オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケルシーズン3

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ついに最終シーズン!
パンデミックを経験し、「新たな船出」に乗り出す主要キャラクターたちの挑戦をリアリティたっぷりに描く法廷ドラマ、シーズン3を独占日本初放送!!

作品解説

アメリカの法廷ドラマラインナップに新たに加わった、黒人女性が主人公のスタイリッシュな法廷ドラマ

アメリカのドラマシリーズにおける不動の人気ジャンルトップ2、それは法廷ものと医療ものだ。「ダメージ」、「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」、「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」、「グッド・ワイフ」、「SUITS/スーツ」など(ちなみに、これらは米AdWeekが調査した弁護士一押しの法廷ドラマトップ5)、法廷ドラマをあげたら枚挙にいとまがない。そんな長いリストに新たに加わったのが、この「オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケル」。タイトルは、開廷の際に廷吏がかける号令「All Rise! (=起立! )」から来ている。舞台はロサンゼルスのダウンタウンに位置する、ロサンゼルス郡裁判所。地方検事代理から判事になったばかりの黒人女性が主人公だ。地方検事とは、各郡の検察組織のトップで、各郡に1人しか存在しない。このトップに君臨する地方検事の下にひしめている検察官たちが、地方検事代理と呼ばれる役職だ。英語では、地方検事はDA(District Attorney)、地方検事代理はDDA(Deputy District Attorney)と呼ばれる。アメリカ初のアフリカ系・アジア系女性副大統領となったカマラ・ハリスも、キャリアのスタートはカリフォルニア州アラメダ郡(オークランドのある郡)の地方検事局で、その後サンフランシスコ郡の地方検事局に移り、そこで地方検事にまでキャリアアップしていった。ロサンゼルス郡の地方検事局に務める地方検事代理の人数は約1,000人。それに加え、捜査官が約300人、事務官が約800人所属しており、全米最大の地方検事局となっている。地方検事代理から判事になったばかりの女性が主人公、という設定の他にも、本作は各話で2つの裁判が同時進行しており、スピーディーな法廷ドラマに輪をかけてスピーディーな仕上がりとなっている。また、主人公を始めとする各キャラクターのファッションも華やかで、ロサンゼルスという舞台も手伝って他の法廷ドラマとは一線を画した、色々な意味でスタイリッシュな法廷ドラマとなっている。

アメリカの刑事司法制度を熟知した元ロサンゼルス郡地方検事と、受賞歴のあるシニアライターの二人が強力バックアップ!

本作はスティーブ・ボギラが執筆した「Courtroom 302: A Year Behind the Scenes in an American Criminal Courthouse」という本にインスパイアされている。スティーブ・ボギラは、シカゴの新聞社The Chicago Readerに所属するシニアライターだった。全米一忙しいと言われるシカゴの重罪を取り扱う裁判所の舞台裏1年に密着した、2005年に出版された本で、Society of Midland Authors Awardのノンフィクション部門で受賞、Los Angeles Times Book PrizeのCurrent Interest部門でもファイナリストに残った。スティーブ・ボギラは、本作のコンサルタントを務めており、脚本にも協力している。
そしてもう1人、コンサルティングプロデューサーを務めるのはギル・ガーセッティ。1992年から2000年まで、8年間にわたりロサンゼルス郡の地方検事を務めた人物。そして、前ロサンゼルス市長エリック・ガーセッティの父でもある。
アメリカの刑事司法制度を熟知した2人の強力なバックアップを受け、本作の企画・脚本を手がけるのはグレッグ・スポティスウッド。カナダ出身のグレッグ・スポティスウッドは、17歳の時に俳優としてキャリアをスタートさせ、その後、脚本家・プロデューサーに転向した。製作サイドの代表作には、短編映画『Learning to Swim(原題)』や『Noise(原題)』、カナダのテレビシリーズ「シャッタード -多重人格捜査官-」、「King(原題)」、「Remedy(原題)」などがある。その他にも、ドラマシリーズ「L.A. LAW/7人の弁護士」と「NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署」でエミー賞を受賞したマイケル・M・ロビン、「CSI:マイアミ」や「レッドライン ~悲しみの向こうに」のサニル・ネイヤー、「ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記」や「MANIFEST/マニフェスト」のレン・ゴールドスタインが製作総指揮として脇を固めている。

注)初回放送当時の情報となります

シーズン3 見どころ

名司会者オプラ・ウィンフリーが名乗りをあげて、復活を遂げたシーズン3!

