米で2005年から17年にかけて放送されていた「BONES ―骨は語る―」は、本格的な犯罪ミステリーでありながら、主演のエミリー・デシャネルとデヴィッド・ボレアナズのもどかしいロマンスやコミカルなキャラクター等が支持され、12シーズンものロングランとなった人気TVシリーズだ。
今年は「BONES ―骨は語る―」20周年。記念の年を迎え、心躍っているのはファンだけではないようだ。エミリーとカーラ・ギャロが同シリーズの裏話を明かすポッドキャスト番組「Boneheads(原題)」にて、再集結について語っている。
「皆でずっとその話をしてるのよ。TJ(T・J・サイン)に『リブートをやるつもりはある?』と聞いたら二つ返事でOKしてくれたわ」と、ノリノリで語るのはカーラ。お騒がせキャラ、デイジー役で出演していたキャスト陣のムードメーカーは、「BONES ―骨は語る―」愛が人一倍なのだ。
「私たちは『BONES ―骨は語る―』に愛着を持っているの。クリエーターのハート・ハンソンやバリー・ジョセフソンも同じ気持ちよ。皆この作品が大好き。深い思い入れを持っていたから、今も恋しい気持ちでいるの」(カーラ)
主演のエミリーは、プロデューサーとしても「BONES ―骨は語る―」に参加していただけに、少し冷静に、かつ現実的に再集結について考えているようだ。
「私たちは何らかの形でリブートについての可能性を探っているところなの。今年は20周年の記念の年だから、何か楽しいことをやりたいわね」(エミリー)
幸いというべきか、デヴィッド・ボレアナズが主演していたTVシリーズ「SEAL Team/シール・チーム」が昨年で終了。スケジュール的に願ってもないタイミングとも言える。
エミリーは「何も責任はとれないけれど、(再集結を)やるなら絶対参加するわ」と宣言。おなじみのメンツの勢ぞろいが待ち遠しいファンには嬉しい発言だ。
再放送や配信のおかげで、「BONES ―骨は語る―」は米国で、世界でファンを増やし続けている。記念の年にサプライズは起こるのか、期待して待ちたいものだ。
<「cbr.com」 3月28日>