NCIS: ニューオーリンズシーズン2

<NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン13 第12話との
クロスオーバー・エピソード>
第12話「姉妹都市・後編」
2/10(土)【二カ国語版】10:00 【字幕版】20:00

 

ニュース

イントロダクション

世界的大ヒットドラマ「NCIS ネイビー犯罪捜査班」の最新スピンオフ!
ルイジアナ州南部のニューオーリンズを舞台に、米海軍に関する様々な難事件に立ち向かう海軍犯罪捜査局(略称NCIS)の活躍を描いた話題の犯罪捜査ドラマ、待望のシーズン2を独占日本初放送!

作品解説

アメリカはもとより、世界各国で絶大な人気を誇っている「NCIS ネイビー犯罪捜査班」。海軍犯罪捜査局(略称NCIS)の活躍を描く「NCIS ネイビー犯罪捜査班」は、2003年から米CBS局で放送開始以来、現在でも全米視聴率トップを争う人気番組だ。2009年にはスピンオフ「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」が登場し、こちらも大ヒットを記録中。さらに2014年、2つ目のスピンオフとして登場し、本国では今秋よりシーズン3に突入する人気作が「NCIS: ニューオーリンズ」である。米2014-2015年シーズンにおいて打ち切りとなった新ドラマが多い中、とりわけ人気番組を多く抱えるCBSの継続のハードルは他局よりも高い。その難関を見事にクリアした本作は、初回放送は1720万人という視聴者数を記録(7 日以内のDVR(デジタルビデオレコーダー)での録画視聴を含めると2100万人)。これは全ネットワーク局において最も高い数字であり、初回放送の記録としては「NCIS: LA~極秘潜入捜査班」以来のハイスコアと記録ずくめ。さらに、2014年-2015年シーズンを通して新ドラマにおいてナンバーワン※の高い平均視聴者数を維持してシーズン2への更新が決まった。

そもそも「NCIS ネイビー犯罪捜査班」は、アメリカ海軍法務部の活躍を描いた人気シリーズ「犯罪捜査官ネイビーファイル」のスピンオフとして始まった。今では本家というべき「NCIS ネイビー犯罪捜査班」はワシントンD.C.を中心に、「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」はロサンゼルス、そして「NCIS: ニューオーリンズ」はルイジアナ州南部のニューオーリンズが舞台と、任務の内容やチームの規模、それぞれの土地柄の違いが出た作りで各々が人気を博している。中でも「NCIS: ニューオーリンズ」は独特の文化色が強く異文化感も面白い。もちろん、本家とスピンオフは密接な関わりを持っている点もシリーズのファンにとっては大きな魅力である。各シリーズをうまく差別化しながら、「NCIS」シリーズは一大フランチャイズを形成し、いずれも大ヒットを飛ばしている。

また、個性的なキャラクターも「NCIS」シリーズの大きな見どころのひとつ。本作のチームリーダー、ドウェイン・プライド役のスコット・バクラは、舞台出身の実力派俳優で「スタートレック エンタープライズ」のアーチャー船長役や「タイムマシーンにお願い」など、これまでも数々の人気シリーズで主演をつとめ、海外ドラマファンにはおなじみ。その他、『ワイルド・スピード』シリーズほか映画出演多数のルーカス・ブラック、「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」のCCH・パウンダーら若手からベテランまで芸達者が勢ぞろいして、アットホームなチームワークの中にも多様な人間ドラマを織りなしている。スタッフには、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のギブス役のマーク・ハーモンも製作総指揮として名を連ねている。

注)初回放送当時の情報となります
※米ニールセン調査: 米2014-2015年 新ドラマ平均視聴者数ランキング第1位

シーズン2 見どころ

個性的なキャラクターによる息の合ったアンサンブル!

