件が2度も続いた。犯人は皆目、見当もつかなかったが、SWATの無線を傍受して現場へかけつけるらしい。ホンドーらは、その線から犯人を追及した。実は犯人はSWATの無線の修理までしているラジオ屋のジュリアンだった。ジュリアンは一年前、妻を兇悪犯に殺され、警察はその犯人をとうとう捕まえなかったことに恨みを持ち、自分の手で悪人どもを制裁しようと決心したのだ。

ゲスト:ハリス・ユーリン『スカーフェイス』、『ラッシュアワー2』
脚本:ウォルター・ブラック
監督:ブルース・ビルソン

第6話「目撃者を消せ!」/CRISS CROSS

コルビー電子工業の倉庫に賊がはいり、100万ドル相当の電子部品を盗んだが、ちょうどその時、倉庫の中へ忍びこんで一夜を明かした若いカップル、キャシーとジョーが彼らを目撃した。キャシーの電話通報でSWATがかけつけ、賊の一人を射殺したがあとの3人は逃げてしまった。意外なことに、その賊の主犯はコルビー電子工業の社長にして元上院議員という名士のコルビーで、彼はフランクにエドという仲間を雇い、この犯行が3度目だったのだ!

ゲスト:ネヴァ・パターソン『めぐり逢い』、『誇り高き戦場』
脚本:エドワード・J・ラクソー
監督:フェルナンド・ラマス

第7話「第一級殺人犯」/COURTHOUSE

競馬場の現金200万ドルを強奪した4人組の一味は、ウィルソンがつかまっただけで、あとの2人、サイモンとピーターソンは逃げのび、もう1人の仲間は撃たれて死んだ。警察は捕まえたウィルソンから仲間の名前を吐かそうとしたが、ボスのサイモンは、弁護士ブリッジスを使い、ウィルソンに必ず助け出すから、何も喋るなと言づてした。SWATも、犯人たちがウィルソンの奪回に来るのと予想し、それはウィルソンが罪状認否のため、裁判所へ行く日だと見当をつける。

ゲスト:ロバート・ウェッバー『十二人の怒れる男』、『ガルシアの首』、『特攻大作戦』、ブラッド・デクスター『荒野の七人』、『脱走特急』、『勇者のみ』
脚本:ロバート・I・ホルト(脚本) ジミー・サングスター(原案)
監督:ドン・ワイズ

第8話「遭難!!護送ヘリ応答なし」/ORDEAL

麻薬の売人で、有罪になったリジーをSWATのホンドー隊長がヘリコプターで刑務所まで護送する事になった。ところがリジーの属するシンジケートが、このチャンスにリジーを消そうと狙っていた。リジーが組織の秘密を知りすぎていたからだ。ホンドーとリジーがヘリコプターに乗ろうとしたところを、殺し屋が狙撃して来たが、これは実はけん制作戦で、その間にヘリコプターに破壊工作が密かに行われた。

ゲスト:フランク・ゴーシン『12モンキーズ』「怪鳥人間バットマン」
脚本:チャールズ・ジョンソン
監督:サットン・ローリー

第9話「午後4時45分の襲撃」/DEADLY WEAPONS

この1年ほどで、犯罪者の間でナンバーのついていない新品の外国製銃が大量に出まわっていることがわかった。しかし、ナンバーがないので、SWATもその出どころをつきとめることができない。そのころ、ハスキンス工作機械の倉庫に泥棒が入り、金庫の金を1万ドルほど奪われたのだが、ハスキンスの息子が射殺されて現場に置きざりにされていた。その息子もナンバーのない新品銃を持っていた。

ゲスト:スティーヴン・キーツ
脚本:ロバート・I・ホルト
監督:レザ・バディ

第10話「ガス室送りの代償」/THE SWINGER

SWATは2日後開始される裁判で、犯罪シンジケートの壊滅を狙う特別検察官スティーブンスの護衛にあたった。なにしろスティーブンスは秘密の証拠を握っていて、それによって、シンジケートのボス2人がガス室へ送られるほど重要なものだから、命を狙われるのも無理はない。しかし、シンジケートのほうはもっと大胆な作戦をたてていた。スティーブンスの娘トリーをさらって、娘と証拠とを交換しようという計画だ。

