3年B組金八先生 第8シリーズ

理科の遠藤達也先生(山崎銀之丞)が痴漢容疑で捕まったという知らせを受けた桜中学の坂本金八(武田鉄矢)をはじめ教員たちは騒然となる｡数日後､3年B組の生徒･長谷川孝志(坂本優太)の両親(平栗あつみ･吉見一豊)が桜中学へ乗り込んでくる｡

引用元：Paravi

3年B組に転校生がやってきた｡金八(武田鉄矢)は校長室で真っ赤なセーターを着た私服姿の転校生･森月美香(草刈麻有)と対面する｡副校長の北尚明(金田明夫)は次の日からは制服を着てくるよう注意するが､美香は制服を着る意味がわからないと平然と言い､北の指導を拒む｡

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かたくなに制服着用を拒み､毎日私服で登校する転校生の美香(草刈麻有)｡3年B組ではそんな美香の行動に影響され､日ごとに私服で登校する生徒が増えていった｡金八(武田鉄矢)は私服組になぜ制服を着てこないのかを問い､全員に”規則”について議論させる｡

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父･和彦(小宮孝泰)から受験に専念するようにと大好きな野球を取り上げられ､ショックで部屋に引きこもってしまった里中憲太郎(廣瀬真平)｡憲太郎の幼なじみでもある諏訪部裕美(山田麗)から様子が変だと聞いた金八(武田鉄矢)は憲太郎の家を訪ねるが､憲太郎が引きこもっていることを隠している母親の恵美(広岡由里子)からは話をはぐらかされ早々に追い返されてしまう｡

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3年B組で1番成績の悪い川瀬光也(高橋伯明)が突然､教師になりたいと言い出した｡卒業後の就職も内定していたが｢人のためになる仕事がしたい｣と訴える｡心打たれた金八(武田鉄矢)は光也の力になろうと決意をするが､今の成績では高校受験も無理だ｡そこで金八は､希望者が全員受けられる補習を先生たちに呼びかける｡

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真面目で成績もいい中村美恵子(藤井真世)が突然髪を金色に染め､周囲を驚かせた｡大事な定期テストを前にその美恵子が､何をするのも一緒で仲良しの平野みなみ(菅澤美月)とぎくしゃくし始める｡そして定期テストの日｡岩崎浩一(真田佑馬)と渡部剛史(岩方時郎)の出来は予想通り最悪｡最終日にはなんとかしたいと考えた2人は､偶然拾った鍵で職員室に忍び込み､数学の試験問題を盗もうと企んだ｡

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3年B組の漆田駿(坂井太陽)が赤ん坊を背負って登校してきた｡駿は父親･錦次(渡辺正行)が大衆演劇一座の座長をしており､赤ん坊はその座員の子どもだった｡一座が地方巡業に出てしまったため､仕方なく駿が面倒を見る羽目になったというのだ｡金八(武田鉄矢)はとりあえず職員室で赤ん坊を預り､事態を収める｡数日後､錦次が金八を訪ねてきた｡

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中学生英語スピーチコンテストが近づいてきた｡3年B組からは帰国子女で英語が得意な金井亮子(忽那汐里)が選出される｡そんな中､茅ヶ崎紋土(カミュー･ケイド)はアメリカにいる父親から届いた手紙のことで悩んでいた｡紋土の父親は軍人だが､彼が生まれてすぐアメリカに単身で戻ってしまった｡

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紋土(カミュー･ケイド)が出場したスピーチコンテストも無事終了｡金八(武田鉄矢)や3年B組の生徒たちは当然､紋土がアメリカの父に会いに行くだろうと考えるが､紋土はアメリカ行きをためらっていた｡その理由が渡米費用の問題だと知った生徒たちは､金を工面しようとネットオークションで持ち寄った品物を売ろうと計画するが､佐藤千尋(森部万友佳)だけが協力を拒んだ｡

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日頃から金銭に関して異常な執着をみせ､みんなから総攻撃を受けた千尋(森部万友佳)は3年B組の裏サイトにそんな自分を励ます会を開くという書き込みがあるのを見つけた｡仲間の誰かが味方してくれると喜んだ千尋は指定のファミレスへと向かうが､千尋の前に現れたのは見知らぬ男(山本浩司)だった｡

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ある日､大将(亀井拓)が目の周りにアザを作って登校してきた｡以前から大将の家庭では父親が家族に暴力をふるうという話を耳にしていた金八(武田鉄矢)は､原因は父親だろうと察するが､大将は何も語ろうとしない｡そんな中､受験の方針を話し合うために憲太郎(廣瀬真平)の父･和彦(小宮孝泰)が金八を訪ねてきた｡

