ふたりはプリキュア Splash Star

元気いっぱいの日向咲は中学2年生のソフトボール部員で、家がパン屋さん。パティシエの父・大介、母・沙織、妹・みのりと暮らしている。そんな彼女が、今日引っ越して来たばかりの少女・美翔舞と出会った。

引用元：U-NEXT

不思議な縁で5年ぶりに再会し、「伝説の戦士プリキュア」に選ばれた日向咲と美翔舞。しかし、今までたった一度しか会っていなかった2人は、お互いを「日向さん」「美翔さん」と距離のある呼び方をしていた。

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咲が所属するソフトボール部が、明日から地区予選に参加することになった。その対戦相手は去年の優勝校である黒潮中。それを聞いた部員たちは、口々に「大丈夫かな」「自信ないよ」と落ち込んでしまう。

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舞がスケッチしている姿を偶然見かけた2年生の竹内先輩が、美術部に入らないかと舞を誘う。大胆なタッチなのにその線は繊細なため気に入り、あるコンクールへの出品をオファーするが、舞はあまり気乗りがしない。

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今日も遅刻しそうな咲は、学校までの長い坂を息を切らせて駆けていた。そんな彼女が目に留めたのは、不思議な空気をまとった穏やかなお兄さん。彼の視線の先をたどった咲は、そこに飛行機雲を見つけて大喜びする。

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咲の家はパン屋さんで、日曜でも休日でも店を開けなくてはならない。咲の妹・みのりは「せっかくの日曜なのにパパもママもどこへも連れていってくれない」と不満だった。そこへ、舞と彼女の家族がやってくる。

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フラッピとチョッピに奇妙な変化が現れ始める。6つの「奇跡の雫」が精霊の力を取り戻し始めたせいで 、とても耳の中にしまっておけなくなり、あふれるパワーを押さえ切れず耳がパンパンに腫れていた。

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姉の咲が大好きなみのりは、ソフトボールに熱中する姉の物まねをしたり、舞が遊びにきているところに顔を出すなど、常に姉の後をついて回っていた。だが少し元気があり過ぎて、注意されることもたびたびあった。

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クラス委員の宮迫学は引っ込み思案な男子。挨拶する声も小さく、クラスからツッコミを入れられるほどだった。それに対し、もう1人のクラス委員である女子の安藤加代は、責任感が強くクラスを引っ張るタイプだった。

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今回のグループ学習のテーマは「この町の働く人について」。咲や舞たちの班は、この町の魅力である海に関係する職業に目をつけ、健太の家が釣り船屋をしていると聞いて彼の家を取り上げることにした。

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起床予定時間を1時間も過ぎ、咲はフラッピに「目覚まし時計、止めたでしょ」と詰め寄っていた。しかしフラッピは止めていないと言って譲らない。結局咲は朝練に間に合わず、校庭10周を言い渡されてしまうのだった。

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「心に残る風景」をテーマに美術部内で作品発表会が行われることになり、何をモチーフにしようか悩む舞。そんななか、舞はチョッピの変化に気づく。ボーッと窓の外を見詰め、心なしか元気がない様子なのだった。

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今日はテストの答案が返ってくる日。一夜漬けで頑張った咲は、点数もそれなりに取れているはずだと自信ありあり。一方、舞は少し自信がなさそうで、「きっとあの問題の答え、間違っているはず」と肩を落とす。

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卒業式以来、久しぶりに憧れの藤P先輩と会ったなぎさは、いつも以上のハイテンションで大感激。彼が新入生ながらサッカー部のレギュラーに抜擢されたことを知ると、今度の土曜日の公式戦の応援にいくと約束した。

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ソフトボール部の試合の前日。咲は、この時期ばかりは特に張り切って練習に参加していた。体調も完璧で誰もが勝利を信じて疑わなかったが、突然不調に見舞われ、狙ったコースにボールを投げられなくなってしまう。

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クラスメイトの健太が悩んでいる原因は、昨日立ち聞きしてしまった両親の会話にあった。「そりゃあ、健太に頼むしかないだろ」「どう考えても健太しかいないわね」。両親は健太に家業を継いでもらいたいようなのだ。

