MANIFEST/マニフェストシーズン3

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乗客たちのXデーが刻一刻と近づく中、828便に関するミステリーは深まるばかり! 機体の一部や新たな乗客が登場し、謎解きは進展していくのか?!
豪華製作陣が送るミステリー&ヒューマンドラマのシーズン3を独占日本初放送!!

シーズン3 見どころ

シーズン3でのキャンセルからの生還は、まさに828便のよう!

本国アメリカでシーズン3が放送開始されたのは2021年4月のこと。通常のサイクルであれば、毎年5月ごろまでには各シリーズの継続・キャンセルの運命が決まるのだが、パンデミックの影響で放送時期が軒並み遅れていることもあり、5月に入っても放送局NBCは本作を含む4作品の運命を決めかねていた。しかし、「MANIFEST/マニフェスト」は4作品の中でも視聴率、特に総視聴者数において他の3作品を大きく引き離しており、シーズン更新がもっとも有力視されていた。
ところが、シーズン3がフィナーレを迎えた6月、NBCは本作のキャンセルを発表。828便のミステリーが解決されないままの終了に、マニフェスター(=「MANIFEST/マニフェスト」ファン)や関係者の間にどよめきが走った。企画・脚本・製作総指揮を務めるジェフ・レークとキャストたちは、即座にTwitterで#SaveManifest(#MANIFEST/マニフェストを救え)運動を開始。特にジェフ・レークは、マニフェスターたちに希望を捨てないように呼びかけた。ちょうどそのころ、Netflixではシーズン1と2の配信が開始されたばかりで、Netflixのアメリカ国内ランキングでNo. 1の座を3日間にわたってキープし続けていた時だった。製作スタジオのWarner Bros. TVはすぐNetflixにコンタクトし、シーズン4以降の継続を打診。長時間にわたる度重なる協議が行われた末に、Netflixは継続を断念する決断を下した。その時、本作がアメリカ国内ランキングでNo. 1の座をキープし続けていた日数は1週間に増えていた。
キャストたちがSNSを通じてマニフェスターたちに感謝の気持ちと悲しい別れを告げるところまでは、言ってみればよくある流れだった。しかし、ここで終わらないのが「MANIFEST/マニフェスト」。それからというもの、視聴率調査会社大手のニールセン社が毎週発表するアメリカ国内のストリーミングランキングで、本作が7週間にわたってNo. 1もしくはNo. 2に君臨。週ごとの総視聴時間が6週間連続で10億分を超えるということは、ニールセン社のストリーミングランキング史上初めてのことだった。マニフェスターの偉大な力がNBCとNetflixを突き動かしたということだろうか。7月も後半に差しかかったころ、NBCとNetflixが製作スタジオWarner Bros. TVとのシーズン継続交渉を再開。8月中旬にはNetflixでの継続に王手がかかったというニュースが舞い込んできた。さらに、8月28日の午前8時28分(米太平洋時間)、Netflixがシーズン4全20話の継続を発表。残念ながらシーズン4が最終シーズンとはなるが、全20話というスーパーサイズの更新にマニフェスターたちは歓喜した。毎年8月28日は“828 Day”と呼ばれ「MANIFEST/マニフェスト」記念日となっているが、その日の、しかも午前8時28分に発表がなされたことも粋な計らいと言えるだろう。まさに、828便の生還を作品自体が体現することとなった。ちなみに、本作のNetflixアメリカ国内ランキングトップ10入りは、8月に入ってもなお続いている。