脚本:ジャック・フォガティ
監督:バリー・クレイン

第11話「恐怖のTNT爆弾」/TERROR SHIP

TNT火薬12箱を積んだハシケをひくタグボートが消え、船長が死体で発見された。この危険な強奪事件はもちろんSWATの担当となり、彼らは消えたタグボートを捜した。そしてその捜査中、ホンドーは海洋生物研究船に乗っていた女流生物学者ケイトと親しくなった。しかし、彼女がこの事件に巻き込まれていることを知ったのは、かなり後になってからだ。実はケイトに言い寄ってふられた、船舶電気技師のガーランドがこの事件の張本人だった。

ゲスト:ダイアナ・マルドア「新スタートレック」
脚本:ロバート・I・ホルト(原案・脚本) S・ロジャー・オレニコフ(脚本)
監督:ジョージ・マッコーワン

第12話「戦慄!狙撃カービン銃の人間標的」/MURDER BY FIRE

放火して、家事の騒ぎの間に盗みを働く、悪質な一味があらわれた。マーコを中心に、年配の美術鑑定者アーマンド、そしてトッド、さらにもう1人、放火魔のロンゾが仲間だった。彼らはまず山火事を起こして、丘の上の高級住宅から、絵画、宝石、毛皮、現金などをごっそりさらった。消防士が一人撃たれたためSWATが出動したが、不幸にも、TJが首を撃たれ重傷を負った。ホンドー隊長はTJの復讐を誓い、執念を燃やして、犯人を追及する。

ゲスト:アンソニー・ジェームズ『バニシング・ポイント』、『夜の大捜査線』
脚本:ジョン・モンクス・Jr
監督:ウィリアム・クレイン

第13話「聖夜に恐怖の殺人鬼がやってくる」/SILENT NIGHT, DEADLY NIGHT

SWATの面々は、毎年クリスマスにはレーク・メモリアル病院の小児病棟でクリスマス・パーティを開いて、病気の子供たちをなぐさめていた。今年もクリスマスが近づいて、その準備のため病院へ行ったホンドーは、昔の知り合いで大金持ちの女性ドリスと出会う。ドリスはこの病院の最大のスポンサーだった。ドリスがいつも莫大な宝石を持ち歩いていることは有名で、それを狙う犯罪者のフランクは、愛人の女性エレンの手助けで重病として入院。仲間のウィリーを呼び、2人で宝石強奪を計画した。

ゲスト:アン・フランシス『日本人の勲章』、『暴力教室』、アラン・オッペンハイマー「セント・エルスウェア」、「TVキャスター マーフィー・ブラウン」、「タイムマシーンにお願い」、マイケル・カラン『キャット・バルー』、『暗黒街の顔役』
脚本:ハーブ・バーマン
監督:ブルース・ビルソン

第14話「非情の囮捜査官 (前編)」/THE RUNNING MAN (Part 1)

連邦捜査官タイラーは、ホンドーらSWATの協力で犯罪シンジケートのボス、ビンセントの邸宅の一斉手入れを行い、ビンセントらを逮捕した。タイラーは今度の手入れには自信があった。というのも、ニールという捜査員を4年前から組織へ潜入させ、今や、ビンセントの信頼の厚い部下になったからだ。ニールの証言でビンセントは終身刑になったが、今度はニールが組織から裏切り者として追われる番になる。

ゲスト:スチュアート・ホイットマン『地球最後の日』、『殺人会社』
脚本:ロバート・ハムナー
監督:ジョージ・マッコーワン

第15話「非情の囮捜査官 (後編)」/THE RUNNING MAN (Part 2)

ニールは、ベン・ジョーダンと名乗り、新しい土地で新しい人生を始める。しかしその小さな田舎町にもビンセントの一の子分、リッチー一味が、バクチのなわばりをひろげて手をのばして来た。ニールは親しくなったモーテルの女性経営者ローレンが、町のボス、フィクスに圧力を加えられていると知り、つい正義の心が湧いて彼女を助けるが、そんなことから彼のいることがリッチーにばれ、殺し屋に追われる破目になった。

ゲスト:レスリー・ニールセン『裸の銃を持つ男』、スチュアート・ホイットマン『地球最後の日』、『殺人会社』
脚本:ロバート・ハムナー
監督:ジョージ・マッコーワン

第16話「集団婦女暴行!野獣たちの襲撃」/DRAGONS AND OWLS

4人組の暴行団が、連続して若い女性をおそい、町を恐怖のどん底に突き落としていた。この4人組、メイナードという男がボスで、それにレスと、ハリーとケーブの兄弟。SWATは被害者のベッキーという若い女性が犯人から奪ったメダルから手がかりをつかむが、メイナードはすでにその住所に居なかった。メイナードの一味は、今度はベッキーの姉ローリーに目をつけ、彼女をさらって、彼らの本拠であるロケット試験場の廃墟へ連れて行く。