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舞の母親は考古学者。デリケートな発掘作業をしたり、そのレポートを書くために3日も徹夜するなど大忙し。一方で、家事が苦手という一面があり、完璧過ぎるわけでもなくとっつきやすい女性だった。

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咲の家のパン屋が開店記念の「全品20％引きセール」を行うことになるが、アルバイトに来るはずの子が急に体調を崩し、人手が足りなくなってしまった。そこで、舞がパン屋でのアルバイトを志願する。

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「物は愛情を持って大切に使えば、きっとそれに応えてくれる。なぜなら、全ての物に命が宿っているから」。これは、パン職人として独り立ちして以来、20年間ずっと同じ道具を使っている咲の父親の持論だった。

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父がみのりにスケッチブックを買ってきた。どうやら絵を描く宿題のために買ってもらったらしく、みのりは嬉しそう。そんな彼女が手伝いを頼んだのは姉の咲ではなく、絵なら右に出る者のいない舞だった。

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ドロドロンが倒され、「木の泉」「火の泉」「土の泉」が3つプリキュアに奪い返された。度重なる失敗にアクダイカーンの我慢は限界に達していた。そこでついに、満と薫が打倒・プリキュアに名乗りを上げる。

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プリキュアを倒すため、自分たちが前線に立つ決意をした満と薫。だが、彼女たちの中に芽生えていた人間的な心は、その決意、すなわちダークフォールの総大将・アクダイカーンへの忠誠心に影を落としていた。

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満と薫は気づいたらアクダイカーンの手下になっていた。アクダイカーンに従うことに何の疑いも持たず、「空の泉」を監視するよう言いつけられたのだ。そんな2人だが、咲と舞と出会って笑顔を取り戻したのだった。

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せっかく仲良くなった満と薫がもういないため、咲と舞はショックを受けていた。「運命は変えられるよ」と励ましたが、咲たちは2人を守ることができなかった。そして、家族にもこれを打ち明けることができないのだ。

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健太の両親が経営している海の家「ほしのや」を手伝うことになった咲、舞、仁美、優子。健太に想いを寄せる優子は、指示される前に焼きそばを用意したり、エビをむいて下ごしらえをするなど大活躍を見せる。

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秋のリーグ戦に向けてソフトボール部が2日間の合宿に突入。咲のピッチングだけではなく、打撃陣もレベルアップするのだと部員たちはやる気満々。そんななか、チームメイトや先生が咲に隠れて何かをし始める。

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舞と一緒に浴衣で夏祭りに出かけた咲は、早くも夜店の食べ物にロックオンして興奮。夏祭りを生まれて初めて体験するムープとフープも、人間に見つかったら大ごとになるということも忘れて大はしゃぎだった。

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夏休みももう終わり。舞とのとびきりの思い出を作りたいと思っている咲は、そんなに遠くに出かけるのではなく、夏休みにしかできないような、ちょっとした冒険旅行がしたいと漠然と考えていた。

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8月31日は夏休み最終日とあって、舞の部屋では風物詩ともいえる光景が展開されていた。それは、たまりにたまった宿題の処理。咲はともかく、舞まで宿題をためていたのにはある理由があったのだ。

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前回の戦いでゴーヤーンに連れ去られたチョッピとフラッピ。夏休み最後の日にたまった宿題を片付けようとしていた咲と舞だったが、この突然の出来事にショックを受け、宿題を終わらせられずに新学期を迎えていた。

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健太がお笑いコンビの相方を探し始める。文化祭で漫才をさせてもらえることになり、コンビを組む必要に迫られたからだ。だが、つまらないダジャレしか思いつかない健太に、そう簡単に相方ができるはずはない。

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「ネバーギブアップ」はソフトボール部の合言葉。ある日、ソフトボール部の顧問で咲たちのクラスの担任・篠原先生が、コスモスの花に水をやりながら「ネバーギブアップ」と励ます姿を、舞が偶然目撃する。

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前回の戦いでミズ・シタターレを撃破し、水の泉を本来の美しい姿に戻した咲たち。これであとひとつ泉を元に戻せば世界樹が復活し、泉の郷は平和を取り戻す。そうなれば、きっと満と薫に再会できると信じていた。