米CBSによりシーズン2で放送が終了となった本作だが、そこですかさず救済に名乗りを上げたのが、米人気TV司会者オプラ・ウィンフリー。彼女が設立したケーブルTV局OWN(Oprah Winfrey Network)によるシーズン3の製作が決定すると、さらに米HBO Maxと米Huluが配信権獲得に乗り出した。本シリーズの継続を決めたオプラ・ウィンフリーはTV番組のインタビューで、「私はこの作品が大好きなんです。なぜなら、ダイバーシティ(多様性)やインクルージョン(包括性)の本当の意味を、素晴らしいストーリーラインにのせて、視聴者に示してくれるからです。このドラマのすべての登場人物がアメリカという国を象徴しています。この番組を救うことができて非常に光栄です」とコメントしている。「オール・ライズ 判事ローラ・カーマイケル」は、女性の活躍に対する固定概念を覆しその重要性の認知度を高めたTV番組に贈られる「SeeHer プログラミングアワード2022」を受賞した。(過去の受賞作に、「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」や「マダム・セクレタリー」など)
またシーズン3では、ローラ・カーマイケル役のシモーヌ・ミシックは、NAACPが主催するイメージ・アワードの主演女優賞に、2年連続ノミネートされた功績が評価され、本シーズンでは主演だけでなく、エグゼクティブ・プロデューサーとしても名前を連ねている。シリーズ継続の発表を受けてシモーヌは、「シリーズの復活が決定するまで、ファンによる署名活動やSNS上でのサポートは、留まることを知らず広がり続けたの。彼らが“オール・ライズ”を救ってくれたのよ」とコメント。奇しくも、この復活劇がファン層の厚さを物語る結果となった。

主要キャラクターたちの「新たな船出」

舞台裏だけでなく、主要キャラクターたちにとっても最新シーズンのテーマは「新たな船出」。シーズン3は、ローラが激戦を繰り広げた中間選挙の結果を待つところから始まる。もちろん今シーズンも、有名アスリートを暴行罪で訴えるインスタグラマー、冤罪、連続殺人犯など、一筋縄ではいかない問題に果敢に切り込んでいくわけだが、ローラの法廷の様子はこれまでとはちょっと違っている。判事助手を務めたネス・ジョンソンや法廷速記者だったサラ・カスティーヨは新たな道を歩むためローラの法廷を去り、この変化は司法補佐のシェリ・カンスキーとローラの関係に大いなる変化をもたらす。
サラは「検事局の被害者支援」という思いやりがあって面倒見の良い性格にぴったりなポジションを選び、一方ネスは私選弁護人として驚くべき実力を発揮。ネスとエイミー・クインの新たなコンビが繰り出す絶妙にコミカルな化学反応にも注目だ。プエルトリコから帰国したエミリー・ロペスはより多くの顧客を救うため、包括的弁護*の道に進む。さらに反対を押し切り検事局をやめて、公選弁護人になったルーク・ワトキンスとマーク・キャランの法廷での対決も見逃せない。それぞれのキャラクターが自分の信条を貫くために選んだ新たな道が、法廷をあらゆる視点から描く本作の世界観を大きく広げている。

*法的問題の解決において、他分野の専門家とチームを組み、社会や個人の健全性や幸福を重視し、その場限りではないより健全で持続可能な方法を包括的に提案するアプローチや理念のこと。

「ローラの私生活」から、アメリカの「多様性」まで、とことんリアリティを追求するシーズン3!