全6シーズン構成の「MANIFEST/マニフェスト」、ファンへエンディングを届けるために企画・脚本・製作総指揮のジェフ・レークが奔走

シーズン3でのキャンセルという衝撃的なニュースを聞いた時、企画・脚本・製作総指揮のジェフ・レークはすぐにTwitterにこう投稿した。「親愛なるマニフェスターたちへ、NBCによるキャンセル決定にショックで打ちのめされている。ストーリーの真っ只中で見捨てられるなんて、みぞおちを殴られたような感覚と言っても足りないくらいだ。新しいホーム(放送局や配信プラットフォームのこと)を見つけられることを願っている。君たちファンは、ストーリーの結末を知る権利がある。僕やキャストやクルーに対して愛を示してくれてありがとう。#SaveManifest」
それからというもの、ジェフ・レークは製作スタジオWarner Bros. TVとともに新しいホームを見つけることに奔走しながら、マニフェスターたちの心を掴み続けることにも力を注いできた。ファン開催のライブツイート・パーティーに参加したり、トリビアコンテストを開催したり、ファンの声は必ず届くから信念を捨てないようにとマニフェスターたちを励ましたり。ライブツイート・パーティーでは、毎週同じ曜日の同じ時間にファンが同時にエピソードを再生し、トレンドランキング入りも果たしたそうだ。そして何よりも、昔からのファンだけでなく、新しいファンとも繋がれたことが最大の喜びになったと言う。
もともと、「MANIFEST/マニフェスト」は全6シーズンの構想で誕生したシリーズだったそうだ。シーズン3でのキャンセルは、まさに志半ばと言ったところだろう。NBCによるキャンセル後、Netflixでの継続の可能性も雲行きが怪しくなってきた時、ジェフ・レークは全6シーズン構成を諦め、プランBに移行し始めたと言う。「タイムレス」「ファイヤーフライ 宇宙大戦争」「デッドウッド ~銃とSEXとワイルドタウン」などが行ってきたように、映画でエンディングを届けるという案がプランBだった。映画であれば予算もほどほどに抑えられ、新しいホームが見つけやすくなる。彼は、後半の3シーズンで伝える予定だったストーリーを、いかにして要点をかいつまんで2時間に凝縮するか、頭をひねる必要があった。彼はストーリーの結末、つまりは828便と乗客に一体何が起こったのか? という謎に対する答えを人々が貪欲に知りたがっていることを知っていたし、どんなに時間がかかったとしても、その思いに答えたいと思っていたのだ。
ジェフ・レーク自身の努力だけでなく、新旧マニフェスターたちの熱い支えもあって実現することが決まったシーズン4。シーズン4が最終シーズンになるにせよ、たった2時間に凝縮されることなく、20時間にわたってじっくりと謎解きが行われていくことは非常に喜ばしいことである。シーズン4決定を受け、ジェフ・レークはこうコメントを残している。「何年も前に僕の頭の奥底で思いつきとして始まったこの旅が、僕の人生をかけたジェットエンジンの旅へと発展した。このストーリー、キャラクターたち、そしてそれを現実のものにするために努力してくれたチーム、これらへの愛とサポートが世界中から注がれるようになるなんて夢にも思っていなかった。ストーリーの結末を知る権利があるファンたちに、結末を届けられるようになったことは感慨無量だ。キャスト、クルー、脚本家、監督、プロデューサーを代表して、Netflix、Warner Bros. TV、そして何よりもファンたちへ感謝の意を伝えたい。君たちファンが達成してくれたんだ。」

ストーリー

828便が5年半ぶりに奇跡の帰還を遂げてから、1年以上が経った。しかし、828便に関するミステリーは深まるばかりだ。乗客たちが忽然と姿を消していた5年半という歳月が、乗客たちに残された余命かもしれない。乗客たちのXデー2024年6月2日は刻一刻と近づいていた。一方、嵐の日に洞窟で凍死したと考えられていたジークが帰還したのは失踪から1年後。ジークが帰還してからもうすぐ1年を迎えようとしており、Xデーを目前にした彼の身体は凍傷に蝕まれていた。そんな中、カルが誘拐され、“呼びかけ”に従って行動したジークはカルを救うことに成功し、Xデーを迎えたジークも一瞬死にかけたものの奇跡的に息を吹き返す。“呼びかけ”に従って行動すれば、Xデーを乗り越えられるかもしれない。そんな希望が見えた出来事だった。

誘拐されたカルが無事に戻ってきて安心したベンを、新たな“呼びかけ”が襲う。飛行中の828便が稲妻に打たれて破壊され、機体がバラバラになる瞬間のフラッシュバックだった。時を同じくして、キューバ沖に漁に出ていた漁師たちが、ある物を釣り上げる。それはなんと828便の尾翼だった。完全な状態で帰還したはずの828便の尾翼がなぜ海に落ちているのか? 帰還後すぐに828便が謎に爆破したことと何か関係があるのか? ベンとバンスは、カルの描いた絵を手がかりに、尾翼のありかを突き止めるためキューバへ飛ぶ。

