クリミナル・マインドファイナル・シーズン

ニュース

イントロダクション

長きにわたり愛され続けたそれぞれのキャラクターが重大な局面に立つ!
大ヒット犯罪捜査スリラーシリーズ遂に完結、ファイナルシーズンをCSベーシック初放送!!

ファイナル・シーズン 見どころ

最終エピソードを手がけられる最強の脚本家は、やはりこのペア(エリカ・メッサー&カースティン・ヴァングスネス)しかいなかった!

15シリーズ全てにおいて出演を果たし、BAUチームになくてはならない極めて重要な存在、ペネロープ・ガルシア役を演じたカーステン・ヴァングスネス。彼女は、これまでシーズン10、11、12、13で各1話をショーランナーのエリカ・メッサーと執筆しているが、今回、シリーズ全体を締め括る記念すべきラストエピソードの執筆を、再びこの最強コンビが担当した。脚本を担当したことについて質問されたカースティン・ヴァングスネスは、「私の任務はシットコムの『ジ・オフィス』の最終話を勉強することだった」と言い、「見ても撮影しても楽しいエピソード」を目指したことを語っている。さらに、「登場キャラクターの一人一人を締め括ることなんてできないから、この先も活躍し続ける彼らを描いた」とトーク番組で語っている。ヴァングスネスと最終エピソードの共同執筆を担当したショーランナーのエリカ・メッサーは、「カーステンは、他の作家が書けるようなエピソードを担当したがらないけれど、組んだ時はいつも良いものが書けた」と話している。メッサーがヴァングスネスに、最終シーズンの最終エピソードを担当したいかどうか質問したところ、「イエス」と「ノー」の間でしばらく揺れていたそうだが、最終的に「イエス」という答えを出してくれたため、一緒に取り組むことになった、と経緯について話している。また、「カーステンは、長年ガルシアを演じてきただけでなく、彼女が他のキャラクターとどのような関係にあって、どのように感じているかを熟知しているため、いつも興味深い視点をもたらしてくれた」とその洞察力を高く評価している。彼女にしか書けなかったラストのエピソードは必見だ。

15シーズンを締め括るのにふさわしい数々の豪華キャストが最終章に華を添える!

これまで番組に登場した数々のゲストキャストの中でも、ファンが納得するキャラクターたちが絶妙なバランスで登場することになる今回のファイナル・シーズン。 シリーズ通算24本に登場した、TV「ハウス・オブ・カード 野望の階段」「ホワイトカラー」のベテラン俳優ジェイン・アトキンソンがBAUユニット・チーフのエリン・ストラウス役で再登場し、シーズン4、5、9でジョージ・フォイエット(リーパー)役を務めた、映画『アウトサイダー』『ヒッチャー』のC・トーマス・ハウエルが再びリーパーに扮する。また、シーズン8と12に登場、リードの他界した元恋人メイヴ・ドノヴァン役を演じた、TV「レバレッジ ~詐欺師たちの流儀」のベス・リースグラフの姿も見られる。そして最終シーズンともなると気になるのが、番組を去っていったレギュラー陣のホッチ、モーガン、ギデオンだが、彼らは回想シーンで再登場を果たしている。 その他、TV「glee/グリー」のスー・シルベスター役で一躍有名になったジェーン・リンチは、今回再びリードの母親ダイアナ役として登場し、マシュー・グレイ・ギュプラー扮するリードと、本物の親子のような息の合った演技を見せる。さらに、映画『シーズ・オール・ザット』『美少女探偵ナンシー・ドリュー』やTV「パーセプション 天才教授の推理ノート」のレイチェル・リー・クックはリードの恋のお相手役として登場、風変わりで素直な優しい女性マックスを演じ、TV「レギオン」のレニー・バスカー役でお馴染みのオーブリー・プラザは、第6話「デートの夜に」でキャット・アダムス役を再演。そして、TV「運命の7秒」「PAN AM/パンナム」のマイケル・モーズリーがエヴァレット・リンチ役で登場し、ロングランシリーズの最後を飾るふさわしい極悪非道な連続殺人鬼として怪演を見せる。

見どころだらけのエピソードに次ぐエピソード! A・J・クックに「今でも考えると緊張する」と言わせたJJとリードの関係の行方も気になる!