シーズン3のもう1つのキーワードは、“リアリティ”。本シーズンから製作総指揮を務めるシモーヌ・ミシック が「OWN(Oprah Winfrey Network)に引っ越したことで、これまで以上に夢物語だけではないリアルなストーリーを描けるようになった」と語る通り、本シーズンでは、ローラの法廷での活躍だけでなく、その私生活がリアリティたっぷりに描かれる。シーズン2の最後で、夫のロビンはキャリアを中断して、子育てに専念する決断をするが、本シーズンは、夫婦関係や蘇る過去の恋愛、裏切りや友情の亀裂など、仕事と家庭のバランスに悩むローラの波乱万丈な私生活に、ハラハラドキドキの連続。さらに中間選挙で判事の座を危うく失いかけたローラは、正義のために司法制度への挑戦を恐れない自分の信念に疑念を抱くように。リアルな1人の女性として描かれるローラが、いかに自分の居場所を取り戻していくかに注目だ。
そして、もう1つリアルに描くのはアメリカという国の多様性。本作の登場人物の文化的背景はまさに“多様”。アフリカ系アメリカ人のローラやルーク、プエルトリコ系アメリカ人のエミリー、メキシコ系アメリカ人のサラに、韓国系アメリカ人のシェリ。前述のオプラ・ウィンフリーのコメントにもある通り、それぞれがアメリカという国を象徴している。シーズンを重ねたシーズン3では、同じバックグラウンドをもつ役者たちが、自身が演じるキャラクターのストーリーを、文化的背景を踏まえて正しく伝わるよう製作陣に意見をし、それが反映されたという。例えばマークを演じるウィルソン・べセルが初監督を務めた第9話「VIPルームの闇」では、ローラとロビンが言い争うシーンがあるのだが、2人の役者が即興で演じたテイクが採用になった。また本シリーズではルーシー・アン・マイルズ演じるシェリのルーツも丁寧に描かれる。シェリと同じく韓国系アメリカ人のマイルズは、アジア系アメリカ人のリアルを描くことに注力したという。ちなみにマイルズは、ブロードウェイでリバイバル版「王様と私」で渡辺謙と共演し、トニー賞を受賞したミュージカル界では押しも押されもせぬスター俳優だ。

ストーリー

判事選をカスバートと争ったローラ。負けるかと思われたが、逆転勝利する。復帰早々に担当した裁判は、若者が強盗に入った店の主人を負傷させ、昏睡状態にした案件。若者が「事件発生時は未成年だった」と言い出し、少年裁判所に移送すべきか、その確認のため裁判は一時中断する。マークはチョイの後任選びを託されて悩む。エミリーは包括的弁護の道へ進む決意をする。エイミーの事務所で働き始めたネスは、賃金問題で事務所を訴える。リサが控訴裁判所の判事に指名され、マーシャルが新たにローラの上司となる可能性が浮上。自分を敵視するようなマーシャルの態度に、ローラは懸念を抱く。

各話あらすじ

放送時間

キャスト

ローラ・カーマイケル/Lola Carmichael

ロサンゼルス郡裁判所でバリバリの地方検事代理として活躍してきたローラ。そんなローラが判事へとキャリアアップし、判事としての初日を迎えたところからストーリーは始まる。出勤先の建物は同じと言えど、地方検事代理と判事は使うエレベーターも異なり、会う人会う人が「Your Honor! (=判事! )」と声をかけてくる。さすがのローラも初日は新しい環境に戸惑ったが、一旦法廷に足を踏み入れたら本領発揮(判事席に着くまでにつまずいてコケたの以外は……)。新米判事だからと言って尻込みすることはなく、培われた経験と信念、そして持ち前の統率力で法廷を支配している。すべては、ロサンゼルスに住む人々の正義のため。シーズン2では1児の母に。

