LAW & ORDER: 性犯罪特捜班シーズン3

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イントロダクション

ステイブラーとベンソンの名コンビが仲間たちと共に活躍!
9.11を乗り越えたキャスト&スタッフが送る大人気シリーズ。
出演者たちもお気に入りと語ったシーズン3をチャンネル初放送!!

シーズン3 見どころ

ご長寿番組である大人気TVドラマシリーズ、LAW & ORDER。はたしてこの展開がうまくいっている理由とは?!

「顔見知り」がこの疑問への回答かもしれない。この作品には視聴者がよく知る役者たちが次々とキャスティングされている。今シーズンでは、第9話に『キャリー』のマーガレット・ホワイトでアカデミー助演女優賞にノミネートされ、「ツイン・ピークス」ではキャサリン・マーテル役でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞した、パイパー・ローリーがドロシー役を好演。第11話には、「パパにはヒ・ミ・ツ」で知られるジョン・リッターが、マニング医師役で登場する。妊娠7か月のマニングの妻が事件に巻き込まれる。パーキングガレージの中で血まみれで見つかった妊婦には帝王切開のようなずさんな跡があり、胎児が子宮にいないという異常な状態であることが発覚した。夫のマニングが犯人として疑われるが実は容疑者は彼だけではない。もう一人、別の精神科医の名前が上がったのだ。調査が進むにつれてマニングの妻には不倫相手が存在し、その人物が子供の父親かもしれないということが明らかになる。このエピソードでジョン・リッターはマニング医師が抱える様々な感情の嵐を見事に演じている。冒頭では優しい口調の夫だったが、話が進むにつれて彼のもう一つの顔が現れ始める。特にこの話のクライマックス、法廷で徐々に変貌するリッターの演技は忘れらないものになっている。第17話には、「BONES -骨は語る-」のテンペランス役で有名なエミリー・デシャネル役が出演。今後のシーズンでもどんな大物スターがゲスト出演してくるのか期待大だ。

ストーリー

「刑事司法制度では、性犯罪を特に重罪と見なす。ニューヨークには、この悪しき犯罪と闘うエリート集団がいる。性犯罪特捜班(SVU)の刑事たちだ」――オープニング・ナレーションより

ある日性犯罪特捜班のもとに18歳の少女、メーガン・ラムジーが転がり込む。レイプされたと訴えるメーガンの話を聞いたベンソンはレイプ犯が彼女の実の父親であるエヴァン・ラムジーだと知る。裕福なラムジー家のエヴァンは製薬会社の創業者チャールズ・サザーランドの娘、レベッカと結婚し、現在はその会社のトップに君臨している。しかし調査を通してチャールズは義息子エヴァンが自分の会社を継ぐことに対して憤りを感じていることが判明する。メーガンは名門コロンビア大学の学生。在学中にセラピスト、ワートン医師の治療を受けたことで虐待された過去が明らかになり、同時に7歳の妹リリーも同じ目に遭っているではないかと不安に駆られる。捜査官たちはポルノ関連と思われる物体と、リリーのベッドの下でエヴァンの下着を発見し、直ちに父親を逮捕。しかし調査を進める中でそれらは誰かに仕込まれたものであると発覚する。その犯人はあろうことにもメーガンだった。完全に信頼を失ったメーガン。彼女はレイプ被害を訴え続けたが、この件は証拠不十分で不起訴となる。無事エヴァンは釈放されたが、レベッカは彼に離婚をつきつけた。しかしそれから間もなくしてエヴァンは自分のオフィスで何者かに殺されてしまう。犯人は誰なのか? 犯行に使われた銃と同じものを所持しているチャールズか? それともレベッカか、彼の娘たちか? 関係者であるワーロン医師の不可解な行動も明らかになりつつある中、この事件の意外な真犯人は一体だれなのか性犯罪特捜班が真相に迫る!

