3月19日に局が"「スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ」放送終了のお知らせ"として発表した通り、6月30日(火)24:00をもってスーパー!ドラマTVは放送サービスを終了する。
悲しいとかさびしいとかどう表現しても足りないほど、筆者も落胆。ちなみにこの"海外ドラマおすすめコラム"も筆者の連載は5月末予定更新の分が最後となる。
零細事業主でもある自分の帳簿を調べたら2005年夏に第1回の原稿料が振り込まれていたので、連載は21年も続いたことになる(現在のvol.の数字が少ないのは途中でリニューアルがあったから)。
しかし凹んでばかりもいられない。"海外ドラマ道"を死ぬまで進むであろう筆者は、スーパーチャンネル(旧名)&スーパー!ドラマTVの歴史を振り返って、そこで注入された"海外ドラマ魂"を今月・来月・再来月の3カ月にわたって語らせていただきたい。
まずスーパーチャンネルが開局したのは1989年9月1日だったそうだが、正直に言ってよく憶えていない。それほど未知のチャンネルだったのだ。
視聴者は電波を直接受信するのではなく一部のケーブルTV経由で視聴されていたという。
しかし、時代は動いた。1997年、スカパー!の前身がサービスを開始すると、アンテナを南向き(←大雑把)に設置すれば直接受信できるように。
だが当時筆者が住んでいたのは北向きのアパート(涙)。窓が南に向いたアパートに引っ越し、憧れの多チャンネル生活を迎えた。
テレビ誌からもお仕事をいただくようになると共に、池田憲章さん(残念ながら2022年に逝去)が司会の「海外TVシリーズ 検証ファイル」にゲストで呼ばれたことも。
続く別番組にも出演したが、当時の司会の女性は後に地上波TV局のアナウンサーになったはず(ですよね?)。
さてスーパー!ドラマTVの一番の魅力は、やはり選りすぐった海外ドラマのラインナップ。次号以降、それらを詰め込んでご紹介していこう。(続く)
【海外ドラマ評論家 池田敏 2026/3/31】
池田敏:海外ドラマ評論家。映画誌「スクリーン」などに寄稿し、TV・ラジオで出演や監修をすることも。著書は「『今』こそ見るべき海外ドラマ」(星海社新書)など。