スーパーナチュラルファイナル・シーズン

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世界の終末へと動き出した神に立ち向かうサムとディーン。
15シーズンにおよぶ壮絶なウィンチェスター兄弟の物語についに終止符が打たれる!
ファイナル・シーズンを日本初放送!!

ファイナル・シーズン 見どころ

スーパーナチュラル ファイナル・シーズン、視聴率:2019年4月以来最高ポイントを獲得

スーパーナチュラルは最終シーズンを最高の視聴率を獲得して終えた。ウィンチェスター兄弟としてのジャレッド・パダレッキとジェンセン・アクレスを見届けることとなったファイナル・シーズン最終話はThe CWにて2019年4月以来最高記録となる140万ビューを記録した。この記録は前シーズン最終話の130万ビューを上回っている。また、レーティングでは両シリーズとも最終話は0.3を記録。これは全シリーズ通しての平均と同等となっている。

この15年を振り返り、随所に隠された宝モノを見つけながら楽しむファイナル・シーズン。ジェンセン・アクレスによる監督エピソードや楽曲も!

今シーズンは、番組の15年という長い歴史を振り返るためのシーズンになっており、パイロット版の頃から番組を追いかけてきたファンにとっては、随所に宝物が隠されているかのような数々の演出に歓喜するはず。また、幸いシーズン13で異次元が出現したことで、既に殺されたキャラクターをも呼び戻すことができるようになったため、さまざまな過去のキャラクターが再登場する。どのキャラクターがどのエピソードで戻ってくるのかは、見てのお楽しみだ。また今回の第4話「作家チャック、再び」で、ジェンセン・アクレスはシーズン11第3話の「悪い種子(たね)」以来、4年ぶりに監督を務めている。今回彼は監督するにあたり、脚本家のアンドリュー・ダブに演出の提案内容を送ったところ、「これはいいね! もし長編映画だったらね」とその大胆さを評価しつつも、テレビ規模に補正して実現された内容になったそう。これまでの「スーパーナチュラル」では観たことがないようなアクション満載のオープニングシークエンスになっており、まさに必見のエピソードだ。さらに、アクレスはこのエピソードの監督だけでなく、自身のバンドの楽曲も提供している。ちょうど2019年の夏に完成したレディオ・カンパニー(Radio Company)という彼のバンドのデビューアルバム「Vol. 1」が完成したタイミングともあり、番組のエディターからバンドの曲を使ったらどうかと提案があったそうだ。まさか自分の曲を使うことなど許されるはずがないと思っていたそうなのだが、試しにエピソード内に使用される楽曲3曲のうち、こっそり自分の曲を1曲忍ばせておいたら、アンドリュー(ダブ)は、3曲のうちアクレスのバンドの曲「Sounds of Someday」だけを気に入ったそうで、番組内で彼の曲を使うことになったのだとか。まさにこのシーンのために作られているかのような雰囲気の曲で、アクレスによる監督エピソードが今まで以上に楽しめるのも嬉しい。この他にもシーズン中には、ファンにはたまらないネタが、要所要所に隠されているので、注意深く楽しんで欲しい。

新型コロナウイルスの混乱に翻弄されながらも駆け抜けたシーズン15!