シモーヌ・ミシック Simone Missick

1982年1月19日、米ミシガン州デトロイト生まれ。幼い頃から演技に興味があったが、当時は演技ではなく、バイオリンと歌を主に習っていた。好きなミュージシャンはプリンス。ワシントンDCのハワード大学に英文学専攻で入学するも、専攻外で演劇のコースを取ったことをきっかけに、彼女の芸術への探求が演技へも広がっていく。卒業後はイギリスのオックスフォードにあるBritish American Drama Academyに進学し、アメリカに戻ってきてからはミシガン州の地域劇場で経験を積み、ロサンゼルスへやって来た。ドラマシリーズ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」や「ウェイワード・パインズ 出口のない街」にゲスト出演し、「Marvel ルーク・ケイジ」でテレビシリーズ初の黒人女性スーパーヒーロー、ミスティ・ナイトをパワフルに演じてブレイクを果たす。2018年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で審査員特別賞を受賞した『Jinn(原題)』への出演を経て、本作ではNAACP(全米有色人種地位向上協議会)主催のイメージ・アワードで、ドラマシリーズ主演女優賞に2年連続ノミネートされている。夫は俳優兼DJのドリアン・ミシック(aka DJ Tailwind Turner)で、本作にも登場。

マーク・キャラン/Mark Callan

ロサンゼルス郡裁判所の地方検事代理。ローラの元同僚で親友でもあり、困った時は常に相談し合える仲。ローラが地方検事代理だった時も、そして判事になった今も、誰も来ない階段の最上階が2人の待ち合わせ場所。仕事で煮詰まってアドバイスが必要な時は、テキストで「階段集合! 」とさえ打てば、次の瞬間には2人は階段にいる。マークも地方検事代理として成功を収めており、自分の勘を信じて諦めないタイプ。ローラが判事になった当初は、仕事上、そして仕事以外でも今までと同じように接するべきではないと分かっていながらも、変化に適応するのに苦労した時期もあった。エイミー・クインと同棲をしていたが、彼女が既婚者であることが判明し関係が危うくなる。シーズン2の最後ではエイミーにプロポーズをして、離婚後に結婚する約束をする。

ウィルソン・ベセル Wilson Bethel

1984年2月24日、米ニューハンプシャー州生まれ。父はアーティスト、母はJ.D.サリンジャーと同棲していたことがある小説家ジョイス・メイナードで、代表作「誘惑」や「とらわれて夏」などは映画化もされた(「誘惑」の映画化は『誘う女』)。1980年代にジョイス・メイナードが全米向けに執筆していた連載コラム「Domestic Affairs」は、夫や子供のことも書かれており、ウィルソン・ベセルは俳優としてテレビに登場する前から、全米に存在が知られていたことになる。ブレイクを果たしたのは、エミー賞ノミネートミニシリーズ「ジェネレーション・キル 兵士たちのイラク戦争」での海兵隊員役。その後、「ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記」で南部のバーテンダー、ウェイド・キンセラを演じ、キンセラという名字はJ.D.サリンジャーが実生活でよく使っていた名字と同じだが、これはまったくの偶然である。ドラマシリーズ「殺人を無罪にする方法」や「Marvel デアデビル」でのゲスト出演を経て、2017年秋にはニューヨークで舞台デビュー。

エミリー・ロペス/Emily Lopez

ロサンゼルス郡裁判所の公選弁護人。弁護を請け負う被告に対して常に親身に率直に対応する、内なる炎と強い信念の持ち主。仕事もプライベートも、大抵のことは自分1人で何でもこなせてしまうが、実は家庭内暴力をふるった夫と離婚した過去を持ち、強そうに見えて心の底では助けを必要としている。廷吏時代のルークといい関係になり、元夫との過去を乗り越えて付き合い始めるが長続きせず別れることに。

