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THE KILLING/キリングシーズン1

イントロダクション

北欧ドラマブームの火付け役となったあのドラマが、10年ぶりにスパドラに帰ってきた!
本国デンマークで当時史上最高視聴率を叩き出し、英国アカデミー賞受賞、アメリカではリメイク版も制作されるという世界的な大ヒットを記録!
少女を殺したのは一体誰か? ひとつの殺人事件を20日間=20話で描く、 デンマーク発リアルタイム・ミステリーの傑作を、貴重な二カ国語版と吹替・解説放送版の2バージョンで放送開始!!

作品解説

デンマークの首都コペンハーゲン。古い建物が整然と並ぶ中心街から少し離れるとそこはのどかな風景が広がる。静かで穏やかな郊外の運河から、少女の死体が発見される。
一人の少女の死は、家族、学校、市庁舎、そして街中に衝撃をもたらす。一体彼女は何故殺されてしまったのか。一体誰に殺されたのか。犯人を追う刑事たちの前に次々と浮上する容疑者たち。そして捜査が進むにつれ浮かび上がってくるのは、容疑者だけではない。やがて、親も知らなかった少女の秘密、腐敗した政治、そして、人間に巣食う心の闇までも明かされていくのだ。

デンマーク生まれの「THE KILLING/キリング」は、ひとつの殺人事件が解決するまでの20日間の捜査過程を全20話で描く傑作ミステリー。「THE KILLING」は2007年、放送開始直後より熱狂的に視聴者から支持され、国民の3人に一人が視聴するというデンマーク史上最高視聴率を記録。本国での放送後、本作は国外へとその人気を広めていき、2011年1月には、イギリス BBC Four が英語圏で初めて放映。英国では「MAD MEN」を超える視聴率を獲得し大ヒット、さらに英国アカデミー賞(BAFTA)最優秀国際シリーズ賞も受賞している。アメリカでは「MAD MEN」の放映局AMCが英語版「THE KILLING ~闇に眠る美少女~」としてリメイク、こちらも6部門でエミー賞にノミネートされるなど大成功を収めている。

英国アカデミー賞(BAFTA)最優秀国際シリーズ作品賞受賞 !

本作は国際エミー賞に作品賞、主演女優賞でノミネートされたほか、2011年には栄誉ある英国アカデミー賞(BAFTA)の最優秀国際シリーズ作品賞を受賞。このとき、2010年度ゴールデングローブ作品賞に輝く「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」やエミー賞作品賞受賞の「MAD MEN」、人気作「GLEE」など強豪を下しての受賞となったことからも、本作への評価の高さがうかがい知れる。BAFTAにはシーズン1での受賞に引き続き、シーズン2(2012年)でも最優秀国際シリーズ作品賞でノミネートされている。
本国デンマークでは、本作シーズン3にて、 デンマーク・アカデミー賞 Robert Awards (2013)TVシリーズ部門において、作品賞・主演女優賞(ソフィー・グローベール)・主演男優賞(ニコライ・リー・コス)・助演男優賞(オーラフ・ヨハネセン)・観客賞の主要5部門を独占受賞している。

受賞歴

 2013年 デンマーク・アカデミー賞 Robert Awards TVシリーズ主要5部門受賞
           (作品賞、主演女優[ソフィー・グローベール]、主演男優[ニコライ・リー・コス]、 助演男優[オーラフ・ヨハネセン]、観客賞)
      モンテカルロ・テレビ祭 最優秀女優賞受賞(ソフィー・グローベール)
 2012年 BAFTA 英国アカデミー賞 最優秀国際シリーズ賞ノミネート
 2011年 BAFTA 英国アカデミー賞 最優秀国際シリーズ賞受賞
       英・クライム・スリラー・アワード 受賞 (海外ドラマ作品賞、主演女優、助演女優賞)
 2008年 国際エミー賞 主演女優賞(ソフィー・グローベール)ノミネート
 2007年 国際エミー賞 ドラマ作品賞ノミネート

エミー賞ノミネート! アメリカ・リメイク版 「THE KILLING」

「MAD MEN」や「ブレイキング・バッド」を成功させている米AMC局がリメイク版として「THE KILLING~闇に眠る美少女」を2011年4月より放送。デンマークのオリジナル版にほぼ忠実なリメイクとしてシーズン1はスタートしたが、シーズン1は全13話(事件未解決)で終了し、デンマーク版のシーズン1後半にあたるシーズン2は13話制作され、全26話で事件が完結している。リメイク版も特にシーズン1は、TCA テレビ批評家協会賞・作品賞や、主演・助演女優賞・脚本賞を含む6部門でエミー賞にもノミネートされるなど、視聴者はもとより業界関係者からも注目された作品となっている。

これが本当のリアル・タイムドラマ!