一方、ジークはすっかり元気になり、ミカエラとコスタリカでハネムーンを楽しんでいた。相変わらず“呼びかけ”に悩まされるミカエラ。コスタリカにいるミカエラ、キューバにいるベン、ニューヨークにいるカル。3人は同時に同じ“呼びかけ”を体験し、その“呼びかけ”に見知らぬ若い女の子が登場することに気づく。調べを進めると、その女の子は828便の乗客アンジェリーナであることが分かったが、消息不明となっていた。ニューヨーク市警の力を借り、アンジェリーナの両親がコスタリカに家を持っていることを突き止めたミカエラは、すぐにジークとともに両親の家を尋ねる。そして、彼女が地下に監禁されていることを発見する。カルの導きもあり、ミカエラとジークはアンジェリーナをニューヨークへ連れ帰ることになった。

自身の828便に関するリサーチを横取りされ、少佐を殺害せざるを得なかったサンビは、ますます精神的に追い詰められていた。ある時、ニューヨーク市警に消息不明となった母親の捜索を願う女性が訪ねてくる。彼女はどうしてもミカエラに捜査を頼みたいと引き下がらないが、ミカエラはコスタリカにいて不在。代わりにジャレッドが話を聞くと、なんとその女性は少佐の娘だった。

各話あらすじ

放送時間

特集

キャスト

ミカエラ・ストーン/Michaela Stone (声:三森すずこ)

ニューヨーク市警129分署の新米警察官。同僚であるジャレッド・バスケスと交際していたが、過去に起きた事件で人命を救えなかったことに深い罪悪感を持ち、ふたりの未来に対して前向きではなかった。モンテゴ航空828便の不可解な事件から生還するも、愛する母親は亡くなっており、婚約者ジャレッドはミカエラの親友ローデスと結婚したという悲しい現実を突きつけられる。一時はジャレッドから復縁を求められたが、親友ローデスの手前受け入れることはできず、甥のカルの導きで登場したジークが同じ境遇であることから親近感を持ち始め、困難を乗り越えてゴールインした。

メリッサ・ロクスバーグ Melissa Roxburgh

1992年12月10日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー生まれ。牧師の父とウィンブルドンへの出場歴があるテニス選手だった母との間に生まれ、芸能の道を志す前は国際バカロレアのプログラムに参加していた。映画『グレッグのダメ日記』の続編、『グレッグのおきて』で俳優デビュー。「ARROW/アロー」や「スーパーナチュラル」、『スター・トレック BEYOND』などへの出演で知られる。

ベン・ストーン/Ben Stone (声:森川智之)

ミカエラの兄でグレースの夫。グレースとは結婚15年を迎え、双子の子供オリーブとカルにとっても模範的な良き父親。カルの白血病を治す術を見つけられないことに苦心する。職業は情報アナリストだったが、カルとミカエラと共にモンテゴ航空828便に搭乗し、不在の間に職を失う。空白の5年半の間にグレースにできた恋人ダニーのせいで気まずい家族関係となり、一時は家を出て行くことになるが、数々の苦難を乗り越えて家族関係は今まで以上に強固なものに。今では家族総出で828便のミステリー解決に挑んでいる。

ジョシュ・ダラス Josh Dallas

12月18日、米ケンタッキー州ルイビル生まれ。ロンドンで演技を学んだ後、イギリスの舞台やテレビドラマで活躍。2010年には「HAWAII FIVE-0」のゲスト出演でアメリカのTVシリーズに初出演し、その後、「ワンス・アポン・ア・タイム」のデヴィッド・ノーラン/チャーミング王子役で注目を集め、人気を博した。私生活では、「ワンス・アポン・ア・タイム」で共演したジニファー・グッドウィンと結婚、二児の父親である。

グレース・ストーン/Grace Stone (声:阿部彬名)

ベンの妻でオリーブとカルの優しい母。モンテゴ航空828便の事件の後、最愛の夫と息子を亡くしたあまりの悲しみから、ベンとカルの荷物は全て処分してしまう。しかしふたりの生還により、最愛の家族との新しい日常を受け入れようと必死に過ごす。ベンがいなかった間にできた恋人ダニーへの思いとベンへの思いで揺れ動いていたが、最終的にはベンのもとへ。3人目の子供を妊娠するが、それがベンの子なのかダニーの子なのかは分かっていない。

アシーナ・カーカニス Athena Karkanis

1981年9月7日、カナダ・アルバータ州生まれ。マギル大学では政治学の学位を取得し、7か国語を操る。大学卒業後はロースクールに進学するつもりだったが、俳優に転向。カナダで俳優として活躍した後、アメリカでもキャリアを構築する。『ソウ』シリーズのペレーズ捜査官役や「ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン6」への出演で知られる。また、「スーパーナチュラル」や「ロスト・ガール」などにもゲスト出演している。