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舞の自宅で「お月見会」を行うことになった。参加するのは、もちろん咲や健太たちクラスの仲良しグループ。だが、お供え物に関しての意見がまとまらない、健太は秋の味覚の代表であるサンマがいいと言うが…。

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咲の所属するソフトボール部がいよいよ明日、地区大会の決勝戦を迎える。キャプテンの泉田先輩たち3年生にとっては最後の試合になる。部員たちは一丸となって「絶対に優勝しよう」と明日の試合に意気込む。

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近づく文化祭で、テーマを表現したモニュメントを舞がデザインすることになり、咲たちも鼻高々。なぜならその作業は、美術部の3年生が行うのが伝統となっており、2年生で任されるなど前代未聞の大抜擢だったからだ。

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文化祭が始まった。咲たちのクラスの出し物はホラーハウス。モニュメントのデザインにかかりきりで手伝いに参加できなかった舞も、コンビを組んで漫才をすることになっている健太＆宮迫も、最終準備に余念がない。

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舞たちと共にドラマ撮影の見学に訪れた咲は、そこで事務所の社長にスカウトされる。ムープとフープが隠れていたバッグを落としてしまったのがきっかけだ。その様子を見た社長が、「かわいい」とひらめいたのだった。

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珍獣・ミミンガはネッシーや雪男、ツチノコのような幻の野生生物で、存在は古くから伝説として伝わっている。漫才の練習をしようとトネリコの森に入った健太と宮迫は、そのミミンガを偶然見つけてしまった。

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「舞の好きなことって何」と突然咲に聞かれ、舞は不思議そうに首を傾ける。健太たちクラスメイトも、どこか自分によそよそしい雰囲気なのだ。実は、舞の誕生日会の準備が彼女に内緒で進められていたのだった。

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キントレスキーは撃破され、アクダイカーンに奪われていた泉も全て戻った。アクダイカーンは怒り狂っているようだが、多くのピンチを乗り越えてきた咲たちは大喜び。最後の泉へと向かい、早速泉を復活させる。

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咲たちは泉を全て元に戻したが、世界樹を復活させるのに必要なフェアリーキャラフェをゴーヤーンに奪われてしまった。しかもキャラフェを悪用され、これまで倒したダークフォールの戦士たちが復活してしまう。

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絆の力のおかげで、満と薫がようやく咲や舞のもとへ戻ってきた。これで、今まで満と薫との記憶を消されていたクラスメイトやみのりも2人のことを思い出した。何もかもが元のままとなるのだった。

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咲、舞、満、薫、みのりの5人が動物園に出発。みのりのお絵かきに付き合う形で、みんなは休みを楽しむつもりなのだ。バスに乗っている時から、みのりは「どんな動物ならうまく描けるかな」とはしゃいでいた。

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今日はクリスマスイブ。「ベーカリーPANPAKAパン」もケーキの販売に忙しく、舞、満、薫に手伝ってもらうことになっていた。これが終われば今夜はパーティが待っているため、咲は気合が入るのだが…。

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満と薫はあることを決意していた。きっかけは、ミズ・シタターレとキントレスキーの最期を目の当たりにしたことにあった。精霊の力と破滅の力、そのどちらかがなくなれば、自分たちも消滅してしまうと理解していた。

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戦いが続いていた。満や薫と力を合わせ、どうにか攻撃を繰り出すプリキュア。膨大な滅びの力で、圧倒的な強さを見せるアクダイカーン。プリキュアたちはついに力を使い果たし、立っているのもやっとの状態に陥る。

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真の正体を現した最後の敵・ゴーヤーンこそアクダイカーンを生み出し、悪事の全てを裏で操っていた凶悪で強大な存在だった。咲、舞、満、薫の4人は、持てるパワーを全て駆使して倒そうとするが…。

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最後にして最強の敵・ゴーヤーンが正体を現したことで、ついに最終決戦が始まった。咲、舞、満、薫の4人は力を合わせ、この難局を切り抜けようとする。だが、ゴーヤーンの滅びの力はあまりにも強大過ぎた。

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