スタートレック ディスカバリーシーズン4

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ディスカバリー号船長に就任したマイケル・バーナムのミッションがいよいよ始動!
最先端のARウォールで魅せる壮大な映像美も必見のシーズン4を日本初放送!!

作品解説

豪華製作陣が贈る新シリーズ!

本作では、歴代スタートレックシリーズのスタッフに加えて新たなクリエーターが活躍。企画・製作総指揮を務めるのは『スター・トレック』や『M:i:III』、「SCORPION/スコーピオン」、「HAWAII FIVE-0」、「FRINGE/フリンジ」シリーズのアレックス・カーツマン。
そして本作にて注目すべきはVFXを駆使した映画にも劣らぬ映像美。壮大かつディテールに拘ったディスカバリーの外観や、宇宙に輝く未知なる惑星群、戦艦による迫力のアクションシーンなど見どころが盛りだくさん! また、主人公マイケル・バーナムと彼女を取り巻くクルーたちが繰り広げるドラマなど、従来のスタートレックファンはもちろん、本作から初めてスタートレックを見るという人でも楽しめる内容となっている。

個性的なキャラクターを演じる実力派キャストたちに注目!

主人公のマイケル・バーナムを演じるのは、「ワンス・アポン・ア・タイム」、「グッド・ワイフ」シリーズのほか、「ウォーキング・デッド」で人気を博したソネクア・マーティン=グリーン。シリーズ初となる黒人女性の主人公である彼女は地球人の熱さとバルカン人の冷静さを見事に演じている。マイケルの同僚でケルピアン人のサルー役には、『ヘルボーイ』シリーズや『シェイプ・オブ・ウォーター』の不思議な生きもの役などで知られるクリーチャー俳優ダグ・ジョーンズ。宇宙菌類学者として新たなテクノロジーを開発する同性愛者のポール・スタメッツ役には『RENT/レント』、『ビューティフル・マインド』のアンソニー・ラップ。その他にも、地球人、異星人入り乱れる個性的なキャラクターを、実力派の俳優陣が見事に演じストーリーの世界観を創り上げている。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン4 見どころ

ディスカバリー号、マイケル・バーナム船長がついに始動!

シーズン4では、ディスカバリー号船長に就任したマイケルの任務がついにスタートする。シリーズ冒頭で罪人となってしまったマイケルが、どん底から這い上がり人間味あふれる船長に成長するまでの軌跡は、「スタートレック」フランチャイズの中でも、指折りのドラマチックなストーリーだ。マイケル役のソネクア・マーティン=グリーンは、「黒人女性にとって、失敗や弱点が許容され、その失敗をバネに成長をして成功する姿を示せることはとても重要なことなのです」と語る。
第1話では船長となったマイケルがある宇宙基地から救難メッセージを受けて救済に向かう。重力のひずみを伴う未知の存在との衝突で、基地は漂流状態にあるが、マイケルは危険を顧みず、誰一人残すことなく救おうとする…。この第1話には、ファンならずともなじみ深い「コバヤシマル」のタイトルがつけられている。コバヤシマルは宇宙艦隊アカデミーで訓練生に課せられるテスト「コバヤシマル・シナリオ」に登場する船のこと。このテストは絶望的な状況の中で的確な判断ができるかをみるためのもので、シーズン4を通してマイケルが船長として直面する「選択のジレンマ」をコバヤシマルになぞらえたファンにはたまらないタイトルになっている。他にも第1話では、かの偉大な艦長の名を冠したスペースドックが登場したり、その後もQ連続体やシンスなど「スタートレック:ピカード」にも通じる内容や、フェレンギ人やオリオン人などの多くのお馴染みの種族が集まる対策会議など、「スタートレック」の長い歴史へのオマージュをたっぷり味わうことができる。その一方で32世紀という真っ新な時代で、次世代胞子ドライブや知覚を備えたAIなど新しい技術や課題も用意されており、新たな歴史を刻むディスカバリー独自の世界観とストーリー展開にも期待してほしい。

惑星をまるごと破壊する脅威の異常現象から、銀河を救う壮大なミッションが始まる!

