海外ドラマ最新レポート Vol.731 　「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」クリス・オドネル、実現しなかった映画化について明かす

2025/07/25

海外ドラマ最新レポート Vol.731 　「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」クリス・オドネル、実現しなかった映画化について明かす

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米CBSの人気シリーズ「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」は、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のスピンオフとして2009年にスタート、14シーズンを経て最終回を迎えた。主演のクリス・オドネルが米エンタメサイトの取材に答え、終了後に続編となる映画案が浮上していたことを明かした。

全力でぶつかりあった日々、「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」終了後はクリスはじめLL・クール・J、ダニエラ・ルーアらキャストだけでなく、スタッフたちの心にもポッカリと穴が空いたような気持ちでいたという。
その頃勃発したハリウッドの脚本家組合、俳優組合のストライキ。撮影がストップし、自由な時間が増えたことで、クリスたちの「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」再びの思いは強まった。
描き切れなかった部分をファンに届けることはできないか、続編となるTV映画化を考えたのだ。
「ストライキの間、僕らには時間がありました。だから6週間くらいでこんな映画が製作できるんじゃないかと。良い作品になりそうだと思っていました」
企画を持ってCBSにかけあってはみたものの、答えはノー。当然といえば当然だ、ストライキで皆が仕事できないから、撮影がストップしていたのである。
「うまくいきませんでした。僕らは(『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』との)別れが本当につらかった。皆でまた働きたい気持ちでいっぱいでした」
今となってみれば、別れのセンチメンタルが突き動かした無茶なお願いだったのだろう。

とはいえ、クリスが「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」で過ごした14シーズンは、俳優としてのキャリアにかけがえのない財産となったようだ。米ABCで今秋スタートする「9-1-1: Nashville(原題)」主演が決定、クリスは消防署の署長を演じるという。
クリスの生まれはイリノイ州。「NCIS: LA 極秘潜入捜査班」では、文字通りLAをベースに仕事、そして家族との生活を満喫した。「9-1-1: Nashville(原題)」撮影のため、これからは米南東部テネシー州の大都市ナッシュビルが本拠地になる。
「『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』で14年間カレンを演じてきました。当時の仲間たちは最高のファミリーでした。今度はナッシュビルでまた新しいファミリーが生まれると期待しています」
次なる一歩を踏み出すのも俳優の仕事。新たな地ナッシュビルでも、クリスは全身全霊の活躍を誓う。

＜「hellomagazine.com」　3月21日＞

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