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海外ドラマ最新レポート Vol.361  「MANIFEST/マニフェスト」J・R・ラミレス ジャレッドの性格を言い表すなら?

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MANIFEST/マニフェスト」でNY市警の刑事、ジャレッドを演じるJ・R・ラミレスが、シーズン3を前に米エンタメサイトのインタビューに答えている。
 
ジャレッドは、主人公ミカエラ(メリッサ・ロクスバーグ)の同僚であり、元恋人。婚約寸前の関係だったが、ミカエラが搭乗していたモンテゴ航空828便が行方不明になり、傷心した彼は他の女性と結婚してしまう。しかし、5年半後、死んだと思っていた828便の搭乗者が再び姿を現す。複雑な気持ちを抱えながら、職場復帰したミカエラの“呼びかけ”に力を貸すことになる。一度は本気で愛したミカエラ、決して嫌いになったわけでもケンカ別れしたわけではない。彼女への思いは、既婚者となってからも消えていない。
 
「ジャレッドの性格を一言で言い表すとしたら、『忠誠心』だろうね。彼は驚くほど忠誠心の強い人間だ。(828便には搭乗しなかった)僕やグレース、オリーブは全く想像しがたい状況を受け入れなきゃならなかった。愛する人(ミカエラ)が突然どこからともなく姿を現したことをね。5年半はとても長かったはずだ」
 
ミカエラが消えた5年半の間に心の整理はつけた。それなのに彼女は帰ってきた。戸惑うジャレッドの忠誠心がフルに発揮され始めたころ、彼女の前に新しい男が現われるのだ。「彼は自分の愛する女性と深い関係になるのをあきらめただけでなく、その女性が知らない男といい仲になるのを指を加えて見てなきゃならなかった。それが忠誠心のあるジャレッドという男さ。彼は思いやりと優しさにあふれているんだね」 もちろん、知らない男とはジークのこと。奇妙な共通点で結ばれたミカエラとジークの関係に割って入ることはできない。その苛立ち、いや、焼きもちがジャレッドを苦しめる。
 
それでもJ・R自身、プライベートにおいても“忠誠心”は大切にしたいと考えている。 「僕も恋人や友人、家族にはできるだけ優しい気持ちでいたいと思うんだ。そういう意味ではジャレッドと僕は似てると言えるかな」 シーズン3を迎えても、ジャレッドのミカエラに対する忠誠心が薄れることはなさそう。ジークへの思いは複雑だが、「我慢だよ、我慢」と演じるJ・Rは気にかける様子もない。これからもジャレッドの忠誠心は変わらぬままだと信じよう。
 
 
<「cinemablend.com」   3月26日>