ラリーのミッドライフ★クライシス

実在のカリスマ・プロデューサー、ラリー・デイヴィッドの揉め事まみれの日常を自らが演じるユニークでシニカルなフェイク・ドキュメンタリー・コメディ。

ラリーのミッドライフ★クライシス

作品概要

アメリカのカリスマTVプロデューサー、ラリー・デイヴィッドの揉め事まみれの日常を自らが演じるユニークでシニカルなフェイク・ドキュメンタリー・コメディ、マイケル・J・フォックスがゲスト出演する最新シーズン8を日本初放送

◆イントロダクション

自身の“こだわり”が災いして、いつもとんでもないトラブルに巻き込まれたり誤解されてしまう主人公ラリーのユニークなキャラクターと、誰にでも起こりうるちょっとした“理不尽”な出来事の数々を、擬似ドキュメンタリー風に面白おかしく描いた斬新さが全米の話題を集め、大ヒットの「ラリーのミッドライフ★ クライシス」。一見クールだがダイナマイト級の爆発力がある笑いのカリスマ、ラリーとはいったいどんな人物なのか?

1990年から1998年まで全米放送された、ジェリー・サインフェルド主演のコメディ・シリーズ「となりのサインフェルド」。全米視聴率がコメディ・ドラマ部門で4年連続トップを記録し、最終回は何とその放送時間にTVをつけていた全米の世帯の3軒に1軒がチャンネルをあわせるという社会現象級の話題を生んだ。そんなスーパー・ヒット作をクリエイター/プロデューサーとして支えた仕掛け人が、ラリー・デイヴィッドだ。自身も優れたコメディアンであるラリーが、ついにみずから主演にチャレンジしたのが、超話題作「ラリーのミッドライフ★クライシス」である。

クリエイター、ラリー・デイヴィッドが“ミッドライフ・クライシス(中年の危機)”におちいった自分自身を演じるというユニークでシニカルな大人のコメディである本作は、ほかのTVシリーズには見られない“こだわり”がある。
リアリズムを重視してか、ビデオカメラが主人公ラリーの生活を追う“モキュメンタリー”という手法を採用。“モキュメンタリー”とは“Mock(偽りの)”と“Documentary”をあわせた造語で、虚構の記録映像や証言をつないで実際にはない出来事を描く疑似ドキュメンタリーのこと(映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」などが有名)。そのためシトコムにつきものの「観客の笑い声」は本作には入っていない。また、ほとんどの台詞は出演者のアドリブで、リハなし・時系列通りにオールロケでの撮影を敢行。但し、台本には場面の状況が詳細に記されているため、台詞と物語は矛盾しない仕組みだ。1場面あたり7~8回録り直すのも、2~3テイクで済むのが常識の米コメディの収録としては格物に丁寧だ。

さらに、本作には、主演兼プロデューサー兼脚本家のラリー・デイヴィッドが米エンターテインメント業界で築いた人脈から、豪華な顔ぶれがゲスト・スターとして出演しており、多くが本人役というのが実にユニーク!その一部をあげると…

テッド・ダンソン&メアリー・スティンバーゲン夫妻(シーズン1)、ジュリア・ルイス=ドレイファス(シーズン1ほか)、ダイアン・キートン(シーズン1・声 のみ)、ロブ・ライナー(シーズン2)、リタ・ウィルソン(シーズン2)、シャキール・オニール(シーズン2)、ジェイソン・アレキサンダー(シーズン2ほか)、アラニス・モリセット(シーズン3)、マ イケル・ヨーク(シーズン3)、マーティン・スコセッシ(シーズン3)、ベン・スティラー(シーズン4)、メル・ブルックス(シーズン4)、デイヴィッ ド・シュワイマー(シーズン4)、ダスティン・ホフマン(シーズン5)、サシャ・バロン・コーエン(シーズン5)、ジョン・マッケンロー(シーズン6)、ヴィヴィカ・A・フォックス(シーズン6ほか)、ジェリー・サインフェルド(シーズン7)、マイケル・リチャーズ(シーズン7)、メグ・ライアン(シーズン7)、クリスチャン・スレイター(シーズン7)、シェリー・ストリングフィールド(シーズン7)、ロージー・オドネル(シーズン7ほか)、リッキー・ジャーヴェイス(シーズン8)、マイケル・J・フォックス(シーズン8)ほか。