各話あらすじ

放送時間

キャスト

エリオット・ステイブラー/Elliot Stabler

ニューヨーク市警の性犯罪特捜班で、固い信念もって捜査にあたっている正義感の強い刑事。オリビア・ベンソンのパートナー。何よりも家族を大切にし、児童虐待など子供が被害者となる事件の犯人に対して強い嫌悪感や憎しみを覚えることが多い。カトリックを信仰しており、その信仰心が事件を複雑にすることも。

クリストファー・メローニ Christopher Meloni

1961年米ワシントンDC生まれ。高校卒業後、コロラド大学ボルダー校で歴史学を学ぶ。在学時から興味を持っていた演技の道を選んでニューヨークに移住し、ネイバーフット・プレイハウス演劇学校の演出家サンフォード・マイズナーに師事する。1989年にHBO シットコム「1st & Ten(原題)」の最終シーズンでレギュラーの座を獲得。その後は「NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署」への出演に続き、「OZ/オズ」でクリス・ケラー役としてレギュラーを仕留める。「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」はシーズン12まで参加した後に同シリーズを去ったが、シーズン22で再び数エピソード復活している。2006年にプライムタイム・エミー賞にノミネートされた。テレビだけでなく映画作への出演も多く、代表作には『シン・シティ 復讐の女神』、『42 ~世界を変えた男~』、『マン・オブ・スティール』、『12モンキーズ』などがある。「LAW & ORDER」フランチャイズ最新作で、本作のスピンオフ「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」では、主演のエリオット・ステイブラー刑事役として復活している。

オリビア・ベンソン/Olivia Benson

ニューヨーク市警の性犯罪特捜班の刑事。性暴力の末に自分が生まれたという出自に影響され、性犯罪の被害者に深く共感するあまり、被害者側に寄り添いすぎて仇となってしまうこともある。エリオット・ステイブラーはパートナーであり、自分にとっての良き理解者でもある。現在は母親と良好な関係を保っているが、かつては精神的、肉体的な虐待を受けたこともある。

マリスカ・ハージティ Mariska Hargitay

1964年米カリフォルニア州サンタモニカ出身。俳優のミッキー・ハージティとジェーン・マンスフィールドの間に生まれる。UCLAで演劇を専攻したのち、カルト的人気のホラー映画『グーリーズ』(1984年)でスクリーンデビュー。1995年のニコラス・ケイジ主演の『リービング・ラスベガス』では、バーの娼婦役としてクレジットされている。1998年に人気テレビ番組「ER」にレギュラーとして抜擢されたことが転機となり本シリーズへの主演の座を掴む。2005年のゴールデングローブ賞受賞に続き、2006年のプライムタイム・エミー賞を受賞し、近年は監督・プロデューサー業もこなしている。また、性的虐待を経験したことのある番組のファンから手紙をもらうようになったことで、性的暴行、家庭内暴力、児童虐待の被害者を支援する非営利団体「ジョイフルハート財団」を設立し、活動家としての一面も見せている。「LAW & ORDER」フランチャイズの最新シリーズ「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」にも登場。

ジョン・マンチ/John Munch

ボルチモア警察の殺人課から異動してきたジョン・マンチ刑事は、辛辣でウィットの効いた切り返しとジョークがトレードマーク。陰謀論者でもあるが、現場で培ってきた豊富な経験と、鍛え抜かれた能力をフル活用しながらチームの捜査に貢献する。双極性障害だったという父親から身体的虐待を受けていたという不幸な子供時代を過ごした。

リチャード・ベルザー Richard Belzer

1944年米コネチカット州生まれ。ニューヨークに移住後、スタンダップ・コメディアンとして活動を始める。1975年から1980年に放送した「サタデー・ナイト・ライブ」で前座コメディアンを務め、同番組にも3度ゲスト出演を果たしている。その後、本格的に俳優業にも進出するようになり、『スカーフェイス』、『復讐のハイウェイ』、『マイアミ・ムーン』、『恋に落ちたら…』などの映画に脇役で起用される。テレビシリーズ「ホミサイド/殺人捜査課」でジョン・マンチ刑事を演じるようになり、それ以後は「ホミサイド」シリーズに続き、本シリーズでもマンチ刑事としてレギュラーの座を獲得。「X-ファイル」、「LAW & ORDER」、「ブル~ス一家は大暴走!」、「THE WIRE/ザ・ワイヤー」などのテレビシリーズでもジョン・マンチ刑事役としてゲスト出演を果たし、すっかり「マンチ刑事」として自身のキャラクターを定着させた。2016年に71歳で俳優業から引退している。

オダフィン“フィン”チュツオー/Odafin "Fin" Tutuola

ハーレム出身でアメリカ陸軍に所属していた経歴を持つ。麻薬課での任務時に、自分に向けられた銃弾を相棒が受けて倒れたことがきっかけになり、性犯罪特捜班に移籍、ジョン・マンチ刑事のパートナーとなった。