シーズン4でマイケルが対峙するのは、直径5光年に及ぶ巨大な重力異常(Dark Matter Anomaly=DMA)。この前代未聞の現象によって、ブックの故郷のクイジャンが跡形もなく破壊されてしまう。予測不能な動きをみせるDMAのさらなる被害を食い止めるため、ディスカバリー号はその発生源を追いかけて、宇宙の彼方に飛び出す。 「惑星の殺し屋」が登場するオリジナル・シリーズ「宇宙大作戦/スタートレック」のシーズン2第6話「宇宙の巨大怪獣」へのオマージュとしてもファンを喜ばせた本シーズンだが、今回は1話だけでなく、シリーズ全体を貫くテーマとして、正体不明のDMAから銀河を救う壮大なミッションはもちろんのこと、故郷や家族を奪われたブックや恋人であるマイケルとの衝突など、DMAと対峙するキャラクターたちのドラマを丁寧に描く。ショーランナーのミシェル・パラダイスは「本シーズンは、コロナの脅威に晒された国際社会が経験した『先の見えない不確かさや不安』という状況や感情を深掘りしたかったのです」と語る。
さらに第7話で開催される対策会議で、あらゆる惑星の種族が一堂に会すシーンは圧巻のひとこと。コロナ禍で撮影に参加できる人数が限られている中、特殊メイク、メイクアップ、ヘア、視覚効果などの各部門が総力をあげて、あらゆる異なる種族が集まるシーンを見事に作りあげた。マイケル役のソネクアは「対策会議で提言される『理想の未来のために、考え方の違いを受け入れて力を合わせる』という考え方こそがスターレックの理念を象徴しているのです」と語る。スタートレックらしさを追求しながら、現代の私たちが直面する問題を反映させる演出はさすがだ。前シーズンに引き続き、鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督がコヴィッチ博士を好演し、さらに最終話では地球連合の大統領役として2020年アメリカ大統領選の「影の立役者」としてジョー・バイデンの勝利に大きく寄与したステイシー・エイブラムスがカメオ出演する。最後まで楽しみが尽きないシーズン4から目が離せない。

まさにリアル・ホロデッキ! 最先端のARウォールで魅せる映像美は必見!!

コロナ禍中の2021年に撮影が行われた本シーズンだが、移動制限などの制限がかかるなか、スタートレックシリーズ史上初のAR ウォールが導入された。Paramount+は「スタートレック ディスカバリー」シーズン4および「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」シーズン1の両シリーズのためにカナダのトロントに、ぐるっと囲む270度、幅70フィート(約21m)×高さ30フィート(約9m)の馬蹄形LEDディスプレイを建設したのである。手がけたのは『ヒューゴの不思議な発明』でアカデミー賞の視覚効果賞を受賞し、「ゲーム・オブ・スローンズ」などのVFX(視覚効果)やバーチャル・プロダクションで広く知られるピクソモンド。まさにホロデッキが現実のものになったのである。巨大なスクリーンが収まる場所探しから、建設が完成するまで2か月かかったが、コロナの時代に移動することなく大規模な撮影が行えることは大きなメリットだったという。ショーランナーのミシェル・パラダイスは「ARウォールが素晴らしいのは、その場所の3Dイメージを直接広い面に投影して、さらにそれがカメラの動きに合わせて移動すること。だから視聴者の皆さんは、役者が実際にその場所に居て動き回っているかのような臨場感が感じられるのです」と語る。さらに製作総指揮および監督を務めるオラトゥンデ・オスンサンミ は「グリーンスクリーンの場合は予算の関係で撮影できるショットの数が限られているけれど、ARウォールでは建設費以外のコストはかからず、好きなだけシーンの演出や編集ができるのがとても魅力的なんです」と話す。ディスカバリーのシャトルベイのような馴染みのある場所から、水中深くで開催されるカミナ―評議会の幻想的なシーンまで、最新の技術を駆使した圧倒的な映像美を堪能できるのも、大きな見どころの一つである。

スタートレックシリーズの年代設定

2063年(21世紀) 人類初のワープ飛行。バルカン人とのファースト・コンタクト
2151年(22世紀) 「エンタープライズ」アーチャー船長(米制作年:2001~2005年)

2250年代(23世紀)「ディスカバリー」(米制作年:2017年~)※本作

2266年(23世紀) 「宇宙大作戦」カーク船長(米制作年:1966~1969年)
2364年(24世紀) 「新スタートレック」ピカード艦長(米制作年:1987~1994年)
2369年(24世紀) 「ディープ・スペース・ナイン」シスコ司令官・艦長(米制作年:1993~1999年)
2371年(24世紀) 「ヴォイジャー」ジェインウェイ艦長(米制作年:1995~2001年)
2399年(24世紀) 「ピカード」(米制作年:2020年~2023年)

