女優・杏子

女優の杏子は目下ドラマの共演相手・君塚と熱愛中。そのドラマの収録が終了。杏子は君塚に「ドラマが終われば恋も終わり」と別れを告げる。その夜、杏子はふらりと入ったバーで若い女性を連れた父・裕次郎と会う。

引用元：U-NEXT

母のホームヘルパーである友子に好感を持った杏子は、友子をドラマの撮影現場に招待する。そこで、細やかな心配りのできる友子のことがますます気にいった杏子は、友子に自分の付き人になってほしいと切り出す。

引用元：U-NEXT

杏子はドラマ化が決定した『愛の流氷』の原作者・宗方に接近し、体当たりのやり方で主役の座を獲得する。ヒロインを奪われ悔しがるかすみ。それから間もなく、杏子と宗方の不倫写真が写真週刊誌に掲載される。

引用元：U-NEXT

プロデューサーの井上らの反対を押しきって、杏子は相手役に竜介を選ぶ。間もなく、ドラマの立ち稽古が始まる。新人の竜介は思うように演技ができず、杏子やディレクターから容赦のない叱責が飛ぶ。

引用元：U-NEXT

杏子が睡眠薬の飲み過ぎで病院へ運ばれる。お酒と一緒に飲んでいるうちに量がわからなくなったという。病院にリポーターが詰めかけ、自殺未遂かと騒がれる。皮肉なことに、翌日からドラマの視聴率が上がり始める。

引用元：U-NEXT

竜介が杏子に愛を告白。その熱情に押しきられ、杏子は竜介と一夜を過ごす。ひそかに竜介に思いを寄せていた友子は、2人の姿を目撃し傷つく。『愛の流氷』の収録が全て終了。竜介は杏子への思いを募らせるが…。

引用元：U-NEXT

新しいドラマの紹介番組を観た杏子は、インタビューに答えているかすみ、千乃、竜介の姿に逆上する。その日は杏子の母・朝子の誕生日。プレゼントを届けにいった杏子は、父・裕次郎から女優志願の女性を紹介される。

引用元：U-NEXT

孝枝の事務所を追い出された竜介に同情した友子は、もう一度竜介を事務所に戻してもらうよう孝枝に頼む。孝枝は竜介と正式に契約を結ぶが、女性との交際は孝枝の許可が出るまで禁止するよう約束させる。

引用元：U-NEXT

杏子が主役を演じた『愛の流氷』の映画化が決定した。杏子がそのヒロインに決まっていたが、かすみが宗方と関係を持ち、ヒロインを奪おうとする。プライドを保つため、杏子は自分からその役を降りる。

引用元：U-NEXT

牛場に待ちぼうけをくわされ、杏子は腹を立てるがこの場は牛場の顔を立てて自ら劇団の事務所へ赴く。杏子の持つエネルギーに注目したという牛場。気を良くした杏子は、その場で仕事を引き受ける。

引用元：U-NEXT

杏子は宗方から誘われるが、もう寄りを戻す気はなかった。牛場の稽古は厳しく、容赦のない叱責が杏子に飛ぶ。白熱した稽古が続くある日、杏子は牛場から怒鳴られた揚げ句、灰皿を投げつけられ…。

引用元：U-NEXT

テレビ局の個室で、千乃と竜介が2人きりなのを知った孝枝は部屋へ押しかけ注意する。友子は竜介の唇に口紅がついているのを見つける。そんななか、映画プロデューサーの平井が、牛場の脚本にクレームをつけてくる。

引用元：U-NEXT

牛場に裏切られた杏子は、映画の仕事を降りると宣言。周囲のどんな説得にも応じようとしなかった。心の空白を埋めるため、杏子は宗方を誘う。だが、宗方は杏子の誘いを断り、かすみとデートする。

引用元：U-NEXT

映画公開の夜、牛場に待ちぼうけをくわされた杏子。翌日、劇団に牛場を捜しにいった杏子は、牛場が千乃と抱きあっている姿を目撃。牛場と千乃の関係を知った竜介は、杏子をもてあそんだ牛場を非難し劇団を辞める。

引用元：U-NEXT

竜介がかすみに呼び出され、次の連ドラの相手役になってもらえないかと切りだされる。承知した竜介は、かすみに言われるまま、一緒に宗方に会いにいく。杏子を裏切る結果になった竜介は思い悩み…。