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新年を迎えた｡乙女(星野真里)が交際中の湯山(蟹江一平)のことで浮かない顔をしているのを見た金八(武田鉄矢)は､乙女に湯山を家に招いてみてはと提案する｡その頃､父親の聡(山本龍二)から家庭内暴力を受けている3年B組の大将(亀井拓)は､母親の信子(木村理恵)から父を見捨てて逃げようと言われ困惑する｡

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酒癖が悪い父･聡(山本龍二)に愛想を尽かし､母･信子(木村理恵)が弟妹を連れて家を出て行ってしまった大将(亀井拓)｡家族が家を出て行ったことで反省したのか､聡が酒を絶ち真面目に働くと言い出し大将は喜ぶが…｡

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桜中学では､鹿島田校長(浅野和之)と北副校長(金田明夫)による3年生の推薦入試に備えた面接の練習が始まる｡父親のことで心の晴れない大将(亀井拓)は面接官役の校長たちに不真面目な態度をとり､怒らせてしまい､校長が大将の推薦を取り消すと言い出した｡

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受験勉強と同様､バレエのレッスンにも熱心に取り組んでいる和田順子(井本杏子)が､間近に控えた発表会で主役に抜てきされた｡順子と仲良しの安藤みゆき(梶尾舞)らも大喜び｡ところがそんな折､みゆきが学校の階段でバランスを崩し､よろめいた拍子に順子と接触｡みゆきとぶつかった順子は､階段から転げ落ちて脚を負傷してしまう｡

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川上詩織(牛山みすず)が金八(武田鉄矢)の授業中に疲労で倒れてしまう｡保健室で目が覚めた詩織は､金八の背後に見知らぬ人の姿を見つける｡詩織は母親の英子(歌川椎子)にそのことを告白すると､それは金八の守護霊で神社を営む詩織の家では代々､女に霊能者の素質があるのだと説明され､詩織は困惑する｡

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3年B組男子で1番体格が大きく相撲好きの玉田透(米光隆翔)は､相撲部が有名な私立高校を第1希望にしていた｡その透が志望校の入試を翌日に控えた日､五十嵐雅迪(田辺修斗)が風邪で高熱を出しているにも関わらず､無理矢理授業に参加｡受験を控えた周囲の生徒たちは風邪をうつされては困ると早退を勧めるが､3年間無遅刻無欠席無早退の皆勤賞を狙っている雅迪は拒む｡見かねた英語の矢沢亮先生(山田純大)の指示で､雅迪は保健室に連れて行かれるが､1人で帰宅できず､透が雅迪を背負って帰ることに｡

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日頃から色気よりも食い気が優先の塚田りな(萩谷うてな)｡そんなりながある日､悠司(布川隼汰)から大事な話があると言われる｡期待と不安を抱きながら放課後､りなは悠司がサッカーの練習をするグラウンドへと向かうが､悠司の大事な話とはりなにサッカー部の引退試合でゴールキーパーとして出てほしいという依頼だった!

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都立高校の合格発表日を迎えた｡桜中学では､職員室で待つ金八(武田鉄矢)のもとに3年B組の生徒たちが続々と合否を知らせにやってくる｡合否結果を受け､3Bではアメリカへ留学予定の美香(草刈麻有)と､都立高校の二次試験を受験する剛史(岩方時郎)以外の生徒たちの進路が決まった｡

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金八(武田鉄矢)が美香(草刈麻有)を自宅に泊めたという話が教師や生徒たちの間に広まった｡ウワサを嗅ぎつけた週刊誌の記者が桜中学に現れ｢このことを記事にする｣と宣告｡金八は自分の行為が軽率だったと反省する一方､ウワサが広まった原因が学校裏サイトで､3年B組の祐樹(植草裕太)がなんらかの形で関係しているかもしれないと知り､がくぜんとする｡

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校長(浅野和之)は教育委員から金八(武田鉄矢)と美香(草刈麻有)の一件で､週刊誌が新たに学校の周囲を嗅ぎ回り始めているという報告を受ける｡その後､金八は校長に呼び出され､卒業式への列席を見合わすよう言い渡される｡最初は校長の言い分に納得できない金八だったが､生徒たちのためだと押し切られ､金八は卒業式の日まで自宅待機することを受け入れる｡

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生徒たちの自分を思う気持ちに心を揺さぶられた金八(武田鉄矢)は､生徒と共に闘うことを決意｡3年B組の担任に戻してもらうことを学校側へ要求し､彼らと合流して体育館に立てこもった｡生徒たちが帰宅しないことを心配した親が続々と桜中学に押しかけてくる中､校長(浅野和之)は副校長(金田明夫)や他の教師たちに､バールで体育館の扉をこじ開け全員を引きずり出すよう命じるが､副校長ら職員室の面々は校長の命令に反対する｡

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