リーダーのプライドを中心に、オープンな性格で気のいいクリス、その相棒で才色兼備だが過去やプライベートは秘密主義のブロディという、ニューオーリンズ支局の中心になるメンバーはこぢんまりとした編成となっている。だが、その分コミュニケーションは密でアットホームな雰囲気。そこに、どっしりと構えた頼れる検視官ロレッタと、そのアシスタントでオタク気質のセバスチャン、セバスチャンとの口喧嘩が絶えないコンピューター専門のパットンらが加わり、ニューオーリンズ支局兼プライドの住居は、いつも賑やか。よくある犯罪捜査ドラマのチーム構成に見えるが、それぞれの私生活や個性もきっちりと描かれており、他のシリーズとの差別化に成功している。プライドは生まれ育ったニューオーリンズという土地と文化、そこに住む人々を何よりも愛しているが、そこにはハリケーン・カトリーナでダメージを受けたこの地への応援メッセージが込められているようでもあり、他の登場人物たち個々のニューオーリンズへの愛もまた現実とシンクロして、視聴者はニューオーリンズを守るチームの活躍を応援したくなるのだ。

プライド率いるNCIS ニューオーリンズ・チームに元ATF捜査官のソーニャが正式加入!

これまで潜入捜査を得意とするATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)のエージェントとして、NCISニューオリンズ支局の捜査に何度か参加していたソーニャ・パーシーは、プライドの下で働きたいと直訴して、NCIS ニューオーリンズ支局に転職。クリスにからかわれたり、新人としての洗礼もうけ、すっかりチームの仲間として馴染んでいるのだが、それまで一匹オオカミのように仕事をしてきたソーニャだけに、チームの一員として行動しなければならぬことに戸惑う一面も。

そんなソーニャについて演じるシャリータ・グラントは、「彼女はそれまで独力でやってきたのに、何をやるにも許可を得なくてはならなくなる。さらにNCISチームはすごく団結しているから、個人的な事についても打ち明けなくてはならないの。ソーニャがそうやって努力しなければならないと書かれている脚本は素晴らしいと思ったわ」と語る。また、スタントのほとんどを自分でこなしているというグラントは、「初出演のエピソードで、クリスたちから逃げ出すシーンでは、スタッフは私がちゃんと走れるかどうか、確信が無かったみたい。クリス役のルーカスも、撮影前には『加減して追いかけるからさ』なんて言ってたけど、実際に走ってみたらルーカスが追いつく前にフェンスを登りきっていたの。ルーカスはスコットたちから、『あんな小さい女の子に逃げられたのか』なんてからかわれていたわ(笑)」。

一方恋人サヴァンナを殺されてしまったクリスは、その悲しみに立ち向かうことができず、プライドらを心配させる。一方死んだ双子の姉妹エミリーの存在が明らかになったブロディだが、エミリーの死に関する不審な写真が送られてくるようになる。ブロディが長い間、心を痛めてきたエミリーの死が意外な事件につながることになるのだ。さらに、第7話には、ブロディの母親オリヴィア(演じるのは『ゴーストバスターズ』や『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』『トイ・ストーリー』のアニー・ポッツ)が登場するなど、今まであまり多くを語ろうとしなかったブロディのプライベートが明らかになるエピソードにも注目だ。

本家「NCIS ネイビー犯罪捜査班」との豪華クロスオーバー・エピソードも!

ワシントンD.C.本部と「NCIS: ニューオーリンズ」のニューオーリンズ支局の捜査官たちが、2つの都市を舞台に合同捜査を展開する、豪華クロスオーバー・エピソードも見どころの一つ。「NCIS ネイビー犯罪捜査班 シーズン13」と「NCIS: ニューオーリンズ シーズン2」でそれぞれ「姉弟都市」と題された第12話では、アビーの弟が事件に巻き込まることになり、合同捜査が展開!

ニューオーリンズからワシントンD.C.に向かう途中で通信が途絶えた自家用機。搭乗者の生存が絶望視される中、NCIS ニューオーリンズ支局のプライド捜査官は、乗客名簿の中にNCIS ワシントンD.C.本部の科学捜査分析官アビーの弟、ルカの名前を見つける。その後、ルカの携帯からメールを受け取ったアビーは、彼の行方を捜すことに。一方、ニューオーリンズではラサール捜査官たちがルカの自宅を捜査。意外な証拠を見つけ、NCIS両局の合同捜査が始まる。ギブス役マーク・ハーモン、アビー役ポーリー・ペレットをはじめ、ダッキー役デイヴィッド・マッカラム、ビショップ役エミリー・ウィッカーシャム、ジミー役ブライアン・ディーツェンが「NCIS: ニューオーリンズ」に登場する、注目のエピソードとなっている。