◆受賞歴

「ラリーのミッドライフ★クライシス」は全米のマスコミから絶賛を浴び、各TV賞レースでも台風の目に!

【 エミー賞 】
●第54回(02年発表)=2部門ノミネート
●第55回(03年発表)=10部門ノミネート&最優秀監督賞(ロバート・B・ウェイド)受賞!
●第56回(04年発表)=8部門ノミネート
●第58回(06年発表)=5部門ノミネート
●第60回(08年発表)=4部門ノミネート
●第62回(10年発表)=4部門ノミネート
●第64回(12年発表)=5部門ノミネート&編集賞(シングルカメラ・コメディシリーズ部門)受賞

【 ゴールデン・グローブ賞 】
●第60回(03年発表)=2部門ノミネート&最優秀作品賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞!
●第62回(05年発表)=1部門ノミネート
●第63回(06年発表)=2部門ノミネート

【脚本家協会賞】
●2006年 コメディ・シリーズ部門受賞(ラリー・デイヴィッド)

【 AFI(American Film Institute) 】
2002年度コメディ・シリーズ・オブ・ザ・イヤー ほか、受賞多数!!

◆シーズン7の見どころ

妻シェリルに去られ、ハリケーン被災者のロレッタと結ばれたはずのラリー。しかし、今やラリーは彼女との関係に満足しておらず、別れたいと考えていた。そんな時、ラリーは偶然シェリルと再会する。シェリルは女優業を再開しており、「となりのサインフェルド」の続編を制作し、自分の役を作ってほしいと頼む。ラリーはシェリルを取り戻すには、これしかないと思い、急に手のひらを返し、全く乗り気でなかったはずの「サインフェルド」の続編制作を引き受ける。果たして、「となりのサインフェルド」続編は無事にスタートするのか?そしてラリーとシェリルの関係は!?

シーズン7も超豪華ゲスト陣!

今回のシーズン7は、ラリー・デイヴィッド本人が実際に手がけた代表作「となりのサインフェルド」の続編がテーマということで、ジェリー・サインフェルド、ジュリア・ルイス・ドレイファス、マイケル・リチャーズ、ジェイソン・アレクサンダーといった同作のレギュラー出演者が再結集することに加え、例によってシェリー・ストリングフィールド(TV「ER 緊急救命室」)、メグ・ライアン、クリスチャン・スレイター、ロージー・オドネルら豪華ゲストが続々登場!!

シーズン8の見どころ

TV「となりのサインフェルド」続編制作を通じて、一度は彼の元を去った妻シェリルとなんとかよりを戻そうと企てるラリー。その目論みはうまくいったかに見えたが、せっかくいい雰囲気になったその時、ラリーは知人のアンティーク木製テーブルにグラスのシミをつけた犯人がシェリルであったと気づき、自分にかけられた疑いを晴らすべくシェリルに電話させようとしてすべてをぶち壊してしまう。そして…。

今回のシーズン8は、最終回になんとあのマイケル・J・フォックスがゲスト出演! 本年度エミー賞にもノミネートされた彼の演技は必見です!!

作品基本情報

原題 ラリーのミッドライフ★クライシス
CURB YOUR ENTHUSIASM
データ 2000年~現在全米HBOにて放送中/アメリカ/字幕/45分枠/HD作品
製作総指揮 ラリー・デイヴィッド
出演 ラリー・デイヴィッド
シェリル・ハインズ
ジェフ・ガーリン他
毎回豪華ゲスト
あらすじ

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