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海外ドラマ最新レポート Vol.761  「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のマリスカ・ハージティ、ヘアカットで解雇の危機?

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LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」のマリスカ・ハージティが、米誌のインタビューに答え、かつて同シリーズから解雇されかけたと明かしている。
解雇の危機に迫られたのは「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」シーズン3でのこと。NY市警の性犯罪特捜班の刑事オリビア・ベンソンを演じるマリスカは、シリーズが開始してからシーズン2まではミディアムヘアを維持していた。
ところがシーズン3で突然のピクシーショートに挑戦。タイトなベリーショートのヘアスタイルで撮影に現れたのだ。
「想像していたより、ずっと短く髪を切られてしまったんです」とマリスカ。
実は担当したヘアスタイリストがリラックスしすぎて暴走してしまったらしいのだ。
「私の担当ヘアスタイリストが片手にワイングラスを持っていたのです。気をつけるべきでした。もしかして彼は私が犯人を追いかける時に、髪が短ければ短いほど空気抵抗を受けないと考えたのかもしれません」


当時を思い出し、冗談ぽく話すマリスカだが、現場はシャレにならない雰囲気だったようだ。
「やり過ぎました。私はもう少しでクビになるところだったんです」
プロデューサーや脚本家たちは、ストーリーを積み重ねながら"オリビア・ベンソン刑事"に対するイメージを作り上げている。主演女優の勝手なヘアカットでそのイメージがぶち壊しになってしまったのだ。
今秋シーズン27の放送がスタートした今となっては、マリスカに解雇の危機など考えられない、堂々たる貫禄だ。ピクシーカットも「 颯爽としてクールだと思うんですけどね、刑事らしくって」と余裕で振り返る。
それでも、製作側の意思を無視した行動には反省しきり。時間を巻き戻すことができるなら、絶対にピクシーカットはやらないという。


シーズン3での解雇の危機を乗り越え、今やマリスカは押しも押されぬ米TV界屈指の大女優。浅いシーズンでの大失敗が「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」チームの一員としての自覚を植え付け、大女優への成長につながったのかもしれない。



<「allure.com」 9月17日>