
「BONES ―骨は語る―」主演のエミリー・デシャネルやデヴィッド・ボレアナズらキャスト一同が、TVイベントに参加、撮影現場の思い出を明かした。
2005年から2017年にかけて米FOXにて放送されていたミステリードラマシリーズ「BONES ―骨は語る―」。第一シーズン当時28歳だったエミリーを中心に、若い俳優たちがキャスティングされていた。若者たちの現場、さぞ毎日賑やかだったことだろう。
その中でデヴィッドは36歳。これからキャリアを築こうとしていた共演者たちに対し、デヴィッドは「バフィー~恋する十字架~」のエンジェル役でブレーク、スピンオフ「エンジェル」では主演も務め、もう少し落ち着いていた。はしゃぐ共演者たちにイラッとすることもあったという。
「ミュージカルの曲を歌っているのがよく聞こえてね。それにイラッとしたもんだよ」(デヴィッド)
デヴィッドとて、ミュージカルは嫌いではない。ただ撮影の合間に共演者があまりに声を張り上げて歌うため、うんざりしてしまったのだとか。
過去の恨みをつらつらと語られ、黙っているエミリーではない。デヴィッドはミュージカルを知らないとばかり、「じゃあ、ミュージカルの曲名を一つ上げてごらんなさいよ」と挑発。
デヴィッドは「知ってるよ。『アニー』の"The Sun Will Come Out Tomorrow~"って曲があるよね」と無難に返答。
負けず嫌いのエミリーは「私にとって(現場で)歌を歌っていたのが一番楽しかった思い出」とやり返した。
エミリーによれば、ザック役のエリック・ミレガンと共に『アニー』で使われた曲は全部歌ったのだとか。「それが原因で怒られたこともある」と、やり過ぎだったとの自覚もあるらしい。
現在も配信や再放送で新規のファンを獲得する大人気シリーズ「BONES ―骨は語る―」。リバイバルや同窓会のウワサも絶えないが、もしも実現するならば、今度はデヴィッドを交えたミュージカルシーンなんて、きっと楽しいに違いない。
<「people.com」 8月22日>