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海外ドラマ最新レポート Vol.795  「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のウィルマー・バルデラマ、かつての共演者と親友付き合い

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今や「NCIS ネイビー犯罪捜査班」の顔の一人となったウィルマー・バルデラマ。海外ドラマファンの中には、90年代後半から2000年代半ばまで続いたシットコム「ザット '70s ショー」のフェズ役で、ウィルマーを知った人も少なくないだろう。
その「ザット '70s ショー」がスタートした時、ウィルマーは18歳。初めてレギュラー出演した同シットコムで親友に出会えた。共演者のトファー・グレイスだ。


ウィルマーとトファーが米のポッドキャスト番組に出演、当時の思い出を明かしている。
「僕らは、初めて顔を合わせた日から最高の相性でした。本当にすぐに親友になれましたね」とトファー。二つ年上のトファーだが、ウィルマーと同じくショービジネスのキャリアは無いに等しかった。
両親と一緒に住んでいたウィルマーの家に、よくトファーは遊びに出かけたのだとか。その逆もしかり。
「トファーの家族も僕を彼らの一員のように受け入れてくれました。彼のお父さんに会うと、僕は『やあ、お父さん!』なんて挨拶していたくらいです」(ウィルマー)
二人の友情は当時の社会事情を鑑みれば、意外な組み合わせだったのかもしれない。
なにしろウィルマーは両親が中南米出身のラテン系、トファーはコネティカット州出身の白人だ。社交的なウィルマーに対し、内気なトファーは高校まで白人以外の人種や文化と交わることなく成長したのだった。
その意味でラテン系のウィルマー一家と親しくなれたことは、トファーにとって何にも代えがたい経験になったに違いない。ウィルマーもトファー一家との出会いは新鮮な驚きに満ちていた。
「コネティカットに遊びに行った時、電車にも乗ると、まるで映画の1シーンに紛れ込んだ気分になりました」(ウィルマー)
コネティカットは、ウィルマーが住んだことのある多民族が交わる大都市圏、フロリダやLAと全く違っていた。映画やTVでしか見たことのなかった白人だけの世界を目の当たりにし、大きなカルチャーショックを受けたのだ。


「NCIS ネイビー犯罪捜査班」で活躍中のウィルマー、そして映画やTVの出演が絶えないトファー。若い二人がそれぞれの文化に足を踏み入れたことは、後の人格形成に影響を与えただけでなく、現在のキャリアに何らかの貢献となっていることは間違いないだろう。



<「abcnews.com」 2025年4月27日>