
「NCIS ネイビー犯罪捜査班」主役リロイ・ジェスロ・ギブスの若き時代を描くスピンオフシリーズ「NCIS: オリジンズ」。映画『ファンタジー・アイランド』などで知られるオースティン・ストウェルが主演、米ではシーズン2の放送がスタートしたばかりだ。
その「NCIS」シリーズ、スピンオフ「NCIS: オリジンズ」の撮影スタジオに超大物ハリウッドスターが激励訪問に訪れたという。『トップガン』『ミッション:インポッシブル』のトム・クルーズだ。
突然のスーパースターの訪問に「NCIS: オリジンズ」一同が驚いたのも当然だ。
トムが現在撮影中の『Top Gun 3(原題)』と「NCIS: オリジンズ」は同じ映画会社、パラマウントのスタジオで撮影されている。ご近所とはいえ、ぶらりとやって来るにはトムは大物すぎるのだ。
現場に居合わせた脚本家で製作総指揮の一人、デイビット・J・ノース(「NCIS ネイビー犯罪捜査班」「NCIS: オリジンズ」)が自身のSNSにトムと一緒の記念写真を投稿、コメントを上げている。
「『NCIS: オリジンズ』の新シーズンがスタートしたばかりです。昨日、トム・クルーズさんが現場に立ち寄り、『NCIS: オリジンズ』及び『NCIS』ユニバース全体に激励の言葉を下さりました」
さらに裏話もちょっぴり披露。
「『NCIS: オリジンズ』に登場するバーは、(製作総指揮の一人)ジーナ・ルシタ・モンレアルと僕が『トップガン』で使用されたバーからインスピレーションを得たものです。だからトムが承諾してくれて本当に嬉しかった。いろいろなアドバイス、そして暖かい言葉をかけてくれて有難う、トム!」
トムが具体的にどんな言葉をかけたのか不明だが、『トップガン』『ミッション:インポッシブル』共にシリーズ化が進行中。ロングラン化そしてユニバースが広がる「NCIS」シリーズに、トムが敬意を抱いていても不思議ではない。
スーパースターの訪問で勢いづく「NCIS: オリジンズ」。トムの激励が公になっただけに、恥をかかせるわけにはいかない。『トップガン』『ミッション:インポッシブル』に負けじと、「NCIS: オリジンズ」はより高みを目指す。
<「deadline.com」 10月16日>