ストーリー

海軍の武器密売に関するATFとNCISの共同捜査は、海軍のコンテナを利用した大量の密輸事件に発展。ソーニャが潜入していた密売人ベイトフィッシュに恋人サヴァンナを殺されたクリスは、ベイトフィッシュを追い詰めるも、犯人は「大きな嵐が来る」と話したところで何者かに射殺されてしまう。やがて港にある海軍のコンテナを調べると、エクアドルからの密入国者の中にテロリストがいたことが判明。欧米のエネルギー産業に復讐するため、大規模な爆破攻撃が計画されていたのだ。迫撃砲を見つけたプライドはテロリスト・エクポの手下に撃たれるも、起爆装置を解除、そこへ現れたエクポに殺されかけるが、駆けつけたクリスにより九死に一生を得る。NCISチームと無事に事件を解決したATF捜査官のソーニャは、プライドの下で働きたいと、ニューオーリンズに残る事を決意するのだった。

ある日、装甲輸送演習中の車両が渡る橋が何者かによって爆破されて川に落下し、搭載されていたミサイルが盗まれる事件が起きる。橋の付近で犯人が残したお菓子の包み紙が見つかり、それ付いていた指紋から、元海軍下士官のイエーデンという容疑者が浮かぶ。イエーデンを追いつめることに成功したプライドらだったが、イエーデンはリンカーン大統領の暗殺犯が言ったといわれる「専制者はかくのごとし」という言葉を言い残して拳銃自殺する。イエーデンは、ブードローという分離主義団体が率いる武装組織に密かに属していたことが判明。プライドは、ミサイルの在り処を突き止めるためにその組織に潜入するが、そこで思わぬものを発見する……。

一方ブロディは、高校時代のあだ名「ジャッカル」宛に送られてきた写真を見て戸惑う。その写真は死亡した姉妹エミリーの写っていたものにブロディを入れ替えた捏造写真だったのだ……。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ドウェイン・“キング”・プライド/Dwayne Pride ( 声:内田直哉)

NCIS特別捜査官。ルイジアナ州ニューオーリンズ支局の主任。あだ名はキング。かつてはジェファーソン郡の保安官代理だった。ニューオーリンズで生まれ育った生粋の地元っ子。ニューオーリンズのカルチャーに精通し、ジャズに造詣が深くピアノの腕前はかなりのもの。料理も得意で、地元の名物料理を作って部下たちに振る舞うことも多い。離婚した妻リンダとの間に、ルイジアナ州立大学で音楽を専攻するひとり娘ローレンがいる。NCISワシントン本部の主任ギブス(「NCIS ネイビー犯罪捜査班」)とは、NIS(NCIS 前身)時代にともにフェド5 として活動していた長年の友人同士。チームのメンバーに対しては家族のように接しており、仲間のためなら規則違反もいとわない。また、被害者遺族だけでなく困難な状況に陥っている事件関係者にも親身になるなど、人情派の一面も。所有するバーは、チームの憩いの場になりつつある。ミドルネームはカシアス。

スコット・バクラ Scott Bakula

1954年10月9日、米ミズーリ州生まれ。大学時代に演劇を志し、ニューヨークへ移り舞台でキャリアを積む。1988年にはブロードウェイのミュージカル「ロマンス,ロマンス」でトニー賞にノミネートされるなど、高い評価を得た。一方、1986年からはTVに出演。SFシリーズ「タイムマシーンにお願い」のサム・ベケット役ではゴールデングローブ賞を受賞。「スタートレック エンタープライズ」のジョナサン・アーチャー役でもよく知られているほか、「CHUCK/チャック」をはじめとする多くの人気ドラマにゲスト出演。映画デビューは、1990年の『マージョリーの告白』。その他出演作は『アメリカン・ビューティー』『海辺の家』『トレヴィの泉で二度目の恋を』など。

クリストファー・“クリス”・ラサール/Christopher LaSalle (声:加瀬康之)