ジャレッド・バスケス/Jared Vasquez (声:杉村憲司)

ミカエラの同僚で元恋人。2018年には11人の部下を持つ刑事になっており、誘拐事件の主任を務める。ミカエラがいなくなった後、彼女の親友であるローデスと結婚するが、初恋の相手だったミカエラが帰ってきたことにより、ミカエラへの思いを捨てきれないままでいる。ジークに惹かれていくミカエラを横目に苛立ちを隠せなかったが、カルの誘拐事件で、自己責任で単独行動に出ようとしたミカエラを手助けする。

J・R・ラミレス J.R. Ramirez

1980年10月8日、キューバ生まれ。生まれて間もなく家族と共にアメリカに移り、フロリダ州で育った。2009年、低予算映画『Tinslestars(原題)』で俳優デビュー。「恋するインターン」や「ARROW/アロー」などのゲスト出演を経て、「POWER/パワー」でレギュラー出演を果たす。また、「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」ではシーズン2よりレギュラー出演した。その他のゲスト出演作には「ローズウッド~マイアミ私立検視ラボ」、「新ビバリーヒルズ青春白書」などがある。

カル・ストーン/Cal Stone (声:飯沼南実)

ベンとグレースの10歳の息子。オリーブは双子のきょうだい。重度の白血病に苦しみ、幼いながらに余命幾ばくもない。モンテゴ航空828便の事件の後は、同い年だったはずのオリーブが高校生になっており、母グレースも年をとるなど急に変化してしまった現実に戸惑う。しかし空白の5年間で医療が進歩しカルにとって明るい未来が見えてくる。生還後は謎の呼びかけに悩まされる日々を送っているが、他の乗客以上に不思議な力を授かっており、カルの導きがミステリー解決に大きく貢献している。

ジャック・メッシーナ Jack Messina

7歳にして演技の世界に入り、ニューヨークにあるActors Garageで演技を学ぶ。本作のほかには「マーベラス・ミセス・メイゼル」へゲスト出演、テレビCMにも出演している。プライベートでは動物を愛し、クッキーという名前の犬を飼っている。

オリーブ・ストーン/Olive Stone (声:田中有紀)

ベンとグレースの娘でカルの双子のきょうだい。幼いながらに愛する父と双子の兄弟をなくしたショックにより、彼らがいない間はセラピーを受けていた。高校生になった2018年には、サッカーを楽しんでいる。ベンとカルの生還後、彼らと再び絆を深めようとする。「信じる者たちの教会」というカルトに入り、一時は高校を中退して教会で働きたいと言い出したこともあったが、正常に戻ることができた。

ルナ・ブレイズ Luna Blaise

2001年10月1日、米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。5歳の頃からモデル業のほか、テレビや映画に出演。その後も低予算映画や短編映画に出演し、2015年から3シーズンにわたって出演した「フアン家のアメリカ開拓記」で注目を集めた。現在では歌手としてのキャリアもスタートさせている。

サンビ・バール/Saanvi Bahl (声:木村香央里)

優秀な大学院生で研究員。モンテゴ航空828便の事件の後、自ら始めた研究が5年間で医療の驚異的な進歩に結びついたことを知る。カルト教団の信者に銃を突き付けられ脅されたことをきっかけに精神に異変が起きることに。それがきっかけでセラピーを受けることにするが、セラピストだと思っていた女性はなんと少佐だった。そして、828便に関するリサーチを横取りされ、少佐を殺害してしまう。

パルヴィーン・カウル Parveen Kaur

19歳の時に俳優を志してカナダのブリティッシュ・コロンビア州オカナガンからトロントに移る。 カナダのテレビドラマ「Played(原題)」で俳優デビュー。主なTV出演作は、ギレルモ・デル・トロ監督の「ストレイン」、「9-1-1:LA救命最前線」などがある。

作品基本情報

原題:MANIFEST
データ:今回シーズン3・2021年/アメリカ/二カ国語&字幕・5.1chサラウンド/60分/今回シーズン3全13話/HD作品
製作総指揮:ロバート・ゼメキス、ジャック・ラプケ、ジャクリーン・レヴィン、ジェフ・レーク、レン・ゴールドスタイン
出演:メリッサ・ロクスバーグ、ジョシュ・ダラス、アシーナ・カーカニス、J・R・ラミレス、ルナ・ブレイズ
日本語吹き替え:三森すずこ、森川智之、阿部彬名、杉村憲司、飯沼南実、田中有紀、木村香央里