一つの殺人事件が解決するまでの20日間に及ぶ捜査過程を20話で、1捜査日を1話として描いていく「THE KILLING/キリング」。真の犯人が明らかになるまでに20話を費やすわけだが、その20日の間には実に様々なことが起こる。新たな容疑者が次々と浮上し、犯人を追う刑事たちの警察内部での関係や、被害者の家族の葛藤、事件によって思わぬ進路変更を迫られる政治家など、事件に少なからず影響を受ける登場人物たちの20日間は実に波瀾万丈なのだ。それに、たった1話で事件が解決することは現実世界ではありえない。クリエーターのソーレン・スヴァイストゥルップは、たった1時間で事件を解決させてしまう流行りのTVシリーズに違和感を覚えていたそうで、事件の周辺にある悲しみや感情が描かれることなく、たった1話で事件が解決してしまう犯罪ドラマの描き方を変えたかった、それがこの作品を書くきっかけだったと話している。

犯罪ミステリー、ヒューマンドラマ、政治スリラー、すべてを楽しめる「THE KILLING/キリング」

「THE KILLING/キリング」 ではいくつものプロットが見事に紡がれ、一つの重厚なドラマを織り成している。ミステリーの醍醐味である犯人探しを最後まで楽しめる傑作ミステリーでありながら、被害者の家族の悲しみやその再生を描く人間ドラマとしても心打たれ、また、地方政治で繰り広げられる駆け引きなど政治スリラーとしてのサスペンスにはハラハラドキドキさせられる。より深く掘り下げられたキャラクター描写、そして丁寧に語られていくストーリーテリングのクオリティは「ザ・ソプラノズ」や「THE WIRE/ワイヤー」にもひけをとらない。サラの私生活(母親や息子、婚約者との関係)、市長選挙や政治の舞台裏、被害者の家族や友人の悲しみなど、事件を取り巻く人々のいくつものストーリー、そしてミステリー、ヒューマン、スリラーというジャンルまでもが絶妙なバランスで紡がれ、よりリアルで、そして力強いドラマに仕上がっているのが、この「THE KILLING/キリング」の魅力なのだ。なお、原題の“FORBRYDELSEN”は、デンマーク語で「犯罪」を意味する。

新たなヒロイン、サラ・ルンド

シングルマザー。職場ではいつも一匹狼。禁煙ガムを手放せない。口数は少なくコミュニケーションをとるのが下手。感情を表に出すことはせず、プライベートよりも仕事優先。息子からは父親と住みたいと言われたり、婚約者にもさびしい思いをさせるけれども、仕事だけはよくできる。そんな超男前なヒロインが、サラ・ルンドなのである。無造作に束ねた髪、そしていつでも着ているあのセーター。警察という男社会の中でも、ありのままの自分でいられる強さをもっている。アウトローでいながらかっこいい。そう、まさにサラ・ルンドはクリント・イーストウッドの「ダーティハリー」なのだ。撮影途中、サラ・ルンドとある人物のロマンスを盛り込むことを打診されたグローベールは猛反対したという。「サラはクリント・イーストウッドよ、イーストウッドに彼女は必要ないでしょ!!」

「THE KILLING/キリング」ファンを熱狂させるサラ・ルンドのセーター

刑事サラ・ルンドのトレードマークのセーター。彼女は白と黒の2枚を所有しているようだが、特にイギリスの視聴者が夢中になったのがこのセーターだった。いつまにか洗濯されて、破けてもすぐに元通りになる、まるで魔法のセーター?!番組で着用されているのは、デンマーク、フェロー諸島産の手編みセーター。280ユーロ(日本円で約47,000円)。番組のヒットでセーターは生産が追い付かなくなったらしい。

クリエーター: ソーレン・スヴァイストゥルップ

1968年生まれ。コペンハーゲン大学で文学を専攻した後、デンマーク国立映画学校で脚本を学ぶ。TV映画「Deadline(原題)」、TVシリーズ「Taxi(英題)」「At the Faber(英題)」の脚本を執筆。そのほか多数の映画脚本のコンサルティングをつとめながら、デンマーク国立映画学校で教鞭もとっている。2003年にはソフィー・グローベール主演で夫婦関係を描いたTVシリーズ「Nikolaj and Julie(英題)」で国際エミー賞を受賞している。