ジェシカ・カマチョ Jessica Camacho

1982年11月26日生まれ。友達の勧めで演技のクラスに参加したことをきっかけに、他人の立場や人生に足を踏み入れるという行為に一目惚れし、まずはサンフランシスコでウェイトレスとして生活費を稼ぎながら、著名なAmerican Conservatory Theatreで夜のクラスに通い始めた。その後、シカゴの劇場やテレビ撮影で経験を積み、SAG(映画俳優組合)のメンバーシップを取得して、ロサンゼルスにフルタイムで移住することになる。代表作はドラマシリーズ「ラスト★リゾート 孤高の戦艦」や「スリーピー・ホロウ」、「THE FLASH/フラッシュ」、「96時間 ザ・シリーズ」、「ウォッチメン」などで、力強い女性キャラクターを演じるのが得意。映画では、『ヴェロニカ・マーズ [ザ・ムービー]』や『ローマンという名の男 -信念の行方-』などに出演している。

ルーク・ワトキンス/ Luke Watkins

ローラの法廷を担当していた元廷吏。日中は法廷で実体験を学びながら、夜は法学部の学生として勉学に励んでいた。ローラの法廷で「All Rise! (=起立! )」と号令をかけるのは、ルークの役目だった。誠実で心優しく、裁判所のカフェテリアで急いでいるエミリーを見かけて、レジの順番を譲ってあげたことがきっかけで、エミリーと付き合うことになるが関係は長く続かなかった。私服でジョギングをしていた時、巡回中の同僚保安官に取り押さえられ、黒人としての理不尽さを目の当たりにしたこともある。晴れて弁護士資格を取得し、ロサンゼルス郡裁判所の地方検事の事務所で働いていたが、退職し、公選弁護人になる決意をする。

J・アレックス・ブリンソン J. Alex Brinson

米ペンシルベニア州フィラデルフィア近郊生まれ。シングルマザーの母は、失読症の息子が可能な限り恵まれた人生を送れるよう、演技の道を追及することを勧める。そして母の教え通り、夢を追いかけてニューヨークの名門ジュリアード音楽院の演劇部門に入学。舞台出演に伴い各地を転々とし、舞台での成功の傍ら、「スーパーナチュラル」、「X-ファイル」、「プリズン・ブレイク」などドラマシリーズの端役の仕事も入ってくるようになる。その後の「トラベラーズ」では、3話だけの出演の予定が、プロデューサーに気に入られて3シーズンにわたり出演することになった。

シェリ・カンスキー/Sherri Kansky

ローラの司法補佐。司法補佐としての経験が豊富で、これまでも新米判事たちを“教育”してきた。法廷でシェリが2回くしゃみをしたら、それは、裁判官室での話し合いが必要という判事への合図。しかし、自由なローラがシェリの言うことを聞くわけがなく、ローラはくしゃみをしたシェリにティッシュ箱を差し出し、自分の方針で裁判を進めていく。有能で実用主義のシェリはそんなローラに手を焼くが、やがて2人の間にも絆が芽生えた。

ルーシー・アン・マイルズ Ruthie Ann Miles

1983年4月21日、米アリゾナ州生まれ。韓国系アメリカ人。音楽教師の母に育てられ、2歳まで韓国で暮らし、その後ホノルルに移り住む。高校卒業後は南オレゴン大学へ進学し、学士号はフロリダ州のパームビーチアトランティック大学で取得。さらにニューヨークへ移り、ニューヨーク大学で音楽演奏の修士号を取得した。オフ・ブロードウェイの出演から始まり、デヴィッド・バーンとファットボーイ・スリムが書いた実験的ミュージカル「Here Lies Love(原題)」で、フィリピンの元大統領夫人イメルダ・マルコスを演じて複数の賞を受賞。そしてブロードウェイの出演が叶ってからは、「王様と私」でチャン夫人を演じ、トニー賞のミュージカル助演女優賞に輝いた。テレビシリーズのゲスト出演は、「ジ・アメリカンズ」や「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」。

サラ・カスティーヨ/Sara Castillo

ローラの法廷を担当していた元法廷速記者。退職し、あらたに検事局で被害者支援を担当することに。ローラだけでなくマークやエミリーたちにとっても、信頼のおける情報源であり相談役。

