
映画やTVシリーズの現場において、撮影終了時に出演者やスタッフが記念になるモノを持ち帰るのは珍しいことではないという。それが12シーズンも続いたロングランシリーズなら尚のこと。
2005年から17年にかけ全12シーズン、米FOXで放送されていた「BONES ―骨は語る―」。現在も全世界で有料チャンネル、配信サービスなどで視聴者を増やしている不滅のTVシリーズだ。
同シリーズ主演のエミリー・デシャネルとデヴィッド・ボレアナズがイベントに参加。二人が記念に持ち帰ったモノ、そしてエミリーからデヴィッドへの仰天の贈り物について話している。
「いくつか持ち帰ったよ、大したモノじゃないけれど」と話すのはデヴィッド。毎話のように登場したジェファソニアン法医学研究所の小物だろうか、それとも自身が演じたシーリー・ブースFBI捜査官好みであつらえられたアパートの一品だろうか。
そしてテンペランス・"ボーンズ"・ブレナン博士を演じたエミリーも思い出の品を持ち帰っていた。その内の一つはある企みを持って。
「私も持って帰ったわ。一つはジョークとしてデヴィッドへの贈り物。きれいにラッピングをして渡したのよ」
即座に思い出したデヴィッドは、「あのローレル&ハーディのお面のことだよね」と苦笑い。
ローレル&ハーディとは、チャップリンが活躍した時代のコメディアンで、日本では「極楽コンビ」の名称で知られていた。「BONES ―骨は語る―」では、彼らのお面がブースのアパートにインテリアとして飾られており、シーズン4の第15話「洞窟のプリンセス」にてちらりと映りこんでいるという。
デヴィッドの渋い表情には、理由があった。そのローレル&ハーディの顔をデフォルメしたお面を、撮影時になぜかデヴィッドは受け付けず、毛嫌いしていたのだとか。
「デヴィッドは本当にそのお面を気味悪がっていたの」とエミリー。
つまり、デヴィッドにはちっとも有難くない贈り物。それを知りつつ最後の最後に当の本人に渡すなんて、エミリーの遊び心は振り切れている。
「その箱を開けた途端、大笑いしてしまいましたよ」とデヴィッド。やられたらやり返す、いつかエミリーに仕返ししたいと企んでいる。
二人の関係性を語るような贈り物。山あり谷あり、イロイロ乗り越えた間柄だから許される、エミリーからデヴィッドへの最後のいたずらだったに違いない。
<「tvline.com」 5月4日>