注)初回放送当時の情報となります

ストーリー

真っ暗な森の中を、少女は必死で逃げている。足がもつれて転ぶ。木の陰に息を潜めて隠れる。恐ろしさのあまり、涙が頬をつたう。どんなに走っても、懐中電灯の光は確実に追ってくる……。

デンマーク、コペンハーゲン。警察署。犯罪捜査部の刑事サラ・ルンドが署での最後の日を迎えていた。彼女は婚約者とともにスウェーデンに移住するため、コペンハーゲンを離れるのだ。後任のイエン・マイヤとの挨拶もすませ、サラは署を後にしようとした矢先、ある知らせが入る。サラはイエンを連れ、現場へ向かう。

市庁舎。まもなく開かれるコペンハーゲン市長選に沸いている。最有力候補は市議会議員のトロールス・ハートマンと現職のブレーマー市長。 経験豊富なブレーマーは何かと若手のハートマンに対しプレッシャーをかけてくる。だが、ハートマンは信頼できる選挙スタッフに囲まれ、自信に満ちている。20年来の親友である選挙参謀モーテン、そして頭脳明晰で有能なアドバイザーであり恋人のリー、この二人が公私ともにわたりハートマンを支えているのだ。地元高校での討論会にむかったハートマン。だが、ある生徒が行方不明になっていることを知らされ、捜査協力のため討論会中止を決める。

コペンハーゲン郊外で引越業を営むタイス・ビルク・ラールセン。妻ペニレと3人の子供に恵まれ、裕福ではないが、仕事も順調で幸せな生活を送っている。長女ナナも19歳となり、年頃の娘に大きな部屋を用意しようと、新築の家の購入を決めたばかり。そんな中、ナナが行方不明になっていることが発覚する。

森の中に残されていたナナ・ビルク・ラールセンのものと思われる遺留品。サラたちは、近くの運河に沈められた車を発見。引き上げられた車の中から出てきたのは、果たしてナナ・ビルク・ラールセンの遺体だった。そして、その車がハートマンの事務所が所有するものであることが判明するのだが……。
彼女を殺したのは一体誰か。彼女はなぜ殺されたのか。サラ・ルンド最後の事件捜査は、一見無関係に見える人々の関与と、彼らの真の姿、そして街の秘密をも暴いていく……。

各話あらすじ

第1話「捜査開始」/DAY 1

殺人課の刑事サラ・ルンドは、恋人のいるスウェーデンに移住を計画していた。しかしコペンハーゲンでの勤務最終日、後任であるイエン・マイヤに引継ぎをしていた時、二人のもとに不穏な知らせが入る。一方、一流政治家トロールスは、現市長であるブレーマーを相手に市長選挙に臨んでいた。世論ではトロールスの勝利が有望視されていたが、思わぬ事件に巻き込まれてしまう。捜査でタイス・ビルク・ラールセンの家を訪れたサラとイエンは、そこでタイスの愛娘ナナの行方がわからないことを知り、悪い予感がするのだが……。

脚本:トーライフ・ホッペ、ペール・ダウミッラ、ソーレン・スヴァイストゥルップ
監督:ビルヤ・ラールセン

第2話「事務所の車」/DAY 2

ナナの遺体が発見され、コペンハーゲン警察は殺人事件と断定し、最重要事件として捜査を開始。イエン・マイヤ警部は被害者の父タイスに必ず犯人を捕まえると約束する。サラはスウェーデンへの引越を延期し、引き続き捜査の指揮をとるが……。一方、市長選に立候補しているトロールスは、ナナの遺体が発見された車が自分の選挙事務所の所有だったことを知る。

脚本:ペール・ダウミッラ、トーライフ・ホッペ、ソーレン・スヴァイストゥルップ
監督:ビルヤ・ラールセン

第3話「地下室」/DAY 3

サラとイエンは、第一容疑者ジョン・リンゲを追うが、イエンの判断ミスで捜査は暗礁に乗り上げる。だがナナの通っていた高校で重要な手掛かりが発見される。一方、トロールスとアドバイザーのリーは、警察が知るはずのない情報を入手していることに気づき、事務所内の情報漏えいを疑う。娘ナナが死の直前に何をされたのか、その事実は悲しみに暮れるビルク・ラールセン夫妻にさらに追い打ちをかけるものだった。