最後の10話がどのようなエピソードになるのかを聞かれたショーランナーのエリカ・メッサーは、今までやったことのないストーリーに挑戦したいという脚本家たちの意見を取り入れたと回答しており、今シーズン第4話の「忙しい土曜日」は、脚本家ブリーン・フレイジャーがずっと前からやりたがっていたことを反映させたエピソードに仕上がったと語っている。もちろん「クリミナル・マインド」の世界観を維持させる必要はあったものの、今までとは異なるメンバーの側面が垣間見られる、通常よりも軽いトーンのエピソードになっており、今シーズンの楽しみのひとつにもなっている。
さらに、気になるのはシーズン14の第15話「究極の選択」で人質事件に巻き込まれた末に追い詰められたJJの口から思わず飛び出した「リードをずっと愛していた」という衝撃の告白。果たして彼女は本気でその言葉を言ったのか、それとも彼らの命を救うためだけに言ったのか。この行方は気になるところだ。ショーランナーのエリカ・メッサー曰く、「登場人物同士が恋愛関係にならないこと」は、初期段階に設けたルールだったため、今シーズンでは、「二人の恋愛問題」をシーズン通して扱うことのないよう配慮したとのことで、早い段階からこの問題を回収してしまい、前に進もうと考えたそうだ。JJとリードの関係の行方について質問されたA・J・クックは、「二人の微妙な関係性が再びスポットライトを浴びることになって、とても奇妙な気分だった。彼らがお互いに対して愛情を持っているのは確かだけど、一筋縄で片付けられないのが人生だから、それを象徴した展開だと思った。(この展開について)賛否両論あるとは思うけど、私はリアルに正しく演じることだけに集中したの」と語っている。さらに、「二人をあのような展開にするという決断は、必ずしも番組にとって安全な選択とは言えなかったと思うから、そこに敢えて踏み込んだスタッフや脚本家たちを讃えたい」とコメントしている。「今でもあのことを考えると緊張するけど、最終的にはうまく収まったと思う」とインタビューで心境を吐露している。これまで家族のようだったリードとJJの意外な展開が見られるファイナル・シーズンは注目だ。

ストーリー

独身の中年女性を誘惑しては殺害し、顔の皮を剥がして遺体を燃やす連続殺人鬼エヴァレット・リンチ。幼い頃に結婚詐欺の母親から教わった手口を身に付けた彼は、巧みな変装で身分を偽り、何人もの女性を殺害していた。ついに彼の居場所を突き止めたBAUチームだったが、リンチは彼らの到着を予め察知しており、逆にロッシがリンチから襲撃を受けてしまう。ロッシが気絶している間にリンチは逃亡、意識を取り戻したロッシは顔を傷つけられていた。その事件から6ヶ月が経過したが、ロッシはその時のショックから立ち直れず、エヴァレット・リンチを追跡することだけに固執していた。そんなある日、メリーランド州ボルチモアで胴体の皮を剥がされた男の死体が連続して発見される。ロッシはこの事件もエヴァレット・リンチの仕業であると推測するが、ターゲットが独身中年女性ではなく若い男性であることや、これまでの犯行パターンに沿わない点が多いことから、他のメンバーは関連性を否定する。果たして、男性の胴体を狙った連続殺人事件は、本当にエヴァレット・リンチとは無関係なのだろうか?

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

デヴィッド・“デイヴ”・ロッシ/David Rossi (声:菅生隆之)

BAU創立メンバーであり、過去数々の難事件を解決した伝説のプロファイラー。一度引退した後は著作や講演会、コンサルタント業で活躍していた成功者だったが、自ら志願し、ホッチナーの部下として現場に復帰する。3度の離婚歴があり、現在は元妻のクリスタルと復縁している。連続殺人鬼エヴァレット・リンチから奇襲を受けたショックが大きく、今でもリンチを追跡すべく単独捜査を続けている。

ジョー・マンテーニャ Joe Mantegna

1947年11月13日、米イリノイ州シカゴ生まれ。映画『週末はマフィアと!』でヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。その他『ゴッドファーザー PART III』『バグジー』など多数の映画に出演、大人気CGアニメ『カーズ2』では声優としても活躍。娘のジーア・マンテーニャも女優。「クリミナル・マインド」スピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」にも、ロッシ役でゲスト出演。2019年、映画『Rolling Thunder(原題)』に出演。現在製作中の映画『Operation Blue Eyes(原題)』では監督を務めている。

ドクター・スペンサー・リード/Dr. Spencer Reid (声:森久保祥太郎)

IQ187の天才的頭脳を持つ若手捜査官。高校を12歳で卒業し、飛び級で入学した大学では数学、化学、工学、心理学、社会学、哲学という幅広い分野の学問を学んだ。文章を読むスピード、記憶力も常人離れしている。以前犯人に拉致・拷問された記憶から逃れるために麻薬中毒に陥りそうになったことがある。アルツハイマー病を患う母ダイアナがおり、病状が悪化して施設での介護が必要になってしまった彼女の元に通い母親との時間を非常に大切にしている。