ストーリー

船長となったバーナムはブックを伴い、ある国で外交交渉に臨むが、ちょっとした誤解から攻撃を受ける羽目になる。しかし科学チームの助力で問題を解決し、無事に惑星連邦本部へ帰投する。
その頃、カミナーの評議会は、宇宙へ進出するかしないかで紛糾していた。しかし大長老の称号を得たサルーの意見により、再び宇宙へ目を向けることになる。そしてダイリチウムの惑星でサルーに救われたスカールは、サルーがディスカバリーに思いを馳せていることを知り、自分の思いを優先するよう助言する。
一方、連邦本部は宇宙基地のナラス司令官から救難メッセージを受け取る。急遽ディスカバリーが派遣されることになるが、新大統領のリラクが同行を申し出たためバーナムたちは戸惑う。早速ジャンプで現場へ向かうが、重力のひずみを伴う何かと衝突した影響で、基地は漂流状態にあった。そのためティリーとアディラが基地に乗り込み、司令官たちと協力して漂流を止める。ところがそこへ凍ったメタンでできた大量のデブリが飛来する。ティリーたちを救うには小型艇を送って基地に付着したデブリを取り除き、脱出船を動かすしかないが、その作業に誰よりも長けているのがバーナムだった。バーナムはリラクの懸念を顧みず、小型艇で基地へ向かい、危険な作業を成功させる。そして全員がディスカバリーに収容された瞬間にジャンプして全滅を回避したかに思われたが……。

各話あらすじ

放送時間

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キャスト

マイケル・バーナム/Michael Burnham (声:本田貴子)

地球人だが、両親をクリンゴン人に殺害されたことによりバルカン人に育てられた。惑星連邦大使のサレクが育ての父親で、時にアドバイスをもらっている。その教育から非常に論理的で知性溢れる人物になった。領域外での調査中にある事件が発生したことでクリンゴン帝国との全面戦争のきっかけを作ってしまい終身刑を言い渡されたが、護送中にUSSディスカバリーのロルカ船長と接触し、能力を買われてクルーとして戦時徴用されることに。その後、ディスカバリーのクルーと共にクリンゴンの惑星連邦侵攻を食い止め、その功績を評価されて中佐に復帰した。シーズン3のラストでは大佐に昇進し、晴れてディスカバリー号の船長の座につく。ブックとは恋愛関係にある。

ソネクア・マーティン=グリーン Sonequa Martin-Green

1985年3月21日、米アラバマ州生まれ。「ウォーキング・デッド」のサシャ役で有名。幼い頃は心理学者になることを夢見ていたが、16歳の時に女優になることを決め、アラバマ大学では演劇を学んだ。「ウォーキング・デッド」には2012年から2018年まで出演したが、その前には数々のインディペンデント系映画に出演。その後「グッド・ワイフ」コートニー・ウェルズ役や「ワンス・アポン・ア・タイム」タマラ役、「New Girl / ダサかわ女子と三銃士」ロンダ役などを好演している。夫は同じく「ウォーキング・デッド」に出演歴のあるケンリック・グリーン。

サルー/Saru (声:桐本拓哉)

USSシェンジョウの科学士官、後にUSSディスカバリーの副長となったが、シーズン1でのロルカの裏切りにより一時的に船長代理として指揮を執ることに。ケルピアン人として最も出世した優秀な人物であり、90もの言語を操ることができる。後頭部の神経節が剥き出しになって危機を察知することができるというケルピアン人特有の能力を持っている。シーズン3のラストでは、スカールとともにカミナ―星に帰る。

ダグ・ジョーンズ Doug Jones

1960年5月24日、米インディアナ州生まれ。『ヘルボーイ』エイブ・サピエン役をはじめ、『シェイプ・オブ・ウォーター』では不思議な生きもの役など、数々の異形キャラクターを好演してきたことで有名。変わった役どころの他にも、「フォーリング スカイズ」コチース役や「ARROW/アロー」ジェイク・シモンズ/デスボルト役、「THE FLASH/フラッシュ」同役等数々のヒット作に出演している。100以上のCMにも出演し、特にマクドナルドのキャンペーンで知られる。最新出演作はファンタジー映画『ホーカスポーカス 2』。

ポール・スタメッツ/Paul Stamets (声:川中子雅人)