脚本:トーライフ・ホッペ、ソーレン・スヴァイストゥルップ
監督:ビルヤ・ラールセン

第4話「疑念」/DAY 4

高校の地下にあるボイラー室の奥に、生徒たちがパーティーをした跡が残る小部屋が発見される。ドラッグに血痕、かなりの数の指紋も出てきて、生徒たちが頻繁に忍び込んでいたことが判明。サラはリンゲが地下で会ったというイエッペを取り調べるが、イエッペは「何も知らない」と言い、生体サンプルを取ろうとするサラに弁護士を要求する。

脚本:トーライフ・ホッペ
監督:ヘンリック・ルーベン・ゲンツ

第5話「高校教師」/DAY 5

イエンはオリバーを再び署に連行して見つかった映像を見せ、ナナ殺害を自供させようとしていた。一方、オリバー犯人説に納得のいかないサラは、ボイラー室を確認しに行く。一方、中央党との連立がまとまったトロールスは、そこで、ウェーバーを使って裏工作をしていたことでブレーマーに詰め寄る。

脚本:ペール・ダウミッラ、ソーレン・スヴァイストゥルップ
監督:ヘンリック・ルーベン・ゲンツ

第6話「葬儀の日」/DAY 6

ラマの家に行ったサラとイエンは、ラマの家にナナの殺人に使われたものと同型のプラスチック・バンドと、同メーカーのエーテルを発見。また、ラマには金曜日の9時半以降と、土・日のアリバイがないことから、イエンはラマを強く疑う。

脚本:ミカエル・W・ホルステン
監督:クリストファー・ニーホルム

第7話「目撃証言」/DAY 7

ナナ殺害の容疑がかかったラマにタイスが暴力を振るうのではと心配したサラは、離陸直前のスウェーデン行きの飛行機を降りる。携帯電話を追跡して、二人がフリーハウネンの倉庫へ行ったと考え捜査員を送るが……。

脚本:ペール・ダウミッラ、トーライフ・ホッペ、ソーレン・スヴァイストゥルップ
監督:クリストファー・ニーホルム

第8話「ガレージ」/DAY 8

携帯電話の通話記録から、ラマと一緒に女性を運び出したという男性ムスタファを探すため、ラマの父のモスクを訪ねたサラとイエン。レンタル業を営むガレージに捜査を入れると、マットや寝袋、血の付いた黄色いパーカーなどが出てくる。

脚本:ミカエル・W・ホルステン、ソーレン・スヴァイストゥルップ
監督:ハンス・ファビアン・ヴレンウェーバー

第9話「再出発」/DAY 9

ラマの容疑が晴れたことを知らないタイスとヴァウンは、ラマを倉庫に連れ出していた。ラマが助けたという少女レイラに電話をして話を聞こうとするが、状況が読めないレイラは電話を切ってしまう。ラマを信用できないタイスは、ナナを殺された怒りをラマにぶつけて殴りつける。なんとか居場所を突き止めたサラとイエンが途中で止めに入るが……。

脚本:トーライフ・ホッペ、ソーレン・スヴァイストゥルップ
監督:ハンス・ファビアン・ヴレンウェーバー

第10話「ドアの鍵」/DAY 10

市庁舎の駐車場に備え付けられていた監視カメラには、19時55分にナナが発見された車を運転して出ていく長身の男性の姿が映っていた。市庁舎の人間が絡んでいると見たサラが捜査を開始しようとすると、ブシャールが突然捜査済みだと言い出し、服装も合致しない警備員を洗えと指示する。

脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ、ミカエル・W・ホルステン
監督:シャーロッテ・シーリング

第11話「ファウスト」/DAY 11

自由党のアパートからはナナの血痕や毛髪が複数見つかった。夜の11時35分にこの部屋の電話から警察への通報があったことからも、ナナが最初に暴行を受けたのがこの部屋だと分かる。ナナの遺体が発見された車をあの夜トロールスが運転していたこと、さらにアパートの部屋を使っていたことを知り、サラとイエンはトロールスへ疑いの目を向ける。

脚本:トーライフ・ホッペ、ミカエル・W・ホルステン
監督:シャーロッテ・シーリング

第12話「窓際のシルエット」/DAY 12

任意同行を求められたトロールスは、ナナとのやり取りのメールに関し、誰かが自分になりすましていたと主張する。一方、トロールスの通話履歴から金曜の夜ネーデと話していたことを突き止めたサラは、ネーデを呼び出す。