マシュー・グレイ・ギュブラー Matthew Gray Gubler

1980年3月9日、米ネバダ州ラスベガス生まれ。少年時代から映画監督をめざすが、高校では映画の授業がなく、演技を学んだ。ニューヨーク大学の芸術学部で映画製作を学びながら、トミー・ヒルフィガー、マーク・ジェイコブス、ルイ・ヴィトン、バーバリーなどのモデルとしても活動。ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』でプロ俳優デビューし、映画『RV』にも出演。アニメ映画『アルビン/歌うシマリス3兄弟』の原語版では声優をつとめた。俳優活動のかたわら自主製作映画の監督・制作・脚本もこなし、当シリーズでも複数のエピソードで監督を務めている。2018年公開の 『68キル』では主演を務め、2019年には『Endings, Beginnings(原題)』に出演。2020年の「ホース・ガール」に続いて、2021年のコメディ映画『King Knight(原題)』が控えている。

ペネロープ・ガルシア/Penelope Garcia (声:斉藤貴美子)

クワンティコにあるBAUの自室で多数のPCを操り、インターネット、FBI・各地警察など公的機関のデータベースから、捜査に必要な情報を天才的なスピードで収集し、BAUの捜査官たちを支える技術分析官。極めて陽気な性格。両親はヒッピーだったが彼女が18歳の時に交通事故で死亡。その後グレてカリフォルニア工科大を中退して引きこもっていた。暗号学は独自で続けていて、トップクラスのハッカーに。そのためFBIにリクルートされた。今は仕事以外でもボランティアで殺人被害者の遺族のカウンセリングをしている。事件の画像や映像を分析するのは苦手で、動揺したり緊張したりする。

カーステン・ヴァングスネス Kirsten Vangsness

1972年7月7日、米カリフォルニア州生まれ。舞台での活動で幾つかの賞を受賞。また文才もあり、ロサンゼルス・タイムズ紙に寄稿したこともある。俳優として生活費を稼げるようになるまでには、代理教員や子供のカウンセラーなど多数の仕事をした。本作のスピンオフである「クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル」にも同役で出演。最近手がけた作品に、自らが脚本・監督を担当した短編アニメ『Curtains(原題)』がある。

ジェニファー・“JJ”・ジャロウ/Jennifer 'JJ' Jareau (声:園崎未恵)

ルックスはキュートで仕事もデキる女性捜査官。BAUでは当初、連絡調整及び渉外担当として活躍しており、その手腕を買われて、アメリカ国防総省の強い要請を受けて転任。その数年後に、プロファイラーとしてBAUに復活。ラモンテーン刑事との間にもうけた息子の子育てで悩んでいる。シーズン10で二人目の妊娠が発覚、産休に入るが復帰。シーズン14では、リードと共に人質として囚われて究極の選択ゲームをさせられる中、「リードのことをずっと愛していた」と告白するが、果たしてその真意は……。

A・J・クック A.J. Cook

1978年7月22日、カナダ・オンタリオ州生まれ。映画『ヴァージン・スーサイズ』『クールボーダー』『デッドコースター』などに出演。シーズン4ではJJが臨月を迎えたという形で一時メタ・ゴールディング演じるジョーダン・トッドが広報担当を代行するが、それはクック本人が実際に出産を控えていたためで、2008年9月、夫との間に初めての子供が生まれる。現在は2児の母で、本シリーズの中でその子供たちが実際に息子役として出演している。2019年、本作で夫役を務めるジョシュ・スチュワートが監督・主演する映画『Back Fork(原題)』に出演している。

タラ・ルイス/Tara Lewis (声:塩田朋子)

犯罪精神医学者。司法心理学を専門とするドクターで、刑務所に収監された連続殺人犯を自らインタビューして研究する。その冷静沈着な分析力が認められ「面接」に合格し、シーズン11からBAUに参加することとなった。かつて結婚し離婚したダリル・ライトという元夫がいる。彼より薬物の過剰摂取事件について調査を依頼されたことがあり、この時初めて彼女の婚歴を知ったチームのメンバーたちを驚かせた。