宇宙菌類学者で菌類のエキスパート、USSディスカバリーの科学士官でもある。天才だが実年齢の2倍は年を取っているように感じさせる雰囲気を持つ。クマムシ(tardigrade)の遺伝子を腕に注入することで自らがナビゲーション・コンピューターとなり、瞬時に長距離を移動するための胞子ジャンプを実現させた。頻繁に菌糸体に触れていたため、スタメッツだけがタイムループから外れて存在していたことも。ヒュー・カルバーのパートナーで同性愛者。

アンソニー・ラップ Anthony Rapp

1971年10月26日、米イリノイ州生まれ。9歳の頃から本格的に俳優・歌手として活動を始める。トニー賞を獲得したロック・ミュージカル『RENT』のマーク・コーエン役で最も知られる。舞台以外でも活躍し、『ビューティフル・マインド』や『RENT/レント』、『水曜日のエミリア』などに出演。最近は「グッド・ファイト」に出演している。演技、歌、更にはプロデューサーも務め、マルチに活躍している。

シルビア・ティリー/Sylvia Tilly (声:坂井恭子)

士官候補生としてUSSディスカバリーで実地のカリキュラムに参加していたが、正式な宇宙艦隊士官として認められた。おしゃべりで未熟な面もあるが、純粋で優しい性格。いつか船長になることを目指しており、その逸材ぶりが徐々に開花しつつある。USSディスカバリー乗組員の誰からも愛されており、マイケル・バーナムの最大の理解者でもある。

メアリー・ワイズマン Mary Wiseman

1985年7月30日生まれ。2015年にジュリアード音楽院を卒業後、ブロードウェイで活躍。「Longmire(原題)」や「Netflixプレゼンツ:ザ・キャラクターズ」、「Difficult People(原題)」に出演。

ヒュー・カルバー/Hugh Culber (声:奈良徹)

USSディスカバリーの医療部長で、スタメッツのパートナーでもある。シーズン1では、クリンゴン人としての記憶が蘇って錯乱状態になったアッシュ・タイラーに首を折られて殺されてしまったが、スタメッツが菌糸体内を旅してカルバーのコピーを見つけ、蘇生させた。

ウィルソン・クルーズ Wilson Cruz

1973年12月27日米ニューヨーク生まれ。プエルトリコ移民の両親とともに10歳の頃ニューヨークからカリフォルニア州に移住。大学で英語と演劇を二重専攻し、その後クレア・デインズ主演のテレビシリーズ「アンジェラ15歳の日々」に出演し一躍有名となった。その他の主なテレビ出演作は「サンフランシスコの空の下」や「13の理由」。ゲイであることを公表しており、有色人種でゲイの若者のためのコミュニティを支援している。

クリーブランド・ブッカー(ブック)/Cleveland "Book" Booker (声:杉村憲司)

絶滅危惧種を救う活動をしているクウェージャン人。植物や動物とテレパシーで繋がる能力を持っている。ある日ワームホールから飛び出してきたマイケルと彼の船が衝突し、ある惑星の地表に墜落してしまう。グラッジという名の猫をペットとして飼っている。

デヴィッド・アヤラ David Ajala

1986年5月21日イギリス、ロンドン生まれ。アンナ・シェア・シアターで演技を学び、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『真夏の夜の夢』や『ハムレット』などで舞台に立つ。
イギリスのクライムドラマ映画『Kidulthood(原題)』で銀幕デビューし、続編の『Adulthood(原題)』と『Brotherhood(原題)』にも出演した。その他の出演映画には『ダークナイト』や、シリーズ6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』『ジュピター』などがある。「ドクター・フー」「ブラック・ミラー」「SUPERGIRL/スーパーガール」などのテレビシリーズにゲスト出演をしたほか、「フォーリング・ウォーター」や「NIGHTFLYERS/ナイトフライヤー」ではレギュラー出演を果たしている。

作品基本情報

原題:STAR TREK DISCOVERY SEASON 4
データ:今回シーズン4・2021~2022年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン4全13話/HD作品
製作総指揮:オラトゥンデ・オスンサンミ、フランク・シラキューサ、ジョン・ウェバー、ユージーン・ロッデンベリー 、トレヴァー・ロス、ジェニー・ルメット、ヘザー・ケイデン、ミシェル・パラダイス、アレックス・カーツマン
出演:ソネクア・マーティン=グリーン、ダグ・ジョーンズ、アンソニー・ラップ、メアリー・ワイズマン、ウィルソン・クルーズ、デヴィッド・アヤラ