ストーリー
物語の中心は、宇宙空母ギャラクティカの長官アダマと、彼の息子で優秀なパイロットのアポロ、そして自由奔放な同僚スターバック。 彼らは人類抹殺をもくろむサイロン帝国の執拗な追撃にさらされながらも、仲間たちと共に希望を捨てず、目指す惑星“地球”へと航行を続けていた。 そんな中、彼らはかつて消息を絶った宇宙空母ペガサスと奇跡的に再会する。ペガサスを率いるのは、伝説の司令官ケイン。彼は大胆かつ好戦的な戦略を持ち、サイロンに対して徹底抗戦を唱えるのだが……。
「宇宙空母ギャラクティカ」TVシリーズにおいて最大の盛り上がりを見せた、宇宙空母ペガサスが登場する前後編を再編集した劇場版第2弾!
現在、配信でもDVDでも見られないこのお宝作品を、さらに貴重な「水曜ロードショー」放送時の吹き替え版でオンエア!!
1977年にアメリカで公開されその後世界中で大ヒットした映画『スター・ウォーズ』。そこから巻き起こった世界的SFブームの影響下にあって、TV向けに製作された本格的なスペース・オペラである本作「宇宙空母ギャラクティカ」は、1978年よりアメリカABCテレビで放映された。製作総指揮と脚本にTV「ナイトライダー」のグレン・A・ラーソン、プロデューサーに「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のドナルド・P・ベリサリオという米TVドラマ界の2大巨頭が名を連ね、TVドラマとしては破格の巨費を投じられた超大作で、今なお多くのファンから支持されている。ラーソンは本作に関し「人類のこの宇宙大脱出<エクソダス>は100万年先の話かもしれないし、あるいは初めてこの地球に住み着いた我々の祖先の冒険物語であるかもしれない。いや、もしかしたら今この瞬間、宇宙のどこかでこれと同じことが起こりつつあるかもしれないのだ」と言っている。
視覚効果を担当するのは、『スター・ウォーズ』第1作を担当しアカデミー最優秀特殊効果賞を受賞したこの分野の第一人者ジョン・ダイクストラ。全長2km近くもあるという設定の超巨大な宇宙空母ギャラクティカの威容や、そのカタパルトから射出されるヴァイパー戦闘機の発進シークエンスに代表される精緻なミニチュア特撮は、TVシリーズでありながら『スター・ウォーズ』にひけをとらない脅威の迫力で当時の視聴者を熱狂させた。
本作は、TVシリーズの第10話&11話「対決!空母ペガサス 決死の大作戦 Part1 & 2」を中心として再編集された劇場版第2弾。日本での劇場公開後はビデオソフト&レーザーディスク化されたのみで未DVD化・未配信という、現在では鑑賞することが困難なお宝作品である。
内容はギャラクティカの同型艦「ペガサス」とその司令官ケインが登場するTVシリーズでも屈指の有名エピソードで、名優ロイド・ブリッジス演じる司令官ケインとアダマの意見対立、軍事戦略の違いなどがドラマをより深いものとしており、特撮的にもギャラクティカとペガサス、2隻の宇宙空母が活躍する、大作感のある映像に仕上がっている。
さらに今回お届けする吹き替え版は、現在は映像ソフトでも配信でも見られない、1983年12月21日に日本テレビ「水曜ロードショー」枠にて放送された際のもの! 劇場版1作目に続き、他では見られない超レアで貴重な吹き替えだ!!
物語の中心は、宇宙空母ギャラクティカの長官アダマと、彼の息子で優秀なパイロットのアポロ、そして自由奔放な同僚スターバック。 彼らは人類抹殺をもくろむサイロン帝国の執拗な追撃にさらされながらも、仲間たちと共に希望を捨てず、目指す惑星“地球”へと航行を続けていた。 そんな中、彼らはかつて消息を絶った宇宙空母ペガサスと奇跡的に再会する。ペガサスを率いるのは、伝説の司令官ケイン。彼は大胆かつ好戦的な戦略を持ち、サイロンに対して徹底抗戦を唱えるのだが……。
原題:MISSION GALACTICA: THE CYLON ATTACK
データ:1979年/アメリカ/120分枠/日本語吹き替え&字幕/SD作品
監督:ヴィンス・エドワーズ、クリスチャン・I・ナイビー二世
出演:リチャード・ハッチ、ダーク・ベネディクト、ローン・グリーン、ロイド・ブリッジス
日本語吹き替え:ささきいさお(アポロ)、富山敬(スターバック)、北原義郎(アダマ長官)、戸田恵子(シェバ)、納谷悟朗(ケイン司令官)