「スーパーナチュラル」のシーズン15の更新が発表されたのは2019年1月。しかしその発表からわずか1ヶ月半後に、これが番組の最終シーズンになることが主要キャストのジェンセン・アクレス、ジャレッド・パダレッキ、ミーシャ・コリンズの3人からファンに向けて発表された。The CWのプレジデントであるマーク・ペドウィッツ氏は、同年夏に行われたテレビ批評家協会のプレスツアーで登壇し、番組の終了決定について、主演のパダレッキとアクレス、そしてワーナー・ブラザース・テレビジョンのピーター・ロス社長の間で、「とてもとても長くて悲しい、胸が張り裂けるような話し合い」が行われ、アクレスとパダレッキが、まだ番組の存在意義があるうちに終わらせたいと考えていたことを説明した。さらに、彼らは番組を終了させてもっと家族と過ごす時間を作り、更なるキャリアの可能性も広げたいと考えていることも明かしている。そしてついに2019年10月、最終シーズンのプレミア放送が始まった。当初、最終シーズンの撮影は2020年4月、放送は5月に終了するはずだったのだが、このシリーズも多分に漏れずパンデミックの影響を受け、撮影中断を余儀なくされた。終盤の数エピソードの撮影が残る中、2020年3月の第13話で一旦放送が中断されることになってしまった。ジェンセン・アクレスはのちのインタビューで、「みんなに別れを告げることを恐れていたため、終わりが遠退いて、正直ホッとした」と吐露している。そして、撮影中断から5ヶ月後の2020年8月、ようやく感染予防対策の下で撮影が再開され、最後の数話を完成させることができたのだった。そうして「スーパーナチュラル シーズン15」の後半エピソードは、2020年10月8日に放送再開され、パンデミックの大混乱にも屈することなく、2020年11月19日に感動の最終話を放送し終えた。視聴率の低迷にそれほど悩まされていたわけでもなく、人気も比較的安定していた「スーパーナチュラル」だったが、ファンから惜しまれつつも、その15年にわたる兄弟の壮絶な戦いに幕を閉じたのだった。

ストーリー

ウィンチェスター兄弟の壮大な物語がついに終ろうとしている。悪魔や天使、怪物たちと幾度となく戦ってきたサムとディーンはある出来事が引き金となり、神そのものと対峙することに。
ゾンビの大群から身を守るためにバリケードを張り、必死に対抗するウィンチェスター兄弟とカスティエル。逃げ口を探している途中、彼らはジャックの亡骸に憑依した悪魔ベルフェゴールに出くわすのだった。解放された魂たちをそのままにできないと主張するベルフェゴールとやむを得ず手を組むことになった3人は危険に侵されてしまった町、ハーランでかつて敵対した者たちの幽霊と一戦を交えることになった。激しい戦いの末、ベルフェゴールは無人の町ハーランに魂たちを封じ込める術をかけることに成功した。しかし同時に彼はチャックが解放した入口からは30億もの魂が解放されてしまったと伝える。また、サムの傷を治しきれないカスティエルは自身の力を封じようとする正体不明のエネルギーを感じていた。警察が到着するまで数日しかない中、サムは今回こそ世界の破滅を阻止することができれば、他の世界でチャックが引き起こした恐ろしい終末から解き放たれるのではないか、と提案するのだった。
途方もない戦いに自分たちのすべてを犠牲にしてきたサムとディーン。果たして彼らが長い旅路の末にたどり着いたのは、彼ら自身が望むようなエンディングなのだろうか。

各話あらすじ

放送時間

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キャスト

サミュエル・“サム”・ウィンチェスター/Sam Winchester (声:内田夕夜)

ウィンチェスター家の次男。兄と同じ悪霊ハンターだが本来は優しくまじめな性格である。生後半年で「黄色い目の悪魔」アザゼルにより悪魔の血を飲まされているが、実はサムは魔王ルシファーの「器」であった。幼いころのトラウマでピエロ恐怖症。一番好きな歌手は、エルビスではなくセリーヌ・ディオンがであることを白状してしまう。

ジャレッド・パダレッキ Jared Padalecki

1982年7月19日、米テキサス州サン・アントニオ生まれ。TV「ギルモア・ガールズ」に、主人公ローリーの恋人ディーン役でレギュラー出演。その後『フライト・オブ・フェニックス』や『蝋人形の館』と映画出演が続いた後、本作でついに主役に抜擢された。身長193cm。リメイク版『13日の金曜日』では主役を演じた。本作シーズン4にルビー(2代目)役としてゲスト出演したジュヌビエーブ・コーティズと、シーズン5放送中に結婚。2017年3月に第3子が誕生。

