バトルスター・ギャラクティカ 各話あらすじ

「人類が作り出したサイロン彼らは反乱を起こし、進化した外見も感情もまさに人間自らを人間だと思い込んでいるサイロンもいるそのコピーの数は計り知れないそして彼らには計画があった」 シリーズ最終回放送後に制作された「ギャラクティカ」ファン必見のＴＶムービー。

ファイナル・ファイブを「親」とするサイロンたちは、「ワン」ことカビルの指揮のもと、核攻撃による人類抹殺を企てる。だが作戦はカビルたちサイロンにとって完全なる成功とはならなかった。彼らの全面攻撃にもかかわらず人類は全滅しなかったのだ。かろうじて生き残った5万人の人類は、ギャラクティカを中心に船団を組み、新天地を求めて逃避行を続けている。計画達成に向けて、カビルの指示のもとサイロンたちによる人類抹殺作戦が開始された。しかし、人類側に潜入したサイロンの中からは、人類を滅ぼすことに疑問を感じる者が次々と現れる…。


■作品解説

『バトルスター・ギャラクティカ THE PLAN』は、「序章」からシーズン２最後までの出来事をサイロンの視点から描き、TVシリーズにて語られてきた「計画」（PLAN）が明かされる特別編である。本作はまず、DVD、BD、ダウンロード配信のみによって2009年10月27日に本国で発売され、その後2010年1月10日に全米Sci- Fiチャンネルで初回放送を迎えた。2009年3月でのシリーズ放送終了を嘆いていた多くのファンにとっては、SF番組史上最高傑作と呼ばれるこのシリーズの世界観を再び体験できる大きな喜びとなった。 本作では、シーズン１第2話「ウォーター」でのギャラクティカ貯水タンク爆破や同第13話「コボル上陸作戦（後編）」でのアダマ殺害未遂といった、シャロン・“ブーマー”・バレリーのサイロンとしての任務はどのようにして「発動」したのか、シーズン1第7話「裏切りの告発」に登場したナンバー・シックス・タイプのサイロン、シェリー・ゴッドフリーがどこに消えたのかといった、シーズン１・２におけるいくつかの謎や疑問点が解き明かされ、「バトルスター・ギャラクティカ」シリーズのストーリーに更なる厚みを加えている。監督を務めたのは、アダマ艦長役の俳優エドワード・ジェームズ・オルモス。また、オルモスの妻で女優のライマリ・ナダルが、「序章」にてほんの一瞬だけ登場したキャラクター、ジアナ・オニール役で再び登場するのも見所のひとつで、今回は物語の中で非常に重要な役割を果たしている。