アイシャ・タイラー Aisha Tyler

1970年9月18日、米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。トークショーのホスト、女優、コメディアン、プロデューサー、脚本家、監督等マルチに活躍する。TV「ゴースト~天国からのささやき」でアンドレア・モレノを演じたことで知られ、ミュージカルドラマ「glee/グリー」のシーズン4ではジェイクの母親役で登場。大学在学中に出会い20年連れ添った夫とは2017年に離婚している。『Bad therapy(原題)』に出演。直近のプロジェクトに、監督として参加する『Vigilante(原題)』や『Silent John(原題)』があり、後者作品ではプロデューサーも務める予定。

エミリー・プレンティス/Emily Prentiss (声:深見梨加)

ホッチが新人時代に警護についた大使の令嬢で、イェール大を卒業後FBIに入局しキャリアを積んだ捜査官。BAUに異動になった直後は、親の七光りではないかとホッチが疑念を抱くが、たちまちその有能さを発揮し認められることに。アラビア語、スペイン語、ロシア語など語学に堪能で、リード並みの博識を誇る才女である。一度姿を消したが、ある事件をきっかけに再びBAUに復帰。その後インターポールに転職したが、ホッチ不在のBAUにリーダーとして再復帰。シーズン14では、DC支局のアンドリュー・メンドーサ特別捜査官と連携捜査を経て急接近。

パジェット・ブリュースター Paget Brewster

1969年3月10日、米マサチューセッツ州生まれ。TV「フレンズ」「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」などにゲスト出演後、「Huff~ドクターは中年症候群」にレギュラー出演。2006年、本作のプレンティス役を得た。「バットマン&ハーレイ・クイン」や「バットマン:ダークナイト リターンズ」で声優を務める。本作は一度降板したものの再登板、シーズン12より完全復帰となった。最近は声優としての活動が多く、アニメテレビシリーズの「American Dad!(原題)」「Birdgirl(原題)」「DuckTales(原題)」などに参加している。

ルーク・アルヴェス/Luke Alvez (声:阪口周平)

FBI逃亡者特捜班所属の捜査官。シーズン12で脱獄したシリアルキラー13人を捕らえるためにBAUに出向。その捜査中にロッシにその腕を買われ、悩んだ末BAUの正式メンバーとなる。シーズン14ではかつての親友である同僚フィル・ブルックスを殺され、自らの手で犯人を捉えようと行動して降格処分を受けたが、後にプレンティスの配慮により職位復帰となった。

アダム・ロドリゲス Adam Rodriguez

1975年4月2日、米ニューヨーク州生まれ。「CSI:マイアミ」シリーズのエリック・デルコ役でお馴染み。映画『マジック・マイク』、『マジック・マイク XXL 』に出演していたことでも知られる。「Empire 成功の代償」シーズン2にゲスト出演。2018年の映画『インクレディブル・ファミリー』では声優を務める。「SCOORPION/スコーピオン」シーズン2ではエピソードの監督を務めた。最近は2019年、TV「Penny Dreadful: City of Angels(原題)」の出演や、ゲスト声優として参加したテレビアニメ「リック・アンド・モーティ」がある。

マシュー・シモンズ/Matt Simmons (声:中川慶一)

元IRT(FBI国際捜査班)の捜査官。IRTの解散を機に、BAUのメンバーとなった。私生活では愛妻家で、双子を含む幼い4人の子どもがいるが、5人目が間もなく加わることに。

ダニエル・ヘニー Daniel Henney

1979年11月28日米ミシガン州生まれ。2001年からモデルとして世界各国で活躍。俳優としては、「HAWAII FIVE-0」でコノの恋人アダム・ノシムリの弟マイケル・ノシムリ役を演じた他、映画『ベイマックス』タダシの声や『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のエージェント・ゼロ役等で知られる。本作のスピンオフシリーズ「クリミナル・マインド 国際捜査班」にマシュー・シモンズ役でレギュラー出演、本家「クリミナル・マインド」にはシーズン13からレギュラーメンバーとして加わることとなった。直近では、テレビシリーズ「The Wheel of Time(原題)」にゲスト出演している。

作品基本情報

原題:CRIMINAL MINDS
データ:今回シーズン15・2020年/アメリカ/二カ国語&字幕・ステレオ/60分/今回シーズン15全10話/HD作品
製作総指揮:エリカ・メッサー、グレン・カーショウ、ハリー・ブリング、ブリーン・フレイジャー
出演:ジョー・マンテーニャ、マシュー・グレイ・ギュブラー、A・J・クック、カーステン・ヴァングスネス
日本語吹き替え:菅生隆之、森久保祥太郎、斉藤貴美子、園崎未恵、塩田朋子、深見梨加、阪口周平、中川慶一