ゲスト:ラ-ス・シモンセン
脚本:トーライフ・ホッペ
監督:ヘンリック・ルーベン・ゲンツ

第13話「探り合い」/DAY 13

アリバイが嘘だとばれ、トロールスは署に連行される。イエンはウェーバーを取り調べるが、ウェーバーは「トロールスは関係ない」の一点張り。一方、ペニレは記者の取材を受け、それがテレビで放映されるのだが……。

ゲスト:ラ-ス・シモンセン
脚本:ミカエル・W・ホルステン
監督:ヘンリック・ルーベン・ゲンツ

第14話「ひき逃げ犯」/DAY 14

警察がウーラブの周辺を捜査していることで容疑者からはずれたと安心していたトロールス。しかしブレーマーはそのことを黙ったままトロールスを選挙戦から降ろそうと各政党の代表を集めていた。選挙管理委員会に報告し、トロールスの候補者資格を剥奪しようというのだ。止めに入ったトロールスだったが……。

ゲスト:ヤコブ・セダーグレン
脚本:トーライフ・ホッペ
監督:ハンス・ファビアン・ヴレンウェーバー

第15話「ハートのネックレス」/DAY 15

ひき逃げに使われた白のステーションワゴンを見てひき逃げ犯の正体に気付いたサラは、真っ暗な工場跡で見失った犯人を追う。だが、不意を突かれて犯人に殴られて意識を失い、手足を縛られてしまう。

脚本:ミカエル・W・ホルステン
監督:モーテン・アールンフレッド

第16話「ビデオレター」/DAY 16

15年前に失踪したメッテの事件とナナの事件の共通点を追うサラ。ナナと同型のネックレスは失踪後に消え、自転車があったのもナナが発見された水路の近くだった。しかしブリックスはそんなサラを煙たがり、刑事バッジを取り上げてしまう。

脚本:トーライフ・ホッペ
監督:クリストファー・ニーホルム

第17話「メルクール社」/DAY 17

15年前のメッテ・ハウゲが行方不明になった事件との関連を探るサラとイエン。メッテが失踪直前に「メルクール社」の倉庫で家具を保管していたことが分かり、元経営者に会いに行く。経営者の娘に犯人像を伝え該当する従業員を覚えていないか聞くと、思い当たる人物がいると言う。それは……。

脚本:ミカエル・W・ホルステン、ソーレン・スヴァイストゥルップ
監督:クリストファー・ニーホルム

第18話「倉庫」/DAY 18

逃走したレオンを捜し自宅へ急行したサラとイエンは、レオンがベトナムに逃げる準備をしていたこと、新聞の切り抜きを壁に貼りナナの事件に対し異常な関心を持っていたことを知る。メッテの荷物から犯人につながる物が出るのでは、と考えたサラは、イエンを伴いメッテの荷物が預けられているトランクルームのある倉庫へ向かうが……。

ゲスト:キム・ボドニア、ヤコブ・セダーグレン
脚本:トーライフ・ホッペ
監督:モーテン・ケーレット

第19話「最期の言葉」/DAY 19

サラは検事局のビーロウとサヤーから事情聴取を受ける。一方トロールスは市長選を4日後に控え、最後のテレビ討論会に出席する。ブレーマーはまたも事件の話を持ち出し、トロールスの事務所が情報を隠ぺいしていた証拠を握っていると言う。

ゲスト:キム・ボドニア
脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ、ミカエル・W・ホルステン
監督:クリストファー・ニーホルム

第20話「終焉」/DAY 20

サラは、タイスの新居の地下に忍び込み、壁と床を引きはがして生体組織を見つけようとする。一方ビルク・ラールセン家では、アントンの誕生日パーティーが行われている。ヴァウンはアントンのために犬小屋を用意し、犬も手配済みなので後で取りに行こうとタイスに持ちかける。

ゲスト:キム・ボドニア
脚本:ソーレン・スヴァイストゥルップ、トーライフ・ホッペ
監督:クリストファー・ニーホルム

放送時間

    キャスト

    サラ・ルンド/Sarah Lund (声:野沢由香里)

    犯罪捜査部の刑事。再婚を控え、スウェーデンに移住するため、署を去るその日に、ナナ・ビルク・ラールセン殺人事件に遭遇。当初は捜査に乗り気ではなかったのだが……。口数は少ないが、鋭い洞察力を持ち、事件捜査には定評あり。仕事に没頭するあまり、一人息子のマークにはいつもさびしい思いをさせている。禁煙ガムを愛用、トレードマークはセーター。

