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海外ドラマ最新レポート Vol.244  コロナ時代の新キャスティング? 「スーパーナチュラル」が縁で結婚したジャレッド・パダレッキ、新ドラマシリーズでも妻と共演

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スーパーナチュラル」でサム・ウィンチェスター役を演じるジャレッド・パダレッキは、同シリーズで共演した女優ジュヌビエーブ・コーティズと、2010年に結婚、今や三児のパパだ。
 
米国では11月に放送されるシーズン15後半の放送をもってシリーズフィナーレとなる「スーパーナチュラル」。休むことなくジャレッドは、新ドラマシリーズ「Walker(原題)」で主演、共同製作総指揮を兼ねることが決定してる。
 
この「Walker(原題)」は、かつて日本でも放送され人気のあった「炎のテキサス・レンジャー」(チャック・ノリス主演)のリメイク。オリジナル同様、リメイク版もテキサスが舞台で、撮影も同州、中でもジャレッドが家族と住むオースティンで行われるという。
 
ジャレッドにとっては職住近接となる最高の仕事だが、最高なのはそれだけではなかった。
 
ジャレッド演じる主役のコーデル・ウォーカーは妻を亡くし、二人の子供を育てるやもめ男。なんとその亡くなった妻エミリーを演じるのが、実生活の妻であるジュヌビエーブだというのだ。
 
エミリーは回想シーンのみでの登場。女性として母として、強く、寛大な女性であり、ウォーカーの理想とする、かつての西部劇的な倫理観を共有するという。
 
オースティンでの撮影に、身内のキャスティングと、ジャレッドへの忖度が過ぎるようでもあるが、これには現代ならではの事情があった。主演のジャレッドの妻をキャスティングすることで、二人のシーンにおけるソーシャルディスタンスに関しての配慮は最小限で済むからだ。
 
ウィズ・コロナの時代において、家族共演は理にかなっているのである。そうなれば、子育て世代の共働き夫婦が職住近接を願うのは当然といえるだろう。
 
ジャレッドは先ごろ「スーパーナチュラル」の撮影をカナダ・バンクーバーで終えたばかり。10月中旬からテキサス・オースティンで「Walker(原題)」の撮影をスタートさせるという。
 
 
<「deadline.com」    9月14日>