引用元：U-NEXT

杏子の突然の婚約発表に孝枝は激怒。事務所は解散すると口走る。その夜、スナックで杏子と竜介、牛場と千乃のカップルが鉢あわせ。傍若無人な牛場の態度にかっとなった杏子は、牛場の顔に酒を浴びせかける。

引用元：U-NEXT

朝子は杏子から婚約について連絡がないので心配していた。裕次郎は杏子を訪ね、結婚には反対だと主張。杏子は裕次郎に竜介を紹介するが気まずい雰囲気が漂う。そんななか、杏子と竜介の共演ドラマがオンエアになる。

引用元：U-NEXT

竜介に隠し子騒動が持ち上がる。相手は風俗嬢で、子供は3歳になるという。杏子は竜介に確かめようとするが、竜介は行方をくらます。そんななか、竜介からの連絡を受けた友子は、竜介のいるホテルへ駆けつける。

引用元：U-NEXT

杏子が竜介との婚約解消を宣言した頃、千乃と牛場の関係も破局を迎えていた。友子は茜に会い、子供の父親について問い詰める。狼狽する茜の様子を見た友子は、牛場が裏で糸を引いていることを察する。

引用元：U-NEXT

杏子は竜介に内緒で、茜に会いにいく。茜の子供を見た杏子は、竜介の子だと直感。茜もそれを認め、牛場に嘘をついたいきさつを語る。杏子は茜に大金を渡し、もう一度雑誌に嘘の告白をするよう話をつける。

引用元：U-NEXT

杏子らが海外で結婚式を挙げている頃、杏子の不正賭博疑惑が週刊誌に掲載される。杏子は昔の恋人・君塚に誘われてカジノバーへ行ったことは認めるが、賭博はしていないという。そんな矢先、君塚が逮捕され…。

引用元：U-NEXT

勇の予想どおり、杏子は警察の取り調べを受ける。そして、その日のうちにマスコミにその情報が流れる。翌日、杏子は起訴されることもなく無実が証明されるが、ドラマやCMの打ち切りなど、厳しい状況に追いやられる。

引用元：U-NEXT

ホームヘルパーに復帰した友子は、世話をしているみすずから重大な秘密を打ち明けられる。25年前、女優だったみすずは、妻子あるスチールカメラマン・俊三と駆け落ち。苦しめた彼の妻子に謝りたいという。

引用元：U-NEXT

他人のプライバシーに踏み込んだことを友子は後悔し、再び治美を訪ねて素直に謝る。それから間もなく、友子のもとに卓也から離婚届が届く。友子はそれをみすずと俊三に渡し、明日結婚式をしようと祝福するが…。

引用元：U-NEXT

友子は俊三の遺品のカメラを卓也に届けにいく。自殺した俊三に、卓也も治美もやりきれない想いを抱く。無性に杏子に会いたくなった友子は、杏子のマンションの前まで行くが、チャイムを押すことはできなかった。

引用元：U-NEXT

井上に屈辱的な思いを味わわされた杏子は、帰り道ばったり友子と会う。2人は辛い思いを胸に秘めて、静かに語りあう。そんななか、杏子に久々に仕事が入る。妖怪役と知り憮然とするが、孝枝に説得され引き受ける。

引用元：U-NEXT

孝枝が脳梗塞で倒れて入院した。幸い命には別状なかったが、友子が介護にあたることに。竜介が仕事に集中するため、ホテルに泊まり込む。宿泊先を秘密にされ怒った杏子は、探偵事務所に竜介の調査を依頼する。

引用元：U-NEXT

杏子がかすみの代役をする件について、千乃がクレームをつける。杏子が嫌いな千乃は、杏子が共演者になるなら自分は役を降りると駄々をこねる。孝枝は代役の話を断り、友子は竜介に杏子を励ましてくれるよう頼む。

引用元：U-NEXT

孝枝は竜介に不倫疑惑について聞く。竜介は潔白を主張。杏子と話しあうために家へ帰る。ある日、竜介は相手役の愛のために演技指導をする。竜介がリハーサル室に腕時計を忘れたことから、杏子は2人の仲を誤解する。

引用元：U-NEXT

譲二の熱心な売り込みが功を奏して、杏子に待望の仕事がくる。杏子は譲二を見直し、2人の間に親近感が生まれる。竜介は愛と最後の一線を越えてしまった。譲二は2人の関係を清算するよう竜介に忠告するが…。

引用元：U-NEXT

杏子と譲二のキスシーンを目撃した友子は、杏子に軽率な行動を慎むよう忠告する。孝枝の命令により、竜介はホテル住まいをやめて家に戻る。杏子は夕食を作って竜介を迎えるが、ぎくしゃくした雰囲気は変わらず…。