ゲスト:トム・スケリット『エイリアン』、『リバー・ランズ・スルー・イット』
脚本:ボブ・ミッチェル、エスター・ミッチェル
監督:バーナード・マケヴィティ

第17話「恐怖の地下室」/LESSONS IN FEAR

ある取りこわし会社で特殊なドリルや電気のこぎりが盗まれ、次いで建設会社からダイナマイトが盗まれるという事件が連続した。両方とも外国製サイレンサーで係員を射っており、手口が同じことから、SWATのホンドー隊長は、この一味が何か大がかりな金庫破りのような仕事を計画しているのではないかと疑った。

ゲスト:エリノア・ドナヒュー「パパは何でも知っている」
脚本:ダニエル・B・ウルマン
監督:ディック・モデル

第18話「カービン銃乱射!甦った非情の戦争体験」/SOLDIER ON THE HILL

2年前、ベトナム戦争から復員したケン・キリス伍長は、激しい戦争体験で入院治療中だったが、人質をとり脱走した。しかし、その人質はすぐに解放し、撮影所の見学団にまぎれこむ。そこで見た戦争のセットに刺激され、ケンは女優のケイト・デハースとその運転手ハワードを連れて、銃を奪い逃げ出した。早速ホンドーらSWATが現場にかけつけたが、ケンは銃をぶっ放して危険極まりない。

脚本:ボブ・ミッチェル、エスター・ミッチェル
監督:バーナード・マケヴィティ

第19話「チャイナタウン連続殺人事件」/THE CHINESE CONNECTION

チャイナタウンで警官が撃たれて出動したSWATは、思いがけなく大事件に巻き込まれ、地元警察のチュウ警部の協力で事件解明に当たることになった。実はハンという男が何者かに射殺されたのが発端となり、このハンがマカオから不法入国した中国人で、麻薬組織に関係があると分かったのだ。チュウ警部の話では、チャイナ・タウンの商店街から警備料と称して大金をゆすってるボスがおり、集金した金を麻薬の仕入れ資金にして莫大な利益をあげているという。

ゲスト:ジェームズ繁田『ダイハード』、『BROTHER』
脚本:ジョージ・F・スレヴィン
監督:ブルース・ビルソン

第20話「爆破30秒前!爆弾テロリスト放送局を占拠」/ANY SECOND NOW

放送局に3人組の賊が入った。リーダーのスティルマンにタルバートとフィリップスという3人は、過激派のメンバーで、スティルマンの兄が無期懲役になっているので、その釈放を要求して、放送局に時限爆弾を持ちこんだのだ。この事件を知ったSWATはただちに放送局のあるビルにかけつけ、爆弾の専門家ジョンソン警部と、苦労の末、局内に入りこむが……。

ゲスト:ロバート・ロジア『ビッグ』「ザ・ソプラノズ」、アンドリュー・ロビンソン『ダーティハリー』
脚本:エドワード・J・ラクソー
監督:ニコラス・コラサント

第21話「隊長を貫く弾丸」/DANGEROUS MEMORIES

2人組の銀行強盗が警官に追われ、男女2人の人質をとって劇場へ立てこもった。出動したSWATは彼らと銃撃戦をまじえ、何とか2人の賊をつかまえ、人質を救出したが、その時ホンドー隊長が銃弾を腕にうけ、ロープ上から転落した。頭を強打して生命危篤である。病院で長い手術を受けるホンドーを、心配して待つ四人の隊員の脳裡には、隊長がいつも自分よりも、部下や被害者を心配したことが思い出される。

脚本:ロバート・ハムナー
監督:リチャード・ベネディクト

第22話「射殺現場から消えた銃弾」/OFFICER LUCA, YOU'RE DEAD

嫉妬ぶかい夫のアイジングは、妻の勤め先の雇い主を射って重傷を負わせた。アイジングはその後、妻のドナを人質に警官に向かって発砲したので、SWATがかけつけた。アイジングと妻は、地下道から逃げようとして、張り込んでいたルカと鉢合わせになり、アイジングが発砲したので、ルカが射ち返し、アイジングを殺した。妻のドナは、夫が自首するつもりで、銃は発砲しなかったと主張し、ルカと警察に対し職権の乱用と殺人で告訴する。