NCIS特別捜査官。ニューオーリンズ支局のシニア・エージェントで通称クリス。アラバマ州出身で、アラバマ大学卒。やんちゃなイメージがあるが在学中は優等生で、大学のマスコット=象の”ビッグ・アル”を演じていた。風紀犯罪取締班で働いていたこともあるが、プライドにスカウトされてNCISニューオーリンズ支局へ。地元で最も歴史がある有名なフレンチ・クオーターに住んでいる。プライドのことを敬愛し、ニューオーリンズのカルチャーや人々に強い愛着を抱いている。人好きのするオープンな性格で、魅力的な女性には遠慮なくアプローチする。自分のことを話したがらないブロディに対してはお節介を焼きながらも、いいコンビぶりを発揮している。NCISに新たに配属されたルーキーのソーニャに対し先輩風を吹かせることもあるが、息の合ったところを見せる。

ルーカス・ブラック Lucas Black

1982年11月29日、米アラバマ州生まれ。子役としてTV シリーズ「アメリカン・ゴシック」や、映画『8月のメモワール』『スリング・ブレイド』『ゴースト・オブ・ミシシッピー』『X-ファイル ザ・ムービー』などに出演。高校時代は学業を優先させ、バスケットボールとフットボールなどスポーツにも打ち込んだ。卒業後、俳優業を本格的に再開。『プライド 栄光への絆』『ジャーヘッド』『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』『42 ~世界を変えた男~』『ワイルド・スピード SKY MISSION』ほか、大作映画への出演多数。カルバン・クラインのモデルを務めたこともある。2017年には出演する『ワイルド・スピード』シリーズの第8作目『Fast 8』が公開を控えている。

メレディス・“メリー”・ブロディ/Meredith Brody (声:皆川純子)

NCIS特別捜査官。ミシガン州出身で、ミシガン州立大学卒業の才色兼備。博識であると同時に、合気道は黒帯らしく腕っぷしも強い。また、容疑者を追い詰める尋問のプロで、ロシア語に堪能。五大湖支局に所属していたが、ニューオーリンズ支局にやってくる。プライベートや過去のことは話したがらず、聞き出そうとするクリスに対して、しばしばもっともらしい嘘ではぐらかしている。チームのメンバーに家族のように接するプライドやクリスらの影響で、ニューオーリンズの独特の文化に興味を抱き心を開いていく。双子の姉妹を交通事故で亡くしている。また、アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)の最高技術責任者を務める母親とは確執がある様子。

ゾー・マクラーレン Zoe McLellan

1974年11月6日、米カリフォルニア州生まれ。1990年代からTVを中心に活躍。人気TV シリーズ「犯罪捜査官ネイビーファイル」のジェニフアー・コーツ役で知られる。そのほか、「ダーティ・セクシー・マネー」や「スタートレック/ヴォイジャー」、「メンタリスト」「Dr. HOUSE」などの人気ドラマにゲスト出演。映画『秘密の絆』『ダンジョン & ドラゴン』にも出演している。

ロレッタ・ウェイド/Loretta Wade (声:宮寺智子)

ルイジアナ州ジェファーソン郡の検視官。ハーバード大卒のエリートで、メディカル・スクールを卒業後にニューオーリンズに越してきた。彼女のモルグはNCISニューオーリンズ支局と契約しており、しばしばプライドたちに的確な助言を与えるなど頼れる存在。また、セバスチャンの上司として彼のオタクぶりをいさめつつも、時にはうまくおだててその明晰な頭脳を巧みに捜査にいかしている。プライドと同じくニューオーリンズの文化と人々を愛している。所有するアパートには、クリスの仲介でニューオーリンズに越してきたブロディが入居。大家と店子の関係を超えて、時にはブロディの相談に乗ることも。ある事件で知り合ったダニーとCJという兄弟を養子に迎えており、ダニーは彼女のラボで見習いをしている。

