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海外ドラマ最新レポート Vol.791  マーク・ハーモン、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」に惹かれた意外な理由

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NCIS ネイビー犯罪捜査班」の顔、マーク・ハーモンが米誌のインタビューに答え、同シリーズについて語っている。
「NCIS ネイビー犯罪捜査班」で主役のNCIS特別捜査官リロイ・ジェスロ・ギブスを演じているマーク。同シリーズの製作総指揮者の一人でもあり、表も裏もその成功を支えた第一人者だ。正確にはシーズン19で降板、表の舞台は退いたが、現在も製作総指揮者としてシリーズを支えている。


「NCIS ネイビー犯罪捜査班」が米CBSでスタートしたのは、2003年のこと。映画『フォーチュン・クッキー』や「ザ・ホワイトハウス」など話題作に次々出演、波に乗っていたマークが「NCIS ネイビー犯罪捜査班」に惹かれた理由は意外なものだった。
「最初に脚本を手にした時、"リロイ・ジェスロ・ギブス"という役名に目が留まりました。皆によく、何が気に入ったのですかと聞かれるのですが、僕は『名前だよ』と答えています」
俳優にとって役名を気に入るというのは重要かもしれない。とりわけ、本名より役名で記憶されるような大ヒットシリーズの主役ならばなおさら。
「もちろんそれだけではありません。ストーリーテリングも素晴らしかったし、この役ならきっと自分が貢献できそうだと思えたのです」
マークによれば、当初「NCIS ネイビー犯罪捜査班」は実際に起こった事件を取り扱うとの前提だったという。
「けれどすぐに毎週(フィクションの)殺人事件が発生する型に収まりました。それがTVというものです」
ちょっぴり肩透かしをくらったマークだが、それでもシリーズの成功には代えられない。
「撮影最初の日は22時間現場にいました。想像もしてなかったことが起こりました。そこから3,4年はいろいろ試しましたね。皆さん、覚えていないでしょうが、『NCIS ネイビー犯罪捜査班』はすぐにヒットしたわけではないんです」


最初考えていたものとは違ったかもしれないが、マークの直感は当たっていた。優れた脚本に演出、そしてマークはギブスを視聴者が惚れ込む男に育て上げることができたのだ。
それはマークも然りだった。「これほど役に夢中になるとは思いませんでした」とギブス役にはまり込んだ。
「NCIS ネイビー犯罪捜査班」を離れて4シーズンが経つ。ファンは復帰を願うが、本人の気持ちは分からない。
スピンオフ「NCIS: オリジンズ」での特別出演は話題になったが、若きギブスを演じるオースティン・ストウェルに対し、「今は彼がギブスだから」と露出は控えた。


74歳のマーク。あれほど気に入っていた"リロイ・ジェスロ・ギブス"の名は仮じまい。自分の居場所は自分が決める。それもまたギブスらしい。



<「hollywoodreporter.com」 2024年11月22日>