ニュース

海外ドラマ最新レポート Vol.255 行動力ある性格には程遠い? 「MANIFEST/マニフェスト」のメリッサ・ロクスバーグは「ネットフリックスで映画を選ぶのにも5時間かかる」  

Manifest_yr2_#26(2-10)_source-15807494c96a181228f842a4bcc9fcec1825e247master.jpg
MANIFEST/マニフェスト」が好評のメリッサ・ロクスバーグが、米エンタメサイトのインタビューに答えている。
 
壮大なスケールでスタートしたミステリー&ヒューマン・ドラマシリーズも米ではシーズン2を終え、シーズン3の更新も決まっている。謎が謎を呼んだシーズン1からシーズン2、未知なるシーズン3へ、主人公のミカエラを、メリッサはどんな気持ちで演じているのだろう。
 
「このドラマの良いところは、最終回がまるで分からないところだと思うの。何が起こるか分からないんだから、毎日仕事に来るのが楽しいわ。結末を知ってたら、仕事が嫌になるんじゃないかと思うくらいよ」
 
もちろん女優たるもの、役を演じるにあたり、脚本を自分なりに解釈し、イメージを膨らます。「そうなのよ。一話目を見返してみると『あー、こんなことやってたんだ。するべきじゃなかったわ』なんて後悔することもある。だけど、それって私たち役者には付き物なのよ」
 
ミカエラと兄のベン(ジョシュ・ダラス)は協力しあってミステリー解明に果敢に挑む。メリッサ自身も行動力ある性格なのだろうか?
 
「無理よ、無理。ネットフリックスで映画を選ぶのにも5時間かかるのに!」
 
素の性格はともかく、出演作は「ARROW/アロー」「スーパーナチュラル」など、なぜかミステリーやSF系が多い。メリッサは緊迫感ある演技が得意。架空の脅威に立ち向かう演技も、怯える演技も実に巧い。
 
「スーパークリエイティブなところに引き付けられるんでしょうね。この世に存在しない世界の話や、まるで夢の中の話みたいな、そういうものが私にとって凄く興味深いと思えるの」
 
シーズンを重ね、現場のムードも最高だとか。「この仲間は、これまで働いてきたどの現場よりも最高の人たちよ。もちろん、これまでだって、たくさんの素晴らしい人と働いてきたわ。だけど全体としてみれば、私たちは協力しあって、とても上手くやっていると思う。たとえば何か失敗したと思ったら、すぐにジョシュや、他の誰かに電話して話を聞いてもらうの」
 
「MANIFEST/マニフェスト」の毎日をエンジョイしているメリッサだが、困ったことが一つだけ。「つい最近、飛行機に乗った時、機長に『不吉だなあ、離陸するのが怖くなるよ』って言われたの!」
 
そんなジョークを飛ばされてしまうのも「MANIFEST/マニフェスト」がたくさんの視聴者に愛されている証拠。これからもその楽しみを視聴者と共に分かち合う。
 
 
<「parade.com」   8月1日>