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海外ドラマ最新レポート Vol.409  最終シーズンを盛り上がりたい 米で「ベター・コール・ソウル」おさらい視聴が急増

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米ニールセン社が、オンライン配信視聴週間ランキング(4月4日~10日)を発表した。対象は米国内の配信サービス5社(ネットフリックス、Hulu、ディズニープラス、アマゾンプライム、アップルTVプラス)。最終シーズンを前に、あの作品のおさらい視聴が急増した。傑作ドラマシリーズ「ブレイキング・バッド」の前日譚シリーズ「ベター・コール・ソウル」が週間ランキングの2位に上昇したのだ。
 
「ベター・コール・ソウル」は米で4月18日から最終シーズンとなるシーズン6の放送がケーブル局のAMCでスタート。最終シーズンの盛り上がりを前にネットフリックスの配信でおさらい視聴するファンが増えたと見られている。配信の週間ランキングは最新シーズンが始まったオリジナル作品が上位にくるのが普通。この週も、シーズン2が開始したばかりのネットフリックス「ブリジャートン家」(配信視聴時間16億2100万分)がトップに立った。次いで、AMC「ベター・コール・ソウル」の過去シーズンが、ネットフリックスを通して配信視聴時間9億1500万分を稼ぎ、週間ランキングの2位にランクインしたのは異例といえる。
 
「ベター・コール・ソウル」最終シーズンには、「ブレイキング・バッド」主演のブライアン・クランストンとアーロン・ポールの二人がゲスト出演するという。この嬉しいネタバレもファン心理をかきたてたようだ。3位は「The Ultimatum: Marry Or Move On(原題)」(同8億3800万分)がランクイン。米国人が好む視聴者参加型恋愛バラエティで、こちらもネットフリックスのオリジナル作品だ。以降、4位にカナダのドラマシリーズ「ハートランド物語」(ネットフリックス、同7億9300分)、6位にはロングランの「NCIS ネイビー犯罪捜査班」(ネットフリックス、同6億7400分)、そして10位はすでにTV放送が終了している「クリミナル・マインド」(ネットフリックス、同5億3800分)がランクインした。配信でも人気TVシリーズの過去シーズンが根強い人気を保っている。
 
 
<「variety.com」  5月5日>