引用元：U-NEXT

ロケ先でのヌード騒動は、譲二の手腕によってスタントを使うことで一件落着する。杏子の譲二への信頼感はますます強くなる。その頃、スタイリストのみゆきに心惹かれた竜介は、杏子の留守にみゆきを部屋に呼ぶ。

引用元：U-NEXT

家をでた竜介は離婚について孝枝に相談する。孝枝は竜介の気持ちを杏子に伝えるが、杏子は「離婚はしない」と主張する。再び朝子のヘルパーになった友子は、朝子に頼まれて杏子の様子を見にいくが…。

引用元：U-NEXT

みゆきは杏子のところに謝りにいく。だが、それが裏目にでて離婚問題はますますこじれてしまう。竜介は杏子の両親に相談するが、朝子は竜介の身勝手さを非難し、裕次郎も杏子のことを不憫に思う。

引用元：U-NEXT

杏子と譲二の関係を知った孝枝は、杏子を不道徳だと非難。杏子は悪びれた様子もなく、譲二と結婚するかもしれないと告げる。譲二は杏子に独立を勧める。杏子は譲二のために、慰謝料を立て替える。

引用元：U-NEXT

譲二の子供が熱性ケイレンを起こし、別居中の妻から電話がかかってくる。譲二は一瞬、狼狽するが、家族に会いにいこうとはしなかった。孝枝の仲介で話しあった杏子と竜介は、別々に記者会見をして離婚を発表する。

引用元：U-NEXT

独立に再起をかけた杏子だったが、譲二が取ってくる仕事は地方のイベントや着物のお見立て会などで、杏子は嫌気が差してくる。そんな時、杏子は譲二に頼まれて、杏子のファンだという実業家・佐々木と食事をする。

引用元：U-NEXT

杏子はファンの佐々木から関係を迫られるが、譲二が駆けつけ、佐々木から受け取った金を叩き返す。譲二に裏切られたと思っていた杏子は、誤解だと知り安心する。そんななか、朝子が腎不全で入院する。

引用元：U-NEXT

友子は杏子からマンションの合い鍵を預かっていたが、譲二がそのことでクレームをつける。友子はマンションに届いたファックスから杏子の写真集のギャラが3千万円だと知る。竜介はヌード写真集の話に心を痛めて…。

引用元：U-NEXT

譲二がこっそり妻の由紀江と会っているのを友子が目撃。譲二の正体を知らせるため、杏子に由紀江をひき会わせる。譲二が出版社ともめ仕事がキャンセルになったことを知った杏子は、譲二ときっぱり別れる。

引用元：U-NEXT

逆境にある杏子を見捨てておけない友子は、杏子の事務所を手伝うことに。だが、すっかり無気力になった杏子は、仕事をすっぽかしてしまう。そんな折、裕次郎が先物取引で大損し、莫大な借金を背負う。

引用元：U-NEXT

千乃との共演ドラマのリハーサルが始まった。遅れてきた千乃は、杏子の演技にクレームをつける。動揺した杏子はせりふが言えなくなってしまう。翌日、友子に励まされた杏子は、張りきってリハーサルに臨むが…。

引用元：U-NEXT

朝子が亡くなって3カ月後の命日、裕次郎が交通事故で帰らぬ人になり、生命保険金で借金を全て返済する。そんなある日、喧嘩別れした牛場から突然杏子に電話があり、舞台で再出発してみないかと切りだしてくる。

引用元：U-NEXT

杏子は芝居の相手役が竜介と知り驚くが、意外にも離婚の時のどろどろした感情は消えていた。台本も面白く、杏子は熱心に稽古に励む。そんな時、杏子は芝居の宣伝のため、ライバルのかすみとの対談番組に出演する。

引用元：U-NEXT

牛場が食道がんで余命いくばくもないことがわかる。杏子は涙をこらえて、芝居の成功のために練習に励む。緊迫の稽古が続くなか、牛場が倒れる。ここ1カ月が限界だと医者は言う。公演日までも、あと1カ月だった。

引用元：U-NEXT

芝居の成功に命を懸けていた牛場が志半ばにして息をひきとる。杏子も竜介も心にぽっかり穴が空いたようで、何をする気にもなれない。友子はそんな2人を励まし、牛場の追悼公演をするように促す。

