サム・クーパー
Sam Cooper
「レッドセル」のリーダー。ＢＡＵの創設メンバーの１人で、ＢＡＵのロッシとは20年前から知人で、ホッチナー捜査官と仲がいい。ＦＢＩを去ったがフィックラー長官の要請に応じ、みずからメンバーを選んで「レッドセル」を結成。プロファイリングを知的に駆使するだけでなく、容疑者確保を特に急ぐ必要がある場合、時にＦＢＩのルールを無視しかねない決断力の持ち主。ヒューマンな感性も持ち、心が痛むと教会に向かうこともある。
フォレスト・ウィテカー
Forest Whitaker
1961年7月15日、生まれ。映画『バード』でカンヌ国際映画祭男優賞に、『ラストキング・オブ・スコットランド』でアカデミー賞主演男優賞に輝いた、ハリウッドを代表する実力派。『初体験／リッジモント・ハイ』でデビューし、『クライング・ゲーム』『パニック・ルーム』『大統領の執事の涙』など多数の映画やＴＶ「ザ・シールド～ルール無用の警察バッジ～」シーズン５・６に出演。映画『ため息つかせて』『ホワイト・プリンセス』などで監督業も。
声／立木文彦
ベス・グリフィス
Beth Griffith
「レッドセル」の副リーダー。ＦＢＩの「脅威評価タスクフォース」時代、全米のテロ問題に取り組んだ知性派捜査官で、常にクールにふるまうが、自分の考えをストレートに表現してしまう大胆不敵さも盛る。クーパーが不在の現場では、責任を持って「レッドセル」を管理する。世界的な神経外科医の娘だが、多忙な父親に反発した過去がある。射撃は得意ではなく、ある事件で人を初めて撃ってショックを受けるという繊細な横顔がある。
ジャニーン・ガラファロ
Janeane Garofalo
1964年9月28日、ニュージャージー州生まれ。元々はスタンダップ・コメディアンで、ＴＶ「サタデー・ナイト・ライブ」に1994～95年に出演。映画俳優としても『好きと言えなくて』『ロミーとミッシェルの場合』などに出演。ＴＶドラマも「フェリシティの青春」の原語版でヒロインの恩師サリーの声を演じ、「24」シーズン７ではジャニス・ゴールドを演じ、「ザ・ソプラノズ」シーズン２、「ザ・ホワイトハウス」シーズン７などにゲスト出演した。
声／高島雅羅
ジョナサン・“プロフェット”・シムズ
John "Prophet" Sims
“プロフェット（預言者）”というニックネームがある、優秀なベテラン・プロファイラー。ある小児同性愛者に対して怒りをコントロールできなくなってしまい、相手を殺害し、６年と３か月もの間、刑務所に服役した過去を持つ。フィックラー長官は今も彼が感情的になることがあるのではないかと疑うが、クーパーは信頼を置き続ける。刑務所で服役中、他の受刑者たちから得た情報を多数持ち、犯罪者の内面と行動の関係にも詳しい。
マイケル・ケリー
Michael Kelly
1969年5月22日、フィラデルフィア生まれ。1990年代後半から映画・ＴＶ界で俳優として活動するように。『ドーン・オブ・ザ・デッド』『アジャストメント』『クロニクル』『マン・オブ・スティール』『グランド・イリュージョン』などの映画に出演し、ＴＶも「特捜チーム レベル９」のティッブス役、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のダグ役の他、「LAW & ORDER」シーズン19、「ＦＲＩＮＧＥ／フリンジ」シーズン１などにゲスト出演。
声／原康義
ジーナ・ラサール
Gina LaSalle
若手の女性プロファイラー。些細な発見を得意とするが捜査官としても優秀で、容疑者確保の緊張する場面でも拳銃を手に、物怖じすることなく活躍するタフな性格。とはいえ、軍人である父親との間に何か確執があり、それが心の傷になっているような素振りも。普段はクールだが、チームのメンバーに何かとあるとちゃんと気づかう優しさもある。
ボー・ギャレット
Beau Garrett
1982年12月28日、ロサンゼルス生まれ。モデルとしてキャリアをスタートし、“ＧＵＥＳＳ”“レヴロン”とコラボ。それから女優として、『ファンタスティック・フォー：銀河の危機』『近距離恋愛』などの映画に出演し、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」シーズン１、「Ｄｒ．ＨＯＵＳＥ」シーズン６、「ザ・グレイズ ～フロリダ殺人事件簿」シーズン１、「ＣＨＵＣＫ／チャック」ファイナル・シーズンなどにゲスト出演。
声／落合るみ
ミック・ローソン
Mick Rawson
かつて英国のある特殊部隊に所属した一流スナイパーでもある、異色のプロファイラー。身体能力は「レッドセル」のメンバー中一番で、ライフルを使った長距離狙撃も得意など、容疑者と対峙する場面では貴重な戦力となる。また、銃器を操る犯人像のプロファイリングには仲間たちも一目を置く。過去に関しては謎が多いが、クーパーと信頼し合うようになる事件が過去にあったと思わせる。趣味のひとつは、カリ（格闘技）のスパーリング。
マット・ライアン
Matt Ryan
1981年4月11日、英国ウェールズ生まれ。舞台「レ・ミゼラブル」など子役時代から俳優として活動。『レイヤー・ケーキ』『フライペーパー！ 史上最低の銀行強盗』などの映画に出演し、「THE TUDORS～背徳の王冠～」シーズン１、「秘密情報部 トーチウッド」シーズン２などのＴＶにゲスト出演。2014年秋より全米ＮＢＣネットワークで放送予定、以前映画化もされたアメコミが原作のドラマ「Constantine（原題）」の主演に決まっている。
声／川本克彦
ペネロープ・ガルシア
Penelope Garcia
両親を交通事故で失うなど悲しい経歴がある全米屈指のハッカーだったが、その腕を見込まれてＦＢＩにリクルートされる。クワンティコにあるＢＡＵの自室で多数のＰＣを操り、インターネットやＦＢＩ・各地警察など公的機関のデータベースから、捜査に必要な情報を天才的なスピードで収集し、「クリミナル・マインド」のＢＡＵの捜査官たちを支える技術分析官。ＢＡＵと並行し、「レッドセル」にも協力する。陽気さと繊細さをあわせ持つ。
カーステン・ヴァングスネス
Kirsten Vangsness
1972年7月7日、カリフォルニア州パサデナ生まれ。カリフォルニア州立大フラートン校を卒業後、舞台で俳優活動を開始し、幾つかの賞を受賞。文才もあってロサンゼルス・タイムズ誌に寄稿したこともある。俳優として生活費を稼げるようになるまでには、代理教員や子供のカウンセラーなど多数の仕事をしたとか。「ＬＡＸ」などのＴＶドラマにゲスト出演し、出世作「クリミナル・マインド」では本作と同じくガルシア役を演じ続けている。
声／斉藤貴美子