CCH・パウンダー CCH Pounder

1952年12月25日、英領ガイアナ(現・ガイアナ共和国)のジョージタウン生まれ。本名はキャロル・クリスティン・ヒラリア・パウンダー。ガイアナ系アメリカ人。イギリスで教育を受け、1970年にアメリカに移住。1979年にボブ・フォッシーの傑作『オール・ザット・ジャズ』で映画デビュー。1987年『バグダッド・カフェ』のブレンダ役で、国際的に名前を知られるようになる。以後、『ロボコップ3』『フェイス/オフ』『エンド・オブ・デイズ』『アバター』など大作映画への出演多数。TVでは「ER 緊急救命室」のシーズン3までアンジェラ・ヒックス役で出演。レギュラー出演した「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」のクローデット・ウィムズ役でも有名。そのほか、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」「サン・オブ・アナーキー」「ウェアハウス13」など、多くの人気ドラマにゲスト出演している。アニメの声優もつとめる。

セバスチャン・ランド/Sebastian Lund (声:武藤正史)

ロレッタのアシスタントで科学捜査分析官。非常に優秀だが、オタク気質全開の変わり者で口数が多く、空気が読めない発言は日常茶飯事。統計による数字や確率を行動の規範としているが、ことプライベートの女性関係においてはうまく機能していない。大学時代には女子と出会えるからという理由で、赤十字の講習を受けたことも。あらゆる分野で多岐にわたって膨大な知識量を誇るが、合衆国政府の陰謀論や超常現象の存在を信じていたりもする。また、ホラー・オタクでもあり、スティーヴン・キングをはじめ正統派を好むなどホラーに関しては一家言ある。

ロブ・カーコヴィッチ Rob Kerkovich

「CSI:マイアミ」「NYボンビー・ガール」「マスターズ・オブ・セックス」「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」などのTVシリーズにゲスト出演。映画は『クローバーフィールド/HAKAISHA』『理想の彼氏』ほか。2016年には12分の短編映画『Bluegrass』の脚本を共同執筆し、出演すると共に共同監督も務めた。

パットン・プレイム/Patton Plame (声:竹田雅則)

車椅子に乗ったコンピューターのエキスパート。ブロディによると、アメリカ軍のサイバー戦を担当する総合部隊、アメリカサイバー軍で働いていたとのこと。同じくテクノロジー・オタクであるセバスチャンとは良きライバル。

ダリル・“チル”・ミッチェル Daryl "Chill" Mitchell

1965年7月16日、米ニューヨーク州生まれ。ヒップホップ・アーティストを経て、1990年に映画『ハウス・パーティ』で俳優デビュー。TV「LAW & ORDER」や「ヴェロニカ's クローゼット」、映画『ギャラクシー・クエスト』、『ラッキー・ナンバー』などに出演するが、2001年、オートバイ事故で下半身不随となる。家族やデンゼル・ワシントン、クリス・タッカーなど友人に支援され、翌年より車椅子に乗って俳優業復帰。「LAW & ORDER: 犯罪心理捜査班」や「デスパレートな妻たち」にゲスト出演する。私生活では身体に障害のある俳優をキャストするよう呼びかけるなどの支援活動に積極的に参加している。

ソーニャ・パーシー/Sonja Percy (声:小島幸子)

ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)のエージェントだったが、ベイトフィッシュことポール・ジェンクスを追うNCISニューオーリンズ支局の捜査に参加。事件は解決したが、おとり捜査官としての身分が明かされてしまったため、プライド率いるNCISチームに加わることになる。小柄だが、運動神経は抜群。不慣れなNCISの捜査手順も持ち前の勘の良さで体得していく。おとり捜査官として一匹オオカミ的な仕事をしてきたゆえ、NCISチームの家族的な雰囲気に最初は戸惑うが、次第に仲間のありがたみを感じるようになる。

シャリータ・グラント Shalita Grant

1988年8月28日、米メリーランド州ボルチモア生まれ。奨学金を得てジュリアード音楽院演劇科で学ぶ。2011年に「グッド・ワイフ」のゲスト出演にてプロ・デビュー。2013年、ブロードウェイの舞台劇『Vanya and Sonia and Masha and Spike』でトニー賞にノミネートされて注目される。その後、LAに渡り、オーディションを重ね、TV「BONES」や「バトル・クリーク 格差警察署」などのゲスト出演を経て本作のソーニャ・パーシー役に抜擢された。