ニュース

海外ドラマ最新レポート Vol.742  「LAW & ORDER」のオデリア・ハレヴィ、新婚夫とのケンカのシメは"ダンダン"

LAWO_yr21_#457(21-1)_TV_LWR01_P2901_01815.jpg
米NBC「LAW & ORDER」シーズン21で初登場したNY州の地方検事サマンサ・マルーンを演じる、イスラエル人女優のオデリア・ハレヴィ。5月に高級物件専門の不動産エージェント、アーロン・メイザーさんと故郷イスラエルで結婚式を挙げたばかり
幸せいっぱいのオデリアだが、ケンカもしばしば。アーロンさんはちょっぴり頑固な時があるのだとか。NBCの取材でおノロケ半分のコメントを残している。
「アーロンとケンカすることもあります。彼はある分野に関しては自分を譲らないのです」


アーロンさんも頑固だが、オデリアだって負けてはいない。言い負かすこともあるという。そうなれば反論は受け付けない。その勝利宣言が「LAW & ORDER」そのものなのだ。
「私が口ゲンカで勝つと、『ダンダン こちらからは以上です』って終わらせちゃうのよ」
"ダンダン"とは「LAW & ORDER」の視聴者にはおなじみ、シーンの切り替えの時に使われる効果音だ。"シャンシャン"音と表記した方がピンとくる方も多いだろう。「LAW & ORDER」では場面が変わるたびに鳴るので1エピソードで何度も耳にするはずだ。
確かに"ダンダン"とシメられてしまうと、もう何を言ってもムダ。アーロンさんが言い返したいことがあったとしても、反対尋問の時間は終わっているからだ。
"ダンダン"されてしまった側にしてみれば、なんだか納得いかないかもしれないが、それは新婚夫婦の間だから許されるイチャイチャ。他の家族や仲間内で"ダンダン"を口にすることはないという。


それでも、ある時、オデリアを驚かせる"ダンダン"があったという。
「通っているジムのトレーナーが『LAW & ORDER』の大ファンなんです。彼が私を驚かせようと、ハードなトレーニングの合間に"ダンダン"音を鳴らしてくれたのです」
ランニングとウエイトトレーニングの合間、おそらくあまりのキツさにへばりかけていたオデリアに喝を入れたかったのだろう。"ダンダン"音の効果はてきめん、「楽しかった!」とオデリアはトレーナーのユーモアあふれる喝に再び元気を取り戻したという。


今秋以降、シーズン25を迎える「LAW & ORDER」。オデリアも5シーズン目となる。子供の頃から法律には興味があったから、「LAW & ORDER」出演は自分にとって贈り物のように思えるとか。
「番組からたくさんのことを学びました。そして私は弁護士試験には受からないことも、ハッキリしました」
最後のコメントは法曹関係者への敬意から。現実の捜査では魔法のような"ダンダン"音など存在しないのだ。



<「yahoo.com」 2024年10月3日>