ディーン・ウィンチェスター/Dean Winchester (声:東地宏樹)

ウィンチェスター家の長男で悪霊ハンター。幼い頃、サムと共に元海兵隊員の父ジョンから徹底的に訓練を受けているため、並みの特殊部隊員などを上回る戦闘能力を持っている。恐れを知らぬタフガイに見えるが弱さを内に秘めており、弟サムに比べ自らの無力さを感じることも。飛行機恐怖症のため、兄弟の移動はもっぱら彼の愛車67年型シボレー・インパラで行われる。ロックミュージックとホラー映画オタクであることをサムからからかわれることも。

ジェンセン・アクレス Jensen Ackles

1978年3月1日、米テキサス州ダラス生まれ。TV「ドーソンズ・クリーク」と「ダーク・エンジェル」に準レギュラー出演。「ヤング・スーパーマン」ではジェイソン・ティーグ役としてレギュラー出演している全米TV界ではおなじみの俳優。映画デビューはデヴィッド・ウィンクラー監督の『いけにえ』で、いきなり主演に抜擢され、『ブラッディ・バレンタイン3D』でも主演を務める。身長186cm。妻で女優のダニール・ハリスはTV「One Tree Hill」レイチェル役で有名。2016年12月に双子が誕生し、3児の父となる。「アメリカン・アイドル」の司会として知られるライアン・シークレストとカリフォルニアでルームメイトだったことが話題となった。「ザ・ボーイズ」シーズン3に出演予定。

カスティエル/Castiel (声:津田健次郎)

ジミーという人間の肉体を「器」としてこの世に降りてきた天使。本作に登場する天使は、「天使」という言葉のイメージとは違い、冷徹に神の命を実践する存在であり、カスティエルも当初は同様だったのだが、ウィンチェスター兄弟、特にディーンの過酷な運命に感情移入していくようになる。ウィンチェスター兄弟からは「キャス」と呼ばれている。

ミシャ・コリンズ Misha Collins

1974年8月20日、米マサチューセッツ州生まれ。映画『17歳のカルテ』やTV「チャームド~魔女3姉妹」「24 TWENTY FOUR」「ER 緊急救命室」「CSI: 科学捜査班」「NCIS ネイビー犯罪捜査班」などの多くのドラマにゲスト出演。TVムービー「グランド・クロス レボリューション」では主演を果たす。2017年には米NBC「タイムレス」にゲスト出演。2児の父。

ジャック/Jack (声:内山昂輝)

天使のルシファーと人間のケリーとの間に生まれたネフィリム。生まれたばかりだが10代の少年の姿をしており、危険で特殊な能力を持つ。父親であるルシファーに恩寵を奪われ、非力な人間となり苦悩する。

アレクサンダー・カルヴァート Alexander Calvert

1990年7月15日、カナダ生まれ。「デッド・ゾーン」にゲスト出演したことをきっかけに知られるようになる。『スウィート17モンスター』でニック役を演じ、「ARROW/アロー」や「ザ・リターン」、「スクリーム」、「ベイツ・モーテル」などにゲスト出演したことで知られる。仕事以外の時にはバンクーバーに住んでおり、バイクや旅行が趣味。

作品基本情報

原題:SUPERNATURAL
データ:今回シーズン15・2019~2020年/アメリカ/二カ国語&字幕/60分/今回シーズン15全20話/HD作品
製作総指揮:ロバート・シンガー、アンドリュー・ダブ、ブラッド・バックナー、ユージニー・ロス=レミング、ロバート・べレンズ
出演:ジャレッド・パダレッキ、ジェンセン・アクレス、ミシャ・コリンズ、アレクサンダー・カルヴァート
日本語吹き替え:内田夕夜、東地宏樹、津田健次郎、井上和彦、内山昂輝