アイス-T Ice-T

本名はトレイシー・ローレン・マロウ。米ニュージャージー州生まれ。12歳の時に両親を亡くした後、叔母に引き取られてロサンゼルスに移り住む。ラッパー、ソングライター、俳優、プロデューサーの顔を持っている。1980年代にアンダーグラウンドのラッパーとしてキャリアをスタートさせ、1987年にサイアー・レコードと契約、デビューアルバム「Rhyme Pays」をリリース。翌年にはレコード会社「Rhyme $yndicate Records」を設立し、アルバム「Power」をリリースして100万枚のセールス(プラチナ・ディスク)を記録した。84年の映画『ブレイクダンス』で俳優としてデビューし、以後ウェズリー・スナイプス主演のギャング映画『ニュー・ジャック・シティ』にも出演して俳優として頭角を表し始める。同映画に提供したサウンドトラックの楽曲は自身の最高セールスを記録し、グラミー賞にもノミネートされた。ディック・ウルフが製作総指揮を務めた1998年のテレビ映画「LAW & ORDER/指紋が明かす真実」ではポン引き役を務めている。

アレクサンドラ・キャボット/Alexandra Cabot

ハーバード大学ロースクールを卒業した若き地方検事補。連邦判事を叔父に持つ。性的暴行や児童の性的虐待、家庭内暴力などの被害者に強い同情心を寄せる一方、厳格な法曹倫理の規範により、個人的な感情に反した厳しい決断を迫られることが多い。

ステファニー・マーチ Stephanie March

1974年米テキサス州生まれ。1997年のCBSのファンタジー・コメディ「Early Edition」で俳優としてのキャリアをスタートさせた。1999年にニューヨークに移り、ブライアン・デネヒーと共演したアーサー・ミラーの「セールスマンの死」でブロードウェイデビューを果たす。映画デビューは、2003年のクリス・ロックと共演した政治コメディ『ヒップホップ・プレジデント』。その後、映画『Mr.&Mrs. スミス』、『ウソから始まる恋と仕事の成功術』などに出演した。テレビ作品には、「30 ROCK/サーティー・ロック」、「グレイズ・アナトミー」、「レスキュー・ミー ~NYの英雄たち」などに出演を果たしている。実業家としての顔も持ち、2013年にはビジネスパートナーとともに化粧品会社SheSpokeを設立している。

ドナルド・クレイゲン/Donald Cragen

ニューヨーク市警の殺人課の警部を経て同市警の性犯罪特捜班の警部となった。時に部下に対して厳しく接する面も見られるが、部下からの信頼は厚く、彼らを常に支えようとする姿勢は理想の上司そのもの。タフなベテラン警部だが、アルコール依存症の経歴がある。

ダン・フロレク Dann Florek

1950年米ミシガン州生まれ。イースタン・ミシガン大学で数学と物理学を専攻したが、演劇で演技のキャリアを積むためにニューヨークに移住。ジュリアード音楽院での研修を経て、70年代後半から80年代前半にかけて古典から現代作まで幅広い舞台作品に参加。80年代にロサンゼルスに移住し、1988年から1993年まで「L.A. LAW/7人の弁護士」に準レギュラーのデビッド・メイヤー役を演じる。その後、ミッキー・ロークとロバート・デ・ニーロ主演の『エンゼル・ハート』、『イントルーダー/怒りの翼』、『フラッド』といった映画作品で助演を果たす。ドナルド・クレイゲン警部としてLAW & ORDERフランチャイズの本家「LAW & ORDER」にシーズン1からレギュラー出演するが、シーズン3終了時に、NBCが女性俳優を採用する方針をとったため解雇されてしまう。しかしシーズン4と5で、同シリーズのエピソード監督として「LAW & ORDER」の現場に復帰。「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」にはシーズン1から15までレギュラー出演、その後のシリーズにもゲスト出演をしている。

作品基本情報

原題:LAW & ORDER: SPECIAL VICTIMS UNIT Season 3
データ:今回シーズン3・2001~2002年/アメリカ/字幕/60分/今回シーズン3全23話/HD作品
製作総指揮:ディック・ウルフ、テッド・コッチェフ、 ピーター・ジャンコウスキー、ニール・ベアー
出演:クリストファー・メローニ、マリスカ・ハージティ、ダン・フロレク、リチャード・ベルザー、アイス・T