引用元：U-NEXT

牛場の追悼公演の稽古が始まって2週間後、ベテランの久米が去っていく。苦悩する竜介を励ます杏子。2人は公演の準備のため、杏子のマンションで徹夜することもあった。そこに、竜介の妻・みゆきが様子を見にくる。

引用元：U-NEXT

杏子と竜介の仲を誤解したみゆきが、杏子のマンションへ乗り込んでくる。逆上したみゆきは包丁まで持ちだすが、杏子に説得され邪推を反省する。一方劇団では、竜介が客演を呼んだことで劇団員から不満の声が上がる。

引用元：U-NEXT

追悼公演が終わって間もなく、杏子に連ドラの主役の話が持ち上がる。孝枝は喜んで杏子に知らせようとするが、杏子と連絡が取れない。ヘアメイクの吉野の話によると、杏子は長野の寺にこもっているという。

引用元：U-NEXT

孝枝は寺にいる杏子を訪ね、連ドラの主役の話を切りだす。だが、自分の存在価値がわからなくなった杏子は、にべもなく断る。孝枝は激怒し、絶交を言い渡す。そんななか、千乃の父が独立について孝枝に話しにくる。

引用元：U-NEXT

友子は杏子を訪ね、孝枝の事務所を辞めたことを告げる。心機一転、仕事を始める気になった杏子は、マネージャーとしての友子に協力を求める。そんななか、孝枝は杏子はもう女優を辞めたと言いふらしていた。

引用元：U-NEXT

今田の店で食事をした翌朝、杏子は散歩中に偶然、今田と出会う。今田に誘われ、杏子は手作りのパンをごちそうになるが友子は困惑する。実はグルメ番組の探訪相手が今田だと、友子は杏子にまだ話していなかった。

引用元：U-NEXT

杏子と絶交した孝枝が杏子に仕事の話を持ってくる。竜介が主役の単発ドラマの共演者だった。杏子は承諾するが、孝枝の引き止め工作だと見抜いた竜介は断る。一方、孝枝はかすみの仕事を取るのにも苦労していた。

引用元：U-NEXT

今田が杏子に会いにくる。今田の仕事に対する考え方に感動した杏子は、今田から何かを学ぼうと、今田の店を手伝いたいと申し出る。間もなく、杏子は今田の店でウェイトレスとして働き始めて…。

引用元：U-NEXT

劇団の運営に行き詰まった竜介は、杏子に助けを求めるが厳しく叱られ発憤する。杏子は楽しそうに今田の店で働いていた。そんなある夜、店の開店5周年記念のお祝いに、杏子は客として招待される。

引用元：U-NEXT

ある夜、今田の店に宗方とかすみが客としてやってくる。かすみの皮肉まじりの問いかけにも、屈託なく答える杏子。宗方はそんな杏子を驚きの目で見る。そんなある日、杏子にナレーションの仕事が入る。

引用元：U-NEXT

杏子と今田は結ばれる。翌日、杏子は仕事のために東京へ向かう。杏子の代わりに、友子が今田の店を手伝うことに。そんな時、今田が風邪で倒れる。杏子の狼狽ぶりに、友子は杏子が今田を愛しているのを感じる。

引用元：U-NEXT

友子は今田に惹かれ始めている自分に気づく。そんな時、杏子が撮影休みで軽井沢へやってくる。友子が東京に戻ると、竜介がマンションに現れる。戯曲の主役を杏子にやってもらいたい竜介は、軽井沢へ車を飛ばす。

引用元：U-NEXT

杏子は竜介が東京からわざわざ持ってきてくれた戯曲を読む。そして、その素晴らしさに感動し、竜介と抱きあって喜ぶ。杏子はその主役を演じてみたいと思うが、今田のことを考えると、すぐには承諾できなかった。

引用元：U-NEXT

事務所の閉鎖を決意した孝枝が杏子に挨拶にくる。杏子も結婚することを打ち明ける。杏子が引退するかもしれないと聞いた竜介は、自分の舞台にだけは出演してほしいと訴えるが、杏子は今田のそばにいたいと告げる。

引用元：U-NEXT

友子は今田に愛を告白。今田もパートナーとして友子を選び、2人は結ばれる。そんな時、孝枝が今田に会いにくる。親代わりとして、杏子のことを頼みにきたのだが、今田は友子と結婚することを告げる。

引用元：U-NEXT

和解した杏子と友子。そんななか、竜介の劇団の公演が決まり、オーディションが行われる。そこに杏子が応募者として現れる。杏子は孝枝に再びマネージャーになってもらう。間もなく、杏子主役の舞台の幕が開く…。

引用元：U-NEXT