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海外ドラマ最新レポート Vol.817  「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のマリスカ・ハージティ、34歳で事故死の母と同じ年齢でバイク事故

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LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のマリスカ・ハージティの母親が、女優のジェーン・マンスフィールドであることは有名だ。1933年生まれのジェーンは、セックスシンボルとして知られ、7歳年上のマリリン・モンローとしばしば比較される存在だった。
そのジェーンは、34歳で交通事故により逝去している。その車に同乗していた子供たち、3歳のマリスカと兄二人は皆軽傷だったという。
現在62歳のマリスカ、実は自身も34歳の時、交通事故に遭っていた。米誌のインタビューでその事故の記憶を明かしている。
「事故の時、私はバイクの後部座席に乗っていたのです。それまでの人生で一度もバイクに乗ろうなんて思ったことも無かったのにですよ」
当日、マリスカはラスベガスで開催されていたシルクドソレイユの公演に招待されていた。マリスカは自分で車を運転していたが、他の同行者らは皆オートバイに乗ったバイカーたち。マリスカいわく「クールなバイク乗りたち」だったという。
「私が車を運転して2時間くらい経った時のことです。彼ら(バイカー)の一人が、緊張してないで、バイクに乗ってみたらと声をかけてきたのです。『じゃあ、1マイル(1.6キロ)だけよ』と後部座席に乗せてもらったのです」
ほんの2、3分の気晴らしのつもりだった。ところが、マリスカを乗せたバイクが一時停止の標識で止まったところに、後ろを走っていた車が突っ込んできたのだという。
「ぶつけられて、私たちは空中を舞いました。運転していた彼は大腿骨骨折など重傷でしたが、私は足首を捻挫しただけで済みました」


空を舞ったマリスカの心中にはあることが浮かんでいた。
「ああ、私は34歳、母も34歳で亡くなった。母は自動車に同乗していた。私は今、車にぶつけられた。まさかこんなことになるなんて...」
奇遇にもマリスカの祖母も34歳で亡くなっている。祖母、母、そして自分。事故に遭った瞬間、マリスカは死を覚悟していた。
「けれど、私は骨折さえしてなかった。だから私は母とは違ったんだ、カルマとか、呪いとか、私には関係なかったんだと思いました。母とは違う道を歩むんだと」
3歳で母を亡くしたマリスカ、事故の記憶どころか、母の面影さえもあいまいだという。そして成長し、自我が芽生えるようになると、セックスシンボルと呼ばれた母の(映像の)声を聞くのもストレスになった。
記憶にないはずの母の影から逃れられないまま、マリスカは「34歳」を乗り越えた。結婚し、3児の母親となり、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」で築いたキャリアは、レジェンドだった母と肩を並べた。


2025年、マリスカは母の人生をたどったドキュメンタリー『マイ・マム ジェーン・マンスフィールド』を製作した。
「母のことをもっと知りたいと思ったのです。なぜ彼女はあのようなキャリアを選んだのかと。けれど(調べてみると)ほとんど私の間違った思い込みだったことが分かりました。母の違う一面を知りたいと思って始めたプロジェクトですが、私にとって大きな癒しとなりました」
米国のSNSでは非常に高い評価を得ているドキュメンタリー『マイ・マム ジェーン・マンスフィールド』。「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のファンならば、きっとマリスカの新しい一面を発見できることだろう。



<「hollywoodreporter.com」 4月28日>