    ソフィー・グローベール Sofie Gråbøl

    1968年7月30日コペンハーゲン生まれ。17歳で映画デビューして以来、舞台・映画・テレビでマルチに活躍し続けるベテラン女優。デンマークの映画賞Robert Awardは5度も受賞している。

    イエン・マイヤ/Jan Meyer (声:山野井仁)

    サラの後任としてやってきた刑事。サラとは対照的な性格で、陽気な行動派。これまで部署を転々としており、念願叶って得たポジションのため、自己アピールを怠らない。サラとは何かと衝突することも。家庭では3人の子供たちのよき父親でもある。

    ソーレン・マリン Søren Malling

    1964年2月3日、デンマーク生まれ。オーデンセ劇場のシアター・スクールにて1988年から1992年まで演劇を学ぶ。世界的な大ヒットドラマとなった「THE KILLING/キリング」でのイエン・マイヤ役で一躍有名になるまでも、舞台やテレビで活躍していた。トビアス・リンホルムの映画監督作『シージャック』、脚本を手がけたテレビシリーズ「コペンハーゲン」にも出演している。その他の出演作は『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』、ジェラルド・バトラー主演『バニシング』、ブライアン・デ・パルマ監督『ドミノ 復讐の咆哮』など。デンマークの映画批評家協会から贈られるボディル賞を2017年と2018年の2年連続で受賞しており、デンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)は過去に2度輝いている。本作でも2021年のロバート賞テレビシリーズ部門主演男優賞にノミネートされた。

    タイス・ビルク・ラールセン/Theis Birk Larsen (声:石住昭彦)

    ナナの父親。引越し会社経営。家族はもちろん、右腕であるヴァウンのことなど面倒見のよい親分肌。血気盛んな若い頃は、警察沙汰の事件を起こすギャングだったが、ペニレと出会い、ナナを授かったことをきっかけに改心。現在は家族のために新しい家を購入、そんな矢先、娘の不幸に見舞われ……。

    ペニレ・ビルク・ラールセン/Pernille Birk Larsen (声:土井美加)

    タイスの妻。若くしてナナを妊娠、両親の反対を押し切ってタイスと結婚。20年たった今でも仲良く、おしどり夫婦として周囲に知られている。タイスの仕事を手伝いながら、3人の子供を育てている。だが、一人娘ナナを失い、次第に心の均衡を失っていく。

    ヴァウン・スケアベック/Vagn Skærbæk (声:青木強)

    タイスの部下。その付き合いは長く、兄貴分であるタイスに対する忠誠心は非常に強い。ビルク・ラールセン家の子供たちからは“ヴァウンおじさん”と呼ばれ、もう一人の家族のように親しく付き合っている。学がないことを気にしており、カッとしやすい性格だが根はやさしい。

    トロールス・ハートマン/Troels Hartmann (声:木下浩之)

    コペンハーゲン市長選に立候補した若手政治家。市議会議員で教育委員会のトップとして活躍。公明正大で情熱家。2年前に妻を病で亡くし、現在は政治アドバイザーで選挙スタッフの一人であるリーと交際中。彼の選挙カーからナナ・ビルク・ラールセンの死体が発見され、本人は事件関与は否定しているが、スキャンダルになることは間違いなく……。

    ラース・ミケルセン Lars Mikkelsen

    1964年5月6日生まれ。デンマークを代表するベテラン俳優の一人で、本作トロールス・ハートマン役で注目されて以来、「SHERLOCK/シャーロック3」 チャールズ・アウグストゥス・マグヌセン役や「ハウス・オブ・カード 野望の階段」など欧米作品への出演も多く、近作にはTV「スター・ウォーズ:アソーカ」におけるスローン大提督役がある。「ハンニバル」主演のマッツ・ミケルセンは実の弟。

    作品基本情報

    原題:FORBRYDELSEN
    データ:今回シーズン1・2007年/デンマーク/二カ国語(日本語・デンマーク語)&吹替・解説放送/60分/全40話(今回シーズン1全20話)/HD作品
    製作総指揮:ピヴ・ベルントゥ
    出演:ソフィー・グローベール、ソーレン・マリン、ビャーネ・ヘンリクセン、アン・エレウノーラ・ヤーゲンセン、ニコライ・コペルニクス、ラース・ミケルセン
    日本語吹き替え:野沢由香里、山野井仁、石住昭彦、土井美加、青木強、木下浩之

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