リンゼイ・メンデス Lindsay Mendez

1983年3月1日、米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊生まれ。オフ・ブロードウェイや地域劇場での出演を経て、ブロードウェイの「ウィキッド」ではエルファバ役で出演を果たす。そして、ブロードウェイの「回転木馬」でキャリー・ピパーリッジを演じ、トニー賞のミュージカル助演女優賞を受賞。同時に、同作のキャストメンバーたちとともに、グラミー賞のミュージカル・ショー・アルバム賞にもノミネートされた。テレビシリーズのゲスト出演は、「SMASH」や「モダン・ファミリー」、「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」など。

エイミー・クイン/Amy Quinn

有能な被告側弁護士。現在はオーデュポン&アソシエイツで活躍している。法廷ではよくマークと戦っていたが、お互いに惹かれ合い、付き合うことに。マークと同棲していたが、自分が既婚であることを明かして別れを告げる。シーズン2の最後ではマークのプロポーズを受け、離婚後に結婚する約束をする。

リンジー・ゴート Lindsey Gort

1984年4月24日、米アリゾナ州スコッツデール生まれ。2010年頃から短編映画や映画、テレビ映画に出演し始め、ドラマシリーズ「マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~」のサマンサ・ジョーンズ役でレギュラー出演を果たす。その後、「LUCIFER/ルシファー」、「S.W.A.T.」、「Titans/タイタンズ」などへのゲスト出演を経て、本作ではシーズン2よりレギュラーに昇格。

リサ・ベナー/Lisa Benner

ローラの上司判事。実力と影響力を兼ね備えた判事で、地方検事代理だったローラが一人前の判事へと生まれ変われるよう、監督する役割を担う。ローラが判事になった後も階段の最上階でマークと緊急集合していることを見抜き、判事になったからには判事たちとネットワーキングするべきとアドバイスしたことも。見ていないようで、すべてを見ている強者上司。

マージ・ヘルゲンバーガー Marg Helgenberger

1958年11月16日、米ネブラスカ州生まれ。イリノイ州のノースウエスタン大学で演劇の学位を取得後、タレントスカウトによりソープオペラ「Ryan's Hope(原題)」にリクルートされ、4年間にわたり出演。その後、1990年代は主にTV映画やテレビシリーズのゲスト出演で経験を積み、特にケーブルチャンネルLifetimeやプレミアムチャンネルShowtimeの作品に数多く出演した。初めてエミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされたのは、TV映画「チャイナ・ビーチ」。見事エミー賞のドラマシリーズ助演女優賞に輝く。その後も、ドラマシリーズ「CSI: 科学捜査班」でキャサリン・ウィロウズを12シーズンにわたって演じ続け、エミー賞とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞ノミネート常連となり、惜しくも受賞はならなかったが、「CSI: ベガス」シーズン2に、キャサリン・ウィロウズ役でカムバックした。映画の出演作は、『エリン・ブロコビッチ』、『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』、『僕のワンダフル・ジャーニー』など。2012年、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに、テレビスターとして星が刻まれた。

ヴァネッサ・“ネス”・ジョンソン/Vanessa 'Ness' Johnson

ローラの元判事助手。レイチェルの事務所に就職する

サマンサ・マリー・ウェア Samantha Marie Ware

1991年、米ネブラスカ州生まれ。「Sameya」の名前で歌手活動も行っている。「Glee」シーズン6ではジェーン・ヘイワード役を演じ、ネットフリックスの「WHAT/IF 選択の連鎖」にはアンジェラ役で出演。

作品基本情報

原題:All Rise: Season 3
データ:今回シーズン3・2022~2023年/アメリカ/字幕/60分/全58話(今回シーズン3全20話)/HD作品
製作総指揮:デニトリア・ハリス=ローレンス、シモーヌ・ミシック、マイケル・M・ロビン、レン・ゴールドスタイン、オプラ・ウィンフリー
出演:シモーヌ・ミシック、ウィルソン・ベセル、ジェシカ・カマチョ、J・アレックス・ブリンソン、ルーシー・アン・マイルズ、リンゼイ・メンデス、リンジー・ゴート、マージ・ヘルゲンバーガー、サマンサ・マリー・ウェア