スパドラ!最新USレポート

スパドラ!最新USレポート Vol.371:米ニールセン社が、11月23日から29日までの一週間に放送されたTV番組の全体視聴率トップ10を発表

December 8, 2015

NCISNO_yr1_#15(1-15)_us250_1208.jpg米国で最も盛大な祝祭日の一つ、感謝祭(26日)ホリデーウィークのTV視聴率は、NFLプロアメリカンフットボール中継が席巻。1位から3位を含む5番組がアメフト関連番組だった。

他の番組で最も健闘したのが、4位の「NCIS ネイビー犯罪捜査班」(視聴率9.8%、視聴者数1619万人)。10位には、同スピンオフの「NCIS:ニューオーリンズ」(視聴率7.3%、1184万)がラインクイン。トップ10入りした中で、ドラマシリーズはこの2番組だけだった。

ニュース情報番組の「60ミニッツ」は5位、リアリティショーの「Dancing With The Stars(原題)」が6位と7位についている。

また、DVR(デジタルビデオレコーダー)を使用した録画視聴のランキングも発表され、こちらは「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」が他を圧倒した。調査期間は、11月16日から22日までの一週間。

18-49歳層における録画視聴上昇率ランキングでは、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」の当日視聴率が3.8、ライブ視聴/DVR録画を含めた7日以内の視聴率は6.2で、その差となる上昇視聴率は、2.4。2位の「Empire 成功の代償」、3位の「モダン・ファミリー」ら人気シリーズを抑えて首位の座についた。

全体視聴者の増加数ランキングでも、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」は、当日視聴者数1529万人と比較して、DVR録画を含めた7日以内の視聴者数は2123万人を記録。その差である増加数は594万人となり、こちらも首位に立った。2位以下は、「Blindspot(原題)」、3位「Empire 成功の代償」、4位「ブラックリスト」と続く。

また、18-49歳層における録画視聴の割合が高い番組ランキングも発表された。1位には「ヴァンパイア・ダイアリーズ」、そのスピンオフの「オリジナルズ」、リアリティショーの「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル」が、同率タイで並んだ。それぞれ当日視聴率と比べ、7日以内の録画視聴率が2倍アップとなる高い数字を記録。以下、4位は「Nashville(原題)」、5位タイに「Scream Queens(原題)」「GRIMM/グリム」がランクイン。比較的、若い年代層に人気のドラマシリーズが続いている。


<「tvbythenumbers.zap2it.com」より 12月7日付け記事>