脚本:ジョン・トマーリン
監督:バーナード・マケヴィティ

放送時間

    キャスト

    ホンドー隊長/Dan “Hondo” Harrelson (声:小林修)

    SWATチームの隊長。チームの頼れる司令塔で、優秀な警官。

    スティーヴ・フォレスト Steve Forrest

    1925年9月29日、米テキサス州生まれ。兄は俳優ダナ・アンドリュース。18歳で軍隊に入隊し、1964年の怪我による名誉除隊、カリフォルニア大学ロサンゼルス校に入学。映画では、『史上最大の作戦』、『ノース・ダラス40』、『スパイ・ライク・アス』等に出演。1954年には『So Big(原題)』でゴールデン・グローブ賞新人男優賞を受賞。テレビドラマの出演で最も有名な作品には、「ザ・バロン」が挙げられる。映画版『S.W.A.T.』にもカメオ出演している。私生活では1948年にクリスティーン・キャリラスと結婚し、3人の子供にも恵まれた。2013年5月18日、死去。

    ディーク・ケイ/David “Deacon” Kay (声:青野武)

    学生時には神学を学び、その後一流の警官となる。ホンドーと最も親しく、片腕的な存在の黒人警官。的確にホンドーを補佐する。チームのオブザーバー及び連絡担当。

    ロッド・ペリー Rod Perry

    1941年7月30日、米ペンシルベニア州生まれ。ペンシルベニア州立大学で物理学と科学を学ぶ。1962年よりニューヨークで歌手としてのキャリアをスタートさせ、CMにも数多く出演、『The Autobiography of Miss Jane Pittman(原題)』が初の大きなテレビ・映画作品となった。その他、『国際秘密警察・悪の城塞』、「海底の大捜査線/SWAT緊急出動せよ!」に出演し、映画版『S.W.A.T.』にもカメオ出演している。

    ジム・ストリート/Jim Street (声:伊武雅之(現:伊武雅刀))

    正義感溢れる若手警官。常に正解を探し求め、社会に関心を持っている。チームの偵察担当。

    ロバート・ユーリック Robert Urich

    1946年12月19日、米オハイオ州生まれ。高校のフットボールチームのキャプテンを務め、フットボールの奨学金でフロリダ州立大学に入学。その後俳優としてのキャリアをスタートさせ、『ダーティハリー2』、「陽気なカップル」に出演、主役のダン・タナーを演じた「ベガス」は彼の代表作となった。2002年4月16日、死去。

    TJ・マッケイブ/T.J. MaCabe (声:納谷六朗)

    チームの後衛・援護を行う。狙撃能力が高く、他メンバーとは異なるライフル銃を使いこなす。

    ジェームズ・コールマン James Coleman

    カリフォルニア州生まれ。野球選手ジム・バックスを父に持つ。1963年コロラドスプリングスにある空軍士官学校に入学、その後俳優を志す。本作のパイロット版となった「命がけの青春/ザ・ルーキーズ」内のエピソード“S.W.A.T.”に出演し、その後本作の主要キャストに抜擢される。

    ドミニク・ルカ/Dominic Luca (声:曽我部和行)

    忍耐力があり情熱的でロマンチックなアイルランド系イタリア人の青年。元麻薬捜査官。大都市に生まれ育ち、一風変わったユーモアを持ち合わせている。チームの射手。

    マーク・シェラ Mark Shera

    1949年7月10日、米ニュージャージー州生まれ。ボストン大学で劇場芸術を専攻し1971年卒業。「Nicky's World(原題)」のパイロット作品での演技が注目され、「刑事コジャック」にゲスト出演を果たす。その後「ガンスモーク」にもゲスト出演し、そこで同じく「特別狙撃隊S.W.A.T.」に出演のロバート・ユーリックと兄弟役を演じている。

    作品基本情報

    原題:S.W.A.T.
    データ:シーズン2・1975年~1976年/アメリカ/日本語吹替え/60分/シーズン2・全22話/SD作品
    製作総指揮:レナード・ゴールドバーグ、 アーロン・スペリング
    出演:スティーヴ・フォレスト、ジェームズ・コールマン、ロバート・ユーリック、ロッド・ペリー、マーク・シェラ

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